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#姫踊子草(かな)配列はここにはありませんこ ちら(@wikipedia)をどうぞ

【トップページへ飛んでみる…】
NICOLAから飛鳥カナ配列への移行記録。

注意事項。

 これから飛鳥を習得しようとされる方は、この移行記録に沿った練習方法を真似しない でください(確実に無駄が多いですので)。
 練習方法がいくつか公開されていますので、選ぶなり組み合わせるなりしてご使用いただく方がよいと思います。
 この記録は、上記メソッドが出来る前の話ですので、読み物としてのみご覧頂くようお 願いいたします。


 この記録(orメモ)は、私が現時点でこの入力方式を使い感じている事をそのまま記した物です。
 この記録に関する全ての記述については、ねつ造などの恣意的な間違いはなく、また私自身が感じたままの主観的な記録でしかありません。
 また、このページは「NICOLAがまともに使える人はうらやましいよな…」という気持ちで書いているのであって*、 決してNICOLA使いの人に対してケンカを売っているわけではありません…。
 (*:携帯電話用のNICOLA配列ハードウエアキーボードが出たときはそれなりに悔しかったのです…)


 また、飛鳥配列のキー配置順を母音(*)ごとに分けて、必要な文字キーを比較的簡単に探せるようにした「飛鳥配列」用の五十音シート+配列設定ファイル(姫踊子草+もや 指)という物を作成済みですので、もしよろしければご利用ください。
 
*) あ段 (母音a) い段 (母音i) う段 (母音u) え段 (母音e) お段 (母音o)と、 記号の6つのグループに分けています。


 なお、「親指シフト式入力は面白そうだと思ってはいるが、いきなり飛鳥配列に挑む のはちょっとなぁ…」と思っていらっしゃる方(および、かつて飛鳥配列に挑み挫折した経験をお持ちの方)のために、かな文字を五十音近似に 並べ替えなおした「親指シフトまたは中指シフト練習用配列の五 十音順配列「楓 配列(か えではいれつ)」 というものを用意しています。
 楓配列を用いて「親指シフト式入力方法のテンポを掴んでから」飛鳥配列に挑戦すると、より楽に飛鳥配列へ移行できるかもしれません。
 (楓配列には、飛鳥配列の学習を大きく阻害する要素はなく、むしろ親指シフトの操作感習得と、飛鳥配列の習得とを分離して段階的に習得するために役立つ はずです)



 …とゆーたいそうなタイトルを付けた割に、私は今(2004/02/11)現在、全然まったく飛鳥配列でのタッチタイプが出来ません。
 #ってこれはAZIK→NICOLAでの冒頭とまるで同じだな(苦笑)

 NICOLA配列(…古くは純正親指シフト配列に遡るよな…)の持つ「親指シフトキー」のメリットは非常に大きかったものの、こと入力の感触を大きく左 右する「い」「う」「ん」「っ」「ょ」「ー」の打ち心地が(AZIKと比べても)とにかく悪く、
  「これならAZIKを捨ててまで移行する意味はあったのか…?」
と感じることが意外と多く、移行開始から3ヶ月強経った現時点では
  「とりあえず親指シフトキーの練習が出来たから良いか。」
と割り切るコトでしか納得できない状態に陥っています…
 #親指シフト方式自体が「素晴らしいアイディアであったからこそ」多くの派生配列が出現しているのであって、私自身もそ の点について否定する気はありません。

 但し、今から移行するとしても「親指シフトキーによる同時シフト方式」はやはり使いたいので、
  「親指シフト式であって、なおかつ小指に負担を強いないキー配置となっている」
配列を探し、結果として
  「今ある中では…飛鳥配列が(まるで真っ当ではないが)唯一の選択肢に見えた」
ので、とりあえず飛鳥配列へと移行してみることにしました。

 そこでさっそく、かつて作った「NICOLA(親指シフト)用五 十音シート」を書き換えて「飛 鳥配列用の五十音シート」 を作ってみた次第です。

 #ちょうど姫踊子草(シェアウエア)自前の親指50音配列「KISS配 列」を試用するためにとユーザ登録したところで、しかもこれが「親指シフトを押しっぱなし でシフト面を連続入力できる(NICOLAではこれが出来ても何の役にも立たない)」とゆー機能を実装して 1年弱が経過していたとゆーコトも(配列選定時に多少は)影響していたのかもしれません。

 #前出の「まるで真っ当ではない」というコトバは、飛鳥配列を始めて見た時の感想です。というか、webpageを印刷 して数日じっくりと読んだ後でも全くピンときませんでした。もっとも、上記の五十音シートを作って、これを眺めてみると「おお、素晴らしく連続シフトに依 存してるよ。しかも運指範囲はすごく綺麗だし…なるほどぉ。」と納得できる点が多く、怖いくらいの見通しの良さにちょっと(いや、かなり)感動してしまっ たわけですが。

2004/02/11


飛鳥配列をよ~く噛み砕いてみる。

 ええと…のっけからでっかい表でアレですが、とりあえずNICOLAの時と同様に母音順で分けて表にしてみました。
 この表は謎DLに 放置している「飛 鳥配列」用 の五十音シート(利用するにはOpenOffice.org[利用/再頒布自由]が必要)をJPEG形式に変換したもので す。
 
「飛 鳥配列」用の五十音 シートは、紙に印刷する・壁紙に加工する・使いやすくなるように修正する・etc....などしてご自由にお 使いいただけます。

 #添え字が下矢印ならば同手親指シフトを・横矢印ならば異手親指シフトを押しながら文字キーを叩きます。
 #【注意】(2005/01/18書換)このシートは「21世紀-290版」準 拠です。改番号を予めご確認ください。
aska_21c290_roman.png
 「い」は[K]、「う」は[D]、「ん」は[J]、「っ」は[M]、「ー」は[W]、「ょ」は[ , ]キーが割り当てられていて、しっかり一等地(?)に収まっています。
 #「い」「う」はNICOLAを、「ん」「っ」「ょ」「ー」はAZIK拡張を使った ことのある人にとって、それぞれ重要な文字かと。(-2004/03/31)


 とりあえず、今日入力しなければならない分の仕事は全部終わったので、いったん親指ひゅんQ(なぜかウチの環境では定義ファイルの差し替えがうまくできない ので…)を取り外して、KISS配列専用にしていた姫踊子草飛鳥配列との併用にしてみました。

2004/02/11


あれっ?21世紀-207版の定義がないよ…

 姫踊子草に21世紀-207版の配列がまだ用意されていないようなので、旧版を弄って作ってみました(短命に 終わることが確実なので、とりあえず「飛鳥配列」用の五十音シー トアーカイブに突っ込んでいます)。

2004/02/13


五十音シートを見ながら叩いてみた。

 とりあえずは
  「文字を探している間中はシフトキーの状態を維持する」
癖を付けると、比較的簡単に幸せになれそうです。

 1文字打ったらすぐに親指を離すのではなく、次の文字を見て「シフトが異なっていた場合にのみ親指 を離す」わけです。
 言葉を換えて言えば「一度押した親指シフトキーは、特に必要がない限りは離さない(押しっぱなしにしておく)」わけ ですな。

 #こういう探し方をするには「母音順の」五十音シートが一番便利だと思います。シングルシフト/クロスシフトとかい う表現は「手の動きを表すには好都合」だけど、実際に打つ時には「右か、それとも左か」が重要なわけですし。

2004/02/15


さらに五十音シートを見ながら叩いてみた。

 ええと…
  「はじめっから無謀な覚え方をしようとしない方がいいかも…」

 というのも、シフトキーの状態についてどーのこーのと語るには、少なくともタッチタイプできる状態にあることが必須ですわ…。

 ううっ、飛鳥配列攻略への道はかなり険しそうです…。

2004/03/22


あれっ?今度は21世紀-259版ですか。

 えらく久しぶりに2chへ行ってきました…お誘いいただき恐縮です>Rayさま。

 で、出来たばかりらしき「21世紀-259版」の配列が姫踊子草にまだ用意されていないようなので、旧版を弄って作ってみました(短命に終わることが確実なので、と りあえず「飛鳥配列」用の五十 音シートアーカイブに突っ 込んでいます)。
 ついでに五十音シートの方も更新。アーカイブには21c207/21c259の両方を入れてみました。
 ただしGs割付が「ぉ」「ぁ」のどちらなのか判然としないので、結局は見切り発車モードなのですが。

 2004/04/01: Gs=「ぉ」となる事が判明。とりあえずLogを切り出しておきました。

2004/03/31 +2004/04/01


五十音シートを見ながら叩いてみた(2)。

 とりあえずは
  「2~3文字ずつまとめて探して、2~3文字ずつまとめて打つ」
癖を付けると、比較的簡単に幸せになれそうです。

 前にローマ字・AZIKのページで↓の様な事を書いていたと いうのに、すっかり忘れてしまっていました。
結局、さくさくローマ字入力するコツって…無いの?
 人によって打ち方は違うので、「誰にでも有効」って方法はあまり無い様な気が
 敢えて言うなら、「ちょっとだけ時差を付けて2キーをほぼ同時に叩くイメージ」が一番近いですな。


 たとえば、ですよ。
 【ちょっとだけ時差を付けて2キーをほぼ同時に叩くイメージ】
って打ち込む場合、
 【 ty ot to da ke ji sa wo tu ke te 2 ki - wo ho bo do u ji ni ta ta ku i me - ji 】
位のタイミングでほぼ同時に打つ様にすると、意外と素早く打てたりします。
 3キーまで同時に叩けるなら、
 【 tyo tto da ke ji sa wo tu ke te 2 ki- wo ho bo dou ji ni ta ta ku i me- ji 】
のように続けた方が楽ですな。


 ちなみにAZIK流なら、
 【 tyo; to da ke ji sa wo tu ke te 2 ki: wo ho bo dp ji ni ta ta ku i me: ji】

 つまり、”;”→”っ”、”:”→”ー”、子音+”p”→子音+”ou”をそれぞれ表現してるわけで。
 続けて打つ場合に「よりホームポジションに近い場所で打てる」のがいい感じだったりもして。 


 一番始めに書いたとおり、ローマ字の場合は2キー目が母音(または「y」)になる事が非常 に多いため、2キー単位でほぼ同時に打つ様にするとしても、遅れて打つ方のキー数は[aiueoy]の6キーしかないので、それほど打つ時に困る事は無い はずなんですよね。

 #というか、私の場合はものの見事にそういう打ち方をしているので…
 #ってゆーか、至極当たり前のことのようにも見えるな、これって…


2004/04/04


飛鳥配列のメリットは…?

 ローマ字なら2打鍵で1文字。それが飛鳥配列なら2打鍵で2文字打てる。
 …ってのは説明としては失格かもね。

 倍の早さで打てるわけではなく、あくまでも「半分の労力で打てる」のがポイントです。
 ロールオーバーに頼る必要がないというのはかなり魅力的かも。

2004/04/15


飛鳥配列の傾向は…?

