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- CSVファイルをExcelで開くとデータ形式が(文字列→日付など)変わってしまう
更新:2024/7/20;作成:2006/9/25
- CSVファイルで他のソフトからのデータをExcelで読み込むとき、日付形式の文字列などはExcelで日付データとして読み込んでしまいます。
- 例えば、「1-1」と記録されていても、Excelで開くと「2016/1/1」のように日付データになってしまいます。
- ここでは、下図のようなカンマ区切りのCSVファイルを準備しました。
伝票No.の列は 001,002,003 ・・・ となっています。
型番の列は 1-1,2-2,・・・・となっています。
これらが変化しないようにExcelで読み込みたいと思います。
ExcelでCSVファイルを開くとどうなる? Topへ
- Excelを起動し、[Ctrl]+[O(オウ)]で 「ファイルを開く」 ダイアログボックスを開きます。
ファイルの種類で「テキストファイル(*.prn,*.txt,*.csv)」を選択します。
ファイル名で開きたいCSVファイルを指定します。
[開く]ボタンをクリックします。
- 「先頭のゼロを削除する」の変換をするか?を聞いてきますので、[変換しない]をクリックします。
- 伝票番号は ’001 となっています。
ただ、型番の 1-1 などは日付に変換されてしまいました。
- D列の日付を =TEXT(D2,"m-d")で元の型番の形式に変換します。
I2:I9を選択して、[Ctrl]+[C]でコピーし、D2セルを選択して、[Ctrl]+[Shift]+[V]で値の貼り付けを実行します。
Excel for Microsoft365でない場合は、[Ctrl]+[V]で貼り付けて、[Ctrl],[V]と押して、貼り付けオプションを利用して値の貼り付けを実行します。
- これで、VSVファイルと同じデータ形式で開くことができました。
Excelのデータの取得からCSVファイルを開く Topへ
- [データ]タブのデータの取得と変換 グループの[テキストまたはCSVから]を選択します。
- 読み込むファイルを指定して、[インポート]ボタンをクリックします。
- 伝票No.の列と型番の列のデータが元のデータと異なっているのがわかります。
[データの変換]ボタンをクリックします。
- Power Queryエディターが開きます。
伝票番号の列を選択して、変換グループの[データ型]→[テキスト]を選択します。
- 列タイプの変更で[現在のものを置換]をクリックします。
- 伝票番号の列のデータ型が「テキスト」に変更されました。
型番の列を選択して、変換グループの[データ型]→[テキスト]を選択します。
- 列タイプの変更で[現在のものを置換]をクリックします。
- 型番の列のデータ型が「テキスト」に変更されました。
[閉じて読み込む]をクリックします。
- ExcelのシートにCSVファイルのデータがテーブルとして読み込まれました。
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