走りこみ・・・04年4月30日(金)晴れなれど肌寒し。
ここ1ヶ月、20kmを越える長距離のLSDトレーニングをしていなかったので、昨日、夕方に16:30頃から20kmの走り込みをした。

いつものように、水と氷をボトルに詰めこんで自宅をスタート。5分/kmのイーブンペースで距離を刻んでいく。私にとって、5分/kmは速くもなく遅くもなく丁度良いペースである、心拍は140くらいであろうか?5kmを24分30秒ぐらいでラップ、登攀路に入っていく。行きはジワジワ登りが続き8kmを40分でラップ、ここらまではまだ5分/kmをキープ。次に急坂を下り、10km折り返しに差し掛かる。ここで50分くらい、まだまだ大丈夫。

さてここからが、胸突き八丁。行きはヨイヨイ帰りがコワイ、行きの心地よい下りは、帰りには次第にキバを向いてくる。リズム良く呼吸をしなければ、気持ちが切れてしまう。そうだこんな時は歌を歌おう、そうすれば、リズムも崩れない。
『せ〜んろはつづく〜よ〜、ど〜こまでもぉ〜♪』・・・なんだか永遠にしんどさが続きそうな気がしてきた。気分も滅入ってきた、選曲ミスである。次に去来したのが『かぜのなかのス〜バル〜』中島みゆきの『地上の星』である。余計に気が滅入ってきた。そんなこんなで、一番キツイ登り坂にさしかかる。呼吸のリズムと脚の運びがシンクロし気が付くと『ハトポッポ』を口ずさんでいた。
こんな時は、単純な唄が一番だろう。そう思いながらも、ここでペースは緩めることはできない。ここの5分が辛抱である。
『残酷マラソン』の実際は、もっと苦しい坂だと思うのだが、走った事がないので想像できない。
そうこうしているうちに、登りきり一口だけ、ボトルの水を口に流し込む。
ウマイ!この瞬間が、とてもゼイタクである。
ここまでくると自宅まであと6kmなので、やっと一息つけそうであるがそろそろ脚が疲れてきた。上がらなくなってきている。
結局19km地点で、1時間41分 自宅(20km)に着くと1時間47分であった。
風呂に入って、筋肉をほぐす。久しぶりの心地よい疲労感が堪らない。
たまの長距離トレーニングもいいもんだ。

衝動買い・・・04年4月29日(木)快晴
今日から、休みである。いくつになっても休みは嬉しいもので、こんな日に限っていつもより早く目が覚める。(4時に目が覚めた!)
ゆうすけがいたころは、この時間帯が、私の就寝時間であった。
 寝る前にもう一度、ゆうすけのバイタル(体温、SpO2、脈拍)チェックとフトンの内部温度のチェック、呼吸器の加湿器の水量及びホースに溜まっている水の排水、室温と湿度チェック、ゆうすけが寒くはないか?暑くはないか?どこか痛いところはないか?ゆうすけから返ってくるほんの少しの反応を読み取りながら、色々と思いを巡らし横になる。そして3時間後には起床。・・慣れてしまえば、どうということはないのだが、その頃と生活サイクルが変わった自分に気付き、複雑な気持ちになった。

今日はいい天気。(洗濯日和じゃん♪)子供たちはおじいちゃん、おばあちゃんとお出かけ、久しぶりに妻と二人で出かけることにした。
どこに行くあてもないが、農協(JA)の健康体験教室にある、『生体電流なんとか・・』に行く。なんでも、9000V以上の静電気だと思うが身体にかけて、血流をよくするとか・・・ナルホド、座ってしばらくすると手のひらに汗をかいてきた。気分がリフレッシュしたような気がしたので、ヨシとしよう。
続いてチラシにあった和食のお店に行く事にした。実は弁当の仕出しもやっているとの触れ込みだったので、来年のゆうすけの法事の弁当の味見も兼ねていた。ほどなく目的地に着き、お店に入った。お昼の時間帯を避けたので、混雑している様子はない。
しかし、しかし・・・である、実はここからストレスが溜まっていったのである。
まず、お茶が出てこなかった。『あれ?』と思ったのであるが、お店に入ってから10分も経過していたので、さすがにお店の人に『お品書きありますか?』と尋ねて、お茶が出てきた始末。イヤな予感がし、この店にきたことを後悔し始めた。
いちおう、ランチセット(天婦羅、かわりごはん、お刺身、お吸い物・・・1500円也)を二つ頼んだ。
しかし、予想は見事に的中した。付き出しがでてくるまでに20分、ごはんがでてくるまでにさらに10分、刺身もあとから、天婦羅もあとから出てきた。頼んだ品が出揃うまでに60分もかかった。この間イライラのしっぱなし、さきほどの農協でのリラクゼーションが台無しである。京都のチョー高級一品料理屋じゃないんだし、しかも味ももう一つ・・これではお金がもったいない。