 普通ならばシフト面にあるという理由のみで避けられがちな「~だ。({←}{a.})」「~である。({←}{;dj.})」「~です。({←}{; k.})」「~ます。({←}{lk.})」などの頻出する言い回しが、全て同一シフトのままで(シフトキーをせわしなく押したり離したりすることなく) 打てるというのがかなりいい感じです。
 始めのうちは「そんなの出来るわけ無いじゃん…」なんて思っていたりしましたが、よく使うフレーズについてはいつの間にか「よく使う英 単語を打つときと同じように」一気に打てるようになっていました…。
 #変な喩えですが、スペースキーにシフトを割り当てて[THINK DIFFERENT]って打つようなものです…うーん、なんか違うな…。

 こんな時、NICOLAではどうしても「だ」「で」などの濁点付き文字がくる度にシフト面切り替えを必要とするので、結果として誤打鍵やばたつき感を生 じがちになっていましたが、飛鳥では「よく使うフレーズが同じシフトキーに多く割り当てられている」ので、(よく使うフレーズに限って言えば)あまりシフ トの存在に気にしなくてもいい様です。

 ほかには…「ローマ字入力の時にかつて利用していた母音省略が不要になった」事も大きいかな。
 ローマ字入力の時はAZIK拡張の特殊(連想)拡張…例えばKT(こと)/MN(もの)/ST(した)/DS(です)や、DSK(ですか)/DSG(で すが)を利用したり、意味が通じるのをいいことにそのまま「○○dsk?」などと書いていたりしたのですが、そういう略記がまるで不要になりました。
 #ローマ字入力特有の「思わず略記したくなるような不便さ」とは無縁ですからね…

 NICOLAと比べて(異手シフト面を覚えなければならない)難しさはありますが、全く同じ方針で作った自作の配列表を片手に、全く同じ方法で学習して きた私としては、正直言って
 「多少打てる程度になるためのコストは、どちらでも全く同じ」
 「そこから先に関しては、格段に操作コストの低い飛鳥がお奨め」
だと感じています。

 せっかく飛鳥配列が21世紀-259版で一旦固定されたのですから、興味を持っている方には「今か ら」是非とも飛鳥配列を試していただきたいです。

 #そもそも親指シフト式自体に懐疑的なんだよね…って方は、飛鳥配列やNICOLAを試す前に、一度50音配列「楓配列(かえではいれつ)」を お試しください。親指シフト方式の良さを理解するするには、(文字で書かれた説明を読むよりも)これをお試しいただく方がよほど適当な気がしますので。

2004/04/21 +2004/06/23(KISS→楓)


Qwerty(Dvorak)ローマ字やJISカナ、NICOLAとの併用は可能か…?

 後からローマ字入力を覚えるのは難しいと思います(そんな人はいないと思いますが)。
 逆に、Qwerty(Dvorak)ローマ字入力から飛鳥配列に移行する場合は、Qwerty(Dvorak)ローマ字入力の入力速度がある程度落ちて しまうものの、忘れたり混乱したりすることなく、そのままで併用可能です。

 JISカナ・NICOLAとの併用は…ちょっと無理かもしれません。
 というのも、JISカナとNICOLAは飛鳥配列とほぼ同じく「カナ一致」の入力方式なので、一緒に覚えると混乱しそうな気がします(私の場合はJIS カナ配列が打てなくなってしまいましたので…)。
 またNICOLAの場合はそもそも「連続シフトできないようにしている」ので、飛鳥配列との併用時にはシフト操作の感覚が狂ってしまって大変かもしれま せん…。

2004/05/01


飛鳥配列を使い始めてから3ヶ月経過した時点での感想。

 うーん、なかなか完全なタッチタイプが出来る状態には到達できないですねぇ…
 #そもそも旧JISカナ・ローマ字入力共に、マスターするまでに1年も掛かっていたほどの鈍足な奴(→ 私)なので、それらのペースと比べれば十分に速かったりするのですが、今のところはまだ「AZIKの方が高速に打てるよな…」って状態だったりします。

 ただし、今までずっと困っていた点…特に「小指がつってしまう(AZIKの「?q?z(?ai?an)」と「?p?p (?ou?ou)」、NICOLAの「う」と「ん」は出現頻度が多いとキツい)」とか、「人差し指が痛む(NICOLA ではホームポジションずれが頻発するのでローマ字入力とは違った意味で疲れる)」というような、テンポの乱れが原因で起こる疲労感が飛鳥配 列にはあまり無いので、いくら入力速度が遅いからと言っても
  「あー、もう飛鳥配列なんて面倒くさいから止めよう…」
なんて気にはならない
んですね…なんか不思議です。

 あとは出来れば
  「もっと覚えやすい(or見やすい)飛鳥配列用のあんちょこを作ってみたい」
という野望(??)を未だに持っているのですが、今のところはなんのアイディアもイメージも浮かんでこないので、このまま新案は生まれないような予感 も…。

2004/05/10


空白キーとEnterキーとカーソルキー。

 最近、姫踊子草がサポートしている右手キーの横方向シフトに惹かれたものの、私が持っているノートPC (Toshiba/DynabookC8213LMEW)では、キー下のパンタグラフ構造が互い違いに配置されているので、隣り合ったキーを交換すること が出来ず、結果として「ホームポジションを指で探すことが出来ない」という状態に陥っています。
 #ああ、こう書いていて思いついた…隣り合った[J]と[K]はひっくり返せないけど、一つとばして[J]と[L]ならひっくり返せる な。しかもこれならEnterキーが手のすぐ近くに来るし…間のキー2列も空くから…ここは世捨て人の庵/電脳の間でのアイディアを借用して、[↑][↓][←][→][Tab][Win] [Space][BackSpace]を割り当てても良いかな。
 #2004/05/23:って右手小指側のキーが少なすぎて定義できないな…これはダメか。

 あとは…かなり関係ないネタだけど、前に作った親 指50音配列「KISS配列」絡みでどうにも気になっていることがあって実験してみた「冗談シフト(文字キーを1段上にシフトして、一番上の数字キー列を最下段に持ってきただけ)」が、ちょうど私の手と私が持ってい るノートPC(Toshiba/DynabookC8213LMEW)との間で微妙に良い感じにフィットしてしまった(たぶん思い違いだとは思うのです が…)ので、とりあえず「冗談 シフトKISS配列」と共に「冗談シフト飛鳥配列」の 定義を勢い余って作ってしまいました…。なんだかなー、って感じではありますが。
 #上一段シフト+右二段シフトして、[\]位置に右隣の[BackSpace]を、[BackSpace]には[Del]を割り当ててしまえばいい…の か?イヤ、そもそも「冗談シフト」そのものが「冗談に終わってしまう」可能性が高いからなぁ…

 #なんか飛鳥配列から離れてます…まぁ、それだけ「飛鳥配列に慣れてきた」ってことで勘弁…出来ませんよね…すみません。

2004/05/17


飛鳥配列@姫踊子草でタッチタイプソフトを使う場合の設定について。

 このままでは何のためにこの記録を書いているのかが解らなくなってくるので、とりあえず「姫踊子草をタッチタイプソフトで使うためのメモ」を書いておき ます。
 …とは言っても、注意するべき点は2つのみなのですが。

 姫踊子草の設定ダイアログ

 1つ目は「かなタイプソフト対応機能」で、これはソフト側の対応に応じて「JISかな」か「ローマ字」のどちらかを選びます。JISかな入力を受け付け る練習ソフトの場合はカナを選ぶ方が何かと良いかも。

 2つ目は「補助キー」で、これは必ず無効にしてください…何も設定していないと「左親指と重複」となり、左親指キーを触るたびに英文字モードに切り替 わってしまい、かなりいらつく原因となります…。

 タイプウェル国語Kを使う場合は、一度トライアルするたびに「トライアルモード - 苦手語句練習」をすると、かなり練習した気になれます。…かなり疲れますが。

2004/05/25


現時点での言い訳。

 とりあえず今の状況を知らなければ始まらないと思いましたので、Typewellで入力速度を測ってみました。

 飛鳥配列@姫踊子草サポートでの現状は…遅すぎですな。
 というか、いかに「叩きやすい文字のみでここの文章を書いているか」がありありとわかってしまう結果にかなりげんなりしました…ちょっとでも頻度の低い カナは非常に打ちづらいです。


 ちなみに私、ローマ字入力(AZIK非使用)もさほどスピードは出ません…こんな感じ。
 (2778 yfi 905751 SJ SH A A A 04/05/26 )
タイプウェル国語R各モード成績

 2004/06/05:ようやくレベル表示が出てきました。まだまだアマチュアのままですが。


2004/05/25


非JISカナ使用者向けの汎用JISキーボード。

 現在、株式会社PFUHappy Hacking Keyboardや、PanasonicのJISカナ刻印省略ノートPCが現れるほどに、今はJISカナ刻印無用な人が増えている模様…
 「ではカナ入力は消え去るのみか?」というと、意外とそうでもなさそうなのです。


 最近の各社JISキーボードに共通する仕様は「スペースキーが小さめ」という点につきます(東芝製ノートPCははっきり 言って異常…ユーザー層の問題とは思いますが)。
では「変換」キーも小さいのかというとそうでもなく、現状としては
 ・スペースキーと変換キーがBキー直下で分かれている(右親指で変換/前候補、左親指で空白)
 ・スペースキーが割合に狭く、Fキー直下に無変換が、Jキー直下が変換
というパターンが多いようです(特に後者は昔から純正採用例が多い)。


 これは「ローマ字入力であっても【入力する文字そのものは日本語】だから、わざわざ【あまり使いもしない空白キー】を無 理に大きくしていても仕方がない」という意図があると思われます。
 また、これからPCを始めようとする人にとっては「スペースキーで変換」よりも「変換キーで変換」の方がわかりやすいでしょうし。
 #あるいは、NEC/PC98時代のイメージを断ち切りたいという意志も絡んでいるのかも…


 とにかく、今のキーボードは「スペースキーが小さめ」で、なおかつ変換キーと無変換キーが意外といい位置を陣取っていま す。
 #スペースキーが大きくなければならないという人は、素直に101系キーボードを使えば簡単に幸せになれますし…良い時代になりましたよね…。


 さて…翻って、現在非JIS系のカナ配列では、これら「変換・無変換」のキーを「文字入力時のシフト操作用に使ってい る」ものがいくつかあります…NICOLA、飛鳥配列、TRON配列などですね。
 これらの配列にとって、「変換・無変換」のキー位置が現在のような配置になっていることはまさに幸運であって、なおかつこれがJISかな刻印の呪縛から 解き放たれたのですから、これを非JISカナ配列用として使用しない手はありません。


 そこで、とりあえずHappy Hacking Keyboard Lite2 日本語配列 <かな無刻印モデル>を購入し、これで飛鳥配列の使用時に「JISカナ刻印の有無が キー入力に何か影響を与えるのか」を調べてみようと考えています。

 もっとも、飛鳥配列の場合は「飛鳥配列の刻印があったら非常に目うるさくてかなわない」ことはすでに分かり切っているの で(…ノートPCのキーボードカバーにテープライタで文字を貼ったものの、探しづらく全く役に立たなかったのです)、かえって刻印のないこれら新スタイル のキーボードこそ「非JISカナ配列用の共通標準フェイス」と言い切ってしまっても良さそうな気はします。

 ああ、カラーリングについては「直接目視確認するインターフェースではない」ので、セレーングレイなどの目に優しい色をあえて選択する必要はないと思い ます。どちらかというと「手で触るインターフェースなので、手あか汚れの目立ちにくい色」にしておく方が良いですね。

 株式会社PFUには、もしかす ると「JISカナ配列をこの世から消し去りたい」という意図があるのかもしれません…しかも狙ったかのように「変換・無変換」のキーを円由来の記号へと置 き換え(「全角/半角」は棒線)ていますし…。

