アベンジャーズ/エンドゲーム

AVENGERS: ENDGAME
監督 アンソニー・ルッソ  ジョー・ルッソ
出演 ロバート・ダウニー・Jr  スカーレット・ヨハンソン  クリス・エヴァンス  クリス・ヘムズワース  ジェレミー・レナー  マーク・ラファロ  カレン・ギラン  ブリー・ラーソン  ドン・チードル  ポール・ラッド  ジョシュ・ブローリン  真田広之
脚本 クリストファー・マルクス  スティーヴン・マクフィーリー 
撮影 トレント・オパロック
編集 ジェフリー・フォード  マシュー・シュミット
音楽 アラン・シルヴェストリ
2019年作品 181分
好き度☆☆☆


つまらなくはなかったが、気に入らないところがあって

どうしても、そこに気持ちが引っかかるわけですよ。
ネタばれなので書かないが、私が気に入らないといえば、私の好みをご存じの方なら、あのへんかな?と察するかも。

あの地に行くのが、あの二人であることからして、もう脚本上の「企み」が今にして思えば、うかがい知ることができるし、お話の筋としてはああなっていくのはおかしくなく、かつ劇的なのは分かる。
だけど、やっぱり、嫌なものは嫌。この結果は。理屈と違う。
ただ、あの彼女があの形で存在してきたのだから(ぼかしすぎで、すみませんが。忘れっぽい私なので自分でも後日に読んで意味わからんかも)、似た方法を駆使すれば大丈夫なのでは? などとも思う。
そして、男女平等か、と変なところで現代の映画づくりの傾向を思わされた。
「男女平等」から話をつなげると、最後には「人種平等」も主張されましたね。これまたネタばれなので、なんのことか分からなくてもしかたありませんが。

そして、最後には、あれですよ。
劇的にして泣かせて印象づけて、って、この、ひきょうものっ!
そんなこと、すなっ!
しなくてもいいじゃないか! しなくてもいいじゃないか! しなくてもいいじゃないか!
この流れをドクター・ストレンジは知っていたんだなあ…。私がこう書くことまで知っていたんだなあ…。(そうなのか?)

ま、最後を飾るには、よくできたものだと思われます(冷静な結論か!)
エンドロールで、主演俳優たちのサインが書かれたのはよかった。責任をもってつくってきました、これで「アベンジャーズ」は卒業します、との宣言のようでもありました。

ちょうど1年前に観た前作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のときも思ったのだけど、みんなが書いたり言ったりしていた「指パッチン」という言葉は、大っ嫌い。それは感覚的なものなので、どうしようもない。私だったら「指を鳴らす」ぐらいにしか書きたくないです。




〔2019年5月4日(土) イオンシネマ 大井〕


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