最後の1本 〜ペニス博物館の珍コレクション〜

THE FINAL MEMBER
監督 ジョナ・ベッカー  ザック・マス
出演 シグルズル・“シッギ”・ヒャールタルソン  パゥットル・アラソン  トム・ミッチェル
音楽 ロブ・シモンセン
2012年 カナダ作品 73分
好き度☆☆☆


ごく真面目なドキュメンタリーでした。

「ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール」を観たくて、映画館を探したら、ん?「最後の1本〜」もやってるね、と、ついチケット購入(クリック)してしまったのであった。

アイスランドにペニス博物館があるのだそうで、館長さんの夢は、最後の収集品として、ヒトのP(あんまりペニスペニスって書くと、なんか、なんなので…って何だよ!? 以下Pと書く)を入手すること。
いろんな動物のPが保管されているが、まー、さまざまなものがある。形も大きさも。ヒトのとは違うから、まったく、エロくはない。

ヒトのPの提供者に立候補したのは2人。
地元アイスランドの有名人の冒険家と、アメリカの巨根(?)自慢で息子を「エルモ」と呼ぶ男。エルモって「セサミストリート」のマペットのキャラクターのことか?
アイルランド人のほうは亡くなったら寄付。
一方のアメリカ人は、なんと生きているうちに切断するという! この人は、見ているうちに、なんだか変な人っぽく思えてもくるのだが…。
アメリカン候補、展示アイデアを自分で考えちゃってます。

映画は結末まで語ってくれます。
ラストで、ヒトのPのホルマリン漬けも見られるが、え、これがそうなの?と思うような見かけ。
まさか、映像処理してないよね?と考えてしまうほど、はてな?でした。

これ、2人しか立候補しなかったのだろうか。
自分のPが博物館に、後世に残るんだから、意義を感じる人がもっといてもいいような気もするが。
いや、私はしませんよ。12.7センチ以上ないといけないということで、えーと、どうかなあ(笑)。
え、これ…平常時の話なのか、それとも…どっちだよ!?




〔2015年8月23日(日) 新宿シネマカリテ〕


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