ディズニー、安定の品質!
予告編で、動物たちの社会のなかに、ちっちゃなウサギの新米警官、の図を見たときから、観ようと決めていた。
流行りの(?)、目が大きな主役キャラ。女の子だから、本当のウサギみたいな小さい目にしたら、あんまりカワユさがないだろうから、それは大正解。
コンビを組むのは、オスのキツネ。
草食動物と肉食動物が共存する社会で、
差別や偏見や仲違(たが)いをしないことが、大きなテーマだ。
それは、ひるがえって、いまの世界の状況を考えさせられるもの。
実際問題でうまくいくかどうかは難しいとしても、こうした問題提起は必要だろう。
子供たちに向けては、もちろんだが、本作を観た
大人のほうが、そのことは実感として、よくわかるはずだ。
…と難しいことは置いといても、楽しい(それに、ちょっと謎があって、こわい?)冒険物語だし、いいコンビぶりを発揮するバディムービーだし、意外などんでん返し(?)もあり。
安アパートとはいえ、隣の音がそんなに聞こえるのか? なんてシーンは、我が家よりヒドイじゃないかと苦笑したり。
ナマケモノのフラッシュの同僚の女性プリシラの声を、英語版では
「アナと雪の女王」のアナの声担当の
クリステン・ベルさんが演じているというが、私は吹替版で観たので確認できず、あとでYouTubeで見た。けど、本人かどうか、よくわからない。セリフ少ないし。
ついでに書き留めておくと、本作のストーリーには、「アナ雪」の脚本家
ジェニファー・リーさんも参加している。
こちらも英語版の話だが、主役のウサギ、ジュディの声は
ジニファー・グッドウィンさん。いま見ているドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」で白雪姫を演じているし、
「ティンカー・ベルと流れ星の伝説」でも主役のフォーンの声。
日本語版は
上戸彩さん。キュートで素晴らしかった。監督には「応援したくなるような声で、素敵な声のなかにも決意や意欲が伝わってきました」と、ほめられている。
大ヒットしているから、続編が作られる可能性もあるかも!