ゆうすけが発症した頃、希望なんてカケラもない
絶望的な毎日を過ごしていたとき、
巡り合えた詩です。

くじけそうになった時、
何度も何度も読み返しました。

ゆうすけが生まれてきてくれたことを
神に感謝しました。
私は、敬虔なクリスチャンでも、
熱心な仏教徒でもありませんが、
ゆうすけが発症するまで、
仕事一辺倒だった私が、
父親に戻るきっかけになった詩でもあります。

・・・ゆうすけが天国に行ってからというもの
自分を見失うくらいに
止まる事を考えずに
ガムシャラに毎日を過ごしてきました。

今、あらためて読み返してみると、
なんだかほっとします。

天国の特別な子供 Edena Massimilla 作(大江祐子 訳)

会議が開かれました。
地球からはるか遠くで
”また次の赤ちゃん誕生の時間ですよ”

天においでになる神様に向かって 天使たちは言いました。

”この子は特別の赤ちゃんで たくさんの愛情が必要でしょう。
この子の成長は とてもゆっくりに見えるかもしれません。
もしかして 一人前になれないかもしれません。
だから この子は下界で出会う人々に
とくに気をつけてもらわなければならないのです。
もしかしてこの子の思うことは 中々わかってもらえないかもしれません。
何をやっても うまくいかないかもしれません。
ですから私たちは この子がどこに生まれるか 注意深く選ばなければならないのです。
この子の生涯が しあわせなものとなるように
どうぞ神様 この子のためにすばらしい両親を さがしてあげて下さい。
神様のために 特別な任務をひきうけてくれるような両親を。

その二人は すぐに気がつかないかもしれません。
彼ら二人が自分たちに求められている特別な役割を。

けれども 天から授けられたこの子によって
ますます強い信仰と 豊かな愛をいだくようになることでしょう。
やがて二人は 自分たちに与えられた特別の神の思召しをさとるようになるでしょう。

神からおくられたこの子を育てることによって。
柔和でおだやかなこのとうとい授かりものこそ
天から授かった特別な子どもなのです”