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16.パーソナルコンピュータ(2004.7.25)


パソコンが壊れた。
起動にコケるようになって,ハードディスクからの読み込みが異常に遅いと思ったのもつかの間、起動時に”ディスクにエラーがあります”といったようなメッセージが出るようになってしまった。もっとも4年前から使っていて稼働時間もそれなりに長かったので、僕が喫煙者であることを考えてもずいぶんがんばったほうなんだろうなと思う。幸いにもデータを他のPCに待避させることが出来たので情報損失は皆無。ただし、真夏の週末の貴重な時間が空しい復旧作業に費やされた。

思えばこのコンピュータ、結構くせ者なんだよな…。
まずHDDコントローラにHPT366コントローラというSCSIエミュレータ(?)が入っているんだけど、このチップセットとドライバのおかげでATAPIのHDDと相性問題が頻発して大枚叩いて買った当時としては大容量の30Gbのものがうまく動かなかったり(Maxtor製)、ある会社の在庫処分品で手に入れれたものが動かなかったり(Hitachi製)。まぁ、この辺はかわいい方で、ある時などは電源ユニットから「ポンッ」という音とともに煙を吐いてみたり、これまた「パスッ」という音とともにM/Bが昇天したり、ひどいことこの上なし。電源はジャンク品で何とか間に合わせ、M/Bはメーカーのリコール対象(笑)だったので無償で新品交換と相成りました。(Abit製BE-6というモデル)
それと、”写りゃ良いよ”というノリでビデオカードを選んだのが災いしたのか、そのチップセットベンダーが廃業し(Diamond)ドライバーの更新がされずどう頑張ってもWindows2000が起動しない、ということもあったな〜。(今はデニーズ一回分ぐらいの値段で買えるのでMilleniumG200にした)

しかしアレだね、普段使っているPCが飛ぶと結構困る。

などなど、列挙にいとまない。

それともちろんOSの問題もある。
この普段使いのPCはずっとWindows98SEで動かしてきたんだけど、このOSのサポート期間はすでに終了している(2004/6)。でも、このOS上でしか動かないデバイスやアプリがあるのでOSを乗り換えるわけにもいかない。これに対してはWindows2000とデュアルブートという手はあるものの、えらく面倒だしアプリの互換も不完全。OSが馬鹿になったときに復旧が比較的早いのも経験の長さ故か98SEだ。ソフトウェア的なブラックボックス感は個人的にはこちらのOSの方が少ない。
よく言われるセキュリティーの問題は残るけど、いまもってWindows98SEを動かしている。まぁいいや、ルータかんでるし(オイオイ)。
やれやれ。IEなんか雑誌の付録でアップデートしてるんだよ。(IE.6はどうなんでしょう?)

まぁ誰も興味ないかもしれないけど、このがたぴしPCの構成を最後に。

Ver
33004
M/B Name BE-6
Processor Pentium III 566.91MHz[GenuineIntel family 6 model 7 step 3]
L1 Cache(KByte) 32
L2 Cache(KByte) 512
VideoCard Matrox MGA-G200 AGP - English
Resolution 1152x864 (16Bit color)
Memory(KByte) 260948
OS Windows 98 4.10 (Build: 2222)  A
Date 2004/7/25 23:40
ALL 26650
Integer 22788
Float 23950
MemoryR 9827
MemoryW 11054
MemoryRW 12577
Rectangle 17347
Text 20702
Ellipse 3857
BitBlt 145
DirectDraw(FPS) 37
Read(KByte) 52005
Write(KByte) 36415
Copy(KByte) 32965
Drive C:\100MB
   
SCSI = Highpoint Technology Inc. HPT366 Ultra DMA 66 Controller
HDC = Intel 82371AB/EB PCI Bus Master IDE Controller
HDC = プライマリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
   
A = GENERIC NEC  FLOPPY DISK     
CD = TEAC CD-W54E                Rev 1.1B  
E = ST380011 A          Rev 8.01  


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17.またこわれた(2004.7.30)


  今度はエフェクターである。
やれやれ、まぁもうとっくに10年選手なんで無理もないといえば無理もない。

 こわれたのはBOSS製DM-2。アナログディレイ。どこがこわれたって、あーた、インプットジャックである。

 長年の使用と、おそらくは接点復活材の溶剤に素材が侵されたようで、ケースを開けたらバラバラとジャックのカバーというか筐体がこぼれ落ちてきた…。こりゃだめですね、ルパン三世のフィアットのように完全にバラバラ。



