たいへん、よ
ク、マとまりました。
パディントンがクマである、ということしか知らず、
ニコールが出ているから、理由はそれだけで(いつものパターンじゃないか!)観たのである。
ニコール本人の声を聴きたかったので、吹替版しかない近所の映画館ではなく、わざわざ日比谷まで行った!
探検家が、「暗黒の地」ペルーで、しゃべるクマと出会って歓談(?)した昔から始まって、その下の世代のクマが、人間の世界で暮らすためにやってくる。
パディントンの名前は、ブラウン一家とはじめて会った駅名から付けられたんですね。本名はクマ語で「ウォウワオーウオゥー」だそうです。(正しい聞き取り不可)
ファミリー向け映画として、文句なし。大人だろうと思われる私も楽しく観た。
クマはCGとアニマトロニクス(人形というか模型というかロボットというか?)だというが、とてもよくできている。うまくできなきゃ、つくらないのだろうけれど。
声がベン・ウィショーなので、幼児風ではなくて、わりとしっかりした少年期クマなのかなと思える。
ぽつんと駅にいるクマを見て、どうしたんだろう、と足をとめるブラウン夫人の
心の優しさが、まず素晴らしい。
トラブルに巻き込まれるのはごめんだ、と思うのが、たぶんほとんどの人。私もそうだろう。実際、クマは駅にいないだろうが。
パディントンは一家にお世話になりながら、例の探検家さがしを始めるが、自然史博物館の剥製部長に狙われて…。
剥製にしたら、しゃべるクマの価値がなくなるはずだけど、部長の目的は!?
ニコールが逆さづりで邸宅侵入するなんて、元ダンナの映画(「ミッションなんとかかんとか」)のパロディのようで、ニヤリ。
おばあちゃん役で、あの
「マンマ・ミーア!」の、あのロージーおばさんの、あのジュリー・ウォルターズさんが!
終盤に、ちょっとコミカルなシーンを演じるまで気づかなかったよ。
続編も決定したようで、好評であるらしい。
悪だくむニコールではあっても美しくて憎らしくないし、パディントンはまじめで素直だし、ブラウン一家はあったかいしで、ユーモアやウィットもあり、気持ちよく人々に受け入れられるのは、そういうことは、もちろんある
ベア〜。なのである。!?