グレイテスト・ショーマン

THE GREATEST SHOWMAN
監督 マイケル・グレイシー
出演 ヒュー・ジャックマン  ミシェル・ウィリアムズ  ザック・エフロン  レベッカ・ファーガソン  ゼンデイヤ  オースティン・ジョンソン  キャメロン・シーリー  スカイラー・ダン  キアラ・セトル
脚本 ジェニー・ビックス  ビル・コンドン
撮影 シーマス・マッガーヴェイ
編集 トム・クロス  ロバート・ダフィ  ジョー・ハッチング  マイケル・マクスカー  ジョン・ポール  スペンサー・サッサー
音楽 ジョン・デブニー  ジョセフ・トラパネス
楽曲 ベンジ・パセック  ジャスティン・ポール
2017年 アメリカ作品 105分
好き度☆☆☆★


実在の人物のお話らしく、そういえば聞いたことがある名前だなと思った。

調べてみると、「リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス」、そう、この名前を知っていたのだった。

ミュージカル好きな私なので、わりと楽しみに待っていた。劇場での予告編は、あまり中身を見せてくれなかった印象があった。

始まりから、おおぜい揃ってのミュージカルシーンで、つかみは上手い
主人公の妻となる娘の少女時代(スカイラー・ダン)、主人公夫妻のふたりの娘(オースティン・ジョンソン、キャメロン・シーリー)、みんな可愛くて、うれしい。

しかも、ふたりの娘、歌もうたうんだから。
サーカスのミュージカルシーンでは、ダンスもしているんだから。

奥さん役のミシェル・ウィリアムズさんも歌う。
「マリリン 7日間の恋」で、歌ってたもんね。

歌姫役のレベッカ・ファーガソンさんの歌も、すごかった。すごすぎて、本職の人が吹き替えているのだろうと思ったけど。
エンドロールを見ると、やはり、歌っている人の名前は違うっぽかったね。

ヒューがザックを勧誘するシーンを歌にしたところは、振り付けが楽しい。
ゼンデイヤさんとザックの歌のシーンも、空中ぶらんこを生かした振り付けが工夫されていて魅せる。

ただ、もうひとつ、引かれないのは、なぜだろう。
気に入ったミュージカルは、もう一度観たくなることが多いが、そこまでではない。
パフォーマンスで素晴らしいものは個々にあるが、全体でのハート的な問題、心の奥にしみてくるものの程度の問題ではなかろうか。
それは個人的なものであろうけれども。




〔2018年2月18日(日) イオンシネマ 大井〕


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