2004/06/24


蒟蒻問答(?)…と私的キーボード考察。

 ふたたび2chへ…とはいっても、今度は特に用事がないのでROMだけ。

 何というか、ログには「メカニカル」がどうとか「ヘタレなキーボード」がどうとか書いてあるっぽいのですが、いったい何についての話なのかがまるで見え てこないし…

 そもそも親指シフト式入力方法に関しては、NICOLA方面ですでに「負荷が軽くて真っ当なキーボードが良い」という結論が出ていたような気が。
 私個人の感覚としては、重キーやヘタレキーでの親指シフト式入力は辛いです。
 できれば、(ローマ字入力からNICOLAへの移 行記録。でも似たことを書いていますが)ストロークが浅めのパンタグラフ支持式キーボードか、底 打ちしなくてもきちんと入力できる静電容量式スイッチのキーボードを選ぶのが良いかと(ただし後者は大抵が 高価なので注意)。

 デスクトップ向けであれば、今使っているパンタグラフUSBフルキ-ボ -ド - TK-U06FPLG(ELECOM)などが良い感じかと。値段も安いし(最近、2000円で2本購入しました…たたき売り寸前)、 Deleteキーの位置が気にならなければ他に問題となりそうな所はないですので。

 また、ノートPCについては多くの機種がパンタグラフ支持式のキーボードを採用しているので、とりあえず店頭でEnterキーやスペースキーの四隅を押 してみて、ほとんどガタがない(水平にキーが降りる)ものを選べば問題ないかと。 

2004/06/26 +2004/06/07


ようやく気づかされたこと…

 今日は丸一日、飛鳥配列から離れて50音配列「楓(かえで) 配列(仮称)」だけで過ごしていたのですが(自分で作っておいて放置していまして…って、ダメ じゃん)、おかげで飛鳥配列が如何に「スムーズな運指」にこだわっているのかがよく分かりました…。
 #そもそも3分間配列と比較すること自体が間違いという気はしますが…

 楓の方はもう弄る予定もないし、すでに作る側としては十分に満足してしまったので、とりあえず(日も変わったので)楓の試し打ちは終了ッ!

 …ああっ疲れたよ…
 今日は1日ずーっと楓の試し打ちをしていたので、かなりストレスがたまりました。
 「場所を推測可能な程度に簡単な規則で並んでいること」と「慣れてからの打ち心地がよいこと」の両者の欲求を満たすのは、かなり無理っぽいことなのかも しれませんね。

 やっぱり(一度慣れてしまえば)飛鳥の方がしっくりきます。
 特に、表・裏・逆(だよな…)の各シフト面ごとによく使う文字が一緒に収まっている点は見事です。
 後は、飛鳥的方法論でのカナ換えを計算で総当たり的にこなすような猛者が(以下略

2004/06/27


相変わらずのんびりと打ってみる…

 久しぶりにタイプウェル国語Kで測定してみました。



 こんな感じでしょう…これについてもようやく気付いたことが。

 私の場合、測定時の数値が遅くなってしまうのは「打鍵の遅さそのものが原因」ではなく、「原稿などを見ながら打つという行為に時間が掛かかるのが原因」 な様です…。

 今の時点ですでに「(まだ配列シートは手放せないものの)ローマ字入力をしていたときと特に変わらない程度のストレスで打てている」事は確かで、またこ この文書などを打っている限りでは「打鍵ミス率も大して変わらない」ので、少なくとも私にとっての「飛鳥配列への移行」はとりあえず成功したと感じていま す。

 #あとは、もっと速く打鍵できる(タッチタイプソフトが好きな)人による計測結果を見てみたいですね…検索キーはGoogle 検索 飛鳥 タイプウェルGoogle 検索 飛鳥配列 秒か…ほかに思いつかないです(ぉぃ)。

2004/07/04


更新停止中…

 諸事情により、このページは現在更新を停止しています。
 気力が回復次第、再び更新を再開します。
 #「思いついたままに気ままに書く」という本来のスタイルに戻るには、もう少し時間が必要なのです…

2004/07/09


またもやのんびりと打ってみる…

 久しぶりにタイプウェル国語Kで測定してみました。



 こんな感じでしょう…とりあえず、無印状態からは脱出しました。
 …で、どんな練習をしたのかというと…相変わらず「いわゆる練習は一切無し・「飛鳥配列」用の五十音シートを たまに見ながら打つ」というスタンスだったりします。

 しかし、如何に移行開始から6ヶ月弱が経過しているとはいえ、あんちょこ片手に怪しげな打鍵をしているだけで、練習らしき事は何もしていないというの に、なぜか「特にストレス無く打ててしまう」飛鳥配列って一体…何?って感じです。

 なんか、(似たようなスタンスで)今まで1年近く掛かって習得してきた旧JISかな配列/ローマ字入力が、どれほど習得しづらい(無駄の多い)入力方法 であったのかを再認識させられた気分です。

2004/08/01


親指シフト式入力方法の利点…

 親指シフト式の入力方法は、総じてキーを叩く速度が遅く、1アクションに掛かるコストが大きくなりがちです。
 そんな「1打1打が面倒」な親指シフト式入力方法のはずが、なぜ打っていて疲れないのか…今までよく分からず打っていましたが、最近になって「旧JIS カナ打ち」を擁護するサイトの記述内容を見ていて、ようやく理由が解ってきました。

 例えば、「擁護するサイトの記述内容」を打つ場合は下記のような感じになりますよね(空白は打鍵時の区切り例)。

  【 you go su ru sai to no ki ju tu nai you 】 ローマ字入力

  【 yp go su ru sq to no ki ju tu nq yp 】 AZIK拡張ローマ字入力

  【 よう こ゛ する さ い との きし゛ ◆ゆ つない よう 】 かな入力(◆は小指シフト)

  【 ら↓う こ→ すく↓ さいと き↓ きし→ け↓ つ て↓い ら↓う 】 親指シフト/NICOLA(←と→は異手左親指シフト、↓は同手親指シフト)

  【 と←う 」→ い←ん← さ←い とい→ きじゅ ん→ う→ いと←う】 飛鳥配列(←は左親指シフト、→右親指シフト)

 このような感じで、それぞれに得意・不得意…というか、特徴があります。

 ローマ字入力は、打鍵に冗長さがあるものの、文字キー範囲内のみで全てが収まり、また「(子音-)子音-母音(-母音)」というパターンの繰り返しなの で、文字をローマ字に分解して打つ事が苦にならないならば、打鍵範囲をコンパクトに収めたままで打鍵できるのが魅力です。

 AZIK拡張ローマ字入力は、ローマ字の打鍵数のうち、「母音-母音」や「母音-[n]」などを別のキーに置き換える事で、省打鍵入力が出来るようにな ります。若干キー数が増えてしまい、また打ちづらい[q][p][z]を多用する事もあり、1打鍵に要する時間は若干増えてしまいますが、慣れて来るとそ れまでのローマ字入力がいかに無駄な打鍵の固まりだったのかという事に気付くはずです。打鍵範囲が広がっても構わないならば、ローマ字入力よりも楽に打鍵 できるはずです。

 旧JISかな入力は、打鍵範囲に4段を要し、かつ小指シフトを使っていて、しかも意外とよく使うはずの「いうんっゃゅょー」がことごとく悪条件の位置に 配置されている(というか、ホームポジションを1段上にした方が打ちやすい)ので、慣れるまでも…どころか慣れてからも打鍵時にはそれなりに疲れてしまう のが困りものです。が、シフト操作自体は少ないので、指を動かす範囲が広くても気にならないならば、それなりに高速打鍵できるのが魅力です。

 親指シフト/NICOLAは、結局私の打ち方には合わなかったものの、「シフトを使う代わりに、同時にシフトキーを押す」というスタイルそのものに抵抗 がなく、「打鍵速度が遅くなっても構わないから、打鍵数は少なく、打鍵範囲も狭い方が良い」という向きにはいいかと。入力速度は他の入力方式と比べてもさ ほど変わらない気がします。

 飛鳥配列は、打鍵数の割にシフト回数が多いという点が気になりますが、ほとんどのキーをホームポジション上下範囲に収めていて、なおかつ左右シフトを交 互に叩くような操作が極力起きないように(=なるべく同じシフトが連続で続くように)設計されているので、動線の混線感はNICOLAよりも薄く、特によ く使う言い回しに付いての打鍵感はとてもスムーズです…慣れるまでの期間はかなり苦痛なのですが、慣れるまでに必要な時間はローマ字入力よりも少なく済み そうです。

 以上、「勝手な主張」終わり。

2004/08/11

またもやのんびりと打ってみる…

 久しぶりにタイプウェル国語Kで測定してみました。

typewell_20040822_k_asuka.png

 こんな感じでしょう…相変わらず駄文打ちのみの日々で過ごしているにしては、真っ当に成績が上がっている(まぁ、ごくわずかですが)訳で。
 #ちなみに私は、「Typewell」も練習用には使っておらず、常に毎回「4つのモードを1回通して打つのみ」で画面キャプチャを取り、そのまま終了 しています…。

 もうそろそろ、基本語から順に2分を切れるはず。

2004/08/22

「窓使いの憂鬱」向けに何とかしてみたい感じ。

 定義ファイルを作り始めてみました。

 …とは言っても、「.mayu」に直書きで、「無シフト面最上段以外は全部【「】がでてしまう」とゆーマヌケっぷり(未だコピペしただけ、機能確認の み)、しかも「親指キーを後に押すと、無シフト面の文字がでてしまう」、挙げ句の果てにシフトキーは「右親指は無変換、左親指は変換に固定」、そして既に 全角の「.,」は正しくできない事が解っている…って、全然ダメじゃん。
 ただ連続シフトは効くみたいですな。それが唯一の救いか。

 定義ファイルができ次第、また例のファイルに同梱します。

 今日の進捗状況:無シフト面の数字列(1~\)、無シフト面の右手側領域15キー。

2004/09/28

またもやのんびりと打ってみる…

 久しぶりにタイプウェル国語Kで測定してみました。

typewell_20040822_k_asuka.png

 結局、始めに2分を切ったのは「漢字」でした。今日は普段とは違って、いわゆる「ういんつくちき」だけが妙に軽やかに打鍵できたので…。
 しかし、普通に打鍵している限りはもう少し早めに打てている気がするんですけどね…単語の羅列を打てるようになるまでには未だ至らず、って感じか。

 ああ、そういえば…「窓使いの憂鬱」用設定ファイル、asuka-21c259-test.mayuを作成したので公開しました。謎ダウンロード「飛鳥配列」用の五十音配列表 シート+配列設定ファイルに纏めて固めて放置中です。
 但しこのテーブルは、かなーり実用性の低い代物なのですが…。

「窓使いの憂鬱」用設定ファ イルに関する既知の問題。
ローマ字変換テーブルに束縛されているために、全角の 「.,-[]/゛゜」は出力できません。
いわゆる同時シフト(同時に押している期間があれば、どち らを先に押しても打鍵される)ではなく、たとえば[ctrl-c]を 打つような操作と同じプレシフトになるので、常に親指シフトキーを先に押し下げなければなりません。
 (本来ならば、どちらが先に押されたとしても、同時に押されている期間があれば同時押しとなるべき)
 …ただし、幸いなことに連続シフト操作は有効です。
親指シフトキーは「左親指→無変換、右親指→変換」専用設 定です。
 従って、変換はスペースキーで行う必要があります。

