ダーク・ウォーター☆☆☆★鈴木光司・原作、中田秀夫・監督による「仄暗い水の底から」(2001年)のリメイク。
オリジナル版は衛星放送で見て、好印象をもった。
いま、ジェニファー・コネリーさんの映画をできるだけチェック中という「マイ・ブーム」であるが、このリメイクも彼女が主演。
いちばんの見どころは、ヒロインのダリア(ジェニファー・コネリー)のラストの決断にあると思うが、ハリウッド版リメイクは、その決断に至る理由として、ダリアと彼女の母親との関係について、しっかりと見せていた。そこが素晴らしい。
エンディングも、悲しみの中に希望を灯されたようで救われる。ここも素晴らしい。
細かく比較するには、オリジナルのほうを忘れてしまった部分が多いが、基本は同じような展開だと思う。
古いエレベーターの違和感、屋上の鍵が開いている、嫌がっていた娘が一転して引っ越して来たいと言い出す。
天井の水漏れ、上階の足音。
屋上の水タンクが画面に映ったときは、来た来た!と思いましたよ。ふふふ。
調子のいい不動産屋に、ジョン・C・ライリー。何か秘密でもありそうな管理人に、ピート・ポスルスウェイト。
びっくりしたのは、弁護士役のティム・ロス。観ていたときには分からなかった。こんな顔でしたっけ。携帯で他人の顔写真を撮るのが、なんか怪しいんですけど。何かの証拠になるのでしょうか。趣味? だったら、それは、ちょっと…。
母娘が引っ越すのは、ニューヨークのマンハッタンとクイーンズの間にある細長い島、「ルーズベルト島」。
島へ行く交通手段として使っていたのが、トラム(ロープウェイ)。こういう場所があるんだ、と面白く観た。
夫と離婚調停中のダリアは、娘とともに暮らすためにアパートを探すが、家賃が安いからというわけでルーズベルト島に来たのだ。
陰気っぽいアパート。ルーズベルト島全部がそうなのかは知らないけれど、いかにも、な雰囲気なのだ。
違う土地で部屋を探せばよかったのに…。すでに、ダリアは見えない力に引き寄せられていたのかも…。
ジェニファー・コネリーとアリエル・ゲイドの母娘の演技は、文句をいう点はないでしょう。
ホラーというより、切ない母子愛の物語でした。
ポスターには、「『ザ・リング』の著者から(の作品)」と書いてある。(つまり、鈴木光司のこと。)
この作品を観たときも、じつは「仄暗い水の底から」を観たときと同じく、強い雨が降っていた…。〔2007・6・10(日)〕


ダーク・シャドウ☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・5・19(土)〕


ダーク・スター☆☆☆ジョン・カーペンター監督のデビュー作品。
予算もそれほど使っていないだろうし、自主制作映画に毛が生えたぐらいのものに見えるが、カーペンターらしいB級センスはうかがえる。
びっくりなのは、「エイリアン」の脚本家ダン・オバノンが出演していたこと。
南カリフォルニア大学で、カーペンターと一緒に短編「ダーク・スター」をつくっていて、ふたたび長編でリメイクしたのが本作なのだそうだ。知らなかった。
不安定な星を爆破して、植民地化を可能にする任務(?)をおびた宇宙船の乗務員たち。
ビーチボールのような笑えるエイリアン、爆弾とコンピューターならびに爆弾と船長代理のシュールな会話、冷凍されて物忘れの激しい船長、ラストのサーフィンなど、ゆるい、にやにやしてしまう、おとぼけ風味のSF。
ばかばかしいと、あきれてしまう人には不向き。〔2017・1・21(土))〕


ダークナイト☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・8・9(土)〕

☆☆☆☆2回目。ブログに画像だけ追加。丸の内ピカデリー1にて。〔2008・8・16(土)〕


ダークナイト ライジング☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・7・27(金)〕


ダークネス☆☆☆けっこう怖かったよ。アンナ・パキン嬢の主演は初めてだろうか? 昔の事件をちらちらと匂わせ、父親の神経変性症(?)や、不気味な絵(怖い映画に、ありがち)、雨、暗闇などの舞台装置をととのえて…。
レナ・オリンが母親なんだけど、彼女の顔も怖いかも…(ごめん)〔2004・4・10(土)〕


ダーク・フェアリー☆☆★う〜ん、B級。
ギレルモ・デル・トロが脚色・製作に関わっているというので期待したが、1973年のテレビ映画「地下室の魔物」のリメイクとのことで、それ以上のものにはなっていないのだろうか。
子どもの歯や骨が好物の、地下室の小っちゃい魔物が襲ってくる話。
子どもが見たら、悪い夢を見そう。
申し訳ないけど、子役もケイティも、かわいくないのが、なおさら、がっかり。〔2013・7・20(土)〕


ダーク・プレイス☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2016・6・26(日)〕


ダークマン☆☆☆★チープなB級おふざけ笑えるアクションホラーSFスリラーの快作!!(怪作??)
サム・ライミといえば、いまでは「スパイダーマン」の監督としてメジャーな存在だが、昔は「死霊のはらわた」という名作B級ホラーの監督として有名だったんだよね。
主役は、この映画が初主演のリーアム・ニーソン。ジェダイマスターですよ、シンドラーですよ、キンゼイですよ。
悪人どものために大やけどを負いながらも、ダークマンとして復活、復讐が始まる。
このダークマンが、いいのだ。彼は人工皮膚の研究をしていた科学者だが、研究は未完成だったので、時間がくるとマスクが溶けてしまう。
ただれた顔は治せない。彼女に会えるのも、マスクが溶ける前の短い間だけ。
と書くと、なんだか真面目な映画に聞こえるが、どっこい、そんなヤワなもんじゃない。
いや、真面目は真面目だが、真面目にB級!なのだ。チープなのだ。マンガなのだ。ギャグなのだ。トンデモないのだ。
…そして、疎外者の悲しみがある。怒りがある。根本は、とんでもなくダークでマイナーな世界なのだ。
サム・ライミの根本とは、きっと、この映画の世界だ!
ダークマンが、あんまり強くなさそうなところもいい。怒ると、力が強くはなるんだけどね。なんかチープでマンガチック。
ヘリに中吊りになりながら、何分も頑張り続けるダークマン。ありえない(笑)。しかもギャグかますし(爆)。
高いところ対決は、高所恐怖症の私としては、とても怖い。しかし、わざわざ、あんなところに行くこた、ないんだよね〜。
博士の助手が「ヤナギモト」という名前。これも、なんとなく可笑しいのだ、映画の中では。ピーター・セラーズ演じるクルーゾー警部の助手「カトー」みたいなものか。(…違う。)
音楽は、ティム・バートン監督とのコンビが最高な、ダニー・エルフマン。大好き。
そうか、このあと「スパイダーマン」でも、ライミ監督と組んだわけだ。
とにかく、このB級テイスト、いいねー、ダークマン。
ラストの「決め」も、ナーイス!(しかーも! かぶったマスクが「死霊のはらわた」の主演者ブルース・キャンベルの顔、という楽屋落ち!)〔2006・1・22(日)〕


