行または列で折り返す配列を作成するWRAPROWS関数・WRAPCOLS関数の使い方:Excel関数


スポンサードリンク

更新:2025/2/17;作成:2022/9/2

1行を折り返して配列にする
 ラップ ロウズ
=WRAPROWS(vector,wrap_count,[pad_with])

1列を折り返して配列にする
 ラップ コール(カラム)
=WRAPCOLS(vector,wrap_count,[pad_with])

WRAPROWS関数・WRAPCOLS関数の引数

WRAPROWS関数・WRAPCOLS関数の使用例

2行のデータを1行にまとめる

1カ月のカレンダーを作成した例

  1. 実際の使用例がなかなか思い浮かばなくて、苦し紛れで・・・カレンダーを作成してみました。
    B3セルには作成したい月の1日の日付を入力します。
    B5セルには 
    =WRAPROWS(
    SEQUENCE(1,DAY(EOMONTH(B3,0))+ABS(1-WEEKDAY(B3,1)),
    B3+(1-WEEKDAY(B3,1)),1),
    7,"")
    といった数式を入力しています。
    カレンダーの最初の日曜日を計算して、SEQUENCE関数でその月の最終日までの配列を生成しています。
    この配列をWRAPROWS関数で7列に配置しています。
    日付のシリアル値が表示されました。
  2. なお、前月を見えなくするために、ちょっと小細工をしています。
    あらかじめ日付のセルのフォントの色を白くして見えなくします。
    条件付き書式でその月の日付はフォントの色を黒にしています。
    具体的には、B3セルの日付とB3セルの月末までの日付のセルのフォントの色を黒にしています。
  3. セルの表示形式は d としています。
    なお、説明上、前月の日付のセルのフォントの色は薄い灰色にしています。

125日分のカレンダーを作成した例

スポンサードリンク



Home »  エクセル関数一覧表 »  WRAPROWS関数・WRAPCOLS関数の使い方

PageViewCounter
Counter
Since2006/2/27