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子供の頃、歴史の教科書を見て「なんで戦争なんてものが起きるんだろう?」と不思議に思った。

誰の目にも、明らかに愚かな行為に映るのになぜ?と。

でもようやく謎が解けた。誰もが愚かになるのが戦争なんだ。


2001.9.11


砕け散るボーイング、燃え落ちるWTC、粉塵、アナウンサーの絶叫、戦争、感情論、ファシズム、それぞれの家族、それぞれの恋人、友人、そして正義。

戦争がおこるたびに、

民族とか宗教とか領土とかイデオロギーとかナショナリズムとか、

よくそんなくだらないことであんなに大変なことをしようと思うのかが、

とても不思議というか理解不能。

僕にとっては本当にどうでもいいことだ。

(あ、決して何千人もの人が殺されたということが「どうでもいいこと」という意味ではありません。

無差別大量殺人なんて許されるわけがない。誰だってそんなことで死にたくない。)


それらのものごとはすべてただの言葉にすぎないわけで、

戦争がおこるたびに、未だにそんなものを信じている人がたくさんいることにすごくびっくりするし、

がっかりする。

いったいいつまで続くのか


「デフレ」じゃなくて「まともな値段」に近づいてるだけだったりして


[時事受講して 020602] copyright(c)2001-02 taichi kobayashi