 …って、こんな代物を誰が使うと?って感じですな…

 しかもいつの間にかまたバージョンが上がっているんですね…2chは見ないようにしている(また上がるとついて行くのが辛い)のですが、なぜかぎっちょんさん (親指シフト絡みで有名な方)のところにある掲示板の過去ログで「飛鳥21世紀-261 配列表」とゆー文字が踊っているのを見つけてしまいました(しか も掲示日時は6月12日(土)15時28分51秒)。
 うーん…公式ページは相変わらず207のままだし…どうしよう。

 ついでに新しい飛鳥配列の見つけ方を発見(?)。
 Google 検索「飛鳥21世紀 配列  ゆ ん い か た け」
 Google 検索「"飛鳥21世紀"  ん い 」

 とりあえずこれで数ヶ月経ったものは探せるはず。

 2004/10/03:その後当日中に「姫踊子草用の21c259定義からコピペ部分を削除してから書き換えしやすいように書き直し」→「窓使いの憂鬱 用の21c259定義 (テスト版)を作成」→「姫踊子 草用定義と窓使いの憂鬱用定義について、それぞれ21c261定義を書き換え作 成」としてみました。これらの定義についてはとりあえずアンチフリーな文章を出来る限り含まないように定義しました。より新しい(又はより古い)定義 への書き換えや、類似配列への転用などに付いては、どうぞご自由にお使いください。

2004/09/29

またもやのんびりと 打ってみる…

 ここ最近、タイプウェル憲法と戦い続けていました…

 で、私なりに「打ちやすい姿勢」が見付かったので書いておきます。
 #要するに単なるメモなんですな。

 ・PCと自身の体は正対するようにする。
 ・キーボードの「y」キー(dvorak配列では[f]キー)に中指をおいて、そこから左右の手をそれぞれ30~40°程度の角度(=両手がyキー近く で直角 に近く交わる)離す。
 ・指の置き位置はホームポジションに従うが、人差し指はホームキー下部寄りを、薬指はホームキー上端寄りを叩くつもりで指を置く。手首の角度は 20~30度前 後オフセットしていると良い(特にスペースバーがキーボード中央を陣取っている場合に限る。Bキー直下で分かれているキーボードを使用する場合は、キー ボードに正対する(オフセットなし)方が良いかもしれない)。オフセットを保った場合はRTUYのキーと数字段のキーが叩きづらくなるが、そう大きな問題 とはならないだろう。
 ・手首は浮かせようがベタ置きにしようが自由だが、そもそも浮かせて打つ必要は全くないので、ベタ置きで打っている方がホームポジションへの移動もしや すいのでお勧め。
 ・猫背で打っていると結構キツイかも。どうしても猫背になってしまう場合は、(前傾姿勢のままでも良いので)背筋を多少張って見ると良い感じです。とく に「手首で体重をある程度支えている」といった感じの姿勢になっていると、かなり手のひらあたりに負荷を感じてしまいがちなので…
 ・パームレスト、肘掛けはあった方が良いかも。出来るだけ柔らかいモノが理想ですな。…といいながらも私はパームレスト大嫌い派なので、そのまま打って いますが…

 ついでに測定結果。

typewell_20040822_k_asuka.png

 

2004/10/12


努力しない人は伸びない、けど伸びなくても別段問題なく快適…ということ。

 ここ最近、打鍵速度が上がらなくて「あれっ?」と思っていたのですが、よくよく考えてみれば
  「うーん、まぁこれくらいの速度で打てれば、実用上は別に問題はないよな…」
って思ってしまっていた自分が居て、それについさっき気づいて凹んでいました(苦笑)。

 と言う訳で、打鍵速度についての測定はこれでおしまい。
 少なくとも、これ以上を望まない俺には速度上昇を望める気配なんてないし、そもそも今の速度でも困る事はないので…まぁいいか、って感じだったりしま す。

 ついでに、遅いはずの打鍵速度でもなぜ困らないか?と突然聞かれれると困るので、とりあえず私なりの回答を用意しておきました。

 飛鳥配列は、いつも使う言い回しや早く打ちたい言い回しが、差別的に楽 に打てる配列なのです。
 綴りに関係なく常に平準な打鍵速度を期待出来る、他の入力方式(例えば Qwerty配列ローマ字入 力)には、拗音や長音や文末などの打鍵時に速度を上げたくても上げられずに苛ついてみたり、思考の方が遅くてせっかくの打鍵速度が無駄になったりすると言 う事があります(もちろん、非常に速く打てれば問題は生じないのですが、たまにしか使わないトップスピードの為に打鍵速度を上げようと努力するのって、か なり根気が要りますからね…)。
 一方で飛鳥配列には、そういう【打鍵速度と思考速度のギャップ】が生じにくく、結 果として「平均打鍵速度が遅くとも、特に苛つく事無く打鍵できる」と いう傾向があります。
 要するに「日本語でものを考え、日本語で頭の中に浮かんだ文字を、ほぼそのままの 速度で打鍵していける」配列が、この飛鳥配列なんだ、と言う感じでしょうか。もちろん、人によってギャップの感じ方は違うでしょうが…。

 …で、次の目標は…五十音シートを捨てる事かな。
 未だどうにも覚えておけないキーがあり(ある特定の綴りでは打てても、他の綴りでは打てない…というキーが意外と多いので、あんちょこを未だに捨てられ ないのです)、この辺を何とかしたい感じ(…って、大抵が21世紀259以降の配置換え部分っぽい気はしますが)。

 #2004/11/23:早撃ちに関しては、元々早撃ちが得意な方にお任せしたい気分…。元々努力しない奴(→私)がやってもどーにもならん 様な気がするのです。

2004/11/20

(編集 注:この項 目の「挿入-名前付きアンカー」は【20041212】 です。)

シフト方式の違い。

 「えもじならべあそび」(注:ジョークです)で適当にいくつかのシフト方式を 試してみたのですが、どうにも「シフトの呼び方」がしっくりこないので、(ここで書くべき事ではないのですが)纏めてみる事にしました。…要するに私的メモですな。

 ただし、小指シフトについては「文字キーよりも先に押し、なおかつ文字キーを押すまで押しっぱなしにする」とゆー動作を、何と表現するのが適切なのかよ く分からないので困っています。
 文字キーを先に押してしまうとシフトが掛からないから「同時シフト」ではないし、かといって シフトキーを離してから文字キーを押してもシフトが掛からないから「逐次シフト」でもないし。イメージとしては機械式タイプライタのままに「小指メカニカ ルシフト」くらいが間違いないような気もするのですが…。
 しょうがないのでここでは「小指メカニカルシフト」って表記しておきます…良い表 現 では無い気もしますが。

 #2005/04/18追記
 #「小指メカニカルシフト」→「小指連続シフト」が良い感じ。
 #そうすると飛鳥の「連続シフト」に絡むような気もするけど、本項ではそれを「半同時シフト」と表現しているから、問題ない気がする。


 で、シフト方法の定義については…こんな感じか。

 「メカニカルシフト連続シフト(同時シフト族)」…【シフトキー押す】→【文 字キー押す】→《文字出る》→【文字キー離す/シフトキー離す】
 シフトキーを先に押し始め、文字キーを押し始めた時点でもシフトキーを押している事によりシフト側の文字が出る。シフトキーを離すタイミングは任意。

 「プレシフト(逐次シフト)」…【シフトキー押す】→【シフトキー離す/文字キー押す】→《文字出る》→【文字キー離す】
 シフト先押しの逐次シフト。シフトキーを先に押し、後から文字キーを押す。シフトキーを離すタイミングと文字キーを押すタイミングは任意(ただし、N キーロールオーバーをサポート しないキーボードについては、シフトキーを先に離さなければならない)。

 「同期シフト(同時シフト族)」…【シフトキー押す/文字キー 押す】→《文字出る》→【シフトキー離す/文字キー離す】
 一般に親指シフト(親指同時シフト)と呼ばれているものはこれ。「ほぼ同時に押せばよい」ではなく「ほぼ同時に押し、ほぼ同時に離さなければならな い」。仮に文字キーを先に押してし まっても、0.2秒程度以内にシフトキーが押されればシフトが遡って適用される点が、同期シフト族方式のキモ(つまり、「だいた い同時に叩いた」といういい加減さでよい)。
 親指同時シフトには、文字キーを離した時点でシフトキーの効果が切れるタイプ(ニコラ型)と、文字キーを離してもシフトキーを押し続けていればシフト キーが効き続けるタイプ (飛鳥型)があるが、一般にはニコラ型のみを指す(飛鳥型については後述)。離す ときのタイミングは任意。

 「半同時シフト(同時シフト族)」…【シフトキー押す】→【文字 キー押す】→《文字出る》→{【文字キー押す】→《文字出る》→}【シフトキー離す/文字キー離す】
 メカニカルシフト連続シフトと同期シフト の混合型で、シフトキーを押している間はシフトが効き続けると共に、仮に文字キーを先に押してしまっても、0.2秒程度以 内にシフトキーが押されればシフトが遡って適用される。(つまり、「だいた い同時に叩いた」といういい加減さでよい。また、同期シフト方式とは異なり、シフトキーを押したままシフト面を逐次打鍵すると、引き続きシフト面側の文字 が出る)。
 文字キーを離した時点でシフトキーの効果が切れるタイプ(ニコラ型)は「同期シフト」と呼んで区別するべきという点に注意。離す ときのタイミングは任意。

 「ポストシフト(逐次シフト)」…【文字キー押す】→《文字出る》→【文字キー離す】→【シフトキー押す】→《文字変わる》→【シフトキー離す】
 シフト後押しの逐次シフト。後打ちで濁点キーや半濁点キーを打つタイプにのみ使われるが、同じ文字キーを叩き続けると文字が変わってゆく「かなめくり配 列」も、同じポストシフトと 分類するのが自然だと思う。


 指側から視たシフトキーの割り当てはこんな感じ。

 「親指シフト」…主に専用キー、もしくは「変換/空白/無変換キー」などを利用。ただし親指を文字キーに添える規則(あなたのホームポジションは間違っていたの様な 案)もあるので、必ずしも親指をシフト/変換/空白文字打鍵の専用に使用しなければならないというものではない(あるいは、文字キー最下段を親指シフト用 キーとして使ってしまうという方法も…?)。
 「中指シフト」…現状で一般的なものは、ホームポジション列の中指キーをプレシフトで用いるもの。ホームポジション列の上下にある中指 キーを含めてシフ トキーとしても、名称的には中指シフトと呼ぶべき。また、人差し指シフトや薬指シフトも同様の定義で通用する。
 「小指シフト」…主に文字キー領域外にある[Shift]キーを操作する事を指す。JISカナ系と中指シフト系配列における濁点キー・半 濁点キーは、小指 で操作する立派 なポストシフトであるが、これがシフトとして語られる事は往々にして少なく、一般的にはシフトと見なされない例が多い。
 「文字キーシフト」…中指シフトの[D][K]キーを用いるもの、濁点および半濁点キーを用いるもの、(姫踊子草かな配列や、拙作のローマ字同時打鍵配 列などのように)文字キーを2つ同時に叩くシフトなど、様々な文字キーシフトが存在する。