時計を見ると15時前、今度は電機量販店にお釜(炊飯器)を買いに行った。炊飯器は予定していた買い物であったのだが、さきほどの食い物のウラミの反動であろう、DVD+HD(120時間録画)のレコーダーを買ってしまった。
ほとんど衝動買いで、高い昼飯代になってしまった。

連休前・・・04年4月27日(火)雨
朝から、風をともなう大雨である。しかも4時ごろに、窓ガラスをたたく雨の音で目が覚めたくらいである。
よって朝のジョグは中止した。
連休まであと2日。昔から『好事、魔多し』の通り、得意からクレーム連絡がテンコ盛りで入ってくる。
連休は連休で、来月の『市島・三ツ塚マラソン』の調整で余念がないのだが、この調子だと休日返上か?
せっかくの連休なのに気が重い。

ところで、6月6日の『たたらぎダム湖マラソン』と6月13日の『美方町・残酷マラソン』を申し込んでしまった。本当に2週も連続で走れるだろうか?まぁ〜なんとかなるか?

追い込み・・・04年4月25日(日)晴れ
この一週間、忙しく走る暇がなかったので今日は、16.5kmを自分なりに追い込んでみる事にした。
その前に、長女と一緒にジョグをしたのだが、少し動くとあっちが痛い、こっちが痛いと出来ない理由ばかりを並べ立てる我が子に『コノヤロウ!』と思いつつ、運動嫌いの長女に運動することの必要性やら、楽しさを伝えようとした。
彼女がその事を理解をしてくれるのは、一体いつのことであろうか?複雑なチチの気持ちであった。

ジョギング(2km)が完了し、ボトルに水を入れ再来月の『美方町残酷マラソン』にターゲットを置いた練習をする。
『美方町残酷マラソン』 標高差700m、コース24kmである。しかも時期は6月13日で、いかに高原とはいえ完全に梅雨入りし湿度が高く、体力的にはかなりキツイはずである。
40歳を目前した私に完走なんてできるのであろうか?はなはだ不安ではあるが、『挑戦し続ける』『絶対にあきらめない』という言葉には出さないが、子供達にはなんとか伝えたいと思う。

そんなこんなで、本番の時間帯を想定しを自宅を出た。10時を回っているとさすがに太陽の高度が高く、ジリジリと強い紫外線が身体にストレスを与える。5kmを24分50秒でラップし、ちょっとした登攀坂に入っていく。
登攀路はかなりきつい。ペース維持をするとさらにキツク感じる。しかし本番ではこの登攀路が延々12kmも続くのである、ゾっとする。
10kmのラップは52分そこそこ、坂道を考慮するとそこそこのラップタイムである。しかし照りつける太陽は全く容赦がない。木陰や日陰が少なくまだまだアップダウンが続く。本番では暑さ対策、脱水対策が必要であろう。
最後の給水をし(勿論走りながらであるが)、なんとかラスト5kmを追い込んで踏ん張る。そろそろ体内グリコーゲンが枯渇するころである。
さらにラスト1kmをギリギリまで追い込む。ここは根性・根性・ど根性である。
でも近所になると、必死の形相になり汗まみれで追い込むと姿はさすがに恥ずかしいものがある。(一度女子高生から『キモイ』と言われた経験がある。腹が立ったので、カガミで自分の顔を見て言え!と言いたかったが、オヤジ狩りにあってもツマらんのでやめた。)早朝ならば、誰もいないのであるが、昼ひなかはさすがに・・・
でも追い込んだ結果、1時間30分をなんとか切れるまでになった。
もう、バテバテである。もう少しスマートな追い込みをしないとね。体重も落とそうっと。