ダーケストアワー 消滅☆☆☆新種エイリアン侵略!?
まずは旅客機のなかで、電子機器の使用を止めろというのに止めないバカが登場。
これが主役らしいから、はじめからB級と知ってはいたが、B級確実。
モスクワの夜を飲みあそぶ男女4人、いきなり空から、きれいな光が降ってくる。
以下、ネタばれ。
あー、きれいねえと、うっとりしている場合じゃない。触れたら、体が消滅してしまうという敵だったのだ。
4人がどうにかこうにか生き延びて…いけるかという、お話。
バカと思った男が、たまに頭のいいところを披露します。
4人がじっとしていないからシーン展開の興味はあるし、ぽん、ぽん、とプラスアルファの人間が出てきたり。
それなりに見ていられて、B級、きらいじゃないので、好き度は普通。〔2014・7・26(土)〕


ターザン紐育へ行く☆☆☆なんと、“I'm Through With Love”が歌われるんです!
マリリン・モンローさんが「お熱いのがお好き」で歌った名曲。
ほんの少しですが、本作で歌うのは、ヴァージニア・グレイさん。
この曲、ほかの映画でも巡り合ったことがあったような記憶がある。(覚えとかんかいっ!)
つまり、かなりのジャズ・スタンダードなんだなと。
いやあ、こういうふうに思いがけずに出会うと、すごくうれしい。
ということで、さようなら。
じゃないだろー!
ボーイが都会に連れていかれて、ターザンとジェーンは追いかけてニューヨーク。「紐育」はニューヨークと読みますからね。「ひもいく」じゃないです。
スーツ姿のターさんが珍しいすね。初めて着るんだから、あたりきしゃりき。(言葉がわからない方は検索)
悪者のひとりに、チャールズ・ビックフォード。私にはなんといっても「大いなる西部」で印象にある俳優。ターザン映画にも出ていたんですねえ。
サーカスが舞台になるので、そうです、ゾウさんが味方になりますよ! お鼻が長いのよ!(意味なし)
モーリン・オサリヴァンさんは、これでジェーン役を降りる。
ジョニー・ワイズミュラーは引き続きターザンやったみたいです。
さても、以上6本、オサリヴァン&ワイズミュラーの、ターザンボックスセット、堂々の完結であります。(幕、閉じる)〔2016・4・17(日)〕


ターザンの黄金☆☆☆ ターザン、金いらない。文明人、金いる。
ボーイは川の中で小石状の金を見つける。文明国では金で飛行機でも買えるのよ〜(キラキラン!)という話をジェーンに聞き、子象に乗って、ひとりで「都会」に向かって出かけていくボーイ!
途中、原住民の子どもをサイから助けるが、原住民の大人たちに捕まってしまう。危機一髪、部族を調査に来た一行に救われる。
調査隊の教授の助手は、金の話を知り、悪だくみを画策する…。
チンパンジーのチータ、頭がいいです。長い棒を持って、何をするのかと思ったら、象に棒を立てかけて登り、背中に乗るわけですよ! 感心。
酔っぱらった演技をしたり。人気があったでしょうねえ。とくに子どもには。
以前の作品(どれだか忘れたが、1本目か)で一度出てきた、ヘンな見かけの鳥が再登場。何これ? 見つけた人間も「夢か?」というような表情をしているので、架空の鳥なのか? ジョークなのか!? ジョークをかます必要があるのか? なんで?(笑)
人が川に落ちたりすると、必ず、ワニが陸から水の中に入ってくる場面が映る(笑)。おちおち落ちていられない。
このルートは近道だけど最も危険な部族がいるからやめたほうがいい、と忠告されるのに、案の定、無視して無理やり進み、案の定、捕まってヒドイことになり、案の定、ターザン(と象の大群)が助けに来る。
カメラマン役で、バリー・フィッツジェラルドが出ていて、びっくり。有名です。
検索すればわかりますが、「我が道を往く」「わが谷は緑なりき」「そして誰もいなくなった」などの出演作がある。〔2016・4・17(日)〕


ターザンの逆襲☆☆☆ターさん(…ターザンを「さん」付けで親しげに呼ぶと変だ)、がっくり?
今回は「逆襲」という題だが、なにものかに逆襲しているわけではなかったと思う。前回は「復讐」だったので、今回もまたテキトーに、じゃあ「逆襲」でいいんじゃね?という程度の邦題に違いない。
原題にある単語 ESCAPES(脱出する)はターザンが檻(おり)から抜け出す場面を意味すると思われる。
前作において、探検に来そうなヤツらが、みんないなくなってしまったので、さて、どんな話にするのかなと見ていたら、しょーこりもなく、またアフリカにやってくる文明人。
今度はジェーンに遺産が入ることになり、でも、そのためには彼女が文明社会に戻るのが条件。それはつまり、永遠ではないかもしれないが、ターザンとの別れ。その話を伝えに、いとこの若い男女が来るのだった。
危険なジャングルなので、鉄砲を扱える男が同行して一隊を率いる。こいつが、いい野郎ならいいけど、こういう映画は、そうはいかないんですねえ。
おどろくのは、ターザンとジェーンの暮らす家。樹の上にこしらえて、台所があって、水をくみ上げる仕組みが作ってあって、などなど、だいぶ快適そう。
家に上るエレベーターは、ゾウが引く。
コメディリリーフ的な役を演じるハーバート・マンディンの名前は覚えておこう。
原住民やワニの襲撃などで、見たことあるぞ、というシーンが。過去作品のフィルムを再び使っているかもしれない。
今回は、前作でジェーンがヌードだった水中シーンは着衣。(残念無念。)
しかも、衣装は露出が減った。冬物か!?(アフリカだし、違うと思う。) 一説によると、露出しすぎだという意見があったので、予算を足して(?)布を増やしたそうだが。(再び言うが、残念無念。)
同行男の陰謀やいかに? ジェーンはターザンと別れるのか? 心配でなりませんが、つづきは来週のお楽しみ〜!(いや、違うだろ)〔2016・4・10(日)〕


