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 えもじならべあそび - 「嘘配列(うそはいれつ)」ローマ字入力用簡易配列 (2005/05/07-) 
mikadoさん謹 製の指運解析CGIスクリプトを通した結果は「ちき つく」を省略打鍵で打つと次の通りで、「ち きつく」を通常通り 打つと次の通りと なります。また、スク リプト向けに最適化したチート版嘘配列(読点と後退を、また句点と感嘆符を交換したもの)の解析結果はこちらです。(101/101tkiu)
 
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おことわり。

 元となった(8母音を採用した)「嘘配列(うそはいれつ)」改0族はこちらです。また改案の「嘘 配列(うそはいれつ)」改2族はこ ちらです。

 この配列は空想の代物ではなく、なぜか実際に試用することができてしまいます。

 ローマ字入力用簡易配列の「嘘配列(うそはいれつ)」用配列設 定ファイル(姫踊子草/.hmo_kana形式 /lzh圧縮)【??KB】

 このアーカイブは、次のファイルを含んでいます。
  1.  嘘配列(改1版) 用の定義ファィル for 姫踊子草
  2.  嘘配列(改0訂 0正1版、および左右を反転したミラー版) 用の定義ファィル for 姫踊子草
  3.  その他、公開には必要ないがとりあえず同梱している物が少数…
 この配列データは姫踊子草(シェアウエア)で試用できます。
 そのため、姫踊子草(シェアウエア)を事前にダウンロードする必要があります。



ローマ字入力用 簡易配列の「嘘配列(うそはいれつ)改1」 (2005/05/07-)

 「嘘配列(=うそはいれつ)」 はこんな代物です…とりあえずは、ひとまず小さく纏まった「姫踊子草」画面をご覧ください。
  …基本的には「二重母音キーと【やゆよ】母音キーを使用せずに、二重音キー使用時並の打鍵感を得る事が出来る…はず」な変則ローマ字入力とお考えくださ い。



 最上段の文字は、子 音・母音などの表記です。
 中段は、
そのまま打つ事により出る文字です。
 下段にはQwerty英字配列を表示しています が、これは「姫踊子草」側で自由に差し替えできるモノですので、気になさらないでく ださい。

 「嘘配列」は、母音キーの配置位置を工夫(?)することにより、主に「あい/うう/えい/おう/あん/いん/うん/ えん/おん/ゃ/ゅ/ょ/あっ/いっ/うっ/おっ」の打鍵を、ホームポジションとその上段のみで、指絡みせずに打鍵できるようにした配列です。

 元々の嘘配列改0では、母音側に「ん(nn)」と「や(ya)」「ゆ(yu)」「よ(yo)」のキーがありましたが、これらのうち「ん(nn)」は母音のあと(つまりはローマ字入力時の1打目)にしか使用せず、 逆に「拗音を出すためのY」はローマ字入力時の2打目にしか使用しないという特性があるため、これを一つのキー「Nn(y)」にまとめ、本 来の子音Yは左手側の子音領域に戻しました。

 つまり、「ん(j)」キーは、一打目には「ん」として、二打目には「Y」として機 能します。
 たとえば「ほんしょく」と打つ場合は、「rk j djk h」と打つことになります。

 必要ならば、同じ方法論で"H"と"W"も拡張すべきですね。
 この場合は、「っ(;)」キーの二打目に"H"を、「つ(u)」キーの二打目に "W"の機能を持たせるべきです。
 単打の「っ」と子音「H」、及び単打の「つ」と子音「W」も、先の「ん・Y」と同じく同時には使用しないので、本質的に実装そのものは可能です(単にそ ういう運指の定義を追加するのみでよく、 現在固まっている仕様を変更する必要はない)。要望があれば作りますが…たぶん要望は無いでしょうね^^;
 とりあえず、ローマ字入力の2打目以降は全て右手で処理することが可能だ(利き手が右ならば、この方法論の方が色々と便利)と言うことの方向性は示して みたく。


 AZIK/ACTなどで使われている二重母音/複母音キーなどのキーは、慣れると使いやすいものの、いざ慣れてくると、二重母音キーを押している最中 に、
  「俺はここで[○ai]ではなく[○a○i]って打鍵したいんだ!!」
と言う場合や、
  「俺はここで[○ou]ではなく[○yo○u]って打鍵したいんだ!!」
などという欲求に駆られて悶々としてしまうような事があるかと思われますが、このようなシーンであっても打鍵感を損なうことなくスムーズに打鍵できる点 が、この配列の特徴です。
 (AZIK/ACTなどが「既存のキーへの追加でなければならない」という制約を背負っているのとは逆に、嘘配列は「標準的ではないキー配列となってし まう」という制約を背負っています。どちらが優れているか、という話になると…人それぞれ感じ方が違うでしょうね、やはり)


