親愛なるきみへ

DEAR JOHN
監督 ラッセ・ハルストレム
出演 アマンダ・サイフリッド  チャニング・テイタム  リチャード・ジェンキンス  ヘンリー・トーマス  ブレーデン・リード  スコット・ポーター  
原作 ニコラス・スパークス
脚本 ジェイミー・リンデン
撮影 テリー・ステイシー
編集 クリスティーナ・ボーデン
音楽 デボラ・ルーリー
2010年 アメリカ作品 108分
好き度☆☆☆


親愛なるアマンダに会うためならと、映画館へ出かける私であった。

原作は二コラス・スパークスの「きみを想う夜空に」。この人、2004年に映画になった「きみに読む物語」の原作者でもあるのだと、あとで調べて知った。

軍人のジョン(チャニング・テイタム)と出会ったサヴァンナ(アマンダ・サイフリッド)。
数週間のデートのあと、彼は軍隊に戻っていく。それからは手紙のやりとり。1年後の軍務を終えて帰ってくるという彼を待つ彼女だが…。

原題の“Dear John”は、手紙に書く言葉で、「(親愛なる)ジョンへ」という呼びかけですね。
淡々とした、ドラマティックな波が少ない展開に、ちょっと長いなあと感じてしまった。風邪気味の体調にも影響されたかも。

「じゃ、またすぐ会おうね(See you soon then.)」と言い合っていた、ふたり。
その絆が、どうなっていくのかという話だが、

(以下、少しはネタばれ)

私は彼女の気持ちを分かってあげたいと思う。
彼も、考えて、受け止めたから、あのラストになったはず。
周りの人間がどう考えようと、本人の気持ちには、なれない。ふたりが決めて、そうするのだったら、それでいいのだ。

アマンダを見られたから、それでいいかな〜という作品でした。
今年は彼女の出演作が、たくさん来た。
2009年の「クロエ」も観られたし、主なところは、だいぶ公開されたのではないか?
うれしい限りの私であった。

それにしても、TOHOシネマズ シャンテの地下は、前の席の人の頭がスクリーンの邪魔になる。なんとかしてほしい。




〔2011年10月1日(土) TOHOシネマズ シャンテ〕


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