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条件付き書式で土日に色を付ける:Excel基本講座

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更新 2021/12/25

カレンダーの土日のセルに色を付ける 祝日にも色を付けたい 条件の優先順位

カレンダーを作成する    Topへ

  1. ここでは簡易なカレンダーを作成します。(2021/9/8に追記しました)
    C列の数式が A列のセルに入力されています。
  2. A2セルには 2020/10/1 と作成する月の1日目の日付を入力します。
    このセルの日付を変更することで、その月のカレンダーが表示されます。
    表示形式を yyyy"年"m"月" として年月だけを表示しています。
  3. A3セルには =A2 と入力します。
  4. A4セルには 2月や小の月には日にちを表示しないように
    =IF(A3="","",IF(MONTH($A$2)<>MONTH(A3+1),"",A3+1))
    と入力し、A33セルまでオートフィルでコピーしています。
  5. A3:A33セルの表示形式は d"日"(aaa) としています。
  6. 日付の表示形式は [ホーム]タブの数値グループにあるダイアログボックス起動ツールをクリックして、セルの書式設定を表示します。
    ショートカットキーは [Ctrl]+[1] です。(テンキーの 1 は不可)
  7. [表示形式]タブの【分類】で「ユーザー定義」、種類を d"日"(aaa) にします。

カレンダーの土日のセルに色を付ける       Topへ

  1. 条件付き書式を設定するセル範囲を選択します。
    A3:A33セルを選択しています。 下図は説明上、8行目〜26行目を非表示にしています。
    なお、説明上わかりやすいようにと思い、表示形式は m”月"d"日"(aaa) として日付と曜日が表示されるようにしています。
  2. [ホーム]タブのスタイル グループにある[条件付き書式]→[ルールの管理]を選択します。
  3. 条件付き書式ルールの管理 ダイアログボックスが表示されます。
    [新規ルール]ボタンをクリックします。
  4. セルの値が土曜日と一致した場合に「薄い水色」を付けます。
    「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。
    数式は =WEEKDAY(A3)=7 として、「書式」で塗りつぶしの色を「薄い水色」に設定しました。
  5. 条件付き書式で土曜日の設定ができました。
    右下の[適用]ボタンをクリックすると、シートにその条件が適用されますので、条件が正しく設定されているか確認します。
    続けて日曜日の設定をしますので、[新規ルール]ボタンをクリックします。
  6. セルの値が日曜日と一致した場合に「薄いオレンジ色」を付けます。
    数式 =WEEKDAY(A3)=1 を入力して、塗りつぶしの色を「薄いオレンジ色」に設定しました。
  7. 土日のルールを設定できました。
    [OK]ボタンをクリックします。
  8. 土日のセルに色を付けることができました。
  9. 2月を表示してみました。

ルールの数式にTEXT関数を使った例

祝日にも色を付けたい     Topへ

  1. まず祝日の表を作成し、名前を定義します。
    例では、Sheet2の C3以降に祝日の日付を入力し、セル範囲 C3:C35 を選択して、名前ボックスに「祝日」と入力して、名前を定義しました。
  2. カレンダーのリスト A3:A32セルを選択します。
    [ホーム]タブのスタイル グループにある[条件付き書式]→[ルールの管理]を選択します。
  3. 土日の条件が既に設定されていますので、祝日の条件を追加して設定します。
    [新規ルール]をクリックします。
  4. 祝日の条件を追加します。
    数式 =MATCH(A3,祝日,0)>0 を入力し、セルの色を薄い赤色に設定しました。
  5. 祝日のルールが追加されました。
  6. 祝日のセルを塗りつぶすことができました。
    祝日のリストが2021〜2022年でしたので、カレンダーを 2021/11 に変更しています。

条件の優先順位     Topへ

条件付き書式のルールの優先順位を変更する方法

  1. 現在の条件付き書式のルールは下図のようになっています。
    このルールの順番を入れ替えたいときは、入れ替えたいルールを選択して、[下へ移動]ボタンをクリックします。
  2. [下へ移動]ボタンを2回クリックすると、下図のようになります。

土日の書式を祝日の書式より優先する

祝日の書式を土日の書式より優先する

上の表で日にちだけの表示に変更したい場合は?

  1. セル範囲を選択します。
  2. [ホーム]タブの数値グループにあるダイアログボックス起動ツールをクリックして、セルの書式設定を表示します。
    ショートカットキーは [Ctrl]+[1] です。
  3. [表示形式]タブの【分類】で「ユーザー定義」、種類を「d"日"(aaa)」にします。

行単位で色を付けたい場合は?

  1. 祝日のリストはC3:D5からG3:F5などへ移動しておきます。
  2. カレンダーのリスト A3:A32セルを選択します。
    [ホーム]タブのスタイル グループにある[条件付き書式]→[ルールの管理]を選択します。
  3. 条件付き書式の各ルールを選択して、[ルールの編集]ボタンをクリックして修正します。
  4. 祝日のルールは数式を =MATCH($A3,祝日,0)>0 と修正します。
  5. 土曜日の数式は =WEEKDAY($A3)=7 と修正しました
  6. 日曜日の数式は WEEKDAY($A3)=1 と修正しました。
  7. 条件付き書式ルールの適用先をクリックしてそれぞれ編集します。
    適用先をすべて、=$A$3:$C$32 と複数列になるように修正します。
  8. 下図のようになりました。
  9. 祝日名を表示したい場合は、祝日リストを参照します。
    Excel for Microsoft365 や Excel2021 の場合は、
    =XLOOKUP(A3,Sheet2!$C$3:$C$35,Sheet2!$B$3:$B$35,"") としました。
    以前のバージョンなら、=IFERROR(INDEX(Sheet2!$B$3:$B$35,MATCH(Sheet1!A3,Sheet2!$C$3:$C$35,0)),"") といった感じになります。
    なお、祝日のリストの祝日名と日にちを入れ替えればVLOOKUP関数が使えます。

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