ポー、好きです。私がボーだから…ってことではないですよ。
ずいぶん以前だが、文庫の全集は読んだし。
仕事が奇跡的に早く終わったので有楽町まで歩く気になって、「ポー」やってたなと映画館の窓口に寄ったら、上映5分前だ!
ちょうどいいではないか。
ポーがボーを呼んでいる。
ジョン・キューザックのエドガー・アラン・ポーは、どんなもんだろうかと思ったが、まあ、ポーの扮装をしたジョン・キューザックでした。(当たり前か。)
ポーが、ある犯罪者の起こす事件にかかわり、刑事とともに捜査をしていくことになる。
犯罪の過程で、ポーの作品名が出てくる。どんなものか知らなくても、ポー(キューザック)自身が説明してくれてるからいいのだが、やはり知っていたら、ああ、あれか!と分かって楽しいだろう。
犯人を追う物語展開は、見ていて飽きずに面白いし、刑事の
ルーク・エヴァンスが、わりと格好いい。
ただ、考えてみると、そんなに上手く(犯罪が)できないだろうよ、とも思う。
だから、
雰囲気で見る作品でしょう。
監督の過去作品
「V フォー・ヴェンデッタ」は、けっこう好きで、今回も暗めな風味は似た味があったように感じる。
好み度は、そこそこ。
しかし、この邦題、ネタばれしすぎでしょ?