キハ35系製作記 - (1)

 いろいろ仕掛品が増えていく中、ひょんなことからキハ35系の製作も始めてしまいました。

 キハ35系自体は奈良線を走っていましたので、毎年初詣で伏見稲荷に行くときなど時折利用していた、なじみのある形式ではあります。

 そうは言うものの、なかなか積極的に作るところまではいかなかったのですが、昨年の秋、てつさんが製作されている型紙をもらったこともあり、奈良線でよく見かけたキハ35 x 3 + キハ36の4連で製作を開始することになりました。

 べーバーでの製作自体はいつも通りですが、私にとって鬼門のペーパールーフというのがやっかいなところです。とにかく焦らず、しっかりと屋根の曲げに注意して製作を進めます。


キハ35系製作記 - (1)、 (2) (3)

型紙と車体の曲げ

 てつさんからいただいた型紙はキハ35とキハ30でしたので、私の方でそれをトレースして、キハ35とキハ36用に罫書き直しました。この写真は、t0.4の車体方眼紙に印刷して、外周を切り抜いたキハ35の型紙です。

 窓抜きのタイミングですが、伊豆急の時と同じように、屋根の曲げを行う前に窓や扉の縦の部分だけは切り込みを入れておきました。

 更に型紙の裏側から、屋根の肩の部分に1mm毎にカッターで筋を入れ、屋根を曲げやすくしておきます。

 写真はこのようにカッターを入れた型紙を裏から見たところです。

 上の様に細工した車体は窓を完全に抜かないまま曲げ、治具にはめて、十分に曲げ癖をつけるため、数日間写真のような状態で放置しておきました。

窓抜き

 時折治具からはずして、型にしっかりと曲げ癖をつけながら2-3日おいたあと、窓抜きを行いました。

 窓抜きの際には、せっかくつけた曲げ癖をとらないよう、写真のように机の端の部分を利用して、車体を曲げたまま窓を抜きました。

 窓抜きを済ませた車体はこのような感じです。

 車体を妻板をつけて箱にする前に、内張をつけます。

 内張はt0.5の車体方眼紙に罫書いて、写真のように切り出します。客用扉の窓の部分は、外板に貼り付けてから抜くことにしますので、まだ抜いていません。

 内張は車体の下辺よりも大きめに切り出し、スプレー糊で外板に貼り付けました。

 内張の下辺を外板にあわせて切りそろえ、客用扉の窓の部分も抜いたところです。

2009.2.14

妻板

 妻板もt0.4の用紙に印刷したものから、写真のように切り出しました。

 この状態で、表面にサフェを吹き、簡単に下地を整えておきます。

 簡単に下地を整えた妻板を貼り合わせたところです。

箱組と補強

 妻板を内張を張った車体に瞬間接着剤でつけ、とりあえず箱にしたところです。

 屋根の裏にt0.5の車体方眼紙を木工ボンドで貼り、屋根の補強とします。

 屋根の肩のところには、エポキシ接着剤を流して補強するとともに、あとで肩にペーパーがけをしても穴が開かないようにします。

 屋根の肩にエポキシ接着剤を流してすぐに、3x3の檜材を長手方向に貼り、強度を持たせます。

 運転席の方向幕の部分は、あらかじめ切り欠いておきます。

 更に車体幅方向にも3x3の角材で3箇所補強を入れれば、屋根の方はかなりしっかりしてきます。

 車体の裾の方は、動力を入れる方は上のように4x4のアングルを補強とし、トレーラーの方は3x3の檜材を補強にし、それぞれ車体の裾から3mmのところに取り付けました。

 アングルは車体に取り付ける前に、床板をねじ止めする穴を3箇所あけて、タップをたてておき、車体とはゴム系接着剤で取り付けました。

 また運転席側は、アングル材、檜材ともテールライトケースと干渉しないよう、一部を切り欠いておきます。

 妻板の方にも横方向に3x3の檜材を補強として接着しておきました。また車体の中央付近にも3x3の角材で幅方向の補強を入れれば、一通りの補強は完了で、これからサフェを吹いては研磨し、下地を仕上げる作業に入ります。

2009.2.21

つづく

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