 仕方がないので暑い暑い土曜日に、秋葉原へオートバイを走らせ部品購入。

 


写真はショップから失敬。ここ、お勧めです。駅から近いし通販もある。

今度はなんと一万回の抜き差しに耐える(!)と謳われている米軍御用達メーカー、スイッチクラフト製。これでここが原因でこわれることは100年ぐらいはないでしょう。

で、何とか復活したようです、たぶん。ちゃんと音が出るんでオッケーでしょう。良い線材があればワイヤリングし直したいなぁ。元々の線材を使い回してるもんで。

 エフェクターのインプットジャックって結構壊れません?? 僕だけだろうか?アウトプットジャックよりは踏んづける確率高いような気もするけど…。いつだったかはやっぱりCryBabyのインプットジャックが壊れて、このジャックは基盤に半田付けのユニット品だったから不良品を基盤からひっぺがすのにえらく苦労した。中学でさ、技術課の授業で半田をつけることは習ったけど、半田を剥がすというか、取り除く方法については習わなかった。(寝てた、という可能性もある。)

 で、半田の除去にはその名も”半田吸い取り線”というものを使います。(これの存在をもっと早く知っていれば、CryBabyの修理もらくちんだったのに)

 熱伝導率の高い銅の網線にフラックスが染みこませてあって、とろけた半田をどんどん吸い取る、という物のようです。うーん、便利。

修理は修理で楽しんでやるけど、壊れないに越したことはないなぁ。

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18.ツーリング(2004.8.1)


 

 朝、思い立った。

 アコウクロウのボーカル、キシモトヒロムさんに電話する。
彼がなかなかボクシーな原付を手に入れたのを思い出したんだ。

「バイクでどこか行こう!」

「俺のバイク、 原チャリだよ〜。」

「大丈夫、僕も原チャリなんで。」

「あ、そう?なに乗ってんの?」

「カブ。」

「おぉ、いいねぇ!」

「これからどうっすか?」

「あいにく今日はダメなのだよ…」

「あらら、残念。ではまたの機会にね。」

「うん、またぜひぜひ、ね。」

 

ということで、一人股旅と相成りました。

こういうところを通って、

最初に越えた峠はこんな感じで、

こんなもン喰って、

ここに出て、

家とは反対のこっちに行って、

膝をすりすり(?)山を越え、

谷を越え、

こんなとこまで来たら、

こんな注意報!

でも、お茶することだけは忘れずに、ね。

ということで本日の走行距離、300Km。
我ながらアホか、と思いながらも気持ちよく走ったのでした。
日焼けした二の腕が痒いです。

キシモトさん、今度はぜひご一緒に。

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19.再びツーリング(2004.8.15)


 

 再び思い立った。


今度は前日からアコウクロウのボーカル、キシモトヒロムさんにE-mailする。うむ、我ながら首尾よい。しかし、ヒロムさんは忙しく立ち回っている最中で候補三日のうち全てアウト。残念、また誘うよ〜。


 ということで再び一人股旅。
(今回の勝手ツーレポの一部の写真には大体の撮影位置を示す地図リンク付きだ!)

しゅっぱつー。いい天気。

R254,R299と乗り継いで、とにかく林道へ。うーん、森の香り。

峠を二つ三つ越えて秩父、国道140へ。

 

奥秩父の道の駅で、

蕎麦!しかも大盛り。

 

今日は秩父方面から雁坂峠を越えて塩山へ出て、大菩薩峠から富士山を眺めようという目論み。

国道140号線には凄まじいループ橋があります。すっごい上の方走ります。高いよ〜、怖いよ〜。

この辺で予定変更。雁坂峠への道をそれて中津川・三国峠方面へ。(この時点で(この日友人が登っている)富士山見ることをあきらめ、ひたすら西を目指してます。)

 快適な道。前後輪ともスライドしてるけどコケる気はしないね〜(バリ伝風)

中津川です。この辺ですでに道はダート。

パンク注意報。

ここまで来ると49CCのカブはずーっと2速を要求されるような勾配。ときには一速でとろとろ登っていきます。頭上からも落石の恐怖だ!

