アマンダひとりで頑張ってる。
私の彼女が出演しているとなれば、ほかにどんな映画があっても、どうあっても、真っ先に観なくてはいけません!(マジつっこみは、いりませんよ。)
ジル(アマンダ・セイフライド)は以前、誘拐・監禁された経験があり、いまは護身術も学びながら、妹モリー(エミリー・ウィッカーシャム)とふたりで暮らしている。
ある日、モリーが消息を絶つ。あいつが戻ってきた。ジルは警察へ訴えるが、刑事たちは本気にしない。
ジルは自分ひとりで犯人を追いはじめる…。
刑事たちは
ジルの妄想じゃないかと思っているのだ。彼女が監禁されたという、森林の中の穴は見つからなかったし、彼女は精神薬も飲んでいる。
ジルは、情報を得るために誰かと会話をするとき、すらすらとウソの話をつくっていく。その様子を観る観客も「え? 彼女は嘘つきなのかも? じゃあ監禁のことも…」と思ってしまうのだ。…ジルの頭がいいだけなのかもしれないが。
ただ、
犯人を追い詰めていく過程が上手く行きすぎで、偶然でなきゃ無理でしょう、というところがある。
ひとりだけで、隠れもせずに犯人に近づいていこうとするのも無謀。警察が相手にしてくれないとはいえ、もうちょっと、策がないものか。(ないんだろうな、妹の命が危ないんだし、とも思うけどさ…。)
で、肝心の犯人との対決が…? ん?
(それとも犯人は本当にいたのか…? それは映画を見てください。)
アマンダがカーチェイスをするとは予想外だった! 彼女が逃げるほうね。
「エミリー・ローズ」が、とても印象的だったジェニファー・カーペンターさんを久しぶりに見た! アマンダの同僚役。
原題は「GONE」。いなくなっちゃった〜という感じなのだろうか。
邦題の「ファインド・アウト」って何だよ。find out で「謎を解く」「発見する」とか、意味はちゃんとしてるけど、
邦題にした結果が「英語の熟語」になっているって、なんだか嫌だ。