ターザンの復讐☆☆☆ジェーン、裸で泳ぐ!
朝起きると、ターザン、泳ぎたいことが多いようです。
ジェーンの服が脱げて、そのまま、ふたり一緒に川でスイミング。どちらも潜りが上手。ヌードで潜り泳ぐジェーン(と着たままのターザン)を、水中カメラで長々と、とらえます。おしり、かなり映ります。
ただ、顔がよくわからないので、モーリン・オサリヴァンさんの代役の可能性はあるかも。
そんな色っぽいシーンもありつつ、1作目よりも出来は良い印象。
動物相手のアクションも、こなれている。…ジェーンがいると、彼女を助けるためにターザンの動物との戦いは2倍以上増えるのではないか?
サイ、ライオン、ワニ、ゾウなどが、しょっちゅう出てくる。
ターザン、だいぶ英語をしゃべれるようになっている。ジェーンもターザンを呼ぶときなどは「アーアアー」と言うようになっている。ターザンの「アーアアー」とは節回しが違うのが面白い。
彼女の衣装は、ひもパンのようで、ふんどしみたいでもある。腰の横は布がない! 露出大。
前作で生き残った男が、もうひとりの仲間とともに、ふたたびジャングルにやってくる。象牙で、ひと儲けしようと。
新たな仲間の男は、もはや一文無しらしく、旅を渋る雇われ黒人のひとりをあっさり射殺。象牙を手に入れるためには何でもする危険人物だぞー。
ふたりはジェーンに、さみしくはないか、都会へ帰らないかと誘うが、彼女は「ここには彼を誘惑する女もいないわ」と名ゼリフで返す。
最後は、原住民とライオンの群れの襲撃!
邦題にある「復讐」は、意味不明。タイトルに「復讐」とあれば見たくなるんじゃない?ということで付いたんじゃない?〔2016・4・10(日)〕


ターザンの猛襲☆☆☆ターさん、息子を見つける!
そういう原題です。ターさんというか、ターザンですが。
墜落した飛行機の生き残りが赤ちゃんだけ。チンパンジーたちが飛行機の中から連れ出します。
ああ、それでターザンに渡すのか、と思ったら、チータが赤ん坊を横取りするんです! チータというのは、ターザンとジェーンの家族のようなチンパンジー。それで、チータが赤ん坊をふたりの家へ。
ジェーンのほうがチンパンジーより子育てにふさわしいには違いないですが、なんか、チータが略奪した感が否めない。(笑)
ターザンにより、ボーイという名前をもらった赤ちゃん。彼が5歳くらいに育ったっぽい頃、墜落機の探索隊がやってきた。
子どもを返すのをターザンは嫌がる。
「ターザン」映画に出てくる文明人の中には、いい人はいるけど、たいてい、お金が目当ての人物もいるようで、現代文明での暮らしの批判になっているのかもしれない。
ボーイ役のジョン・シェフィールドは、ジョニー・シェフィールドとクレジットされることもあったようで、「ジョニー」はターザン役のジョニー・ワイズミュラーと同じ。
名前が同じせいではなかろうが、ボーイ役を選ぶ際には、ワイズミュラーがシェフィールドを気に入ったらしい。
ボーイの実の母親役には、ラレイン・デイさん。翌年にはヒッチコックの「海外特派員」に出演する。
リチャード・ソープは、前作「ターザンの逆襲」から4本連続でターザン映画を担当し、50年代、60年代までもエルヴィス・プレスリーの映画ほか、多くの作品を送りだした監督。
ラストでジェーンが槍に刺されたけど、ターザンに抱きかかえられたら、あれ? だいじょうぶなのか! と少し違和感があった。
これは、ジェーンが亡くなるバージョンを試しに公開してみたところ、大不評だったため、生き延びるバージョンが採用されたそうだ。
ジェーンがいなくなったら、続編はターザンとボーイ、そして、ターザンの新たなロマンス…だったのかもしれない。〔2016・4・16(土)〕


ターザン:REBORN☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2016・8・21(日)〕


ダージリン急行☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・3・15(土)〕


ターミネーター☆☆☆★通算4回目じゃが、見てもうた。   
ヒロインの髪の毛のボリュームが、時代を感じさせます。
ファラ・フォーセットさんなんかを思い出しますね〜。
絶対的な強さの敵と、どう戦うか(逃げるか?)。
サイボーグを演じたシュワちゃんの出世作でもある。
タイムトラベルで過去にやってきて、未来の指導者の母親を殺し、指導者が産まれないようにしようというアイデア。
電子オルガンみたいな音楽は「マルホランド・ドライブ」に似てるなあと思いましたよ。気のせいかもしれないけど。
WOWOWで見たのだが、番組の最後にトリビアで、「信じられへん」と言っているように聞こえるセリフがあると教えてくれた。
実際は「ジンジャー…」と言っているのだけど「しんじられへん」。
まあ、「じんじゃられへん」なわけですよね。「られへん」は、まったく言っていないのに、言っているように空耳!(笑)
このセリフ、YouTubeで探せば、聞けます。〔2015・3・8(日)〕


ターミネーター:新起動/ジェニシス☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2015・7・12(日)〕


ターミネーター3☆☆☆★あまり期待してなかったが、じゅうぶん面白かった。とくに、中盤のカーチェイスの迫力は素晴らしく、その終わり方も巧い。また、ユーモアもうまくはさんである。
前2作に登場したサラ・コナーという強力なキャラクターがいないのが、なんとも惜しいが、新しい展開を作り出すには、しかたがないか。
ラストは意外なことになってしまったけれど、いままで語られてきた未来になるためには、ああなるのが一番しっくりするのだろう。
女ターミネーターのクリスタナ・ローケン、クールな美人っぷりで大変よろしい。ほとんどセリフなしだから演技力うんぬんは、あまり関係ないからねえ。
パート4を作ろうと思えば作れるが…このままでは中途半端だし…さあ、どうなる? 「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2003・8・2(土)〕


