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自作自演詩集 ~2001
#もしくは「言葉遊び」とも言う


 このページの最終更新日は、2002 年12月08日です。
 ここはあまり更新しないので、普段と上下逆(下に行くほど新しい)にしています。

 独りよがりの王道(^^;、自作詩群です。

 微妙に暗いネタが勢揃いなんで、人生にピリオドを打とうと思っている方は読まない方が良いかも知れません。きっと余計に疲れます。

 微妙におかしな文法が勢揃いなんで、現代文的国文法を崇拝する方は読まない方がよいかも知れません。きっと余計に混乱します。

 微妙に長い詩が多いので、文章を一気に読んでしまう癖のある方や、文字を一文字一文字追って読む癖のある方は読まない方が良いかも知れませ ん。きっと目を悪くします。

 それでも読んでいただけるようであれば、軽く読み流してみることをお勧めします。
 ここにある詩の一つでも、貴方の第六感に引っかかってくれれば、私はそれで満足ですし、とても嬉しいことですので....。


クリックするとその詩の所にジャンプします。(もちろんふつうにスクロールさせて見ることもできま す。)

「想いよ空へ…(1)」 「想いよ空へ…(2)」 「想いよ空へ…(3)」 「な ぜ君は…」 「名も無き詩(うた)」 「たばこ」 「私… (1)」 「憎しみ」 「存在しない物体」 「私…(2)」 「記憶…(1)」 「記憶…(2)」 「雪の降る街に思う事」 「戦争に思うこと」 「夢 を見る夢」 「それでもはかなき恋心」 「言葉の力」 「不思議な意味」 「暴走」 「人は…」 「ぼやき川柳集1」 「愛という名の下に」 「変革」 「マーフィー法則論1」 「従うが為に生まれし者の定め」 「あんぜんひょうご1」 「死のプレゼント、あげます....」 「失いし蒼き精神」 「あんぜんひょうご2」 「明日を信じて」 「言霊(1)」 「言 霊(2)」 「悲しいだけが物語じゃない」 「最 大の失態」 「永 遠の一時」 「光の牢獄」 「ぴゅ あ」 「ゆーきのロジック」 「卒業のカタチ」 「え ぴそーど」 「Time is Over....」 「詩をうたう民」 「Please grab my inverted shadow」 「しらないしあわせ」 「嘆きの雨」 「タイムロード」


「想いよ空へ…(1)」     1997/10/25

皆は、どんな夢を見るのだろうか
僕は、夢を見たことがない

なぜ、夢を見ることがないのか
それはきっと、僕には解らない
遠い記憶の彼方


皆は、どんな夢を持つのだろうか
僕は、夢を持ったことがない

何故、夢を持てないのか
それはきっと、僕にしか解らない
幼き日々の忘却


夢を見ることは、本当に幸せなことか
夢を持つことは、本当に幸せなことか

僕にはまだ、解らない

僕は不幸せなのだろうか

皆にはまだ、解らない


皆は、自分の「世界」を持っている
僕は、僕の「世界」を持っていない

僕は、僕の「世界」へ飛び立ちたい
「僕」を探さすが為に

想いを空へ....
いつの日か....


初っぱなから暗すぎます。どう考えても現実逃避にしか見えない(^^;
ちなみに、これは私が人間関係でひーひー言っていた時に書いたものです。
しかし、最近そんなことばっかりだな(^^;

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「想いよ空へ…(2)」     1997/10/25

秋晴れの草原に、独りきり
惚けながら、様々に想い巡らせ
事なき事に思考を巡らせる

秋は、そんなにも悲しいのか
独りは、そんなにも悲しいのか


思い出す、様々な出来事
ただ一つ、抜け落ちている記憶

それは自分自身のこころ
それは自分自身のからだ


独り遊びに飽きたら、
仲間を呼ぼう
空に向かって

想いが通じるならば
そこに自分がいるのだ


想いよ空へ、我は此処に


これは2作目。しかも同日作成(^^; これを見る限り、私の思考は地上にはなかったものと思われ(以下略
秋だったからねぇ。寂しかったんでしょう、人肌が(爆

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「想いよ空へ…(3)」     1997/10/25

少女の部屋に、電話が付けられた。
少女は待つ。あてもないベルを。

鳴らない電話、微動だにしない少女

ふと気が付くと、受話器を持ち
未だ知らぬ相手へと繋ごうとする少女

何を繋ぐのか。線か、こころか。

電話口に出た、見知らぬ少年
終わりのない、話が始まる。

想いよ空へ。こころを繋ぐ。

しかし、やがて受話器は置かれた。
少女は待つ。あてもないベルを。

待ちくたびれ、受話器に手を掛けようとする。
ふいにベルが鳴り出す。

はやる気持ち押さえ、受話器を上げる。
聞き慣れた声、そこに友達がいた。

想いは空間を越える。こころも同じ。

少女は、本当の微笑を思い出した。


たぶん寝ながら作ったんでしょ。最近は自動筆記してる機会が多くて(以下略(笑
この文章を文法から理解しようとしてはいけません。私にさえも理解できないのですから(^^;
是非、このシチュエーションをあなたの空想の中で再現してみてください。もしかすると私とシンクロするかも(笑

