アメイジング・スパイダーマン

THE AMAZING SPIDER-MAN
監督 マーク・ウェブ
出演 アンドリュー・ガーフィールド  エマ・ストーン  リス・エヴァンス  マーティン・シーン  サリー・フィールド  デニス・リアリー  キャンベル・スコット  イルファン・カーン
原作 スタン・リー  スティーヴ・ディッコ
原案 ジェームズ・ヴァンダービルト
脚本 ジェームズ・ヴァンダービルト  アルヴィン・サージェント  スティーヴ・クローヴス
撮影 ジョン・シュワルツマン
音楽 ジェームズ・ホーナー
2012年 アメリカ作品 136分
好き度☆☆☆


新シリーズやるんですか?

いま、2007年の「スパイダーマン3」の感想文を読み直していたら、グウェンちゃんをブライス・ダラス・ハワードさんが演じているではないか!
そうだったか。その彼女を今度はエマ・ストーンさんが。

やっぱりねえ、すでに観たことがあるものは、インパクトが薄くなります
スパイダーマンの摩天楼飛翔とか、前シリーズで初めて観たときは、スピード感や、かっこよさに興奮しましたもん。
そういうのがないのは、しかたがない、私にとっては。

アクションは、もう、いまどきの技術で、すごいのは分かってる。
だから、もっと感情に訴えてくる部分が欲しいわけです。
けっこう、あっさりしてるから、いろいろ、全体にねえ。悪いとは言わない。
いちばん感動したのは、市民が協力してくれるところ。いつものことながら、泣けてくる。

今回、いちばん大きな違いは、自分がスパイダーマンであることを恋人に明かしていることでしょうか。
彼女も、あら大変とは思いながら、案外と、するりと受け入れちゃう。
前シリーズでの、彼女に正体を言えない葛藤がなくなったのは、今回の意図的な差別化だと思える。
「スパイダーマン3」から、まだ5年しか経っていないので、そういうところでも新鮮味を出したかったのではないかな〜?

ガーフィールド君は、かっこいいし、エマちゃんはかわいいし、いいと思います。
おじさん、おばさんが、マーティン・シーンとサリー・フィールドで、ちょっと嬉しくてニンマリしちゃうようなキャスティング。

予告編にあった、自分目線の映像で撮られた飛翔(自分の手の先などが映る)がユニークでクールだったけれど、本編ではそれほど目立たなかったような?
私は3Dは選ばず、普通の字幕版で観たが、あまり問題はなかった(つまらなくはなかった)と思う。かといって、3Dがどのくらい良かったのか、または、そうでもないのかは、観ていないから何とも言えないのだが。

字幕版だったのに、エンドロールの歌が日本語だった。
演奏はかっこいいし、日本語だということが気にならなければ、いいんじゃないでしょうか。私は、いいと思います。そんなところは気にしない。
歌うのは、SPYAIR(スパイエアー)で、曲名は「0 GAME(ラブゲーム)」。
アメリカ公開は7月3日らしいので、英語版に入る歌が、まだ決まってない、または、英語版に歌は入らないのかもしれない…。(そんなこと、あるのか?)




〔2012年7月1日(日) ワーナー・マイカル・シネマズ 大井〕


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