ターミネーター4☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・6・14(日)〕


ターン☆☆☆★主人公の清冽さ。静謐。生きること。牧瀬里穂さんの生真面目さが、原作にうまく合っていたと思う。映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2001・10・14(日)〕


ダイアナ☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2013・10・20(日)〕


ダイアナの選択☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・3・22(日)〕


大家族☆☆社会的に成功を収めた一家の長が、長男に会社を譲渡するが、そこでトラブルが起きる。最後の、株式をめぐる攻防が少し面白かっただけ。ピエール・ブラッスールの悪役がいちばん印象的。〔2003・9・21(日)〕


第9地区☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2010・4・10(土)〕


大空港☆☆☆☆パニックものの先駆ともいえそうな1970年の娯楽作。
空港長にバート・ランカスター、空港長と恋仲の航空会社社員にジーン・セバーグ、機長にディーン・マーティン、機長と恋仲のスチュワーデスにジャクリーン・ビセット。
常習の無賃搭乗者にヘレン・ヘイズ、爆破物を持って乗り込む男にヴァン・ヘフリン、その妻にモーリン・ステイプルトン、滑走路をふさいだ旅客機の移動作業を指揮するジョージ・ケネディ…。
パニックものとしてよりも、ドラマ部分がさまざまに展開されて、飽きることがない。
見るのは通算4回目だが、おもしろいね〜。
なによりも、アルフレッド・ニューマンの音楽が、わくわくする名曲で、耳から離れない。
知らない方には聴かせてあげたいよ…。〔2013・5・12(日)〕


大砂塵☆☆☆★ニコラス・レイという監督は、ジェームズ・ディーン主演の「理由なき反抗」で有名。この映画は鉄火女(古い表現か)2人の対決に、男たちが振り回される形で、変わり種の西部劇。
ジョーン・クロフォードの啖呵(タンカ)のかっこいいこと!
男優陣では、アーネスト・ボーグナインが印象的だ。
ペギー・リーの歌は有名なのだが、映画では最後にちょっとだけしか流れなかった。昔、全曲聞いていたのは、ラジオでだったのか。〔2004・7・19(月)〕


第三の男☆☆☆☆★第2次大戦後、分割統治中のウィーン。ホリー・マーティンス(ジョセフ・コットン)はハリー・ライム(オーソン・ウェルズ)に仕事を紹介すると言われて、やってきた。
ところがハリーは交通事故で死んだという。関係者の話を聞くうちに、事故にあったハリーを運んだのは2人だったという証言と、その他にもうひとり、第三の男がいた、という証言が。ホリーは、どこかおかしいと感じ始める…。
11年ぶり、5回目の鑑賞。500円DVDにて。
名作の評判が定着している作品を久しぶりに観て感じたのは、やはり、これは文句のつけようがない、ということ。
なかには不満を抱く部分がある人もいるのかもしれないが、私には、何の過不足もない、これはこれでいい、こうでしかない、そういうふうに定着してしまっている映画に見える。
アントン・カラスの弾くチターの主題曲は、中学生のときに持っていたヨーロッパ映画音楽集のLPレコードに、当然のごとく入っていた名曲である。この曲の印象は鮮烈かつ映画を観る前から耳に馴染んだもので、この映画の成功の半分(少なめに見ても3割ほど)は、音楽の力によるものではないかと思うほどだ。
今回、はっきり確認して面白く観ることができたのは、斜めになった構図。
人物とバックの風景が画面に斜めに映っているのだ。覗き見るような、何か奥に秘密が隠されていそうな、サスペンスフルな効果。
ドイツ表現主義の映画「カリガリ博士」(1920年)の、歪んだり斜めだったりする構図を思い出した。
不安定さを表現するのに、斜めの構図は他の映画でも使われているが、「第三の男」では、それが顕著に思えた。
ウィーンが舞台であり、映画では英語とまじってドイツ語が飛び交うので、ドイツ表現主義映画が使用した効果によって、よりドイツ風味をつけてみようという意味もあるのだろうか、と想像が飛躍してしまった。
よく言われているように、光と影の使い方も素晴らしい。その最たるものは、オーソン・ウェルズの登場場面だろう。
陰になっていて顔が見えないところに、近くの窓に明かりがついて、その顔が照らされる。暗闇に浮かび上がる顔。やがて明かりが消えて、再び闇に。
顔が見えた瞬間のウェルズの表情もいい。
白黒映画ならではの深みといっていい。
サスペンスの盛り上がる場面の一例としては、ジョセフ・コットンが人殺しの嫌疑の目を浴びるところが上手い。
殺人現場に来たコットンが、子どもに「人殺し」と言われて、周囲に集まっている大人たちが次第にコットンに注目しはじめるのだ。彼らはドイツ語を話しているので、コットンにとっては、ヤバイ状況らしいが詳しくは分からない、というのが余計に怖い。
もちろん、子どもがコットンを人殺しと思うのには、ちゃんと伏線があるのだ。
ラストは言うまでもない名シーン。ヴァリ(映画のクレジットには、アリダの名前はなく、ヴァリだけの記述)が、待ちうけるジョセフ・コットンに目をくれることもなく(画面の手前へと)歩き去っていく。
原作のエンディングは2人仲良く、で終わるということだが、このアイデアは原作・脚本のグレアム・グリーンなのか、もしかしたら監督のキャロル・リードなのか。分からないが、映画史に残る名場面となった。
無駄のない脚本、キレのある演出と映像、作品にとって幸運な出会いとなったチター音楽、映画にピタリとハマった俳優…条件の揃った映画である。
アカデミー賞撮影賞(ロバート・クラスカー)、カンヌ映画祭グランプリ、英国アカデミー賞国内作品賞受賞。〔2006・11・26(日)〕

☆☆☆☆★これこそ映画だ! という名画。
「午前十時の映画祭」で観賞。MOVIXさいたま。
内容については、前回の感想文を見てもらえればOKなので、再び書くことはしない。
DVDも持っていて、衛星放送でもオンエアがあり、それでも映画館で観たくなって、足を運んだ。
その価値があると思えるのが、名画たるゆえんでもあろう。〔2010・6・19(土)〕


