ホームカミングとは、卒業生たちを母校に迎えて、ダンスやスポーツや同窓会など各種イベントを楽しむ催しのことである。
…と調べてみました。
そうか。うむ。誰かがインタビューで、
アベンジャーズの仲間に迎えられることも意味するんじゃないかな?的なことも言っていた。ホーム(わが家)にカミング(来る)ですからね。
トム・ホランド演じるスパイダーマンは
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で、すでに登場済だけに、本作では、彼がいかにしてスパイダーマンになったのかは描かれない。
悪をこらしめて活躍したい!と、若さいっぱいの高校生なんである。
トビー・マグワイア主演シリーズのときの、悩める感じはない。次のアンドリュー・ガーフィールド主演版のときに、トビー版とは違う、チャラいスパイダーマンに違和感をもったのだが、どうも、そのほうが原作に近いらしく、今回のトム・ホランド編は最初から素直に楽しめることができた。
トニー・スターク(アイアンマン)が助演で活躍するのも楽しく、いよいよスパイダーマンの、マーベルのアベンジャーズ参戦は本格化なんだね!?
スタークから、君は(世界を救うなんてことじゃなく)ご近所さんで活躍してくれればいい、なんて言われてますが、実際、まだ高校生だし。でも、目をかけてくれてます。
スパイダーマンことピーター・パーカーくん、太っちょな親友の子と、いいコンビだし。
マイケル・キートンの悪役も、
え、ここで(も)登場するのか!と驚いたし、あるシーンではゾクゾクするような見せ場があったし。
メイおばさん(マリサ・トメイ)は若いし!
ゼンデイヤという名前が、クレジットのはじめのほうに出るので、ヒロインは彼女かと思っていたら、ピーターが好きになった子、つまりヒロイン的存在であるリズって、ローラ・ハリアーという女の子なので、びっくり。
敵が使う武器が、宇宙からの侵略者がもってきた武器の残骸を利用したもの、というのも、なるほどと思わせる。
スパイダーマン、もう飽きた、と少し思っていたけれど、主役の若々しいキャラクターなどで、そんな気持ちを吹き飛ばして、
気持ちよく快調に見せてくれる一編。