1日の映画の日、料金1000円なので何か観ようと思って、これを選んでみた。
チャン・ツィイーは好きだったから。
「グリーン・デスティニー」とか。
…結果、あまり感心せず。
「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」にすればよかった。(けど、あとで観ますよ、マイコーも。)
チャン・ツィイーが犯人(?)な犯罪もの(?)という知識だけで映画に臨んだ。
おお〜、主演の刑事はデニス・クエイドかあ。メグ・ライアンさんのダンナだったなあ、と感慨を深くしながら。
とっかかりから、犯罪の証拠品として「…(ネタばれせず)」が登場。
早くも、尋常ではない事件の匂いが。
チャンちゃんは、被害者の長女(養子)。それほど印象に残る出番がないうちに、ある決定的なことをカミングアウトする。
その理由が、どうもはっきりしない。まあ、そういう精神構造だったんだろうけど。
その後、役柄として期待されるべきインパクトが出ないチャンちゃん。
演技としても、もうひとつだが、脚本も、どうかなと思う。
事件の様相としては、被害者の葬り方が、ある形式をとっていて、猟奇っぽい。
刑事は解決のヒントを見つけて、少しずつ事件の仕組みに迫っていくが。
動機は、わからないでもないが、ある部分については、そこまで責めるのは行き過ぎのように思えた。
社会に出たら、どうしようもないことだってあるんだしさ。
観ていて気分はよくないし、すっきりもせず、おもしろいともいえない。
事件全体を振り返ってみても、わからないところがあり、考えてもしょうがないのでやめた。
1800円でなくて、よかったよ。
マイケル・ベイが製作にからんでる? ふーん、なんで?
ひさしぶりに見たような気がするパトリック・フュジット、「あの頃ペニー・レインと」の頃がなつかしい。
渋谷シアターTSUTAYAという、初めて行く映画館を経験したのが、いちばんの収穫。(苦笑)