アルゴ

ARGO
監督 ベン・アフレック
出演 ベン・アフレック  クレア・デュヴァル  ケリー・ビシェ  ヴィクター・ガーバー  テイト・ドノヴァン  スクート・マクネイリー  クリストファー・デナム  アラン・アーキン  ジョン・グッドマン  ブライアン・クランストン
脚本 クリス・テリオ
撮影 ロドリゴ・プリエト
編集 ウィリアム・ゴールデンバーグ
音楽 アレクサンドル・デスプラ
2012年 アメリカ作品 120分
好き度☆☆☆


6名のアメリカ人をイランから脱出させよ! 1980年。その作戦は奇想天外だった。

事実は小説より奇なり。とは、よく言ったもので、偽の映画製作プランをこしらえるとはね〜。

初監督作の「ゴーン・ベイビー・ゴーン」が、かなり良かった記憶があるベン・アフレックの監督・主演。
こうして映画化されているということもあり、結果の予想がつく作戦ではあっても、スリルはうまく出していた。
そのための映画的な見せ方、盛り上げ方が上手で、アフレック監督、たいしたものです。
一方、演技のほうは、どうなんでしょう、ひょうひょうとして、あんまり起伏がないのはキャラクター作りか。秘密作戦のプロだから、基本的に冷静なんでしょうね。

しかし、特殊メイクで有名なジョン・チェンバースが協力していたなんて! 彼だけに限らず、事実が明らかになったあとの報復が怖くないのかなあ。
チェンバース役のジョン・グッドマンと、プロデューサーのレスター・シーゲル役のアラン・アーキンが、ユーモア担当。

Gメンみたいな格好をしているのは(CIAじゃなくて)FBIのほうだ、というセリフが、いちばん、ほほう、そうか〜と思えて、覚えております。
大使館のお手伝いさんの言動ひとつで、結果が大きく変わったかもしれない、という点は、運を天に任せる状態のように思えるが、それでいいのかなあ。

国家間の衝突や紛争は止めてほしいものです。




〔2012年11月10日(土) 丸の内ピカデリー2〕


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