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「なぜ君は…」      1997/12/15

なぜ君は消えてしまうの?
二人目の君は、疲れた僕に、
あんなにも熱心に話しかけてくれたじゃないか。

なぜ君は消えてしまうの?
四人目の君は、壊れかけた僕に、
あんなにも優しくしてくれたじゃないか。

なぜ君は消えてしまうの?
僕にはもう、拠り所なんて無いんだ。

それなのに…。

クリスマスの夜は、いつも独りきり。
夏の日の思い出も、嘘のように消えていた。

僕は何か、求めるモノを間違っていたの?
ねぇ、誰か教えてよ、誰か…


ソフマップ仙台店閉店慰霊の詩です(^^;。というか、ソフマップ仙台店でお世話になったのって、ほんとに2階と4階だけだったし(^^;
というか、これを某氏に見せたとき、「ただの独りよがりだな」って言われたときは....泣きたくなったっす(i_i
ちなみに、某Evaなアレとは全く関係有りません(笑)。念のため。

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俳句:「ああ仙台 よい店ばかりが 消えてゆく」 季語無し。


くだらないけどね、いやマジで。超切実な問題なわけ。


名も無き詩(うた)

人々が ふいに口ずさむ 名も無き詩 名も無きメロディー
流行に左右されない 心のメロディー
人や 心の中を まっすぐに写す 鏡のような詩の連続

音楽の商品化 一人一人の詩を奪う 過去の詩を繰り返す

同じ詩 同じメッセージ それは団体心理が生み出す ある種の虚空

詩は誰のためのものか

もう一度見つめ直そう 自らが詩を作ることを 自らが音を紡ぐことを


一体誰に反抗したいのかさっぱり解らない。
ちなみに、私は[Tetsuro Oda]のファンですね(^^

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たばこ

たばこを吸うたび、ふと考えることがある。
「なんでたばこなんて吸い始めたんだろう?」

友人からは「おまえ、嫌煙家じゃなかったのか?」なんて言われる。
「人が迷惑がるなら呑まないよ」なんていってみるが、大嘘。

金はかかる、時間はつぶれる。
なんでたばこをやめられないのかな。

たばこの味がどうのこうのといってるけど、
結局は「咽せずに、それでいてキツイ」物を選んでるにすぎない。
べつに「大人らしくしたいから」なんて理由じゃないのに。

髪に付く、肌に付く、本に付く、あの匂い。
古本屋で「これはちょっと・・・」って言われて、我に返る。


そのまんまです。
いや、今でも嫌煙家なんですけどね、喫煙始めたらどーなるんだろーかなー、って思って書いたわけです。

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私…(1) ~レスポ ンス・インタラクション~     1998/01/20

要らないもの、それは人の野蛮な心。
だって、それはいつしか人々を破滅へと導く。

要らないもの、それは感情。
だって、それはいつしか自分を破綻へと追いやる。

要らないもの、それは精神。
だって、それはいつか他人を犯す。

要らないもの、それは自分。
だって、それはいつか自分を貶(おとし)める。

必要なもの、それは神という存在。
だって、それはいつの日にも人々のよりどころとなる。
それがどんな存在なのかも知らないのに。

必要なもの、それは愛憎という感情。
だって、それはいつの日にも争いを生み出す種となる。
それが弱者の排除となることも知らないのに。

必要なもの、それは言葉という存在。
だって、それはいつの日にも人同士をつなぐ架け橋となる。
それが人同士を分け隔てることも知らないのに。

要らないもの、それは物という存在。
いつも人は物欲から心離れないから。

要らないもの、それは情報という存在。
いつも人は情報の波におぼれるから。

必要なもの、それは選ぶこと。
必要なもの、必要な情報、必要な仲間、必要な仕事、必要な心。
すべて思い通りになるわけじゃない。
でも、それらを選ばずに進むことは出来ない。

何もないまっさらな空間が欲しい。
そうしたら、何も考えずにすむのに。

本も要らない。
食べ物も要らない。
住処(すみか)も要らない。
世界も要らない。
地平線も要らない。
ただ、そこに自分が居るだけでいい。

もし、「僕」が誰にも必要とされていないのなら、それでいいような気がする。

....こんな私を作り上げたのは誰?
....私は内に、こんな少年を抱える。
....私は、このままがいい。不満だらけだけど、このままが一番いい。
....変革なんて望まない。だって、ここが私の世界なんだから。

そんな僕を作り上げたのは誰?
僕は内に、こんな少女を抱える。
僕の言葉を逆の意味で反復し、僕に命令してくる。
誰だ、あんたは!

もう眠ろう。何も変わらないじゃないか。
僕が世界を変えられるほどの力を持っていたら、何もかも変えてやりたい。

もう、嫌なんだ。何もかも。


さくっと元ネタへのリンクが削除されてて微妙にしおしおです。
なんとなーくやる気のない某印刷会社に意気消沈。

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「憎しみ」 マザーテレサ のことば

愛の反対は、憎しみではなく、無関心である。


最近、どうも物事に関心が持てない。
やはり、あまりにいろいろなことが起こる(あるいは、知りすぎる)ことが原因なのだろうか。
ニュースソースによって人の関心が麻痺してしまう日が来るかもしれない。これはとても恐ろしいことだと思うのだが。

