X-MEN:フューチャー&パスト

X-MEN: DAYS OF FUTURE PAST
監督 ブライアン・シンガー
出演 ヒュー・ジャックマン  ジェニファー・ローレンス  マイケル・ファスベンダー  ジェームズ・マカヴォイ  ニコラス・ホルト  パトリック・スチュワート  イアン・マッケラン  エヴァン・ピーターズ  エレン・ペイジ  ハル・ベリー  ピーター・ディンクレイジ  ショーン・アシュモア  オマール・シー  ダニエル・クドモア  ファン・ビンビン  エイダン・カント  ブーブー・スチュワート
脚本 サイモン・キンバーグ
撮影 ニュートン・トーマス・サイジェル
編集 ジョン・オットマン
音楽 ジョン・オットマン
2014年 アメリカ作品 132分
好き度☆☆☆☆


素直に「楽しかった!」と言います。   

最近、観たい新作が少なくて「アナ雪」しかねーじゃん!状態だったのが、おもろい作品が来ましたね。

人間がミスティーク(ジェニファー・ローレンス)のDNAを研究して作った、対ミュータント用ロボットのセンチネルが、こりゃまー、強くて、X-MEN側としては、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)を過去に送ってセンチネル開発を阻止しようと考える。
なんでウルヴァリンかというと、ちょっとやそっと痛い目に遭ったり壊れたりしても、修復能力があるからですねえ。
便利な人(ミュータント)たちがいると、お話もいろいろつくりやすいです。

ストーリーの主な舞台は過去になる。
ということで、前作でおなじみになったメンバーが活躍。

以下、ネタばれ。
ウルヴァリンが過去にきてみると、プロフェッサー(ジェームズ・マカヴォイ)ときたら、おりゃ〜もうダメら、と人生半分投げてました。

ウルちゃんは、その教授とビースト(ニコラス・ホルト)とともに、超高速移動男クイックシルバー(エヴァン・ピーターズ)をリクルートし、とらわれの身のマグニートー(マイケル・ファスベンダー)を救出に。
任務のためには、マグニートーとも力を合わせることが必要なんですね。

救出場面では、ウルヴァリンたちが銃で撃たれたところを、超高速移動男が防ぐ描写がおもしろい。
彼の動きにくらべれば、ほかのものは止まっているも同然なので、余裕で銃弾の道筋も手でひょいひょい変えちゃうし、そのほかの(余計な遊びみたいな)細工もできちゃう。(笑)
エレベーターの中に、敵をテープでがんじがらめに貼り付けちゃったのも笑える

それにしても…マグニートーって、大きな目的のためには、人ひとりの命の犠牲をいとわないところがあって、そういえば以前の作品でも…と思い当たるフシがあったよ。

過去の教授と未来の教授が話し合うシーンは、ちょっと感動。過去か未来の自分に会うって、おもしろそう。

ジェニファー・ローレンスさんのミスティークは大活躍。
とくに、ハイキックで男の喉元を押さえつけて、そのまま、やっつけるところは、かっこいい!
この脚の上がり具合! 楽勝よ!
…ほんとは、以前のシリーズのレベッカ・ローミンさんのミスティークも好きなんだけど、今回は出ないですね。

X-MENとセンチネルの闘いが、見ていて、どうなっているのか、くわしくは理解できないのが、タマにキズ。
現在(未来)と過去、おおぜいのミュータントが出てくるのは、うれしい。あの人や、この人や!
そして、お話の結末の付け方は希望があって、うれしい気分になる。ああ、これだったら…と。
次作が、どうなるのかは分からないけど。




〔2014年5月31日(土) TOHOシネマズ スカラ座〕


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