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CAPについて




その人のことをいまだに僕は○○君(○○には名字が入る)としか呼べない























昔、籠に玉を入れる競技に熱中していた僕は
陸上部か?と思われるほど走りまくり、肝心の玉を持たせてもらっても走ってばかりいた
いや、正確に言えば走らされたいた


いわゆる、その、CAPすなわちキャプテンは歴代1と言われる年上のマネージャーを入学早々ゲットし、鳴り物入りで入部した男だった
要するにオトコマエだったのだ
噂によると、というよりは彼自身が言っていたことには、
点数が低くても中学時代から既にそのプレイを顧問(こいつがまた…、この話は長くなるのでまたいつか)から目を付けられていたため、
その権力で間違いなく入学できたらしい


とにかくそういう人間だった
センスがあった、ように思う、当時はそう思っていた
彼と最後にプレイしたのは 去年の寒い時期だった
いつか超えたいと思っていた人間が全ての面においてそうではなくなっていた
どうやっても超えられないと思っていたのに







渋谷のど真ん中の箱の中で、日本文学の授業で配られた紙の裏にこんなことを書きなぐっている僕はおかしいのではないだろうか
何かおかしい
もうやめよう














ここにこんなこと書きたくなかった























でも、もう僕は自由なのだから


[駄文 010224] copyright(c)2000-01 taichi kobayashi