インターステラー

INTERSTELLAR
監督 クリストファー・ノーラン
出演 マシュー・マコノヒー  アン・ハサウェイ  マッケンジー・フォイ  ジェシカ・チャステイン  デヴィッド・ジャーシー  マイケル・ケイン  ジョン・リスゴー  ウェス・ベントリー  ケイシー・アフレック  エレン・バースティン
脚本 ジョナサン・ノーラン  クリストファー・ノーラン
撮影 ホイテ・ヴァン・ホイテマ
編集 リー・スミス
音楽 ハンス・ジマー
2014年 アメリカ作品 165分
好き度☆☆☆☆


あいかわらず、ノーランズ(ノーラン兄弟)、壮大だな〜。

それが彼らのやり方だろうから、素直にスゴイ!と感動します。映画界で、かけがえのない存在、燦然と輝いてるよ。

大スクリーンで、これだけのエンターテインメント(ちょいコムズカシイところもあるけど)で、長尺169分を魅せてくれるんだから。

予告編で、宇宙に行くの?行くのかな?というところまで見せた。
本編は、その先が長くて目が離せない冒険なのだ。
予告編に出てこない重要キャラ(俳優)も多い。

出演者を、おなじみメンバーでそろえる傾向があるノーラン組なので、主演の人はクリスチャン・ベイルかと途中まで思い込んでいた。
顔が違うでしょ!と言われそうだが、あんまり認識していないのである。(というか、男優はどうでもいいのであろう。)
え? マコナーヘー? マコナヘイ? マコノヒーなんだ。
マイケル・ケインは、組の大番頭のごとく今回も幅を利かせているし。
アンちゃんが準主役とは、まったく知らず、会えてラッキー!(彼女も「ダークナイト ライジング」でノーラン組経験者ですね。)

宇宙飛行、宇宙開発・惑星探検などのスリル
時空を超えた父娘の愛を描く際の、脚本の想像力
映像による映画的興奮の幸福。

場所と時間を行き来できるなら、ポルターガイストは○○からの教示かもしれないのだ…。

いちばん印象に残ったのは、歩くコンピューター(それだけでも、びっくり?)が、人間の大ピンチのときには猛スピードで動いたことだ!
おまえさん、頼りになるじゃん!と心のなかで喝采した。助演男優賞ものだね。
ああいうの、ほんとに作れないものかな?

ラストは、いい。
宇宙へ向かえ! 前向きな気持ちになってきそう。
…その前に、地球を大事にしなきゃいけないのだけれど。




〔2014年11月29日(土) 丸の内ピカデリー1〕


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