ロードバイク・・・04年4月18日(日)晴れ
今日、自転車屋さんに行って来た。(サイクルショップTOMATOさん)
それというのも走り始めてからというもの、いつの頃からかトライアスロンに出てみたいという気持ちが出てきたからだ。
トライアスロンとは、『スイム』『バイク』『ラン』の三種競技のことで、鉄人レース(アイアンマンレース)の方が通りが良いであろうか? 
競技距離も実にさまざまであるが、例えば宮古島トライアスロンは最強のクラスに位置し『スイム:3km、バイク(自転車):190km ラン:42.195km』を、8時間30分くらいでゴールする。人間離れしている、まさに鉄人である。
てなわけで、ロードバイクが欲しくなり、専門の本やらを買い込んでいたのだが実車を見た方が早いか?と思い、地図を片手に行ったわけである。

お店につくと、店長さんとメカニカルスタッフの2人だけであったが、お二人とも自転車に対する情熱も熱く、アドバイスがとても的確ですぐに意気投合し、心拍トレーニングの必要性やサプリメントの補給のタイミング、果ては栄養学までと、幅の広い知識をもっておられ、とても勉強になった。
また、フレームにゆうすけの名前をどうしても入れたかったので、それを第一条件でメーカーの選定をしていただいた。

こ一時間ほど、おじゃましたであろうか?ふと目に留まったものがあった。
『Polarの保冷ボトル』である。
約700mlの容量であるが、容器がアルミと空気のサンドイッチ構造となっており、冷たい水が長時間保てる構造になっている。夏のトレーニングのとき、給水に役に立ちそうであった。

早速、帰宅し16.5kmのタイムトライアルにチャレンジしたが、やはり大きさが大きい為、いつも使うボトルポーチに高さが収まりきらず、水を満杯に入れるとポーチの重心バランスが高目めになって崩れるのであろう、走るたびにボトルポーチが上下し、走りにくかった。

ただ、5kmごとの給水のタイミングでは、いつもよりはるかに冷たい水だったので気持ちが良かった。また、半分以上水量が減ると、走っていても上下動がなくなり、軽快な走りが出来た。
今後のレースの目玉である、6月の『美方町残酷マラソン』に持っていけそうである。

しかし、ある程度予想はしていたが、バイクは高いのね。f(^_^;)

第32回みかづきマラソン・・・04年4月11日(日)晴れ
今日は『みかづきマラソン』の日である。通常、フルマラソンに常に出場するようなランナーは、これからは暑くなる季節なのでいわゆる『シーズン・オフ』なのであるが、暑いのが好きな私はこれからがシーズン・インの感がある。
5時半に起床し、支度を整えていく。今回から家族連れである。(次男はおばあちゃんの家にお泊り)
妻と長女(小6)と姪っ子を連れ出し、7時半過ぎに出発した。

会場となる、三日月町まで車で40分ほどである。小高い丘の上にスタートとゴールの『三日月中学校』があり、ほどなく受付を済ませる。3回目ともなると要領を心得ており、体育館に入るとすでにMさん、O君、Iさんがナンバーカードをシャツに留め、談笑していた。
よく考えると、私がレースを走り始めたキッカケはこのIさんに誘われ、初めての大会がこの『みかづきマラソン』である。全く走りこみもしないで、いきなりハーフ(21.0975km)を走り、一週間ほど筋肉痛に見舞われたのを思い出す。

ちなみにこのIさん、各地のウルトラマラソン(100km〜130km)の常連で、シーズンは月に3回もフルマラソンに出場し、挙句の果ては24hリレーマラソン(しかも一人で・・アンタ、それリレーとちゃうやん)に出場する御仁である。・・・完全に壊れている。
Mさんも、このあいだの雪がよこなぐりの『篠山マラソン』に初出場し、3時間30分台で走リきってしまった。 O君は、足にオモリをつけて20kmをLSDトレーニングしている。私の周囲はナゼこんな『変なヒト達』が多いのだろうか?と考えてしまった。

