- Home »
- Excel講座の総目次 »
- Excel講座 Q&A(Tips) »
- 0を表示しない
更新:2024/7/5;作成:2005/12/7
- 計算結果の「0」が多くて見にくい時は、「0」を非表示にします。
個人的には表示形式の #,### が一番使い勝手がよいと思います。
シート全体で「0(ゼロ)を表示しない」設定にする
- [ファイル]タブをクリックして、バックステージビューを表示します。
- [オプション]をクリックします。
- Excelのオプションで[詳細設定]を選択します。
次のシートで作業するときの表示設定で「ゼロ値のセルにゼロを表示する」のチェックを外します。
なお、この設定はシート単位で設定します。
- 設定前/後の状態
- 設定前
- 設定後
- ゼロ値を非表示にした場合で、一部だけ「0」を表示したい時は、セルの表示形式で対処します。
- 【例】D4セルを選択し、[Ctrl]+[1]でセルの書式設定を表示して、ユーザー定義で 0;-0;0 とします。
ユーザー定義の表示形式で 正;負;ゼロ;文字列 と、;(セミコロン)で区切って指定することができます。
この形式で 正;負;ゼロ の部分を 0;-0;0 と指定してゼロの場合には 0 を表示するように設定しています。
- D4セルだけ表示形式をユーザー定義で 0;-0;0 とすると、このセルだけ「0」が表示されました。
D6セルの 0 は非表示のままです。
部分的に0を表示しない方法(セル単位で設定する)
表示形式で対処する
セルの値は0ですが、表示形式で 0 を非表示にします
- 実際に使用するときは、どこに0が表示されるかわからないのが普通と考えます。
すると、上のように0のセルを決め打ちで表示形式を変更するのはちょっと無意味な気もします。
すると、数値のセルの表示形式も考慮して(桁揃えなどを考えると)、#,### が使いやすいと思います。
下図では F3:H6セルを選択して、表示形式を #,### に設定します。
ちなみに、0を表示したいときは #,##0 とします。
- [Ctrl]+[1]でセルの書式設定を表示して、ユーザー定義でゼロの部分を省略して0;-0;;@ とします。
または、「#」とする方法もあります。
ユーザー定義の表示形式で 正;負;ゼロ;文字列 と、;(セミコロン)で区切って指定することができます。
この形式で 正;負;ゼロ の部分を 0;-0;;@ とゼロの部分を省略して設定しています。
数式で対処する 例
セルに文字列の "" (空白)を入力します。
- IF関数を利用して、「""」(文字数0の文字列,空白)を返すようにします。
(例) D3セルの数式を =IF(B3-C3=0,"",B3-C3) として、下方向へコピーします。
D4セルの数式は =IF(B4-C4=0,"",B4-C4) となります。セルの値は ”” です。(0ではありません)
条件付き書式を利用する例
0の時、セルの書式でセルの背景色と同じフォント色にして、見えなくします。
- 条件付書式を利用します。
設定するセル範囲を選択します。
[ホーム]タブの[条件付き書式]→[セルの強調表示ルール]→[指定の値に等しい」を選択します。
- 新しいルールで「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択します。
「セルの値」「次の値に等しい」「0」とします。
[書式]ボタンをクリックします。
- フォント タブを選択して、フォントの色をセルの背景と同じ「白」を選択します。
- 0 が見えなくなりました。(セルの色と文字の色が同じになって、0が見えないだけです。)
↓
セルを濃い色で塗りつぶすと、0が浮かび出てきます。
スポンサードリンク
よねさんのWordとExcelの小部屋|Excel講座の総目次|Excel講座 Q&A(Tips)|0を表示しない
PageViewCounter
Since2006/2/27