時間・時刻の関数の使い方:Excel関数

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更新 2023/2/1

シリアル値を数値へ(HOUR,MINUTE,SECOND) 数値をシリアル値へ(TIME関数)
文字列をシリアル値へ(TIMEVALUE関数)
時間の合計(表示形式) 勤務時間の計算について

シリアル値:Excelでは日付や時刻はシリアル値で処理されます。

時刻データから「時」「分」「秒」を取り出す(シリアル値から数値への変換)  topへ
 アワー
=HOUR(時刻のシリアル値)   :時間を取り出します。0〜23(時)の範囲の整数になります。
 ミニット
=MINUTE(時刻のシリアル値) :分を取り出します。 0〜59(分)の範囲の整数になります。
 セカンド
=SECOND(時刻のシリアル値) :秒を取り出します。 0〜59(秒)の範囲の整数になります。
   (注) 時間にはシリアル値を使用します。

時給の四捨五入

(おまけ)時刻を数値に変換する


(関連事項)

時刻に対応する小数(シリアル値)を返します   topへ
 タイム
=TIME(時,分,秒)
  時:0 〜 32767 の範囲で指定します。23 を超える値は 24 で除算され、剰余が時間として計算されます。

  分:0 〜 32767 の範囲で指定します。59 を超える値は時と分に変換されます。
  秒:0 〜 32767 の範囲で指定します。59 を超える値は時、分、秒に変換されます。

  1. E3:E4セルは次のように表示されました。
  2. Excel2007以降は[ホーム]タブの[表示形式]→[その他の表示形式]を実行します。
    ショートカットキーは[Ctrl]+[1](テンキーの1は使用不可)です。
    Excel2003以前は【書式】→【セル】で表示形式を変更します。
  3. E3セルは秒単位まで表示するので『13:30:55』 、E4セルは分単位まで表示するので『13:30』と、それぞれ設定します。
  4. セルの表示が変わりました。

時間の合計  表示形式に注意が必要です。    topへ
   標準では、24時表示(時刻表示)になっているため、24時を超える値は正しく表示されません。
   下図のように、合計のセルの表示形式を[h]:mmとします。

  1. B7セルには期待する(正しい)合計値が表示されていません。
    B9セルを選択します。
  2. [ホーム]タブの数値グループにあるダイアログボックスをクリックします。
    ショートカットキーは[Ctrl]+[1]です。
  3. 【表示形式】タブで「ユーザー定義」を選択し、種類に [h]:mm と入力します。
  4. B7セルの表示形式は h:mm 、B9セルの表示形式は [h]:mm とした例です。
    B7セルには24時を超えた分しか表示されず、期待した表示になりません。
    B9セルは表示形式を [h]:mm として、期待した表示になっています。

文字列で表された時刻を小数(シリアル値)に変換します  topへ
 タイムバリュー
=TIMEVALUE(時刻文字列)
  時刻のシリアル値:0〜0.99999999 の値で、0:00:00(午前0時)〜23:59:59 (午後11時59分59秒) までの時刻を返します。

【ステップアップ】時間を単位時間で切り捨てる

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