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「存在しない物体」      1998/02/11

情報 それは存在しない物体
人が時間を削いで作り上げる 見えない物体

情報に価値がつく不思議な世界を 冷静にみることができない

いまこうしてみている情報 だれかが時間を削いで作っている
時が価値を作るのか 価値が時を削ぐのか

情報の波におぼれてしまおう
そうすれば、そんなことは気にならなくなってしまうから


自分がいかに無駄な時間(?)を浪費しているかを確認するために書いたもの。
確認するくらいだったらやめればいいのに、と思うのに、やめられない。
まるっきり活字依存症の症状ですね(^^;

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「私…(2)」      1998/02/12

私は、欲望を押しつぶしながら生きる、悲しい人間。
私は、欲望に押しつぶされながら生きる、悲しい人間。

この呪縛から逃れるためには、死を選ぶしかない。
死は、私を責め立てる、すべてのものから逃れられる。
最後の手段なのだ。

しかし、死は決して自由を得ることと等価にはなり得ない。
死すれば、自由を欲する心さえも消えてしまうのだから。


仕事しながら書いてました。なぜ相川七瀬の曲からこんな詩が浮かんだかは不明。
相変わらず暗い文面には変わりなし。

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「記憶…(1)」      1996/12/21

フロッピー。ひらひらと薄い。鉄の砂にちりばめられた、数々の思い出。

ハードディスク。小さな障害にも負けてしまう、儚き記憶の吹き溜まり。

メモリー。生きるものにのみ授けられた、限りある、僅かな夢の行き先。

テープ。昔は静かな波の音を湛え、今は喧噪にまみれた都会の姿を描く。


なんか、どこかで使ったフレーズが元になっているらしくてあまり良さ気な感じはしません。
が、これが世に出した(^^;初めての詩です。訴えるものがないのが悲しい。
ちなみに、これらはすべてコンピュータ用の記録メディアです。

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「記憶…(2)」      1996/12/21

僕らは今、誰も自分が自分であることを証明することさえ出来ない。

僕ら自身の記憶より、ゼロとイチの無機質な存在の方が信用される。

僕らの個性は、僕らにしか分からない。僕らは、皆違う人間なのだ。

僕らは、どうやって自分が自分であることを確認できるのだろうか。

鏡を見る。他人を見る。手を見る。足を見る。お腹を見る。他にも。

でも、何を見ても、僕らは僕らであることを確証する事はできない。

何故なら、僕らを作り出したのは僕らでも神でもなく、人間だから。


なんか、来るべき「国民総背番号制」を危惧する詩のようにも見えますが、いまいち争点は不明。
単にテキスト的文字数を合わせようとしたという声も(^^;
自分が自分であることを証明するのは難しくなってきていますからね。なんだか変な気分。

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「雪の降る街に思う事」     1996/12/23

初冬に降る。ぺたぺたと、冷たい雪。
アイスバーン。
憂鬱。
Depression.

冬の盛りに降る。さらさらと、静かな雪。
雪だるま。
聖夜。
Holy night.

春先に降る。はらはらと、暖かな雪。
気の早い花吹雪。
天使の涙。
Angel tears.


使いたかった「たった一つの言葉」のために作った詩です。
英文は読まないでください。その場所のイメージを浮かべるための補助的なものですので。
ちなみに、これを見せたら某人に「うわー、もろ少女趣味じゃんか」と言われてしまった(笑

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「戦争に思うこと」 ~マスコミの叫び~     1998/02/14

「湾岸戦争は、アメリカ現代史の中でもっとも正当に報じられなかった戦争である」


 戦争が機械対機械の戦争であるかのごとく報じられた湾岸戦争。
 まるで「この戦争はキレイゴトしかありません」みたいに報じることを余儀なくされたマスコミの叫びの一端です。
 決して戦争はキレイゴトじゃありません。人同士の殺戮が、その真相なのです。それを決して忘れてはなりません。
 ハイテク戦争なんて大嘘です。人が死ぬ戦争なんて、弱い立場の誰も望んではいない!
 しかし、戦争は無くならない。信仰、思想、利害。人が人として生きてゆくことを止めてしまわない限り....
 (このとき世界的に有名になった「油まみれの鳥」、あの原因となった原油流出事故は、クゥエートにある精油所の単独事故が発端であり、戦争とは何の関わ りもなかったそうです(記事を作成した記者が、のちに「あれは環境破壊問題として取り上げるべく起記した」とのべている)。それが米軍、イラク軍双方に とって都合の良いように情報歪曲されて「戦争の正当化」に使われた!)

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「夢を見る夢」      1998/02/16

夢を見る夢
私が見た 不思議な夢

私は夢を見る自分の夢を見る
いくら覗いても夢を見る自分が居るだけ

いったいどんな夢を見ているのかな

ほんとに夢を見てるのかな

夢の世界は 自分の世界
自分の世界は 夢の世界


なんか再帰してます。夢を見る自分、そんな自分を見る夢って感じ。
私に夢ってあるのかなぁ。

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「それでもはかなき恋心」     1998/02/16

いつ伝わるともしれぬ はかなき恋心
赤い糸なんて信じられない

伝えたくても勇気がでない はかなき心
運命って何?

いっときも忘れることなく想い続ける
そのひとに

わたしは その人への想いが
いつかきっと 伝わると信じ続けてる

贈ろう 私の心を
クリスマス生まれのナイスガイへ....

そして 伝えられるのを待とう
ただ ひたすら 永遠に....


