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えもじならべあそび
- 「嘘配列(うそはいれつ)」ローマ字入力用簡易配列 (2004/11/09-)
おことわり。
[2003/12/12:この配列はKm配列によく似ています…きちんと調べてから公開するべきだったと今更ながらに後悔していたりしま
す…ただし、<LIE/AOUNn/YaYoYuLtu>の配列順は(納得ずくで設定・改訂していますので)ここから変えるつもりはありませ
ん。]
この配列は空想の代物ではなく、なぜか実際に試用することができてしまいます。
ローマ字入力用簡易配列の「嘘配列(うそはいれつ)」用配列設
定ファイル(姫踊子草/.hmo_kana形式
/lzh圧縮)【??KB】
このアーカイブは、次のファイルを含んでいます。
- 嘘配列(改0訂
0正1版、および左右を反転したミラー版)
用の定義ファィル for 姫踊子草
- その他、公開には必要ないがとりあえず同梱している物が少数…
この配列データは姫踊子草(シェアウエア)で試用できます。
そのため、姫踊子草(シェアウエア)を事前にダウンロードする必要があります。
ローマ字入力用
簡易配列の「嘘配列(うそはいれつ)」 (2004/11/09-)
「嘘配列(=うそはいれつ)」 はこんな代物です…とりあえずは、ひとまず小さく纏まった「姫踊子草」画面をご覧ください。
…基本的には「二重母音キーを使用せずに、二重母音キー使用時並の打鍵感を得る事が出来る…はず」な変則ローマ字入力とお考えください。
「えもじならべあそび」史上初(苦笑)の逐次打鍵式専用配列です(他のは全部同時打鍵式専用か共用なので…)。
イオン配列と同じ手
法で同時打鍵化してしまう事も考えたのですが、逐次打鍵と同時打鍵での打ち心地があまりにも異なるため、現状では同時打鍵式の嘘配列は公開していません。
(たぶん右利き用)
(たぶん左利き用)
最上段の文字は、子
音・母音などの表記です。
中段は、そのまま打つ事により出る文字です。
下段にはQwerty英字配列を表示しています
が、これは「姫踊子草」側で自由に差し替えできるモノですので、気になさらないでく
ださい。
「嘘配列」は、母音キーの配置位置を工夫(?)することにより、主に「あい/うう/えい/おう/あん/いん/うん/
えん/おん」の打鍵を、ホームポジションとその上段のみで、指絡みせずに打鍵できるようにした配列です。
(飛鳥配列の打鍵イメージを借用すべく、人差し指
間のキーには母音キーを配置していません。従って母音側がホームポジションズレを引き起こす事は稀で、始めて打鍵する人であっても混乱しにくくなっていま
す…たぶん。)
AZIK/ACTなどで使われている二重母音/複母音キーなどのキーは、慣れると使いやすいものの、いざ慣れてくると、二重母音キーを押している最中
に、
「俺はここで[○ai]ではなく[○a○i]って打鍵したいんだ!!」
と言う場合や、
「俺はここで[○ou]ではなく[○yo○u]って打鍵したいんだ!!」
などという欲求に駆られて悶々としてしまうような事があるかと思われますが、このようなシーンであっても打鍵感を損なうことなくスムーズに打鍵できる点
が、この配列の特徴です。
(AZIK/ACTなどが「既存のキーへの追加でなければならない」という制約を背負っているのとは逆に、嘘配列は「標準的ではないキー配列となってし
まう」という制約を背負っています。どちらが優れているか、という話になると…人それぞれ感じ方が違うでしょうね、やはり)
全てのパターンを素直に打てるようにする事は困難なため、とりあえず「あい」「あう」「あえ」「あお」「いう」「えい」「おい」「おう」「ょう」「ゅ
う」「ょっ」「ゅっ」「ゃっ」「ょん」「ゅん」「ゃん」「あっ」「いっ」「あん」「いん」「うん」「えん」「おん」「あー」「いー」「うー」「えー」
「おー」までが問題なく打てるように配置してみ
ました。
逆に言えば、「いお」「おい」「うえ」「えう」「うっ」「えっ」「ぁ」「ーん」「ん、」などは同指打鍵などとなり打ちにくくなってしまいますが、頻度が
低いと思
われるため放置する事としました。
この配列は、かつてQwertyローマ字入力/Dvorakローマ字入力を始めた頃に「これは絶対にオカシイ・無駄だ・解りづらい・覚えづらい・打ちづ
らい!」と
思っていた事を、とりあえず一通り解決する
ために作成しました。
パソコン初心者の方で、とりあえずローマ字入力をしてみようかな…とお考えの方から、人生の大半をローマ字入力や母音拡張付きローマ字入力と共に過ごし
てきて、それでもどうにもしっくりこなくて困っている…という方まで、比較的広範囲な状況の方にお使い頂けるものと(勝手に)思っています。
ちなみにこの配列、母音部分についてはきちんとした配置指針を持ってキー配置を行いましたが、子音部分については拙作の「イオン配列」をほぼそのまま用
いた手抜き配列となっています。
(子音側は適当でも、打鍵性にはさほど影響しませんので…)
この配列の肝はあくまでも母音側の並び方にのみありますので、子音側についてはお
好きなように弄ってから使って頂いても構いません。
また、母音側は特に頻繁に操作しますので、利き手で操作すべきでしょう。念のため左利き用の配列(通常配置のミラーリングをしたのみ)を別途用意してい