タイタス☆☆☆☆シェイクスピアの異色の短編「タイタス・アンドロニカス」の映画化。復讐が復讐を呼び、最後はものすごいことに…。〔2002・1・14(月)〕

☆☆☆☆DVDの日本語音声で観る。舞台「ライオンキング」の演出で知られるジュリー・テイモア監督の作家性が強力に出た映画。
シェイクスピアのもっとも残忍な話「タイタス・アンドロニカス」が原作。復讐に次ぐ復讐のすごさには絶句だ。
アンソニー・ホプキンス、ジェシカ・ラングなどもいいが、お気に入りは、心底悪人のムーア人を演じたハリー・レニックスと、見かけはヒトラーっぽいが実はお子ちゃまでヘタレな皇帝役のアラン・カミング。
ローマ時代の話なのに、車やバイク、ビリヤードやゲーム機などが出てくるイメージの自由さが楽しい。〔2004・7・31(土)〕


大脱走☆☆☆☆リバイバルの劇場公開。上映前の予告編などの音の良さに続いて本作が始まると、やはり音はモノラルっぽくなってしまう、その違いがよく分かる。
だが、映画自体は最高の娯楽作。なんたって、エルマー・バーンスタインの作曲したマーチに心躍る。ノリのいい映画音楽の筆頭ではないだろうか。いま、ビールの「生搾り」のCMにも、その出だしのフレーズが使われているね。
それぞれのキャラクターもきちんと描き分けられているし、脱走計画の詳細もかなりちゃんと分かる。
この脱走は実話だったので、結果はすべてハッピーエンドとはいかないが、それでも痛快なエンターテインメントになっているのは、やはりキャラクターの面白さと、ところどころに見られるユーモア、ドイツ軍の捕虜収容所なのに陰湿・悲惨にしなかったこと。
そして、なんといっても、脱走を図るということの根底に流れているのは、「何があっても絶対に負けるもんか!という精神」。そこがいいのだ。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2004・3・20(土)〕


タイタニック☆☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・4・15(日)〕


タイタンの逆襲☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・4・29(日)〕


タイタンの戦い☆☆☆ジェダイとヴォルデモートが神の兄弟!?(笑) リーアム・ニーソンとレイフ・ファインズ。
ゼウスを演じたリーアム・ニーソン、つい先日も「バトルシップ」での艦隊の司令官役でお目にかかったばかり。
冥界の王・ハデスを演ったレイフ・ファインズ、なんか見たことあるヤツだなーと思いつつ、あとで調べるまで分からず。ごめんね。
ペルセウス(サム・ワーシントン)に同行する守護者イオ役のジェマ・アータートンさん。ヒロインと言うには、普通っぽいルックスなのだが…。
王女アンドロメダのアレクサ・ダヴァロスさんは、出番が少ないし。
つまり、女優陣がちょっと弱いな!(あ、メドゥーサがいたか!? 笑。
「蔵ー研」、あいや、なんだ、この文字変換は! 「クラーケン」が、期待以下の暴れっぷり。あっけない。
結局、あれはタコですか?
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズにも、クラーケンって出たよね。コラーゲンに似てる。と今、思った。
メドゥーサの目を敵に見せて、やっつける、というのは、こないだ「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」でも見たね。
メドゥーサ最恐!
助っ人の2人が、ほんの少しだがアクセントになっていたり、サソリ怪物は「スターシップ・トゥルーパーズ」っぽかったり、メドゥーサは巨大ヘビだし、人間じゃないみたいなジン族は出るし、羽の生えた馬ペガサスがいるしで、映像的には飽きずに楽しめる。
ドラゴ役のマッツ・ミケルセンは渋くて良かった。
…マッツって、ミッツとマツコが合わさったような名前で、かわいそうなんだけど。
ストップモーション・アニメの巨匠レイ・ハリーハウゼン製作の映画(1981年「タイタンの戦い」)が、オリジナルだったんだね。〔2012・4・28(土)〕


第七天国☆☆☆★1927年のアカデミー監督、脚色、主演女優賞を獲得。名前だけは聞いていたから観てみたかった。もちろんこのときはサイレント映画。
サイレント映画はつまらないと完璧眠くなるので苦手だが、これは飽きなかった。
パリのスラム街、あるきっかけで、清掃人の男シコがディアーヌという娘と同居することになる。
彼の部屋は7階の屋根裏部屋。
ずっと7階までの階段のセットがあり、上っていく2人をずっとカメラが追っていく場面は注目。
部屋に着いて、(最上階だから)星に近いんだ、と彼が言う。彼女は「天国だわ(It's Heaven!)」と答える。
やがて、2人の愛の言葉は「シコ、ディアーヌ、ヘブン」となる。
彼のほうがかなり背が高いので、彼女を抱きあげると持ち上げて振りまわすみたいな感じで、ちょっと印象的だった。
第一次世界大戦が起こり、2人だけの結婚式をした直後に彼らは離れ離れになる。
ラストは、いい終わり方。
彼の自分を信じる力が彼女に勇気を与え、2人の純粋な愛が美しい。
素晴らしいです。
NHKのサイレント映画の弁士は、最近は、たいてい澤登翠さんのようだ。〔2004・2・8(日)〕


第七の封印☆☆☆☆「死」とチェスをする有名な場面。
やっと見ました、この映画。
戦いや伝染病で大勢の人間が亡くなっていく。神はいるのか。死からの救済はないのか。
基本は、そういうあたりだと思うのですが。
旅芸人の若い夫婦が、身の丈に合った日々をせいいっぱい幸せに感じながら生きているのが、ほかとの対比で感じられます。
こういうものこそが、あるべき暮らしなのかなという印象もありますね。赤ちゃんがいるのが、生命力を感じさせるし。
芸人の一家が生き長らえるのは、夫が「死」をめざとく見つけて逃げたからですが、もともと彼は聖母マリアの姿を見るように、素直な信仰心を持っています。
ということは、ごちゃごちゃ言わずに、素直に神を信じるのがいいのかもしれません。
この夫は酒場で、いじめられます。周囲のみんなが、その「いじめ」を、はやしたてます。
はやしたてた人々は、もしかしたら「死」に早々につかまるのではないか、とも思えますね。
うがって見れば、十字架を背負い歩くイエスを、道々ではやしたてる人々の図を、少し思い起こさせもします。
でも、悪いことをしていないような人まで「死」にとらわれるのは、なぜなのか。
どこかで、そうなるべきことをしているのか? でなければ、運命としか言えず、それでいいのか?という話にもなっていくのですが。
しかし、そもそも世の中、わけわかりませんから、ま、いいのでしょうか。(いいのか?)
ヨハネの黙示録に、7つの封印をひとつずつ開けていくと、災いなどが生まれてくる、という話があるそうです。〔2016・2・28(日)〕