いまいちピンときません。私にはこういう詩は向いてないのかも....
これは、私の旧知の友人(Yさん、該当者2名)へ捧げる詩です。

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「言葉の力」      1998/02/16

人の心を揺るがす 一つの言葉

戦争に苦しむ女の子が差し出した 青いガラスのかけら
「このきれいなガラスのかけらをあげるから、私たちに平和をください」

サンタクロースなら ねがいをかなえることはできるのか

大きな問いかけ

自分が無力なのがほんとうに悲しい なさけない


この言葉は、とあるところから見つけました。
はたして、人は時に押し流されながら生きるしかないのか、それとも、自ら時を切り開いてゆけるのか.....
それが、私にはできるのか....

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「不思議な意味」      1998/02/16

皆がぎょっとしてこちらを見る
言葉って不思議

Execute. 実行。 だけど死刑執行。

Swapping. 入れ替え。 だけど夫婦交換。

Memory. 記憶装置。 だけど追憶。

Sin. 正弦。 だけど大罪。

ちょっとした解釈の違いが 大きな誤解を招く


なんか、明らかに文例集っぽいですね。
全国の「シン」さん、メールアドレス取得には気をつけましょう(^^;

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「暴走」      1998/02/28

いつも何かにいらだっている

八つ当たりしても収まらない

胸の奥のわだかまり

何もできない自分

そう思っている自分

変えることのできない悲しさ

変えるすべを知らない悲しさ


詩の方向が固定化された象徴のようなもの。やはり方向性に問題ありか。

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「人は…」      1998/04/05

人は人であるために会話し
人は人であるために対峙し
人は人であるために憎しみ合う

国家、宗教、人種、言語、習慣、利害、エゴ

越えられない壁、そして越えてはならない壁

それが破られること、それは人の心の融合。自我の消滅。

そして誰もかもがいなくなった。何もかも暗闇へと....


久しぶりにEvaみたんで方向性が更にダーク化してしまった(i_i
人間は、何らかの形で争いながら(それが戦争でなくとも)進化してきた。
これ以上の進化を、これ以上の利便を望まない限り、少なくとも戦争は起きない。
でも、それが出来ないのが人間の弱さ。人は一人では生きていけない。
だから街を作り、国を作る。
進化を取るか、平和をとるか。天秤に掛けづらい問題でもある。

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「ぼやき川柳集1」      1998/04/14

「最近の パソコンみんな 健忘症」
あなたのパソコン、データは壊れたりしませんか?

「仕事増え ちっとも良くない Eメール」
私はEメールで仕事する会社には居ないので大丈夫ですが....

「パソコンに こき使われる 平社員」
最近はイントラネットのせいで余計なプロジェクトが増えて....

「上司より 機嫌の悪い パソコンは」
破壊するしかないでしょう。それで問題が解決するならの話ですが。

「烏髪 振り向き美人が なぜ男」
実際私の友人にも似たようなのが....

「交代勤務 悪夢を見てなお 夢醒めず」
ホントに疲れます。休日は寝てばっかりで。

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「愛という名の下に」     1998/04/24

愛という名の下に 人はしたたかに生きる

辞書の1ページ目にあるその言葉が
僕らの心を狂わせる

「あい」って、何?

慈しむこと?それとも溺れること?

それとも....


なんか、思いっきり誤魔化してしまいました。
次回修正予定です。はい。
しかも某よっきゅん系から取ってきたネタがそのままのっかっています。スマ。

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「変革」      1998/05/17

人混みにさらされ 変化のない毎日を送る
ホントは変化のチャンスなんて どこにでも転がっているさ
ちょっとしたムーブメントで 時はすぐ生まれ変われるのに
失敗ばかり恐れて 「いま」を変える力が出せない

人生なんて一度きりしかないけど 失敗も成功も何度だって出来るさ
クビが回らなきゃ死んじゃえばおわりさ 死ぬ気だったらなんでも出来る

嫌いな勉強にしがみつく必要なんてないさ
自分のやりたいこと目指してりゃそれで十分
新聞読めて歌が歌えて親友2人もいりゃそれで大丈夫
自分の力を信じろ 願え そして実行するんだ!

まがい物の愛なら金で買えるさ 心の愛はその後につかめ
怖いモノは変革を恐れる心 常識なんて覆すためのモノだ


なんか転職希望者に見える気がしたのだが(笑
気にしないでくれ。どうせ変革する気力なんて無いし。はぁ。

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「マーフィー法則論1」     1998/06/11

マーフィーの法則: 失敗する可能性のあるものは、失敗する。

ゆーきの美学: 美の追究は速度の追求へと通ずるが、その逆はあり得ない

ゆーき家のTA: TAは高ければよいとは限らないが、安いものは明らかに悪い。

ゆーき家のMO: 常にジャンクデータが10枚分くらい転がっている

ゆーきの部屋: 布団を敷くスペース以外は、全て物置である。

ゆーきのOS: 笑ってお仕事....できるわけないじゃん

ゆーきの持論: ソースが有ればいい。ブツに興味はない。


「美学」以外はその場の感情で書いちゃいました。
いや、いがいとこれっていけてるかも(笑

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「従うが為に生まれし者の定め」     1998/06/22