ます…但し、この「右利き・左利き」と言う呼称は便宜上付けたのみですので、使いやすい方をお使い頂くのが一番宜しいと思われます。
(人によっては「運指範囲が広く先に打つ子音側を利き手に配置すべき」というスタンスの方もいらっしゃるかもしれませんし…って、私が実はそうだった、
というだけの話なのですが。)
…こんな配列なので、実用性についてはまるで期待出来ません。
とりあえずは「非標準ローマ字入力で打鍵をする意味はあるのか」を確かめてみる位しか、利用用途はなさそうな気がします。
なお、嘘配列を使用なさろうとする場合は、必ず先に他の配列をご覧になり、本当に「嘘配列」を選択すべきかどうか考慮される事をお勧めします。
標準的なキー配置に対するアドオンとしては、Qwerty
配列に対してはAZIKが、Dvorak配列に関してはACT(どちらも木村清さま作)がお勧めです。
また、母子音分別式配列として既に実績のある和
ならべ配列(和ならべさま作)やさ
くら配列(Nowakeさま作)などと比べ、この「嘘配列」には何の実績もない点にはご注意ください。
…割り当て文字の選定に関しては、かえで配列と同じく「飛鳥配列」を参考にさせて頂きました。その他の配置ポリシーにつ
いては、いつも通りいくつかの配列から少しずつ要素を引っ張ってきました。
入力方法@改0訂0。(ってゆーか、
永遠に改0訂0)…但し正1。
ええと…見たまんまです(ぉぃ)。
子音側は「 k s t n h m y r w g z d b p v 」を用意しています。
母音側は「 a i u e o l ya yu yo ltu nn - . , ! ? ・ 後退 」を用意しています。
練習するときは、とりあえず母音側のみを触っておけばよいと思います。
最低限、「 A I U E O Y N 」の7キーだけは見ずに打鍵できるようにする必要があります。
一つ一つのキーの位置を覚えた後で、「あい」「あう」「あえ」「あお」「いう」「えい」「おい」「おう」「ょう」「ゅ
う」「ょっ」「ゅっ」「ゃっ」「ょん」「ゅん」「ゃん」「あっ」「いっ」「あん」「いん」「うん」「えん」「おん」あたりのたたき心地を確かめておくと良
い
感じか
と。
※「ょう」「ゅ
う」「ょっ」「ゅっ」「ゃっ」「ょん」「ゅん」「ゃん」には、
小書きとするための子音Lを前置していないため、子音の後に打つ場合を除き「よう」
「ゆう」「よっ」「ゆっ」「やっ」「よん」「ゆん」「やん」となります。
あとは…普通のローマ字入力と思って打って構わないと思います。
但し例外もあります。
1)子音を重ねても「っ」は出ません。例えば「kka」と打って「っか」と出たりはしない、と言う事です。必ず「Ltu」キーを単独打鍵する必要があります。
2)子音と母音の間に「子音[Y]キー」を押しても意味はありません。([nya][nyu][nyo]に限り、初心者向け対応用の例
外として3打鍵掛けて入力出来るように設定していますが、これはあくまでも例外に過ぎません)。この場合、子音キーに
続いて[ya][yu][yo]の拡張母音キーを打鍵してください。
最後に。
この配列は、姫踊子草(シェアウェア)の存在があったからこそ実
際に試用可能となり、「実際に打ってみて、手の感触を元に修正を行う」事が可能となりました。
新親指シフト配列「飛鳥」からは「いうんゃゅょっ」の位置が如何に
重要であるかを教えられました。
今回配列においては「い」が上段にあることや、そもそもローマ字逐次打鍵式入力である事など「全然参考にしてないじゃ
んか!」とつっこまれそうな点ばかりなのですが、この辺は実験配列故の妥協という事でご勘弁頂きたい所です。
M式はAZIK
時代から眺めていましたが、漢語発音の第2音節は「ウ、イ、ン、ツ、チ、ク、キ」の7文字と言う言葉が印象に残りまし
た。今回配列においては、諸事情により「イ」を上段に追いやってしまいましたが…。
拡張ローマ字入力『AZIK』-『ACT』は、「使い慣れたQwertyローマ字入力でも、カナ配列なみの省
打鍵ができる」ことを見事証明して見せた配列で、「っー」の配置はAZIKのイメージを元にして配置しました…
今回は配列自体を既存のものと異なる状態にする事と引き替えに、二重母音キーを使わずとも同等の打ち心地になるよう、母音キーの配置には気を遣ってみま
した。
ベム配列(@ASAさま)からは、今までのローマ字逐次打鍵入力に「何が足りていなかったのか、何が不便だったのか」を教えて頂きました。
ベム配列の改訂過程では、いくつかの拡張母音が出現と消失を繰り返していたため、その様子を見ていて、始めて複母音「キー」に頼る事のメリットとデメ
リットを、明確に知る事が出来ましたので…。
#さすがに私にとってはベム配列が目指す「小指を極力使用しない」という目標は重すぎて実現できそうにもないため、条件を「二重母音キーの排除」と緩く
設定してしまいましたが…
ホームシアター::NIROの
センタスピーカからは「配置位置を
工夫する事によって、パッケージ側での特性管理は十分に可能である」とゆー事を教わりました。…とは言っても「I/O」を中指に配置した事自体は偶然でし
かないのですが、思想的に影響を受けた事は確実なのです。
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