LED常点灯回路(室内灯など)

 前照灯・尾灯の次は室内灯など、進行方向に関係なく点灯させる場合です。

 通常の電球を用いる場合には、単に左右の線路から集電して電球に流せばよいのですが、LEDを用いる場合には極性があり、LEDに流す電流の向きが決まっているので少し工夫がいります。

 ただLEDは一般的な電球よりは消費電流が小さいので、室内灯など数がいる場合には必要な電流を節約できるため、パワーパックの消費電流も小さくてすむので効果的です。

常点灯回路

 室内灯などの常点灯回路にLEDを用いる際の基本的な回路は、下記のようなものになります。

 線路から集電した電流はまずブリッジダイオードで整流して、直流電圧が出るようにします。そのあとはLEDと電流制限用の抵抗あるいは定電流ダイオード(CRD)を直列につないだものを、必要な数だけ並列に入れればOKです。

 回路図にはちらつき防止用の電解コンデンサを入れるようにしていますが、このコンデンサは別になくても問題ありません。

LED常点灯回路(大容量電気二重層コンデンサ入り)

 キヤ191系でサーチライトと室内灯のLED点灯に用いた回路は、上の回路の応用で、以前、花月園の運転会で阪S氏より教えて頂いたものそのままですが、下記のようなものです。1Fの電気二重層コンデンサを用いることで、線路から車両をはずしても数分程度はLEDを点灯させ続けることができます。

 電気二重層コンデンサを用いる場合には、その耐圧が5.5V程度しかないため、ブリッジダイオードで整流した後、3端子レギュレータを用いて出力として5Vの定電圧を出すようにし、その直後に電気二重層コンデンサをいれます。3端子レギュレータとしては5V (max100mA)の定電圧が出せるPC78L05を使用しています。

 この電気二重層コンデンサのあとに、電流を制限しLEDを保護するためのCRDあるいは抵抗とLEDを直列に入れれば、基本的な点灯回路は完成です。このLEDとCRD(または抵抗)は3端子レギュレータの電流限界である100mAを超えない範囲なら、必要な数だけ並列に入れて問題ありません。

 前照灯・尾灯とこの常点灯回路を用いる際には、線路から集電した電流をブリッジダイオードに入れる前に共通で用いればOKです。たとえばキヤ191で使用したのは下記のような回路になります。もちろん前照灯と尾灯の配線は、進行方向右側のレールに+の電圧がかかるときに前照灯のLEDがつくようにします。


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