ダイバージェント☆☆★スパルタ・スポ根トレーニング中心だったような印象が。(笑)   
5つの派閥に分かれた未来社会。
ダイバージェントというのは、どこに属すると決められない異端者なんですね。
ある派閥が政権を奪おうとして、ヒロインが阻止に立ち上がるという構図。
「セッション」のマイルズ・テラーが出ているけど、なんだかイヤなヤツで、顔つきもすごく嫌いになった。
アシュレイ・ジャッドさんがお母さん役で出演していて、ひさしぶりで会えて、うれしかった。なにしろ彼女は過去にマリリン(ノーマ・ジーン)を演じていますから、特別なんですよ!〔2015・8・26(水)〕


ダイバージェントNEO☆☆★え! ナオミ・ワッツさんが出ていたんだ! ぜんぜん気づかなかった!
フォーとかいう奴のお母さんで、亡くなったと思われていたとか? ブロンドでないのは珍しい!
あ、ごめん、フォーとかいう奴なんて言って。主役でヒロインとともに行動している男のことなんですか?
なんだか、まったく、どうでもよくて…見ていても、どうでもよくて、もう、ぼーっと見ているだけみたいな…自分の名前がボーだけに?
ケンカなどしてはいけない場所で、すぐカッカしてケンカする、青くさい女だなあと(ヒロインのこと)。
追いかけてくる大勢から、障害物のない場所で撃たれたら、ただ走って逃げてるんじゃ、絶対に弾に当たるでしょ、当たらないのが嘘くさい。
汽車2両分の厚さを貫通してくる銃の弾丸って…別世界だから、いいのか。
ほかにも、ご都合主義的な疑問符のつく展開は多かった印象が。どうでもいいので覚えていないです。
ケイト・ウィンスレットが異端者を欲する理由は、ちゃんとしていたけどね。
でも、彼女があの箱を開けようと努力してくれたからこそ、ラストの解放(?)につながったんじゃ? それなら、彼女は功労者? (よくわからないので、まあいいです。)〔2016・9・6(火)〕


ダイ・ハード4.0☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2007・7・22(日)〕


ダイ・ハード/ラスト・デイ☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2013・2・16(土)〕


タイピスト!☆☆☆ラブリーでカラフルモードの「フランス映画」!
いなかの町から出てきて、都会で秘書の職を得て、タイプの早打ちで有名に…。
シンデレラ・ストーリーに、ラブストーリーもからめて…。
オードリー・ヘップバーンさんの映画にあってもおかしくないような、お話ですね。
50〜60年代の、ちょっとおしゃれな映画風か。
彼女の部屋に張ってあったのが、マリリンとオードリーと…お母さん!?
主役のデボラ・フランソワさんもいいけど、もっと目を引かれたのはベレニス・ベジョさん。
以前に観た「アーティスト」では、それほどに思わなかったのだが、今回はビジョなベジョさん(?)で、好みでした!
ミュウ=ミュウなんてベテランの名前も。
1本指で早打ちなのを、特訓して5本指で打つと、何倍速くなるんだろう。
ワタシもパソコンを5本指で打てたらいいかな。(でも、習わないけどさ。)〔2014・11・1(土)〕


TIME/タイム☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・2・25(日)〕


題名のない子守唄☆☆☆★ひとりの女が、ある家に家政婦として入り込む。彼女の目的は何なのか。ときどき挿入される、忌まわしい過去の場面が関係しているのか。
謎が少しずつ見えてくる、サスペンスタッチ。
ジュゼッペ・トルナトーレといえば、「ニュー・シネマ・パラダイス」(1989年)で有名な監督。他に「海の上のピアニスト」(1999年)、「マレーナ」(2000年)などがあるが、本作のような強烈で重いサスペンス・ミステリー風作品を作るとは意外だった。
主演のロシア人女優クセニア・ラパポルトの魅力で見せる。
暗い色彩で地味な現在の彼女と、明るい色彩の過去の彼女の違いのコントラストの鮮やかさ。顔つきまで違うように思える。
WOWOWで放送したのを見たのだが、母性がポイント、などと初めの解説で言ったので、鑑賞途中から、もしかしたら…と思ったのが当たってしまった。
それでも興味は消えなかったから、よくできた映画ではある。
ただ、彼女の過去の悲惨さについては、あの手の話には少し食傷気味なところもあった。ひどい話なのは変わりないのだが。
謎だらけで話の展開がまったくつかめない序盤から、見る者を引きつけ続けるのは、さすがトルナトーレ監督。もちろん主演のクセニアや、子役クララ・ドッセーナ、母親役クラウディア・ジェリーニの演技もいい。
トルナトーレ監督作品では、おなじみのエンニオ・モリコーネの音楽もドラマを引き立てる。
イタリアのアカデミー賞ともいえる、ダヴィッド・ ディ・ドナテッロ賞の主要5部門を独占受賞した(作品、監督、主演女優、音楽、撮影賞)。
モスクワ映画祭では監督賞、観客賞。ヨーロッパ映画祭では観客賞。ラストシーンは秀逸。ありふれているとか、甘いとかいうのは当てはまらないだろう。
せめてもの、そして、この上ない、救い、喜びの瞬間。それを表現するクセニアの表情の、やりすぎない素晴らしさ。
幸せになってほしいと思わずにはいられない。〔2008・9・14(日)〕


ダイヤルMを廻せ!☆☆☆☆アルフレッド・ヒッチコック監督の名作ですね。このHPにある部屋の名前の元でもある。
知的な舞台劇の映画化なので、セリフが多い。うっかりしてると、トリックが分からないかも? たった1つのアイテムによって、すべてが引っ繰り返っていくさまは、唸るほどの見事さ。
グレース・ケリーの出演作としても、ずっと残る映画に違いない。〔2003・4・26(土)〕