 実際の配列に使われるシフト方式はこんな感じ。

 ・ニコラ
 …こいつは「親指同時シフト」と呼ぶと飛鳥のそれと混乱するので、ここでは「親指同期シフト」ですな。「小指メカニカルシフト連続シフト」も使うかもしれないけ ど、少なくとも私は使わないからなぁ…。
 キー表記に関しては「アンシフト・ストレートシフト・クロスシフト」ってことで。
 #親指シフト系配列にとって致命的な事は「[専用キーボード]そもそも高く、選択肢が狭い」とか「[エミュレーション]親指シフトキーの 物理的な位置がキーボード毎にバラバラで固定されていない、エミュレータの安定性が悪いと全てが台無し、変換・無変換の誤動作があって苛つく(→これは無 効にしてシフト専用キーにすると非常に打鍵しやすく便利)」とか「そもそも将来、変換・無変換キーの付いたキーボードが供給され続ける保証がどこにあると ゆーのか(それは心配しすぎ)」とか、まぁいろいろとある訳ですよ。…って、全部配列より下のレイヤか。

 ・飛鳥
 …こいつは「親指同時シフト」というと語弊があるので、「親指半同時シフト」ですな。「小指メカニカルシフト連続シフト」も使うかもしれないけ ど、少なくとも私は 全角英数字など 使わない(飛鳥の小指シフトは Qwerty配列英字なので、Dvorak打ちな俺には使えない)からなぁ…。
 キー表記に関しては、あの「表・裏・逆」って奴ですな。それぞれニコラの「アンシフト・ストレートシフト・クロスシフト」に対応 してます。ただ、連続シフト区間の打鍵に限っては「右・左」も積極的に使用するべきかとは思います。
 #飛鳥はシフトキーを押しっぱなしでの逐次打鍵ができる事もウリの一つなので、これをニコラと並べて「同時シフト」と一括りにしてしまう と、飛鳥配列を習得する際に大きな障壁(もしくは誤解の元)となる恐れがありますので、あえて分離してみました。

 ・旧JIS配列カナと新JIS配列カナ
 …「小指メカニカルシフト続シフト」と 「濁音キーによるポストシフト」と「半濁音キーによるポストシフト」か。
 #カナ派の人には「筆記文字では濁点や半濁点を後に書く。だから濁点キーと半濁点キーは後打ちでも良いのだ」と言う考えをお持ちの方がいらっしゃるかも しれませんが、それはカナタイプ時代~カタカナ電子端末時代における技術的制約であり、現行キーボードに至るまで続く呪縛に過ぎません。少なくとも配列を 組んだ人が望んでそうした訳ではないはずです(「か」と「が」を筆記するコストは異なりますが、発音するコストは同等ですから、もしも英字タイプライタの キーピッチが狭いなどしてキー数
23っ たならば、単純に全カナ文字分のキーが載っていたはずですよね…実際旧JIS配列カナにおいては、元となったカ ナタイプの シフト側文字をいくつか無シフト面へ移動させていましたし)。

 ・花と月と中指ニコラ
 …これは既に「中指プレシフト」で一致しているんですな。但し都合のいい人には「濁音キーによるポストシフト」と「半濁音キーによるポストシフト」が忘 れ去られてしまっているきらいいがあるようですが。
 #中指プレシフト系配列では、「同手シフト面に濁音/半濁音カナなどを割り当てる」事を嫌っている例が多いようです(JISカナの影響 か)。せっかく清音かなを交互打鍵にしても、濁音/半濁音カナが固定位置のポストシフトを要するようでは…と最近疑問に思っていたりもして。

 ・ローマ字入力カナ(ローマ字同時打鍵入力を除く)
 …うーん、「子音プレシフト」か「母音ポストシフト」なんだけど…母音拡張(ai/uu/ei/ou/ya/yu/yo)を適用する場合の整合性も考え ると、「母音ポストシフト」とゆー表記は問題があるから、やはり「子音プレシフト」と表記すべきかな。
 #ええと…自家版配列も多数ある母子分離配列ローマ字入力は「他人様の環境では使いづらい」ってゆー問題をはらみそうで怖いですが、とりあえず「
(出 先対応用として)Qwertyローマ字入力が 出来る」状態になってから取り組む限りは問題ないかも。「Qwertyローマ字入力とDvorak配列ローマ字入力を同時に使うのは苦しい」ですが、 「Qwertyローマ字入力と母子分離配列ローマ字入力を同時に使うのは意外と混乱しない」ので、選択肢の一つとして残しておく価値はあるかと。特に母子 分離配列は、母音と子音を別々に扱ってしまう事が出来るので、「母音側は○○配列、子音側は○○配列」などとゆーものも作れてしまうのが個人的には好き だったりもして…。

 ・姫踊子草カナ
 …ええと、「親指同時シフト」と「中指同時シフト」と「片手文字キー同時打鍵シフト」と「両手文字キー同時打鍵シフト」か。って、親指シフト以外は「文 字キー同時打鍵シフト」で良いような気も。
 #シフト方式がいくらあっても構わない、と言う人には良いかも。納得ずくで使うならばかなり美しい配列ですから、使っていて満足感を得や すい気がします(配列表を書いてみて感動した配列って、俺にとっては飛鳥と姫踊子草カナだけなので)。ただ俺はどうにも適応できずにいますが…


 …何でこんな事を書いたかとゆーと、「結局シフトの種類が最も少ない入力方式は何か?」とゆー事が気になったからです。

 結果はご覧の通りで、「濁音/半濁音キーを無視するならJIS系配列もしくは花と月と中指ニコラがより単純」、「濁音/半濁音キーをシフトキーと視るな らローマ字入力と飛鳥とNICOLAがより単純」って事ですな。

 あーあ、今まで自分でいろんなシフト方式を試してみたはずが、結局はこれかよ…って感じです。


 個人的にネタ配列を作って試した限りでは、親指半同時シフトと親指同期シフトを除く他のシフトについての感想はこんな感じです。

 ・親指逐次シフト…キー範囲がシフトキーを含み、一本指打法ではもてあます程に打鍵範囲が広く使い物にならない。結局は試すだけ無駄。拙作:楓配列が該当。

 ・中指逐次シフト…「まるで反復横跳びでもしているかのような冗長さ」が気になってしまいます(起点シフトがないローマ字入力よりも冗長さを感じるとき がある)。濁点/半濁点さえ打たなければ打鍵時間は短く保てるのですが、個人的には手が痛むデメリットを冒してでも中指同時シフトを使いたい気分。拙作:楓配列が該当。

 ・中指同時シフト…シフトキーに対し同手異段にあるキーを叩くのは考え物かも。但し同手同段の同時打鍵に関してはかなり良い感じではある。正直言って手 が痛くて長時間打鍵は無理。逆に短時間打鍵専用としては何とか使える。拙作:楓 配列が該当。

 ・中指+薬指逐次シフト…手を動かす領域は狭くできるが、シフト面数が多めなので対応を取るのが面倒。ローマ字などの関連づけを持たないので、覚えるた めのコストが比較的重い&慣れても快適には打鍵できないのが難点。拙作:紅葉配列が 該当。

 ・中指+薬指同時シフト…指が絡まって打鍵どころではない場合がある。場合によっては母子音分離型ローマ字同時打鍵の方がマシ。拙作:紅葉配列が該当。

 ・母子音分離型ローマ字逐次打鍵シフト…打鍵数が多くても構わないなら意外と使い物になる。ただし母音側の運指イメージを調整するのは至難の業かもしれ ず(この辺の面倒くささに関しては拙作:嘘配列で泣かされました)。

 ・母子音分離型ローマ字同時打鍵シフト…多くの文字がシフト側となってしまう。無シフト側を増やそうとした拙作:イ 音配列(1)では、拗音を逐次打鍵で打つ事となってしま い、同 時打鍵とした意味が薄 れてしまった。楽ではあるが、楽しくない。また母音拡張との相性も悪く、母音側がトンデモ配列になってしまう可能性がある。逆に規則を簡単にしようとした拙作:イ音配列(2)は、同時シフト化した事によるメリットがそもそも あまり無く、存在意義がハッキリとしない。こちらは逆に、楽ではないが妙に楽しい。


 といった訳で、「位置が固定されてもいない、ある意味最悪な状態にある(エミュレーション環境での)親指シフトキーがイヤでイヤでたまらない」私であっ ても、結局は(エミュレーション環境での)親指シフト系配列にとどまらざるを得ない状況です。
 #どうせなら、変換・無変換キーの位置を固定してくれればいいのに…って感じですな。

 今の私は「親指シフトって最高!」ってスタンスではなく(これが最善だ、などと思いたくはない)、「親指シフト以外がどうにもしっくりこない」って感 じです。
 …で、現状ではNICOLAが(あまりにも器用な人向けで)使いこなせないの で、結局は飛鳥配列が「今の俺にとってはもっとも合っている」となる訳 です。

 …って、こんな確認をするために半年間も「えもじならべあそび」をメンテナン ス(落書きとも言う)していた自分はまさに阿呆ですな…。

2004/12/12 +2004/12/18(どう考えても同じシフト方式にはくくれないので、飛鳥とニコラを分離した)


飛鳥の勝手宣伝ページを作りつつ試行錯誤中…

 ここ最近、
 
ノート:文系 「ではない」人にも便利な「飛鳥」配列。
などとゆーページを作りつつ、何かいいあんちょこの案がないかと悩んでいたりする今日この頃…って、もう全然「飛鳥への移行記録」ってタイトルからは外れ まくりな事に気づいて凹んでみたりして。

 とりあえず、現状では(ミスタッチは少々残るものの)特に問題なく飛鳥配列での打鍵をできている状態です。
 ええと…始めたのが2月中旬で、今は12月下旬ですから、10ヶ月強掛かっていますな。慣れるまでに1年程度掛かる俺としては、まあ順当な期間だったと 思います。

 飛鳥自体がややこしい配列である割には(より規則的で覚えやすい配列であるはずの)ニコラと違って苛つくような事もなかったし、初期流動期間を除いては 比較的楽しく打てています。
 (この辺については、「3ヶ月も練習してきて、結局ニコラが自分には合わないとゆー事を思い知らされた」って恨み辛みも絡んでいる訳ですが)

 ついでに書くと、部屋の暖房が効き始める前(手がかじかんでいるとき)でも、飛鳥ではさして辛くなく打鍵できていますね…こういう時、ローマ字入力では どうしてもミスタッチが増えてしまいがち(特に、人差し指間上段の[t/y]が非常によく使うキーなので辛い…)だったのですが、飛鳥の場合は、あまり手 を左右へ振らずに打鍵できるので、意外と寒くても平気で打てています。

 今日感じた飛鳥のメリットは…「ミスタッチ時の凹み具合が他の配列よりも少ない」って事かな。
 素早く打ちたいキーが意外と各シフト面に固まって存在しているので、間違ったらすぐBSキーで戻して打ち直して…とやってもあまり苛つかずに済みます (実は私、"]"キーに割り当てられたBSを使った事は殆ど無く、普段から従来のBSキーを使っているのですが、それでも負担を感じる割合は少ないです ね)。

 シフトをまたぐ打鍵を含めて、とにかく素早く打鍵する…といった場合には、どうしても(親指シフト共通の問題として)シフトミスが起きがちなのですが、 「ミスしてもすぐ打ち直す気になれるだけの打鍵性」があって、なおかつ「シフトをわざと続きやすくする事によって、シフトミスではなく連続シフトとなるよ うに仕組んでいる」って所が、飛鳥の面白いところですね。

2004/12/22


今年の「ソフトなクリスマスプレゼント」は、色々と魅力的すぎ。

 ネット絡みでいえば、ネット人口中の2%程度が「Mozilla Thunderbird」を受け取ることになるはず。私もこれ(とFirefox)の恩恵にあずかっている身として、有り難く使わせていただいて いるわけ で す。
 …で、ついでに私の場合は、飛鳥配列の21世紀-284版についても、同様の気持ちで有り難く頂いた次第で。
 他にもいくつかあるにはあるのですが、ここに書けるネタじゃないものが多いので、とりあえずはここまで。

 肝心の飛鳥21c284については、ちょっと面白い(というか、一部は大胆な)配置換えになりました。

 
 アンシフト
「ーじぴ% -ユとはロ」
きしうてぎ エんいかたけ
ほせみブヌ ゃっょゅめ

 左シフトキーを押しつつ打鍵する場合
ざヘネぁぅ ェぃよふ!)
だちありぉ ずるすまでげ
ぜひサびヴ やが、。?

