スター・ウォーズ/最後のジェダイ

STAR WARS: THE LAST JEDI
脚本・監督 ライアン・ジョンソン
出演 デイジー・リドリー  マーク・ハミル  キャリー・フィッシャー  アダム・ドライヴァー  ジョン・ボイエガ  オスカー・アイザック  アンディ・サーキス  ベニチオ・デル・トロ  ケリー・マリー・トラン  ビリー・ロード 
撮影 スティーヴ・イェドリン
編集 ボブ・ダクセイ
音楽 ジョン・ウィリアムズ
2017年 アメリカ作品 152分
好き度☆☆☆


個人的には、期待したほどではなかった。

どうしてなんだろうと、大好きだった前作の記事、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(1回目)を読み返してみた。
1回目観賞の感想記事を書いた時点で、すでに3回観ていた前作である。

それで思ったのは…かっこいい!などと、しびれるシーン、感激、感動するシーンがないからかな、と。
前作の、レイとカイロ・レンの対決とか、ラストシーンなんて、かっこよかった。そういうのは何回観てもシビレルから、何度も観たくなるのだ。
本作では途中で眠気まで来てしまった。フィンたちが敵艦に潜入するあたりかな。中だるみとは言わないが、その前から、ずるりと、あんまり面白くない展開に思えて。
もっと、はったりを大きくかますなり、しっかり笑わせるなり、めりはりを強くするというのか、したほうがいいと思う。全体が微妙に弱い印象。これ、なんだ? 演出力なのか?
前作は、ひさしぶりの「スター・ウォーズ」だし新キャラの楽しみもあったから感激が大きかったけれど、本作はそうではない、という事実のせいもあるのかもしれない。
なんて書いておきながら、やっぱ、SWだし、2回目を観にいくかもしれず、その結果、好き度を上げたりして?(おい)(笑)

フォースの力。やたらにレイとカイロ・レンがテレパシーっぽく、つながりすぎ感があり。
爆撃機。縦長で大きすぎる図体で、格好の射撃の的。攻撃されない前提でなければ危なくて乗っていられない。
新キャラ動物。まあ、いいでしょう、あんなもんで。
BB-8。もっと笑わせてほしかった。
各人物キャラ、え、ここで退場!?と、びっくりすること、いくつか。
特攻に対する描写には考えさせられるところあり。




〔2017年12月17日(日) イオンシネマ 大井〕


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