☆☆☆☆ヒッチ先生が、クールビューティーのグレース・ケリーを使って作った、舞台劇の映画化。
作者自身が脚本も書いたせいか、じつに、きっちりと、まとまっている。
もとが舞台劇だけに、ほとんどが主人公の家で話が展開され、場面転換の面白さはないものの、代わりに犯罪計画とその終わりまでをじっくりと見せていく。
見るのは5回目。なぜか見てしまう。
映画の中で推理作家が、完全犯罪はどこかで計画が狂うからありえない、という。
そして、レイ・ミランド演じる夫が考えた犯罪も、そのとおり、彼が考えたとおりには、いかなくなる。
そこで、どうするか、というのが見ていて面白い。
家の鍵が、文字どおり、事件のカギになる。
細かいことを考えると、映画の展開のようにはなりにくいと思えるが、そうなる可能性もあるから、いいだろう。
俳優の魅力とその演技を見て、映画の世界に浸り、なるほど、そうなるか!とお話を楽しめばいいのだ。
窮地に陥ったグレース・ケリーを助けようとして、夫のレイ・ミランドが実は犯人だったというストーリーを、でっちあげのつもりで推理作家が考える。これが、まったくの真実を予期せず言い当てているのが傑作。
妻殺し未遂なら、数年で出てこられるから、おまえが身代わりになれ、と推理作家が言う。当の犯人に対して。面白いねえ。
グレース・ケリーの美しさは、見ているだけでも幸せ。
モナコ王妃となるにふさわしい美しさ、気品があって、みとれてしまう。(モナコに観光客を呼ぶためにハリウッド女優を妃にしようと考えられた、という話もあり、マリリンも一時は候補にあったという。)
ラストの、さあ、どっちになる!?的なサスペンスと鮮やかさも見事。〔2008・7・21(月)〕


太陽が知っている☆☆★ロミー・シュナイダーが、実際にも恋愛関係にあったこともあるらしいアラン・ドロンと共演。モーリス・ロネも出ているので、ドロンとロネが共演した「太陽がいっぱい」のタイトルに似せたのだろうね。昔は「太陽」がタイトルにつく映画がいっぱいあった。
プール、水着のシーンが多くて、恋人同士、ラブラブでけっこうエッチっぽい。
パーティのシーンなんか、いかにも60年代で今見ると古臭いかも。
中華料理のご飯を、男2人は箸を使って食ってた。
20歳のジェーン・バーキン、これほど若い彼女は初めて見た。〔2003・10・12(日)〕


ダ・ヴィンチ・コード」☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。日記「或る日の出来事」に書いた文章と同じ。〔2006・5・20(土)〕


ダウト〜あるカトリック学校で〜☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・3・22(日)〕


ダウン☆☆☆「マルホランド・ドライブ」のナオミ・ワッツ嬢が出ている、というだけで観に行った。エレベーターが人を襲うという、楽しいホラーだった。
普通の観賞眼(?)からしたら星2つになるだろうが、いわゆるB級映画を楽しむレベルに切りかえれば星3つだ。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2002・10・5(土)〕


鷹の爪GO〜美しきエリエール消臭プラス〜☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2013・9・14(土)〕


鷹の爪7〜女王陛下のジョブーブ〜☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2014・4・4(金)〕


抱きたいカンケイ☆☆☆「水曜日のエミリア」に続いて、ナタポー映画を、もういっちょ。
今度は、軽いラブコメ風。
「ブラックスワン」「メタルヘッド」と来て、軽く息抜きしたくなったのだろうか。(「メタルヘッド」は見てないから、どんなのか詳しくは分からないけど。)
原題は、糸がくっついてない、みたいなことで、付帯条件なし、あとくされナシよ! って、まあ、抱きたいカンケイ、セックスフレンド契約を結ぶのですが。
ナタポーが、深い人間関係になるのをコワがっているのですね。
どちらかが本気で好きになったりしたら、関係はオシマイにするという。
こうなれば、当然、どっちかが好きになってしまって、すったもんだ、すべった転んだ、で、本当の愛とは!? 好きなら一緒になろうよ、という決断、そして大団円になりそうな予感はしますね?
アシュトン・カッチャーってラブコメ向き。二枚目といっていいのか知らないけど、うまく、こなしてる。
アシュトンの体がでかいのか、ナタポーが小さいのか、ナタポーが、「一緒にいると誘拐された子どもみたい」(セリフ、正確じゃないですよ)なんてふうなことを言ってたのが笑える。
それと、クルマのプリウスがエコカーというので話題になっていたのが、おもしろかったです。
見てから3日たって、ラストがどうなったのか、もう思い出せません! (おーいっ!) 笑
監督が「ゴーストバスターズ」(1984年)の方なんですよ!〔2012・12・9(日)〕


たそがれ清兵衛☆☆☆方言をしゃべるだけでも、俳優は大変だなー。貧乏な侍で、嫁を取るのにも躊躇する…まるで自分のことみたいだったりして。でもフロ入って体くらい洗ってるけど。
部下を果し合いに行かせる上司(老中たち、お偉いさん)。勝手なもんだよ、あんたたちは。気楽に、人を死なせるわけだ。
田中泯がインパクトあり。殺陣でも踊ってるみたいだったね。
宮沢りえちゃん。なにか賞を取ってたと思ったが、そんなにたいしたことないと思うけど…。
真田広之、剣さばきはよかったね。〔2004・3・6(土)〕


ただいま熱愛中☆☆☆ドリス・デイ主演のラブコメ。相手役はロッド・テイラー。オープニングが、アニメに歌つきでおシャレ。
夫婦が互いに、誤解して、嫉妬して、仲直り、という他愛のないお話です。ドリス・デイのキャラクターは、そういうふうに明るくて毒がないのがいいのだろう。
彼女は、ロック・ハドソンと何本か共演しているが、そのことを使った楽屋オチのギャグがあった。
フランス人の子どもが、彼女がアメリカ人と知って、「ロック・ハドソンと知り合い?」と聞くと、彼女は「いいえ」と答えるのだ!〔2004・9・4(土)〕


戦う翼☆☆☆★スティーヴ・マックィーンが爆撃機の機長に。
副操縦士のロバート・ワグナーとの対比で、マックィーンが「戦争が大好きな奴」(原題)を演じる。
パイロットとしての腕は良いが、素直じゃない、傲慢、自信過剰? 自分でも分かっていながら、しょうがないのかも? というあたり、なかなか楽しめた。〔2016・11・3(木)〕