 右シフトキーを押しつつ打鍵する場合
(べパぺ& ぢ~レこぞご
おならづ ムつのくにそ
ぷぐバ・* ボをどもぽ


 今回の「私から見た」一番のメリットは、「更なるタイピングノイズの低減」と「飛鳥的なわかりやすさの向上」って事ですな。
 …ええと、どういう事かというと、

 まずは、文末に置かれる「、。!?」が全て等しく、左シフトを押しながら右手で打鍵する方法に統一されたこと。
 今までは「!」が[U]の単独打鍵だったので、文末(左シフトを押しっぱなしで逐次打鍵するだけの単純操作)を書いた後で、せっかく押していた左シフト をわざわざ離す必要があり、ここで一拍以上(シフト離すの操作は、シフト押すの操作よりも受動的なので、その分苛つき感が大きい様な気がします)待たされ た苛つき感からか、人差し指で勢いに任せて「バンッ!」と叩いてしまい、そのうるささが原因で却って苛つく(これをやると、気持ちまで高ぶってきてダメな んですよ…)原因となっていたようです。…って、正直今まで気づいてはいなかったのですが。
 それが(「、。?」と同じく)左シフトを押したままで[p]を打鍵する様になって、「ああ、今までこれが原因で無駄に苛ついていたんだ…そーゆーこと だった のか」と思い知らされました。

 …私自身が2004/06/25に書いた【「タイパー達へ 100の質問」への私的回答。】の事を思い出したのですが、ここで
--------
Q29:やっぱり性格とタイピングは一致すると思う?
  センターシフト式入力法以外については、間違いなく一致すると思う。
  センターシフト式入力法に関しては、シフトの使い方に関する取り決めによって左右されるので、性格ではなく入力方式に一致すると思う。
--------
 と書いていたんですね(センタシフトと親指シフト…厳密には範囲定義がずれてますが、気にしないでください)。
 でも、よくよく考えてもみれば、この二行は纏めて「性格によりタイピングの仕方が 決まるとも言えるが、入力方式によってもタイピングの仕方が変わってしまうことは間違いない」って書くべきだった様ですね。ここまであから さまに打鍵感が違うとなると、キー配列そのものが人に与えるストレスってのは、配列毎にかなり違いがある様に感じます。

 つぎに、小書きの「ぁぃぅぇぉ」が、左シフトを押しながらの「rutyg」に固まって配置された事。
 小書きの「ぇ」が打鍵しづらい位置に来たとゆー点に付いては、僅かに残念な気もしますが、そもそも頻度の高い小書きの「ゃっょゅ」が見事に左シフ ト・右下段に整列している事と合わせて考えてみると、ここに「ぇ」が配置されるメリットはとても大きい気がします。
 こうなっていれば、覚え始めの時には「ゃっょゅ」は左シフト下段で、「ぁぃぅぇぉ」は同じく左シフトの中央上段付近…とだいたい位置が予測できますので (使用頻度が少ない文字は、この予測って点も重要ですから)、多少遠くても安心して打鍵できる点が良いと思います。
 「ゃっょゅ」のキーとは違った視点で「まさにここにあるべき文字」だという気が。

 但し大きく打鍵感が変わる点もあり…「え」が左シフト+[W]から、アンシフトの[H]に移った事で、「える・えず・がえ・まえ・すえ」の打鍵性が低下 し、「さえ・えば・うえ」の打鍵性が向上したとの事です(注:「えん」「える」「えず」が打ちづらい事を書いたときにもらった返答)。
 で、この提示があって始めて気づいたのですが、今の配列のままで仮に「え」を左シフト+[W]に置いた(つまりは21c269近似に戻した)場合、左シ フトを 押しながらの「がえ」を打鍵したときに、同じシフトのまま続けて「がえさ」「がえす」「がえち(が)」「がえま(ちが)」「がえやす」「がえや、」「がえ よ」「がえり(する)」「がえる(、。)」「がえが」「がえず」「がえだ」「がえで(す)」などと続ける事ができていたんですね…「がえ」だけでもこれだ けあるとなると、他の文字列にまでこんな連枝を考えていく事など私には到底出来そうにもありませんな…
 とりあえずは「今ある配列で打鍵してみて、どうしてもダメだっ!ってゆー段になってから私製飛鳥を作る」って感じにするべきなのかも。
 但し、個人的には私製版を作るのは嫌いなので(パッチ当てができなくなって、結局飛鳥配列の新版を追いかけていけなくなる事が目に見えてますから…)、 とにかくは様子見かな。
 (自分としては、「え」と「へ」は取り替えてしまいたい気分だったりもします。)
 #とりあえずテスト中。でも数日中にオリジナルに戻す予定。

 ついでに「ところ」がアンシフト[i]→右シフト[o]→アンシフト[p]になってしまうところも気になってはいたのですが、とりあえずはこの打鍵を自 然に避ける方向で調整してみようと試みているところです。…って、ここだけで何回「ところ」を使ってるんだ<俺。
 #結局はオリジナルのままにする事にしました。さすがに「ろう(r/ou)」と「ころ(ko/ro)」を比べれば、前者のほうがより素早く打鍵できる必 要がある事は明確ですから。

 うーん、やはり「配列が思想に与える影響は甚大」ですな。
 …えっ、逆じゃないのか?って、逆な訳はないですよ。
 こういうデジタルな文字列であっても、筆跡や指紋に似た「打紋」とでもいうべきものは、どうしても出てしまいますから。
 一番解りやすいのは誤打鍵を見つけたときですが、そうでなくても打鍵の癖ってのは出てきます。

 例えばAZIKでは「○ai」「○uu」「○ei」「○ou」「○ann」「○inn」「○unn」「○enn」「○onn」な文字列を多用してしまい がちになりますし、親指シフト(飛鳥ではない)な人は濁音化できる清音を多用しがちですし、中指シフトな人はシフト側清音文字の濁音化・半濁音化を避ける 傾向があります。もちろん飛鳥にも「可能な限り、同じシフト面での打鍵が続く様に打ってしまいがち」になります(必ず見える訳ではないけど)。

 ここで飛鳥がとても面白いのは、通常の親指シフト(ニコラとか)では厄介者扱いされているはずの「シフトキーを押しながらの逐次打鍵」を、逆手にとって 最大限に利用し てしまっているところですな(って、何度か書いてるかも)。
 前途の例でいえば「(無+)かん/(左+)がえちが/(無+)い」とかいう感じで、他の逐次打鍵系シフトのエッセンスを見事に「親指シフト」の上に載せ てしまったのですから、現時点で逐次打鍵に慣れている人にとっては、ニコラよりも飛鳥の方が打鍵し易いはずだと睨んでいたりもします。

 ニコラの親指シフトは、前に書いたとおり「ほぼ同時に押して、ほぼ同時に離す(ことが原則)」とゆー【親指同期シフト】なのであって、親指位置に置いた親指シフトキーが本来持っているポ テンシャルをあまり生かせていないんですよね…。ただ面をばたばたと切り替えるための「余計なもの」って感じで。
 親指シフト系は誰がどう見ても「最下段は指位置固定の4段配列」だとゆーのに、その最下段をニコラ使いな人はあたかも「無かったかの様に扱ってしまって いる」事が、ニコ ラを好きになれない(かつての俺とか、今の俺とか…)奴にとっては詭弁臭く写るのかも、と思ってみたり(正直、放っておくと親指シフトキーの段を無視して 「ニコラは3段に全てのカナを配置した…」って書く人がいますので(Wikipediaの時にはもう呆れてものが言えませんでした…)、こういう意識が もっともまずいのではないかと感じています)。
 その点飛鳥は、配列考案者たるRay氏曰く「指が主人の飛鳥」とか言ってしまう位に素直な配列ですから(笑)、ご本人が明示しているか否かにかかわら ず、きちんと親指シフトキーを有効活用している感じがします。

 うーん、あまり例え話は好きではないのですが、ニコラにとっての親指シフトキーは「黒子」で、飛鳥にとっての親指シフトキーは「永久欠番扱いのサポー ター(チームスポーツ絡みでは、ファンのための番号として永久欠番を設定する…とかいう話がありますから)」って感じでしょうか。

 …って、書く事がいちいち長すぎですな。
 そういえば、これが永遠に解決不可能な「飛鳥の本質的な欠点」だとゆー事を、またしても忘れていたようです(笑)。…って、これが欠点になりうるかどう かすら怪しい気はしますが。

 あと、もう一つ書き忘れが。
 ローマ字入力での打鍵速度が200キー/分程度未満な方(ちなみに私は227キー /分です)は、素直に飛鳥配列に移行する価値がありそうだと思います。

2004/12/26


新年的雑感。

 去年の年頭は、ニコラに対して妙に毒を吐きつつ新年を迎えた訳ですが(苦笑)、今年はそういった事もなく、平穏に(飛鳥 で)新年を迎える事となりました。

 とは言えども、去年末に急遽飛鳥が21c285(仮)へと更新されたため、それに対する対応が後手後手に回ってしまい、挙げ句の果てには50音シートか ら「け」が欠落するとゆー状況で、さすがに年末進行や忘年会と同時に進行するにはちと重い状況でした…

 で、肝心の21c285tは↓の様な感じに。

21世紀285版(仮)[カナは21c284との差分] 21世紀284版[カナは21c269との差分]
 アンシフト
「ーじぴ% -ゆとはろ」
きしうてぎ んいかたけ
ほせみぶぬ ゃっょゅめ

 左シフトキーを押しつつ打鍵する場合
ねぁぅ ぇぃよ!)
だちありぉ ずるすまで
ひさヴ やが、。?

 右シフトキーを押しつつ打鍵する場合
(べぱぺ& ぢ~れこぞご
わおならづ むつのくにそ
ぷぐ・* ぼをどもぽ
 アンシフト
「ーじぴ% -とは
きしうてぎ んいかたけ
ほせみブヌ ゃっょゅめ

 左シフトキーを押しつつ打鍵する場合
ヘネぁぅ ぃよふ!)
だちありぉ ずるすまでげ
ぜひ やが、。?