従うが為に生まれた者 その全てが悲しき者とは限らない
運命に従う者 人に従う者 そして自分に従う者

運命に従う者 それは弱き自分を肯定する者
人に従う者 それは強き自分を抑圧する者
自分に従う者 それは弱き他人を否定する者

従うことを許さない原始的な心が 今の心に揺さぶりを掛ける

自分の殻を破り捨てよう そして自分に素直になろう
従うが為に生まれし者 その心今ここに開け

何を信じるか その答えは 自分で切り開き見つけるしかない


かなり無茶してる感じ。途中で怪しげなフレーズが頭をよぎったせいか、もう文脈がぐちゃぐちゃ。失敗作だ。
ちなみに、前半部分はAlicesoftの"Diabolique" の影響を多分に受けています(笑

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「あんぜんひょうご1」     1998/07/28

気を付けろ 慣れの果てこそ 事故のもと


なんっつーか、暑すぎて考えがまとまらない(泣
あーちなみに本来は「成れの果て」ですね。
意味としては「物事常に初心に返ってやらんと事故るぞ」って感じ。
知ったかぶりしてばかりで本意を取れない様な人は笑ってあげましょう。

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「死のプレゼント、あげます....」     1998/11/01

貴方に、死のプレゼントをあげます。
契約を交わした人には、一億円のお金をお渡しします。
一年間かけてたっぷり憂さ晴らしをして下さい。
その後、死神が訪れ、貴方は永遠の休息を得ることが出来ます。
もし使い切れないお金があれば、残りを全て慈善団体に寄付しましょう。
貴方は、最後の最後に人の役に立つことが出来ます。
貴方は、最後の最後に良い思いをすることが出来ます。
今まで苦しんできた人、今まで良い思いをしてこなかった人へ....


久しぶりにやる気が無くなっていた自分に気付く。
何か充実感って物が足りない。理不尽なことが多すぎるから。
ちなみに、これを改変してspammail作ったりしないように(^^;

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「失いし蒼き精神」      1998/11/03

ブルー、ナード....
私をさげずもうとする者の声
でも私は そのことばを誇りに思う

今の世は何処も色彩を失い
心に一抹の希望も持たない人形達が
街をさまようばかり

灰色とも黒とも知れぬ 猫をかぶった白き意志が
今日もまた 自らをイニシャライズするため
果て無き暴走をくり返す

私に宿る蒼き色 それは透明に近い しかも限りなく
私の意志など 遠くから視たら とてもちっぽけなものでしかないだろう

しかし私は 蒼き色を捨て去る真似は 決してしない 
私にとっての蒼き色
それは ひとの「こころ」そのものだから....


やぶうちセンセのパクリでも村上センセのパクリでもないので要注意(笑
相変わらず論点不明。もしかすると今の日本かも。あ、大きすぎるか。

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「あんぜんひょうご2」     1998/07/28

安全は 心のゆとりに 宿される


職場にて。元ネタは漢字2文字だけ変わってます。
元々は「嫌味たらたら~」な標語を目指して作りましたが....
さすがにそちらの方は非公開もーど突入です(^^;

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「明日を信じて」      1999/01/04

きのうはそっち きょうはここ
あしたはどこだ 私はさがす
あしたの自分を あしたの居場所を

いれもの ココロ 希望 chaos
キミの其れはどこにあるのか
ボクは其れを今だに知らない

「ボクにユーキをください」と
その一言が出せない自分
今年はきっとサヨナラしたい....


年賀状ネタ。しかし、なんっつー年賀状書いてるんだ、俺って(^^;

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「言霊(1)」      1999/03/14

魂を失った言葉 それはあまりにも軽い
形を変え 背景を変え
移りゆく言葉は データとしてのみ生きる言葉へと変わる

キモチの無い言葉 それはあまりにも脆い
手のひらに そっと乗せると
何気ない言葉は 音も立てずに崩れ去ってしまった

言葉を知らぬ 回りの誰かが
今日も誰かを ひどく傷つけてゆく
時が巡り 国を違えたとしても
キモチのすれ違いは永遠に続く


原文無くしたからその場で書いてみたが....全然違う(^^;

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「言霊(2)」      1999/06/10

音を伝えるだけの からっぽのコトバ

精気のない カタチだけのことば

その欠片をそっと手に取ると 何の前触れもなく 音を立てずに砕けて消えた

言葉は汚れ 含みを失った 音は色を失い 誤差は丸められる

いまはただ 無意味な意志 でたらめに伝え続ける


原文見つかったから書いてみたが....今考えると全然面白くない^^;

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「悲しいだけが物語じゃない」     1999/07/19

いつも俯き黄昏れる君を 私はじっと見つめていた
普段と変わらぬ仕草の中に 心の変化を感じながら

涙も流さずこらえる君を そっと端から見つめていた
いつもの君と違う君を 私はかいま見た気がする

君が思うその悲しさを 私は未だ知らずにいた
君が思うその悲しさを そっと私にうち明けてよ

いつも夜空を見上げる君を 僕は遠くで見つめていた
君の新たな素顔を視るたび 僕はいつも驚かされる

小言も言わず働く君を 何も出来ずに見つめていた
そんな君を見るたびに 僕は心を揺すられる

君が思うそのつらさを 僕は未だ知らずにいた
君が思うそのつらさを そっと僕にうち明けてくれ 

悲しい役を演じるたびに 本当に悲しみがこみ上げてくる
悲しい事なんて 全部さっぱり忘れてしまえば楽なのに

誰かの書いた物語 道筋を辿るだけが物語じゃない
何時かこの手で 自分の物語を変えてみせよう

悲しいだけが物語じゃない
楽しいだけが物語じゃない

貴方の心は 貴方の勇気となる
貴方の勇気は 貴方の物語を創る

様々な物語が交錯し 貴方は誰かの物語へと入り込む


考えようによってはストーカー的行為にも匹敵しそうな恐ろしさが格別かも(ぉぃぉぃ

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「最大の失態」      1999/07/29

某社の最大の失態は、
人々にCUIの世界を捨てる勇気を与えてしまったことだ。

ほとんどの人は、既に気づいている。
OSに縛られる時代は終わりを告げていることを。

いづれ、CUIがそうであった様に、
ダサい窓達も捨てられる運命なのだろう。

永遠のパクり会社よ、永遠にさようなら....


