素直に
「楽しかった!」と言います。
最近、観たい新作が少なくて
「アナ雪」しかねーじゃん!状態だったのが、おもろい作品が来ましたね。
人間がミスティーク(ジェニファー・ローレンス)のDNAを研究して作った、対ミュータント用ロボットのセンチネルが、こりゃまー、強くて、X-MEN側としては、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)を過去に送ってセンチネル開発を阻止しようと考える。
なんでウルヴァリンかというと、ちょっとやそっと痛い目に遭ったり壊れたりしても、修復能力があるからですねえ。
便利な人(ミュータント)たちがいると、お話もいろいろつくりやすいです。
ストーリーの主な舞台は過去になる。
ということで、
前作でおなじみになったメンバーが活躍。
以下、ネタばれ。
ウルヴァリンが過去にきてみると、プロフェッサー(ジェームズ・マカヴォイ)ときたら、
おりゃ〜もうダメら、と人生半分投げてました。
ウルちゃんは、その教授とビースト(ニコラス・ホルト)とともに、超高速移動男クイックシルバー(エヴァン・ピーターズ)をリクルートし、とらわれの身のマグニートー(マイケル・ファスベンダー)を救出に。
任務のためには、マグニートーとも力を合わせることが必要なんですね。
救出場面では、ウルヴァリンたちが銃で撃たれたところを、超高速移動男が防ぐ描写がおもしろい。
彼の動きにくらべれば、ほかのものは止まっているも同然なので、余裕で銃弾の道筋も手でひょいひょい変えちゃうし、そのほかの(余計な遊びみたいな)細工もできちゃう。(笑)
エレベーターの中に、敵をテープでがんじがらめに貼り付けちゃったのも
笑える。
それにしても…マグニートーって、大きな目的のためには、人ひとりの命の犠牲をいとわないところがあって、そういえば以前の作品でも…と思い当たるフシがあったよ。
過去の教授と未来の教授が話し合うシーンは、ちょっと感動。
過去か未来の自分に会うって、おもしろそう。
ジェニファー・ローレンスさんのミスティークは大活躍。
とくに、ハイキックで男の喉元を押さえつけて、そのまま、やっつけるところは、かっこいい!
この脚の上がり具合! 楽勝よ!
…ほんとは、以前のシリーズのレベッカ・ローミンさんのミスティークも好きなんだけど、今回は出ないですね。
X-MENとセンチネルの闘いが、見ていて、どうなっているのか、くわしくは理解できないのが、タマにキズ。
現在(未来)と過去、おおぜいのミュータントが出てくるのは、うれしい。あの人や、この人や!
そして、お話の結末の付け方は
希望があって、うれしい気分になる。ああ、これだったら…と。
次作が、どうなるのかは分からないけど。