ガソリンスタンドへ着いた。一息休憩するにもちょうどよいと思われた。
ここは大阪。さすがに掛け声の元気がよさげに聞こえた。

従業員A:「イラッシャーイ!!」

って、さすがに桂○枝のような口調ではなかったけど… 僕は取り合えずこう言った。

自分:「レギュラー満タンで、あと空気圧見てくれませんか?前、2.4後ろ、2.2で」
従業員A:「はい、ありがとうございます。 レギュラー満タンはいりまーす!!」

威勢がいいのはそこまでだった。この従業員、新入りなのかとにかく仕事が遅い。
知ってる人もいるかもしれないが、僕は一応スタンドでバイトしてた事がある。
ガソリンが出るノズルをガスタンクにつっこんでるんだけど、1Lもいかないうちにとまっていた。
でも、ガソリンが入ってると思っているその従業員は必死に空気圧を見ている。これもまた遅い…
4本見るのにどれくらいかかるのだろう!僕はそう思いながら3本目のタイヤを見ている従業員に

自分:「あのぉー、メーターが止まってるんですけど…」
従業員A:「あっ!!」とだけ言った従業員はノズルを入れ直した。しかしすぐメーターが止まる。

そしてまたそれに従業員が気付かない…(なんだ、こいつは)不信感だけが募る。
いちいち言うのも何なのでとりあえず車の中でずっと地図を見て待機していた。
そんな折り、僕より後に来た隣の車の出発する音が耳の奥で響く…(こいつが担当じゃなければなぁ)
全部がようやく終わって清算の時にまた入れ違いがあった。
この従業員のやろー、旅の前に俺が空気圧みてたからあまり減ってないはずなのに

従業員A:「タイヤの空気圧、会・わ・せ・ておきました」

とかぬかしやがる。問題無いですとかいうと思ったらこれだよ!!ふぅ〜
とか内心の駆け引きはどうでもいいから取り合えず道を聞いた。そしたら…
なんと目の前の道がそうだという。この道は万博の外回りコースらしく万博を中心に一周する道路なのだ。
見送ってくれる従業員に当然のごとくクラクションを鳴らして走り去る僕であった。


宿場