何年後、何ヶ月後、何日後の日付を求めたい:Excel関数の技

スポンサードリンク

更新:2024/2/23;作成2014/1/10

○年後の日付を求める	○年後の前日の日付を求める
○ヶ月後の日付を求める	○日後の日付を求める

○年後の日付を求める　　 topへ

何年後の日付けを求めるとき、単純に年だけを増減すればよいのですが、2月だけはうるう年がありますので注意が必要です。
2/29の何年後かを 3/1にしたいときはDATE関数、 2/28にしたい場合はEDATE関数が使えます。

何年後の日付を求めるのにはDATE関数が使えそうです。
ただし、うるう年の2月29日の何年後を求めるとき、うるう年でないときは3月1日になります。
DATE関数の構文　=DATE(年,月,日)　となっています。
何年後・・・ということは、引数の「年」の部分を加減して求めることができます。
B2セルの日付の1年後、2年後、3年後・・・の日付を求めてみます。
- 引数の年に年数を加えて求めています。
  =DATE(YEAR($B$2)+1,MONTH($B$2),DAY($B$2))
うるう年の2月29日はどうなる？
- 2/29がない年は翌日の3/1となります。

何年後の日付を求めるのにはEDATE関数が使えそうです。
ただし、うるう年の2月29日の何年後を求めるとき、うるう年でないときは2月28日になります。
=EDATE(開始日,月)
開始日から起算した月数を指定します。月に正の数を指定すると、起算日より後の日付を返し、負の数を指定すると、起算日より前の日付を返します。
- Excel2003以前では、この関数を使うには分析ツールのアドインを有効にしておく必要があります。
  ［ツール］→［アドイン］を選択し、［アドイン］ダイアログボックスの「分析ツール」にチェックを入れます。
  環境によってはExcel（Office）のセットアップ媒体を要求されますので、メッセージの指示どおりに操作してください。
B2セルの日付の1年後、2年後、3年後・・・の日付を求めてみます。
- 1年後は　=EDATE($B$2,12*1)
  2年後は　=EDATE($B$2,12*2)
  といった具合に引数「月」に1年の月数12の倍数を指定します。
  12,24,36・・・としてもよいのですが、年で計算していることが分かるように　12*1,12*2,12*3・・・としています。
うるう年の2月29日はどうなる？
- 2/29がない年は2月の末日　2/28　となります。

このケースでは、EDATE関数よりもDATE関数の方が適切と思われます。
=DATE(YEAR(B3)+C3,MONTH(B3),DAY(B3)-1)　としています。
EDATE関数ではF4セルのように不適切と思われるケースがあります。

DATE関数の構文　=DATE(年,月,日)　となっています。
何ヶ月後・・・ということは、引数の「月」の部分を加減して求めることができます。
- B2セルの日付の1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後・・・の日付を求めてみます。
  - 引数の月に月数を加えて求めています。
    =DATE(YEAR($B$2),MONTH($B$2)+1,DAY($B$2))
該当する日がないときは?
- 開始日が月の末日の31日のときはどうなるのでしょう?
  2023/12/31の2ヶ月後は2024/3/2　となります。4ヵ月後は2024/5/1　となります。

=EDATE(開始日,月)
開始日から起算した月数を指定します。月に正の数を指定すると、起算日より後の日付を返し、負の数を指定すると、起算日より前の日付を返します。
- Excel2003以前では、この関数を使うには分析ツールのアドインを有効にしておく必要があります。
  ［ツール］→［アドイン］を選択し、［アドイン］ダイアログボックスの「分析ツール」にチェックを入れます。
  環境によってはExcel（Office）のセットアップ媒体を要求されますので、メッセージの指示どおりに操作してください。
B2セルの日付の1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後・・・の日付を求めてみます。
- =EDATE($B$2,1)　と引数の月に○ヶ月後の月数○を入力します。
該当する日がないときは?
- 開始日が月の末日の31日のときはどうなるのでしょう?
  2023/12/31の2ヶ月後は2024/2/29　となります。4ヵ月後は2024/4/30　となります。