 右シフトキーを押しつつ打鍵する場合
べパぺ& ぢ~れこぞご
おならづ つ のくにそ
ぷぐ・* をどもぽ

[Ray氏のコメ ント@2-301]
ぜばび」の変更は「え」の右キー左シフトへの変更に伴うものですが、理由は時間
がないので宿題!つーか、たまには誰かやってきてええぇぇ!←左 シフト5連続♪
ヒントは、「ば」絡みの左シフトの連続の活用です。


 …って事で考え中。っても、俺にはなんの事やらさっぱりだったりするのですが(汗)、とりあえず分解だけ してみました。
 もっとも、キーの入れ替え規則が解っただけで、その理由までは…。

文字替え 
O逆 :逆 W裏 H表
21c284  ふ  げ へ 
21c285t  え  ふ  へ

シフト面  O : W H
 …「え」を左シフトに、「へ」が表に。「ふ」は薬上→子伸、「げ」は右子伸→左薬 伸

文字替え 
V裏 Z裏 C逆
21c284   び  
21c285t   ば  

シフト面  V Z C
 … 「ぜ」が右シフトに、「ば」が左シフトに。「び」は人下→小下。


 …ひとまず、誘導されるがままに簡単に気づく事は「たと/えば」。 21c207+21c259では[;i ←wv]だったものが、 21c269では[
;i ←w →e]、21c284では[;ih →c]となって、再び21c285tでは[;i ←ov] の連続シフトに戻ってきました(しかも21c207+21c259で左シフトしつつの同手跳躍だった「えば」の打鍵は、左シフトしつつの交互打鍵に変わりました)。
 「たと」が「~たと」と「たと~」に絡む(
「おも/っ/たと」などもある)だけに、「たとえ」が一括りで打鍵できるよりも、「えば」が一区切りで打てる方が、より応用が利く(「えよ」「える」「えず」とか も同じ左シフトのまま)ので便利ですね。

 ついでに、「ば」が左シフト左手に来たので、とか「たと/えば、」 のみではなく、「それなら/ば、」とか「であ/れ/ば、」のような、読点直前に「ば」 が来る場合についても、操作が左シフトに統一&交互逐次打鍵になってますね。

 これで
21c285tに困る事と言えば…「○○/だ/ぜ/!」「○○だ/ぜ /。」が多少打ちづらくなる事か…って、こんな表現を頻用し たいとは思わないからなぁ…問題ないか。

 …うーん、今までの例で行くと他にも何かありそうなんだけど、今はまだ思いつかない…

[2005/01/03]
 これ以上の理由を考えるのも難しいので、私はひとまずあきらめる事にしました(ぉぃ)。

 ちなみに、
21c207+21c259では左シフト+w(左手上段薬指)にあった「え」が、21c285tでは左シフト+o(右手上段薬指)に移っていますので、285t に移行する際は、ひとまず「える」と「えず」の文字キーは右手で叩くということさえ知っておけば、特に混乱せずに移行できるのではないかと。

2005/01/01 +2005/01/03

 
ついに配列を固定。

 その後新版として「21世紀-290」版が提示され、ひとまずこれで配列 を固定することになったそうです。
 まずは、今まで本当にお疲れ様でした。
 ついでに「教材作りが始まったら、またいい手が浮かんで来て入れ替えしたくなるかも…」などと言うコメントが過去にありましたが、ナイトリービルドな配 列の復活については、もちろん大歓迎です(私は頻繁に弱音を吐くはずですが(苦笑)、追随できる範囲で追いかけますとも)。

 …で、(実は冒頭も書き換えたのですが、)飛鳥21世紀-290版用の五十音シートをまた作ってみまし た。
 今度はOpenOffice.org/Calc形式とともに、OOoから書き出したAdobePDFも同梱しています(OOoを導入できない環境向けで すな)。

aska_21c290_roman.png

 いろいろと変わっていましたが、21c285tからの移行では特に「ゆ(h)」「え(←e)」「ろ(→:)」「く(→j)」「つ(→l)」あたりが引っ かかりやすいかな…この辺はまた慣れるまでは大変かも。

 ただ新しくなるだけではなく、旧版の手を復帰させるなど(ゆ/そ/げ、とか)もあって、21世紀207版あたりからの移行であっても、違和感は少なそう な感じ。
 ひとまずは、誤打鍵が減った頃にもう一度書いてみるつもりです。

2005/01/18

学習方法についての提案など。

 ええと…ここまでこのページを見ていて、「コイツ、たかがカナ配列一つを覚えるために何ヶ月掛かってるんだ?」なんて 思った方は…居ませんか?

 私は基本的に、特殊な練習方法や打鍵練習などが大嫌いでして(…ってこれは何度も書いていますな。面倒なこと自体が大嫌いなのです)、基本的にはここや雑記/えもじならべあ そびなどのようなものを「ぶっつけ本番で書く」というふざけた方法のみを用いてきました…当然学習効率は最悪で、習熟に掛かる期間は増えるばかり といった感じです。

 従って、体系的な練習につきあう意志がある方・体系的な練習をよしとする方であれ ば、これよりもよほど早期に飛鳥カナ配列をマスターできるはずだと思います。

 飛鳥絡みについてのここ最近の動きとしては、
といった感じですね。

 ついでに私も、(役に立つかどうかは不明ながら)
飛鳥のために」用の補助資料として飛 鳥カナ配列学習用のツール(PDF文書)。」なるものを作ってみました…って言うほどのものではなく、単にかつて の資料を転用しただけの話なのですが。

 結局、打鍵速度についてはそうそう上がりはしないですね…俺の打鍵速度はそもそもこういう感じなんだ、という気がします。
 まあ、速く打ちたい場面でそれなりには打てているから、別に現状ままでも構いはしないのですが。


2005/02/16

またもやのんびりと 打ってみる…

 今日からは趣向を変えて、詳細画面を貼ることにしました。
 …大体こんな感じですな。



 

2005/03/01


またもやのんびりと 打ってみる…

 とりあえず両方貼ることにしました。
 基本常用語だけ、しつこく5回やってみました。
 なんとなく、文字を見ながら打鍵するとゆー荒技(俺にとっては非常に辛いのです)もできそうな気がしてきました。
 …大体こんな感じですな。




 

2005/03/06


関係のないメモ。

 ええと…「どんなもん打」とゆーフリーウエア絡みについてのメモです。
 ここに貼っている意味は…ありません(苦笑)。すみません…
 …というか、ブラウザのクイックアクセスバーがそのまま見えていますな(ioi)。



 …で、ローマ字の記録を計ってみましたが、結局以前より落ちていたので(苦笑)、過去記録の詳細画面を掲示します。




2005/03/07


またもやのんびりと 打ってみる…

 ワーストケースも含めて100秒台にようやく来ました。
 でも、やっぱり基本常用語のBってのは奇跡でしかなかったらしい…
 ってなわけで、2回くらいずつ通して今日はおしまい。
 


2005/03/10


(編集注:この項目の「挿入-名前付きアンカー」は【20050311】 です。)
写真を撮ってみた。

 キーボードカバーのへたり具合を撮影してみました。
 日本語入力には飛鳥のみを使用し、たまにアルファベットを使用するかな…という程度ですので、大体は飛鳥によるへたりとお考えいただいて、差し支えない ものと思われます。

 ええと、2004/12/14に購入したばかりのキーボードカバーなのですが、わずか三ヶ月で、使うキーと使わないキーの差がはっきりしてしまいまし た…。
 #ってゆーか、こんな汚い写真を載せてしまってすみませんです…。
 





 ちなみに、右手側(下の写真)にあるとおり、私は「←:無変換」は左シフトキーとしてのみ使用し、「→:変換」は右シフトキーとして使用しています。
 「スペース」キーと矢印キーで変換操作を行い、後退は[BackSpace]、確定は[Enter]です。
 「スペース」キーは変換操作と空白文字を併用しています。
 ローマ字入力などとの互換性を考えると、大体この辺が落としどころではないか…と感じています。
 もちろん、文字領域の「後退」「取り消し」キーは規格としては必要だと思いますが、今はまだそれに依存しないつもりでいます。


-2003/03/21追記
 動画撮影用に予備撮影をしたところ、真上からのちょうどヨサゲな写真も撮れましたので、こちらも掲示します。

 これを撮ってて思い出したけど、Bスプリット・スペースがまずい例を思い出した…そういえば、テキストアドベンチャー(紙芝居的なヤツ)をやってる人に 一人、スペースバー中央とエンターだけが酷使された例を見かけた気がするな…って、PC-9801時代の話だけどさ。

2005/03/11 +2005/03/21


(編集注:この項目の「挿入-名前付きアンカー」は【20050313】 です。)
またもやのんびりと 打ってみる…

 目標を変更して「ロスレス化」を目指すこととしました。

 早く打つことよりも、正確に打つことを目的として、「ミス上限」を10回にしています。
 打鍵が遅くとも達成感はあるので、飛鳥の練習用としてはこの方が向いているはずです。
 それにほら、Ray氏も「カナを全て覚えてから云々」と言っていましたし。
 (もっとも、本当は「親指シフト方式そのものがミスを誘発している」という誤解を廃したい…という思いから始めたことだったりもしますが、とにかく丁寧 に打ったときの速度を知りたいというのが真意でして。)

 「間違いは多いけど、速く打ててるから良いじゃん」とゆー状況は好ましくないだけに、これからはずっとこれで行こうかと。
 #そういうわけで、今までのTypewell記録データは待避して、始めからやり直してみました。

 では、今日の結果です。





 

2005/03/13


(編集注:この項 目の「挿入-名前付きアンカー」は【20050316】 です。)
蛇足:アイディアだけならいくらでも…

 現状の親指シフトノートって、ほんとに数が少ないですよね。
 で、たとえばこんなキー配列のノートがあると便利かも…とか思ったりしました。
 いつも通りのテキトーなコラージュなので、継ぎ目が目立つ点についてはご容赦下さい。



 要するに、「Bスプリットスペース」なキーボードにしようよ!って訳です。
 こうするとキー幅が狭くできるので打鍵感覚が多少安定しますし、キーをさらに軽くすることが出来ます。
 スペースバーのセンターを叩く人には不評だと思いますが、そういう人がどれほどいるかは…微妙かと。
 (俺の場合、スペースはNキー下あたりで叩きます。というか、タッチタイプをする人はBキー直下でスペースを叩けないはずなので、こういうスプリット・ スペースでも問題はないはず)

 …で、ここからが重要なのですが、これをBIOSレベル(ノートの場合)か、ジャンパピン設定(外付けキーボードの場合。スイッチは劣化が怖いのでダ メ)で、次のように切り替えできると面白いかと。
【キーコード送出対応表】
無変換
左スペース
右スペース
変換
FMV-830MG/S・ 親指シフトノートの現行割付 タブ
親指左
親指右
空白
割付パターン1(デフォルト)
無変換
スペース
スペース
変換
割付パターン2(スペースは右端のパタン)
→親指ノートにあわせてTab割り当て-2003/03/21
タブ
(もしくはEnter)
無変換
変換
スペース
割付パターン3(スペースは中央のパタン)
→親指ノートにあわせてTab割り当て-2003/03/21
無変換
タブ
(もしくは新規コード)
スペース 変換

 結構使いやすくなりそうな気もしますが…いかがでしょうか。
 「スペースバーも軽く打鍵できます!」って感じで、案外ローマ字入力などしか使わない人にも良さそうな気がします…って、もしかして気のせい?。

-2003/03/20追記
 Windowsのみ対応であれば、キーボードドライバ対応でも良いかもしれない。
 現行のFMV-830MG/Sあ たりはこれで行ってくれると非常に心強い。
 ただ、将来OSのリプレースなどをするかもしれないことを考えると微妙かな…