今回、3人はハーフで私は10kmの部である。スタートはハーフが9時30分、10kmは10時30分である。さきに3人を見送り、ゆっくりとストレッチに入る。
コースは比較的フラットなコース設定なので、記録が狙いやすく、給水ポイントも数個所あり、脱水の心配もなく初心者でも安心して走れる。(最後ののぼりはキツイが・・・)
ほかに、ファミリーの部やら歩こうの部小学生の部もあり、走らなくても家族連れできても充分に楽しめる。

さてさてそうこうするうち、スタートの時間が来て召集された。スタートまでのこの緊張感がたまらない!
スタートをしてからは、景色を見ながら(このころはまだ余裕がある)、学校の運動場を3/4周したのち下り坂(約2km)でタイムを稼ぐ。最初の1kmは4分20秒、2kmは8分50秒で通過した。いつもは5分/kmでラップしているので、私にとってはかなりのハイペースである。 しかしスタートして10分も経つと、ペースがつかめ出し、『マイペース』で走る事ができてきた。ここで何人か抜いていく。
5kmをラップしたときは、24分30秒くらいで、これだったら50分切るかも?と淡い期待をする。
この頃になると、前半のハイペースがボディブローのように効いてきだし、何人ものランナーに抜かれていく。ここで根性を見せて食い下がっていくと、実は最後の上りが非常にキツイので、自重し呼吸を落ち着け、体力を温存していく作戦にした。

ラスト2kmの看板が見えてきた。ここまでで39分30秒くらい。5分/kmを切っている。
ここから、1kmは緩やかな登り、残り1kmが割と急な登りである。ここで一気にムチを入れ追い込んでいきたいのだが、いかんせん脚が上がらなくなってきた。普段のトレーニング不足が祟っておりなんとも情けない限りである。一気にペースが落ちていくのが判るのだが、身体が言う事をきかない。
そして、最後の最後で登攀(?)すべき壁がありモガキをいれて、2人ほど抜くと、先にゴールしていたハーフの3人からさらにゲキが飛んできた。
ホウホウの態でゴールすると、50分こそ切れなかったが、去年より1分20秒程度短縮しており、まずまずの結果に満足であった。

ゴール直後にサンテレビの取材を受け、思い出に残るレースでもあった。来年も出ようっと。
来月は、『市島町三ツ塚マラソン』が控えている。

ゆうすけの誕生日・・・04年4月9日(金)晴れ
今日は、ゆうすけの10歳の誕生日である。つまらん仕事を終わらせ、とっとと帰宅する。
家に帰ると、妻がゆうすけのためにとケーキとお頭つきのタイを焼いていた。ケーキに10本のキャンドルを灯し、長女がゆうすけの代わりに吹き消す。
10歳といえば小学4年生である。普通に生きていれば、どんな10歳になるはずだったのだろう? そろそろスポーツにも興味を示し、きっと生意気な10歳になったんだろうと思う。

今度の日曜日(11日)は『みかづきマラソン』である。自己ベストを狙えるであろうか?
ゆうすけも連れて行こう。

阪神3連勝・・・04年4月4日(日)雨のち晴れ結構冷える
昨日より、妻、長女、次男・・・つまり私以外お出かけである、それもディズニーランドにお出かけである。
妻の高校時代の友人4人とその家族ご一行様なので、おばはんパワー炸裂といったところであろう、想像するだけでも恐ろしい。
かくいう私も、先日、隣保(りんぽう:要約すると地区の意)にご不幸があり、色々と走り回っていたのだが、土曜日の午後からは無法地帯である。
ゆうすけと二人で、ビール片手に阪神−巨人戦を食い入るように、TV観戦する。
今日は、開幕3連戦である、ひと通り家事を片付け、TVを高校野球からチャンネルを変えるといきなり8−1で阪神リードの映像が飛び込んできた、拍手喝采である。
私は、いわゆる『アンチ巨人』である。小さい時はご多分に漏れず、巨人ファンだったのであるが、勝つために金にモノをいわせた選手獲得に嫌気がさし、巨人がキライになっていた。挙句の果てには勝てない。
勝って当たり前のチームに、巨人のスター選手の半分もない年棒の選手の集まりの阪神が、今日も勝った。今日もビールがウマイ、ときたもんだ。
今日、走ろうかと思っていたら、いきなりの雨に断念せざるを得なかった。明日は走れるだろうか?