全然詩じゃないですな^^;
某MMを見てから「なんかどうでもいいじゃ~ん」って感じになってしまった俺。ダメじゃん^^;
私的には窓エミュさえ動く環境だったら今からでも別のOSに移行したいです。疲れた。

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「永遠の一時」      1999/11/15

 そっとしまった 一時の永遠
 その遠き想い出は 今でも私を動かし続ける

 「時なんて、あっという間に過ぎ去るんだよ。」

 遠い目をして語る君に 僕の背筋は寒くなる
 僕の永遠は 僕の中にいつもあるのに

 「永遠は、あるよ。」

 僕を見つめて語る君に 僕は目を背ける
 僕の永遠は 僕の小さな幸せをも傷つけるから

 永遠の一時

 僕の中に それはいつも変わらず生き続ける
 変わらない日常を 陰であざ笑うかのように

 僕の永遠は 僕の時を一瞬止めた
 止められた時は もう刻まれることはないのかもしれない

 時の歯車に翻弄される君に 僕は一言つぶやく

 「永遠は、きっとそこにとどまるんだ。」

 そのとき 君の瞳が 冷たくさめた
 僕の永遠は 君の中に仕舞われた


 ....何が書きたかったんだ、俺は^^;
 ONEで方向性がずれた今日この頃(ぉぃ

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「光の牢獄」      2000/10/10

 今までずっと 振り返ることなく歩き続けた

 髪を結わえることもせず
 靴紐も結わえず

 ただひたすらに 周りも視ずに歩き続けた

 見えていてもたどり着けない
 出口をさがし ただ

 今日も違わず 振り返ることなく歩き続ける

 自らを省みもせず
 友をも忘れ

 何も考えることなく ただひたすらに歩き続けた

 ふと振り返れば 見えるものは真っ白な空間
 天地左右も見分けの付かぬ 何もない空間

 ここは 光の牢獄
 あるべき出口を探し 明日もまた歩き続ける
 あるはずもない出口を探して....


 今日は「旧」体育の日。
 靴ひもがほどけた。
 書いた理由は、ただそれだけ。

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「ぴゅあ」      2001/01/09

 欲望に正直で 濁りのない目をして
 そこにいた かつての君

 今そこに居る君もまた
 包み隠さず もてる全てをさらけ出す

 君は何も知らない だからピュアでいられる
 そして私は そんな君を壊すことが出来ない

 犯罪めいた君の魅力は
 全ての人をしあわせにする

 私はただ 君の魅力をひきたてるだけ
 それでも 私は幸せになれる

 見失った 透き通るような心を求めて
 私は君を 壊すことになるだろう


 アースラインを整理していて書きたくなりました。
 決してアヤシイソースが元ではないので、引かないように(笑)
 あくまでも擬人法ってオチなので。

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「ゆーきのロジック」     2000/12/14

 ゆーきのロジック。

 それは「現実と虚空」、「音と文字」の交錯する世界。

 世界を切り分け、全てのデータに溺れ続ける「ゆーき」という人格。
 世界を共絡し、全てのデータを見つめ続ける「みな」という人格。

 この2つが同居し背反する、そんな理不尽な中身を入れる「ゆき」という器。

 それが私。

 ロジックとは、なにも「手順」だけを指す必要はない。
 そもそも、不確定要素によってのみ存在を許された「気まぐれな世界」においては、現実も虚空も、分別の意味すら無いものなのだから。

 「ヒト」という存在が生まれたのは、全てを破壊し虚空へと押し戻さんとする「気まぐれな神の手」によるものであり、「ヒト」が手に入れたもっ とも凶悪な武器は「再帰概念」であることは、誰のもとにおいても明白である。
 道具を作るための道具、言葉を説明するための言葉、思念を伝えるための思念....どれもすべて回答のない、再帰行為の産物。

 考えることを止めてしまえば、それほど楽な事はない。
 自らを縛り付ける全てを解き放ち、全てを創造できる。
 しかし、その先にあるものは、再帰か集束か、あるいは....

 ゆーきのロジック。

 それはとても不可解な世界。
 そして、それはとても単純な世界。

 そこにいるのは私。
 ここにいるのは私。
 私は、私を見つめ続ける。

 遙か過去も遙か未来も、すべては形無き意志による、創造の産物に過ぎないのかも知れない....