-2003/03/21追記

 ATOKがTabキーによる省入力変換を実装していることを含めて考えると、親指キー位置にTabキーがあるとそれなりに便利って事が判明。
 よって、親指ノートに近くなるようにしてみました。割付パタン2はNICOLAそのもので、3はAT互換機利用者用に両サイドと中央をひっくり返したも のです。

2005/03/16


(編集注:この項 目の「挿入-名前付きアンカー」は【20050328】 です。)
恥ずかしながら、運指動画などというものを撮影してみました。

 飛鳥の運指を確認するために必要となりそうな動画を、ひとまず撮影してみました。
 打鍵速度は笑うほど遅いのですが、その点については…突っ込まないでください ^^;

 撮影風景はこんな感じで…このままただだらだらと文字を打っているだけとゆー、非常にしょうもない内容となっています。
撮影風景
 元は同じソースなのですが、そこから15秒だけ取り出し た「15 秒396kbpsの低解像度版(0.75MB)と15 秒1374kbpsの 版(2.6MB)15秒 600kbpsの 版(1.11MB)」、それから81秒 1374kbpsの非トリミング版 (13.8MB)81秒 600kbpsの非トリミング版 (5.90MB)の、計3種を用意 しています。
 
 いずれも、デジタルカメラPanasonic/DMC-FZ10で 撮影したQuicktime/MotionJPEG動画を、TMPGEnc(with QTReader.vfp) にかけてトリミング・変換し、MPEG1 (映像部1150504kbps/音声部 224kbpsで、396kbps版のみ映像部300kbps/音声部96kbps)にしたものです。
 再生には、一般的なMPEG1再生環境が必要となります(それ以外のプラグインなどは不要です)。

 太字のものを除いては、転送レートが1.5Mbps近い比 較的高いので、ADSL環境でのストリーミング的な視聴は無理かもしれません。ダウンロードしてご覧下さ い。
 (って、こんなしょーもない動画をダウンロードさせる気か、俺は)。

 しかし、普段にも増してテキストの質は悪いですな…これからはチラシの裏をスキャンして壁紙にせねば(苦笑)。

2005/03/28 +2005/04/03(取消線追記、解像度落とす) +2005/10/09(ディスク容量逼迫のため、低解像度版を削除)
(編集注:この項 目の「挿入-名前付きアンカー」は【20050403】 です。)
恥ずかしながら、ふたたび運指動画などというものを撮影してみました。

 飛鳥の運指を確認するために必要となりそうな動画を、ふたたび撮影してみました。
 打鍵速度は笑うほど遅いのですが、その点については…突っ込まないでください ^^;

 前回の反省を元に、真上から撮影してみました。
 …が、この場合、私が操作している親指キーの位置が手のひらに隠れてしまうこ とがハッキリしてしまったため、何のために撮影したのかが微妙に解らない状態となっています。

 で、今回は撮影風景についても撮影してみました。 

 基本的に機材は変わらず、今度はこんな感じの位置関係になっています。
 外光は無し(夜のため)で、ちょうどACアダプタ位置の真上に室内灯(32W+30W蛍光灯)があります。少しでも動画の品質を上げたいので、周囲には PPC用紙をテキトーに置いて、床面のノイズが乗らないようにしています。
 PCそのものは、周囲にあったテキトーな箱の上に載せています。ちょうど太股に載せて打鍵しているのと同じくらいの高さになるので、(姿勢的には苦し いものの)手首には変な負担がかからず、割と打鍵しやすかったりします。


 今回の撮影ではズームで↑の様に寄せて撮影しています。ただしズームについては近寄って撮影すればいいわけでして、ピント合わせが出来る(オートフォー カスが付いている)携帯電話の方が何かと便利かもしれません。
 (品質の問題ではなく)見た目の問題から、画面内ではキーボードが傾かない方が良いです。今回は、キーボードの下端を基準に合わせてみました…少々左に 寄っていますね(苦笑)。
 B5サブノートですと大体こんな感じで、上にはワードバッドを起動させてフォントサイズを36pにしています。改行操作などを含めても、表示領域は2行 あれば、まず困らないはずではないかと。


 今回は、ローマ字入力版と飛鳥入力版の2点を作成しました。

ローマ字入力版は162秒600kbpsの版 (11.7MB)です。動画内での記述結果は下記の通りです。
ローマ字入力による打鍵テスト動画
2005/04/03撮影
ローマ字入力による打鍵テストをこのような感じでさつえいしてみたのですが、大体上手く写っているのかどうかと言うこと自体が不明な上に、そもそももう ローマ字入力を忘れてしまって、時折飛鳥の打鍵癖が出てしまう点が微妙にいやんな感じだったりします。無変換キーと変換キーが使えない状態だったり、結局 後退キーがそのままの位置にあったりすることも問題なのですが、ローマ字入力ではどうしても部分的にキーが遠いものがあるなどしてちょっと打ちづらいかな ~とか思ったりしています。いや、どうせ慣れの問題のはずですけれども。

また、飛鳥入力版は181秒600kbpsの 版(13.3MB)です。動画内での記述結果は下記の通りです。
飛鳥による打鍵テスト動画
2005/04/03撮影
テスト2回目という事で、今度は真上から撮影することにしました。
ついでに、姫踊子草による確定操作・後退操作も使っていますので、あっちこっちに指が飛んだりはしない…はずです。
さて、大体こんな感じで撮影すると一通りの撮影が出来そうなのですが、なにげに緊張してしまって上手く打鍵できなかったりもします。
…って何書いてるんですか俺は。
親指操作についてはこれで両指とも見えますでしょうか。ダメっぽかったらその旨お知らせ下さいませ。

 うーん、結局纏まりませんでしたな…残念。
 #ローマ字入力のやる気があまりにもナサゲなのは…気にしないでください(^^;)

2005/04/03


(編集注:この項 目の「挿入-名前付きアンカー」は【20050411】 です。)
Dキー←→Kキー間を400mm程度離してみるテスト(準備編)。

 いわゆるエルゴノミクス対応キーボードが多い昨今、しかし飛鳥はどうにもこの斜め配置のキーに配列が依存しているような気がしてならない…というわけ で、単純にこの狭っ苦しい感じだけを何とかしてみたく、ひとまずDキー←→Kキー間 を400mm程度離してみるテストしてみることにしました。

 …とは言っても、そう難しいことではなくて、ただ単にキーボードを2枚接続してみようと言うだけの話なのですが。
 で、やってみました。
 
 キーボードはTK-U06FPLG(ELECOM) で、この状態ですとD-K間が480mm程度離れています…離れすぎだな。
 マウスやキーボードによる入力結果は分別などされていないのか(WinXP/SP2によるテスト)、同時打鍵処理もすんなり通って問題なし。
 うーん…これってHHK-Lite2などを使えば無工作でも実現できそう…でも高いか。
 キーボード内でどういう配線がなされているかにもよるけど、まずフルキーボードをどう弄っても無理そうなので、この手の省スペースキーボードの右端から 100mm程度を切断するのが近道かな…

 #時間がないのでここまで。

2005/04/10


(編集注:この項 目の「挿入-名前付きアンカー」は【20050515】 です。)
ミニキーボードでも飛鳥。

 前に飛鳥打ちが出来ずに放置することとなった、Audiotechnica/ATC-MKB95を 復帰してみようと、和ならべさんの物 理的に距離を縮めるを真似してみました。



 キートップ部のスロープを除去してしまったので、指をキートップ表面上で滑らせることが出来ません。
 うーん…ミニキーボードに関しては、こういう形ではじめから市販されている方が良さそうな感じもしてきますね。

2005/05/15


(編集注:この項 目の「挿入-名前付きアンカー」は【20060815】 です。)
飛鳥、3回目の動画撮影を行いました。

 公開用ディスク容量の関係で、今回の動画を掲載するために「1回目の動画&2回目のロマかな動画」は削除しました……復帰方法を検討中ですディスク容量の増量申請(前段 階)をしています。
 で、3回目の動画は以前qua_rkさんが行っていらした方法を再現して撮影しました。


 撮影時のハードウェア構成を写真に撮ってみました。

 手前に映っているノートPCが撮影対象です。

 画面中央上には、データフォルダ用のアームにぶら下がるカタチでWebカメラ(Logicool/Qcam for Notebooks Pro(QVX-13N))を取り付けています。
今回は個人的な都合で110万画素のカメラを買ってみましたが、qua_rkさんの撮 影では30万画素品でもきれいに撮影できていたようですので、「打鍵動画+Webチャット」用途で購入するなら「30万画素品でもいいので、肌色がキレイ に再現できるCCDカメラ採用品」を選ぶほうがお得だと思います……ってどーでもいい話ですな^^;。
 ノートPCの左側にあるのはデータフォルダから外した書見台(今回は使用せず)です。
 後ろにある液晶モニタなどについても、今回は使用していません。


 次にソフトウェア構成について。
 Webカメラを用いてキーボード部を画面に映します。Webカメラに付属のツールで動画撮影を行うわけではなく、ここでは単にWebカメラで捉えた映像 を表示させるだけです。
 320x240の領域中、キーボードが映るのは下半分です……そこで、上半分にちょうどメモ帳(notepad.exe)のテキスト部分が被るように乗 せています。
 キーボード映像にメモ帳をかぶせた状態で、「劇場版 ディスプレイキャプチャー あれ ~圧縮された動画~ Ver.3.0」というツールを用いて動画を録画しました。
このツール、解凍すると「KERO.exe」と「TOMOYO.exe」という2つの 実行形式ファイルが出てくるのですが、フロントエンドは「TOMOYO.exe」であって、「KERO.exe」は「TOMOYO.exe」からの呼び出 しでのみ使用されるようです。始めはどちらを起動すればいいのかわからず、とりあえず「KERO.exe」を何回もクリックしてしまいました……ドキュメ ントが同じ階層になかったことからすると、何かのお約束なのでしょうかorz
 ディスプレイキャプチャで生成したMPEG動画ファイルは1152kbpsレート/CBR(MPEG1……というかCD-Videoサイズ)の巨大な代 物なので、これを200kbps/VBRに圧縮するためにはTMPGEnc Freeを用いました。
 #再生可能性を可能な限り上げるため、今のところMPEG1以外での公開は予定していません。


 出来上がった動画はこちら。
 http://www.youtube.com/watch?v=vicgZ6nIYx0 (YouTubeに置いてきた高品質版)
 http://www.eurus.dti.ne.jp/~yfi/bin/asuka20060815-vbr200.mpg (ローカルで公開している高互換性版)
 9分近い動画です。文章の内容については「可能な限り引っかかりなく書ける内容を選んだ」だけですので、書いていること自体についてはあまり気にしない でください……。


 ちなみに、今 日の記録は日記と連動しています。もしよろしければ、後からでもご覧頂ければ……と。

2006/08/15


現在鋭意追記中です…


 …とは言っても、しょせんは不定期更新なのですが…
 ただし、現状では雑 記 @はてな(飛鳥カナ配列試用日記)でのメモ的記述だけで「もういっぱいいっぱい」ですので(汗)、こちらの更新が後手後手に回っている状況で す…。

????/??/??


とゆー訳で。

 結局....何が書きたかったのかも解らずじまいですな。


・・・・お後がよろしい様で。
 (ああっ、石を投げないでっ(^^;))


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