 この配列は、かつてQwertyローマ字入力/Dvorakローマ字入力を始めた頃に「これは絶対にオカシイ・無駄だ・解りづらい・覚えづらい・打ちづ らい!」と 思っていた事を、とりあえず一通り解決する ために作成しました。

 ちなみにこの配列、母音部分についてはきちんとした配置指針を持ってキー配置を行いましたが、子音部分については手抜き配列となっています。

 この配列の肝はあくまでも母音側の並び方にのみありますので、子音側についてはお 好きなように弄ってから使って頂いても構いません
 また、母音側は特に頻繁に操作しますので、利き手で操作すべきでしょう。必要ならば、配列を反転すべきかもしれません。

 …こんな配列なので、実用性についてはまるで期待出来ません。
 とりあえずは「非標準ローマ字入力で打鍵をする意味はあるのか」を確かめてみる位しか、利用用途はなさそうな気がします。

 なお、嘘配列を使用なさろうとする場合は、必ず先に他の配列をご覧になり、本当に「嘘配列」を選択すべきかどうか考慮される事をお勧めします。
 標準的なキー配置に対するアドオンとしては、Qwerty 配列に対してはAZIKが、Dvorak配列に関してはACT(どちらも木村清さま作)がお勧めです。
 また、母子音分別式配列として既に実績のある和 ならべ配列(和ならべさま作)さ くら配列(Nowakeさま作)などと比べ、この「嘘配列」には何の実績もない点にはご注意ください。


 …割り当て文字の選定に関しては、かえで配列と同じく「飛鳥配列」を参考にさせて頂きました。その他の配置ポリシーにつ いては、いつも通りいくつかの配列から少しずつ要素を引っ張ってきました。


入力方法@改1訂0

 ええと…見たまんまです(ぉぃ)。



 子音側は「 k s t n h m y r w g z d b p x 」を用意しています。
 母音側は「 a i u e o ltu nn(-y-) - . , ! ? ・ tu ku ti ki 後退 」を用意しています。

 練習するときは、とりあえず母音側のみを触っておけばよいと思います。
 最低限、「 A I U E O nn(-y-) 」の6キーだけは見ずに打鍵できるようにする必要があります。
 扱いに注意すべきキーは「nn(-y-)」です。子音のあとにこれを叩くと「子音Y」として働き、母音のあとに叩くと「ん」となります。

 一つ一つのキーの位置を覚えた後で、「あい」「あう」「あえ」「あお」「いう」「えい」「おい」「おう」「ょう」「ゅ う」「ょっ」「ゅっ」「ゃっ」「ょん」「ゅん」「ゃん」「あっ」「いっ」「あん」「いん」「うん」「えん」「おん」あたりのたたき心地を確かめておくと良 い 感じか と。 

 あとは…普通のローマ字入力と思って打って構わないと思います。

 但し例外もあります。
  1)子音を重ねても「っ」は出ません。例えば「kka」と打って「っか」と出たりはしない、と言う事です。必ず「Ltu」キーを単独打鍵する必要があります
  2)子音と母音の間に「左手側の子音[Y]キー」を押しても意味 はありません。この場合、子音キーに 続いて右手側の「nn(-y-)」キーを打鍵してください

 

最後に。

   この配列は、姫踊子草(シェアウェア)の存在があったからこそ実 際に試用可能となり、「実際に打ってみて、手の感触を元に修正を行う」事が可能となりました。

 新親指シフト配列「飛鳥」からは「いうんゃゅょっ」の位置が如何に 重要であるかを教えられました。
 今回配列においては「い」が上段にあることや、そもそもローマ字逐次打鍵式入力である事など「全然参考にしてないじゃ んか!」とつっこまれそうな点ばかりなのですが、この辺は実験配列故の妥協という事でご勘弁頂きたい所です。

 M式はAZIK 時代から眺めていましたが、漢語発音の第2音節は「ウ、イ、ン、ツ、チ、ク、キ」の7文字と言う言葉が印象に残りまし た。今回配列においては、諸事情により「イ」を上段に追いやってしまいましたが…。

  拡張ローマ字入力『AZIK』-『ACT』からは、拗音としてのYキーを他のキーと共用することについて、そのアイディアを ACTよりお借りしました。



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