 時は巻き戻せない。
 しかし、時は場を替えて繰り返す。

 ゆーきのロジック。

 それは、姿を変え形を変えて、今も生き続ける。


 2000年の終わりに、トップページ用に作ったもの。
 そのうち替えるかもしれないので、こちらに載せてみました。
 ....このタイトル、まんまじゃんか(^^;

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「卒業のカタチ」      2001/03/05

 3月 それは卒業の季節

 祝われつつ卒業する者
 疲れ果てて卒業する者
 愛想尽きて卒業する者
 我を失いて卒業する者

 卒業のカタチは 人それぞれ
 卒業のココロは 皆同じ

 別れを惜しみ 再会を約束し
 道無き道を 再び進む

 進みゆく道に 何が起きても
 今来た道は 振り向く先にいつもある

 過去を忘れず
 未来を渇望し
 今を生き続ける

 そして卒業は いつも唐突に訪れる


 うちの周りで卒業する人がかなりいる。
 しかも今回、「唐突な卒業」をする人がかなり多い。
 留まる勇気と辞める勇気、どっちも必要なんです。人生ってのは。

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「えぴそーど」      2001/06/06

 子供の頃のエピソード。

 電気工作、MSXパソコン、テープ演奏会、ワープロ、図書館通い。
 「バーコード面を素並べして差し出す」なんて事をしていた。
 借り出し5秒。
 でも、そこまで何を借りるかで悩むこと数時間。
 時間の使い方を間違っていた気もする、今日この頃。


 学生時代のエピソード。

 パソコン、古本「屋」漁り、録「音」予約、過去予知、ロボコン、センパイ、音楽CD。
 それはもう好き勝手。
 イチバンのー天気な日々だった。
 1日がとても長くて。
 でも、戻りたいとは思わないから不思議。


 つい今時のエピソード。

 季節は移りゆくままに、時は過ぎるままに。
 毎日が刹那に過ぎゆく中、私は私を捜し彷徨っている。
 たぶん。

 季節が移りゆくままに風邪をひき、時が過ぎゆくままにぽ~っとし、毎日がたらたらと過ぎゆくままに私はただ何となく彷徨っている。
 違うか。


 梅雨前の真夏日に瀕死状態なのーみそ。
 うぅッ、暑すぎやわぁ(ioi)。
 しかもなぜかBGMが「IT'S UP TO YOU (C)Folder5」....ぅぐぅ。

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「Time is Over....」     2001/07/05

 時は瞬く間に過ぎゆく
 音も匂いも 形さえも残すことなく

 ハッと気付けば 今は空梅雨

 暑さにもうろうとする私を
 得も知れぬ恐怖と そして吐き気が襲いかかる

 幾日経てども止む事のない 形無き違和感に苦しみ
 自らの無力さに苦しむひととき

 変わる事のない風景
 虚栄を失い沈みきった心の集まり

 そして 変わろうとする事すら忘れたかの様に
 振る舞ってみせる心の中に住む分身

 心の中に潜む欲望は 私にそっとささやくのだ

  「イマヤラナイデ、イツヤルンダヨッ!」

 もう一人の住人は そんな彼女を諭すかの様に
 あるいは落胆しきったかの様に こうつぶやく

  「そんなイジワル言って、壊れたらどーするの?」

 失う事を恐れ 壊れる事を恐れる
 そんな自分の背中が見えた時
 私は私の背中を見つめるだけで 何もできなかった

 データに溺れ 意識のコピーを繰り返し
 私はいつもギャングエラーにおびえ続ける

 昨日という日は決してとりもどせない
 明日という日を得る事もできない

 今の私は 月が欲しいと泣き叫ぶ
 無知なままの少年の様なものなのかも知れない


 とあるまっどむぅびぃを見て、今までで(ほぼ)一番
凹んでしまった、その瞬間に書いたもの。
 もーずたぼろッス。
 精神破綻ヴォイス、いくら演技とはいえ恐すぎ。

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「詩をうたう民」      2001/07/05

 詩をうたうその人は今
 自らの持つ 全てをさらけ出す

 飾りもせず
 まっさらなままに
 彩りもなく
 質素で無垢ないでたち

 そんな君を見つめながら
 今日もまた 君の詩に溺れる

 小さなミスにも 笑って応える
 そんな君に 飾りなど要らないのだから

 遙かなる昔より 人は笑いうたっていた
 いつしか詩から笑いは消え
 そして再び笑いを取り戻した


 ま、簡単に言うとカラオケ文化なんですな(は?)
 オーディオが廃れた理由が「カラオケのレパートリーを増やすには、とりあえず聴けるデッキがあれば良いじゃん」とゆーところにあるという人がいるんで、 何となく書いてしまった。
 家で大音量が出せない今、その場はホールと車に分かれたそうな。
 でも、車ん中で口ずさんでる人って、外から見ると何よりも滑稽ですな(笑)。
 喜怒哀楽、全部歌にあるべきだと思う。
 上の詩は、単にその更に上の反動で書いたもの。

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「Please grab my inverted shadow.」     2001/09/29

SOMEONE, SHOULD HOLD MY SHADOW!!

he is my reverse-side.
he includes the reversal impulse.
he is addicted to the desire.

the shadow wants reality vindictively.
i am much weaker, but he is no weaker.

I escape, HE PURSUES.
HE LAUGHS, i'm afraid.

he will become weak if i become strong.
imagining the figure reflected to a mirror, i want strike him.

But that's dream which cannot exist.

Finishing the dream, I woke up.
I had crawled on the ground.

if it looks up, it will be me rightly.
or those who were me once.

and i promised revenge.
in order to reverse all.

It is always repeated at the time....


