《2002年6月の姫日和》
いつもは、うばが語るところなのぢゃが、御影城のコアなファンのために
久しぶりにわらわ自身が語るとしよう。
わらわ、生まれて初めて「ベランダ」なる外の世界に“でびゅ〜”したのぢゃ。
ぢゃがな。うばは、わらわをまるっきり信用しておらぬ(-_-メ)
脱走など高貴な身分のわらわが、するはずがなかろう?ぢゃのに
わざわ〜ざ100円ショップで(わらわ相手にいつもいつもワンコインで済ましおって!)
柵をごそごそ買ってきてぢゃな、ひとりモソモソと取り付けておった。
なんたることぢゃ、まったく。
だいたいな、わらわを「ベランダ」に“でびゅ〜”させるなら
その前に少しくらい掃除しろというもんぢゃ。あまりにも汚くて
思わず足を浮かせながら歩いてしまったぞ。
そんなわらわの思いを知ってか知らずか、うばのやつ
窓ごしにレースのカーテンをこそーっと開けて(^_^;)
わらわの様子をニヤニヤしながら覗っておる。丸見えぢゃというのに・・・
あんまりしつこく様子をうかがうので、わらわ、ちょっといたづらしたくなった。
うばが見ていないすきに、「ベランダ」にあったサボテンの鉢植えを
ふたつばかり、甲羅力でひっくりかえしておいたのぢゃ。ほっほっほっ
うばのあわてぶり・・・ファンの皆にも見せてあげたかったぞ〜。
わらわは、かねてから外とはどういうものなのか知りたかったのぢゃ。
だからずっと家の中から想像しつつ、風を感じに網戸の近くを
ウロウロしたものぢゃ。
・・・ぢゃがな、いざ「ベランダ」という外の世界に“でびゅ〜”したらしたで
さらに、その柵の外が気になって仕方ないのぢゃ。
確かに自然の風の匂いは、わらわの鼻先に心地よかったし
天然のライトは、なんともいえず香ばしかった。ぢゃが!
本当の外、いわゆる野生という世界は、もっとずっと広くて
スリリングなんぢゃろうなぁ。わらわも「遊び人のダイさん」になって
この世の悪を成敗したいもんぢゃ。ほーっほっほっ