スパイダーマン:ホームカミング

SPIDER-MAN: HOMECOMING
監督 ジョン・ワッツ
出演 トム・ホランド  ローラ・ハリアー  ジェイコブ・バタロン  マイケル・キートン  マリサ・トメイ  ゼンデイヤ  トニー・レヴォロリ  アンガーリー・ライス  ジョン・ファヴロー  ロバート・ダウニー・Jr  クリス・エヴァンス  グウィネス・パルトロー
声の出演 ジェニファー・コネリー
原案 ジョナサン・ゴールドスタイン  ジョン・フランシス・デイリー
脚本 ジョナサン・ゴールドスタイン  ジョン・フランシス・デイリー  ジョン・ワッツ  クリストファー・フォード  クリス・マッケンナ  エリック・ソマーズ
撮影 サルバトーレ・トチノ
編集 デビー・バーマン  ダン・レベンタル
音楽 マイケル・ジアッキーノ
2017年 アメリカ作品 133分
好き度☆☆☆★


ホームカミングとは、卒業生たちを母校に迎えて、ダンスやスポーツや同窓会など各種イベントを楽しむ催しのことである。
…と調べてみました。
そうか。うむ。誰かがインタビューで、アベンジャーズの仲間に迎えられることも意味するんじゃないかな?的なことも言っていた。ホーム(わが家)にカミング(来る)ですからね。

トム・ホランド演じるスパイダーマンは「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で、すでに登場済だけに、本作では、彼がいかにしてスパイダーマンになったのかは描かれない。
悪をこらしめて活躍したい!と、若さいっぱいの高校生なんである。
トビー・マグワイア主演シリーズのときの、悩める感じはない。次のアンドリュー・ガーフィールド主演版のときに、トビー版とは違う、チャラいスパイダーマンに違和感をもったのだが、どうも、そのほうが原作に近いらしく、今回のトム・ホランド編は最初から素直に楽しめることができた。

トニー・スターク(アイアンマン)が助演で活躍するのも楽しく、いよいよスパイダーマンの、マーベルのアベンジャーズ参戦は本格化なんだね!?
スタークから、君は(世界を救うなんてことじゃなく)ご近所さんで活躍してくれればいい、なんて言われてますが、実際、まだ高校生だし。でも、目をかけてくれてます。
スパイダーマンことピーター・パーカーくん、太っちょな親友の子と、いいコンビだし。

マイケル・キートンの悪役も、え、ここで(も)登場するのか!と驚いたし、あるシーンではゾクゾクするような見せ場があったし。
メイおばさん(マリサ・トメイ)は若いし!
ゼンデイヤという名前が、クレジットのはじめのほうに出るので、ヒロインは彼女かと思っていたら、ピーターが好きになった子、つまりヒロイン的存在であるリズって、ローラ・ハリアーという女の子なので、びっくり。

敵が使う武器が、宇宙からの侵略者がもってきた武器の残骸を利用したもの、というのも、なるほどと思わせる。
スパイダーマン、もう飽きた、と少し思っていたけれど、主役の若々しいキャラクターなどで、そんな気持ちを吹き飛ばして、気持ちよく快調に見せてくれる一編




〔2017年8月20日(日) イオンシネマ 大井〕


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