 機械翻訳です。私は技術英語を読むだけでもーいっぱいいっぱいなんで(苦笑)。
 原典は一応、藤崎竜の「SHADOW DISEASE@WORLDS」だったりします。
 ま、あの世界を表現するなんて私には逆立ちしても無理ですけどね(笑) 

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「しらないしあわせ」     2001/10/10

 知らないこと それはとても幸せなこと
 知らなければ その全てを疑わずにすむ
 災い口を聞かなければ 恐れ立ちすくむこともない
 力の限りを見なければ 退き背けることもない

 その幸せは その不幸せと同じこと
 しあわせの数だけ ふしあわせが訪れる
 その神を信ずる人は 何時しか凶行に手を染め
 その神を蔑む人は 何時しか狂気におびえる

 しらないこと それはとてもたのしいこと
 想像する 翼をまだはばたかせる
 知ることは皆 誰かの妄想に過ぎず
 言葉の全てが つじつま合わせに成り下がる

 知らないこと それはとても自然なこと
 知れば知るほど 全てを信じられなくなる
 残酷な真実など この世に掃いて捨てるほどある
 全てを知れば 君はひとときもまともではいられない

 信じること それは大いなる勘違い
 学ぶこと それは強引なすり込み

 みんなどこかで気付いていても きっと誰も明かしはしない
 もしも誰かがそれを暴けば 世界は一時もまともではいられないから

 知らない幸せ それは騙される幸せ
 知らない幸せ それは裏切られる幸せ

 幸せを知らない そんな事を平気で言える人は幸せ
 掃いて捨てるほどあるのに それを見据えていないだけ

 貴方はきっと 他の誰かよりも幸せ
 だって    には幸せなど はじめからなかったんだから

 知っていること それはとても不幸せなこと
 だって それが本当か 確かめる術はないのだから


 「機密(秘密)」をキーワードに、ちょっとずらずら書いてみました。
 対米テロ後一月を迎える前に、全部はき出してしまいたかったので....
 ここの原典は青島幸男著「23分間の奇跡」だったりします。あの本、ある意味とても恐いですよ。マジで。
 ....というか、この世の中そこら中に、「これ、バレたら大騒ぎでしょう」という類のことがあまりにも多すぎ。すべてを隠し「ま、バレなきゃ良いで しょう」が世界を危うく支え続けているとゆー事自体に失望気味な今日この頃。衛生・化学・金融だけとっても既にもー(以下自主規制)

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「嘆きの雨」      2001/10/10

 忘れ去られた かつての記憶
 周りを犠牲にしながら 幸せごっこをしていた時代

 半世紀の沈黙 何時しかそれも忘れ去られた
 天の嘆き 嘆きの雨

 雨は全てを洗い流し 水は全てを溶かす。
 あらがうことも許されぬ 強い力をもって

 雨が涙を誘い 涙が雨を誘う
 明日という日を 忘れてしまうほどに


 書いた理由は単純明快。
  「旧体育の日に、一日中雨が降っていたから。」
 ただ、明後日ばかりを向いてる私にとっては全然全く関係なさそうな気もしますが。
 ちなみに、化学的にいわゆる水は「何でも溶かす」事が確認されているそうで。ただ、溶かすまでの時間が永遠に近いほど掛かる場合もあるらしく....

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「タイムロード」      2001/10/15

 過ぎゆく日々が あまりにもシンプルすぎて
 今の自分に 自信がもてなくなってくる

 子供の頃は あんなにも時が長くて
 毎日がとても 時が長すぎて辛かったのに

 あれだけ憧れた 大きな世界を前に
 自分の無力さと 何も変わらぬ自分を知る

 今はもう 振り返る風景に違いなど無い
 一昨日と明後日が まるで同じベクトルを向く

 何も持たぬ子供の頃に
 ただ一つ 夢だけは持っていた

 大人になれば いつの間にかかなうと思い
 そして 何一つかなわない 今がある

 時だけが過ぎ去り 想いだけが残る
 全てのねがいは オートマチックにかないはしない

 同じ時を生きる 子供達を前に
 自分自身の影を重ね合わせる

 同じ時を生きる 大人を前に
 自分自身の未来を見つめる

 時は誰にでも 等しくあるはずなのに
 時の使い道は 決して等しくなどない

 手首の傷をみるたび 目にかかる髪をみるたび
 時はただ 静かに過ぎ去ることを感じる

 時の支配者は ただ永遠に時をなぞり
 私たちはみな ただ永遠に時をきざむ

 そして 今日も明日も 時は動き続けて
 変わり変わらぬ 自らを晒し続ける

 いつか息を引き取る時に 思い残すことなき様に
 いまはただ めいいっぱいに今を感じる

 時に突き動かされるまま 今日もまた....


 なんかここまで、時間ネタが極端に多い気も。
 まさに「人生是暇潰し」って感じか。
 願いは強く想えばかなう。私はそれを全て拒否した。だから....

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とりあえず、今のところはここまでです。

それでは、次の更新日まで、さよ~なら~。
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 このページも、他のページ同様にリンクフリーかつリユースフリーです。
 お使い頂けるようなセンテンスがあるならば、適当に使っていただいてかまいません。
 但し、「詩」という性質上、そのまま丸ごとコピーすることはおすすめできません。
 (指紋や声紋同様、文体やスタイルにも人それぞれの癖がありますので....)

 ま、よーするに「とりあえずはフリー」なんです。
 いざとなったら「ご一報いただけるとうれしい」のは間違いないですけどね。


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