ペーパー製キハ40-100番代 レストア

 このキハ40-100番代は、学生時代にクラブでペーパー車輌の競作を行った際に、クラブの先輩がいさみやのペーパーキットを組んだものですが、その後、半完成のまま私が譲り受けずっと寝かしておいたものです。

 2007年春の花月園のお題が「気動車大集合」ですので、短時間で簡単に形になりそうなものということで引っ張り出して、一ヶ月ほどで何とか仕上げとしました。


加工前

 譲り受けた状態は写真のような感じで、客室の窓セルは入っていますが、ドアや運転室のところは窓セルがありません。

 少し拡大するとこのような感じです。

 前面も手すりなどは付いていますが、テールライトやタイホンの部分は特に何もされていません。塗装もよく見ると、下地仕上げが少し粗いところもあります。

 塗装もできているので簡単に完成させるなら、運転台などの窓セルを入れればよいだけですが、もう少し下地を整えて、前面のテールライトなどのハーツをつけたうえで再塗装することにします。

下地仕上げ

 まずは客室部の窓をはがします。

 続いて側面を耐水ペーパーで研磨し、少し下地を整え、表面の凸凹を無くします。ざっと研磨したところで、写真のように下地のサフェが見えてきた部分もあります。

 下地をある程度研磨したところで、サフェを吹き、下地の状態を確認します。

 ちょっと研磨のやりすぎでペーパーが毛羽立ったところなども数カ所出ましたが、研磨とサフェ吹きを3回ほど繰り返したところで、ほぼ下地の平坦性は問題を感じないところまで来ました。

2007.4.14

 ちょっと写真がピンぼけですが、正面には天賞堂の新型テールライトとエコーの耐寒型のタイフォンをつけました。

 側面では縦樋の継ぎ目の部分とΦ0.4mmの真鍮線で作った乗務員扉の手すりを追加し、これらの取り付け後、車体全体にプライマー代わりにプラサフを吹いて下地を整えています。

 実際にはまだ車体がひずんでいるところなどもありますが、そこまで修正すると大事になりそうなので、基本構造はオリジナルのままということにして今回はこれで下地完成とします。

塗装

 車体の塗装を行い、簡単にレタリングを入れたところです。

 今回はまず屋根のグレーをエアブラシで塗ってから、屋根をマスキングして車体にGMの缶スプレーの朱色5号を吹きました。

 朱色を吹いた後、屋根のマスキングはそのままで、くろま屋の気動車用のインレタで側面と正面の車番のみ入れ、半艶のトップコートを吹いてインレタを固定しました。

 全体にディテールはあっさりとしていますが、正面のテールライトなどをつけた分だけ、最初に比べ少し締まった感じになったと思います。

2007.4.21

窓入れ

 塗装が終わったところで、運転室や扉のHゴムの部分にアクリル塗料の明灰白色を烏口で入れました。

 Hゴムが乾燥後、客室部には最初にはずしたサッシの印刷された窓をゴム系接着剤でつけました。

 前面の運転台の窓は、いさみやで購入した「曲げても白くならない窓セル」を使用しています。文字通り160°位に一気に曲げても白くならないので、温める必要もなく便利です。

 まだ方向幕や運転台の縦桟は入っていませんが、ヘッドライトのレンズだけ入れて花月園での試運転をすませました。

2007.5.3

完成

 前面窓の縦桟は、t0.5のペーパーで適当に作りフラットアルミに塗ったのちエポキシ接着剤で取り付けましたが、少し線が太かったようです。

 そのほか前面のスカートのところにはエコーのジャンパー栓受(床下用/2連閉タイプ)を取り付けています。

 前面の行き先表示は、とりあえず白色の紙をつけて完成としました。

2007.5.12


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