ガス欠の恐怖と戦いながら、めでたく三国峠に到着。さらば埼玉。

来たぜ長野。峠では90CCカブが持参のガソリンを給油中。僕のは50だから何とか大丈夫。あとは下るだけだし。

長野といえば、

レタスです。ウマそー。

この直後に給油して恐怖とおさらば。

八ヶ岳。すばらしい。

とにかく林道へ。野辺山からクリスタルラインへ入る。

マシーンの限界付近でひーこらいいながらずーっと走ってると、

白樺。走ってて寒い。

沼には

おたまじゃくし。

付近は、

……。ま、雰囲気はばっちりです…。

クリスタルラインの最長コースを走って、

牧丘まで抜けました。もう夕方。
牧丘って町は各種商店が建ち並んでていい感じ。昔ながらのちっちゃな専門店がいろいろあります。総合スーパーもたじたじです。ざまーみろです。

温泉温泉。これに入ってダメ人間になって帰るとします。

 

 

一服ついて、

一気に家路。ただいま。

 アホアホに走って翌日は太股と腰が筋肉痛。50CCとはいえ、立派にスポーツです。
通算平均時速29.785Km/h。理論的に道交法違反はしていないことになります。ざまーみろです。You can't catch meだ。チャック・ベリーだ。

 ちなみに、給油は三回。人間の方に各種水分1.5Lと蕎麦と十時と三時のおやつ。休日をリーズナブルに楽しんだ。ざまーみろです。キシモトさん、寒くならない内にきっとどこかに行こうね。

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20.Come together(2005.1.10)


テレビを観た。
あんまり知られてないんだろうな。結構マニアなネタだけど、
「シュッ!」 ではなくて、「Shoot me!」 だぜ。 ちゃんと聴くとわかるよ。聴いてごらん。
英語の歌でも、歌詞ってとても大事だと思うな。特に歌い手にとって。
まぁでも、上記は体勢に影響なしって事で些細なことです。
重箱重箱。

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21.今日(2005.1.31)


我が家に凄い人がやってきた!!
プラモだけど…
pic

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22.今日、また(2005.2.11)


我が家に凄い人がまたまたやってきた!!
プラモだけど…
pic

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23.つかまえそこねたアニメーション(2005.2.22)


こないだ、といってもちょっと前だけど、NHKの教育テレビで見た番組。

『考え方』が動きだす 
        〜佐藤雅彦研究室のアニメーション・スタディ〜

これを有り得ないほど興奮して観た。
いあやぁ、ぶっとんだ。

ふつうアニメーションって、 ある動きを表現したくて、その動きを再現しようとつくられるものだと思うんだけど、
これはある意味、これはそうではなかった。

たとえばさ、

よく土産物屋の小物入れに仕込んであるような、ぜんまい仕掛けのオルゴールって、

|||||||||||||

こんな感じに音の鳴る部分が並んでて、で、それをツブツブのついたドラムが回転することによって、 そのツブツブで音の鳴る部分(なんていうのかな、ハーモニカのリードプレートみたいな部分ね)を一個一個、 「ピンッ」ってはじいて音が鳴るよね?で、ある規則にそってプレートが弾かれることによって、ツブツブ付きドラムの回転速度のスピードとの関係で音楽が奏でられる、と。

人間の目って止まってるオルゴールを見ただけでも、そういう仕組みがわかるんだけど、そういった動きと動きとの相関関係、それぞれの生み出す作用、そういったものが分解された動きの中で視覚的に表現されてた。あと、視覚心理学とかそういった『人間がそれをどうとらえるか』というところなんかも映像化されたなぁ。観念と幾何の映像化、とでも言ったらいいのかな。美意識を感じたね、うん。純粋に美しかった。

うーん、うまく説明できないな…。

からくり人形の動く喜び、
タミヤの工作シリーズで複雑な動きが機械仕掛けで表現される驚き、
だまし絵に騙される喜び、
コンピュータで物体の動きの演算をプログラミングして、モニタ上で実際に動く喜び。
形を分解して、それを動きの中で組み立て直したときに現れる美しさ。

どうしてか知れないけど、快感なんだよね。
ある意味音楽的だよなぁ、なんて思ったりもする。

でもこの番組、ビデオに撮れなかった…。 前もって知ってれば絶対録画してだだろうに。

しかし、放送できたって事はパッケージ販売も出来ない相談じゃないだろうから、NHKには是非DVD化して発売してほしい、と思うわけです。 あんまり凄かったんで。
それにしても、ビデオに録画出来なかったのが悔やまれてならない。 ん〜、悔しい。

パッケージ発売されたら僕は買います。
映像ソフトって、大抵レンタルで済ませてしまってほとんど買わないけど、 これは買います。
毎月ちゃんと受信料払ってるんで、NHK、よろしく頼みます。

みなさんにも強力にお勧めします。
首謀者URL:http://www.masahicom.com/

っていうかビデオ撮った人いたら、貸してください…。
連絡待ってます。

 

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