007/ダイ・アナザー・デイ☆☆☆相変わらず、いろんな手を使ってアクションしてますねー。荒唐無稽、そんなのできるかい!といったワザも、ここではアリ。ピアース・ブロスナンはボンドが似合ってる。
ハル・ベリー扮するジンクス、けっこう危険な目に陥って、助けられてる。
ジンクスを主人公にした映画を作る予定があるそうだが、もっと鍛えたほうがよかろう。
ラジー賞の助演賞受賞のマドンナ、ちょっとしか出てないじゃん。賞取るほどじゃない。マドンナが主演、助演ダブル受賞したら面白いってだけで、ラジー賞あげてるんじゃないのかな?
マドンナの主題歌は、まあまあいいと思うよ。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2003・3・30(日)〕


ダブル・ジョパディー☆☆☆アシュレイ・ジャッドがタフに活躍。でも、あれで有罪になるのかなあ。証拠不充分じゃない?〔2001・12・8(土)〕


ダラス・バイヤーズクラブ☆☆☆★まったく興味がなくて映画館では観なかったが、思いのほか良かったです。
WOWOWで放送したから、まあ見てみっか。くらいの気分で。
FDA(アメリカ食品医薬品局)ってのが悪役で、エイズのための良い薬を認可していなくて、主人公は自分で良い薬を広めようとするわけで。
そのへんが、主人公を応援したくなる仕組みなんですね。正しいことをしているのは彼のほうなんだ、という。
主演のマシュー・マコノヒーも、助演のジャレッド・レトーもアカデミー賞などをとりました。あの、やせ具合、マネできません、10キロ以上減量してるとか。私もやせたいが、その前に栄養失調で倒れてしまいそうだ。トレーナーとかが付いて、うまくやせているんだろうか。
主人公は、ロック・ハドソンは「北北西に進路を取れ」に出演している、と言うけれど、本当は出演していない。そういうテキトーなことを言う、お調子者だったよ、はじめは。ということですよね。〔2015・3・7(土)〕


ダリオ・アルジェントのドラキュラ☆☆★カマキリには笑ったー。
WOWOWで特集したダリオ・アルジェント監督作品を何作か見てきたあとで、これを書いているが、このB級感というのかチープさというのかユルさというのかを監督の持ち味として捉えると、出来を評価するというより、それこそ「好き度」で測るしかないのではないか。
美女おっぱい見せは、アルジェント印(?)で、ありがたい!
吸血鬼が鏡に映らない、というのは、ちゃんと見せてくれました。瞬間移動できるらしいのが、すごい(笑)。さらに、なぜかカマキリに変身している(大笑)!
1時間15分ほどして、ようやく登場したヘルシング教授、バンパイアが苦手な銀の弾丸でも作ったのかと思ってたら、にんにくを詰めていたのかっ!
なんだか、かっきりしたイメージなのは、英語がハッキリしているからか。英語が母国語でない人たちがしゃべるせいだろうか? 吹替えか?
エンドクレジットで、ソニーのF3カメラが3Dで使われたようなことが出ていた。よくわからないが。〔2016・1・16(土)〕


誰も知らない☆☆☆親が子育てを放棄するって、なんだろう?
12歳の少年を頭に、4人の子どもたちだけで暮らしていく日々。
母ひとり、女手ひとつで4人の子どもを養うのは大変なことには違いない。引越し先でも、子どもは1人だけと偽った。4人も子どもがいると入居ができなかったのか。社会の側にも問題はあるのだろう。
1988年に実際に起きた事件をもとにした話。
親になったこともなく、捨てられた子どもでもない私には、正直、実感することはできないが、少なくとも考えてみることはできる。
子どもが自立できるまで育てるのは、親のつとめであるだろう。この映画の母親は、子どもが可愛くないから捨てたわけではないだろうが、子どもだけでは暮らしていけないのではないかと、普通なら心配になるはず。たとえお金を送ってきても、じゅうぶんではない。
どこか違うだろう、と思う。
母親を演じたYOUの、どこか、あっけらかんとしたキャラクターが生きた。
子どもたちは、なんとか生きていこうとする。電気も水道も止められ、家賃は滞納。コンビニで廃棄処分の食べ物をもらう。
大家さんだって気づいたはずだけど、何もしなかったのか。
周囲の無関心も大きな問題だ。
悲しい子どもをつくっては、いけない。ありふれた意見だが、大人たちは、悲しい子どもを作らないように努力しなければ。
4人きょうだいの最年長の少年を演じた柳楽優弥(やぎら ゆうや)が、カンヌ映画祭で主演男優賞を受けたことは、大きなニュースになった。
目に力があるというので、是枝監督に抜擢されたという。たしかに、そんな印象。インパクトのある存在ではあると思う。今後も素晴らしい活躍を期待したいものだ。〔2007・1・21(日)〕


タロットカード殺人事件☆☆☆★テンポがよくて、気の利いた小品。
ウディ・アレンは鼻持ちならなさが好きじゃなかったけど、本作はそうした点を感じなかった。年齢を重ねて枯れてきてるとか?
見た動機は、「エンジェル」で素晴らしい演技を見せたロモーラ・ガライ嬢が出ているからだったのだけど。
まずは、アレンが出しゃばりすぎないのがいい。
主演はスカーレット・ヨハンソン、と心得て、脇に回っているのは正解。ただ、しゃべるシーンになると、ぺちゃくちゃと始まるのだが、たまに、なのでスパイス程度。
オープニングやエンディングロールを中心に、クラシック曲が使われて、品の良さで映画にピタリ。
色彩が鮮やかなのも目についた。庭園の緑などはもちろん、建物の内部も。いいですね〜。
亡くなった人たちが死神の乗る船にいる、というのが面白い。
スカ子はジャーナリスト志望の学生。船から抜け出してきた、死んだ敏腕記者から、殺人事件の特ダネを教えられる。
彼女は、マジシャンのウディ・アレンを金持ちの父親にでっちあげて、犯人と思われる御曹司ヒュー・ジャックマンに接近する。
…が、いい男のジャックマンに言い寄られたスカ子は恋に落ちる。
まんまるメガネのスカちゃんとアレンで、メガネコンビ。
コミカルで、くすくすと笑えるところも。いいコンビだった。
そういえばアレンは前作でもスカーレット・ヨハンソンを使っていたから、息が合ったんだね。
しかし、殺人者かもしれない男とでも、好きになったらベッドインしちゃうんだ〜。と思ったよ、スカちゃんたら。
ロモーラ・ガライはスカ子の姉の役で、それほど登場してこなかった。力量を発揮するところまではいかず。〔2008・11・3(月)〕


タワーリング・インフェルノ☆☆☆★公開時期的にも、「ポセイドン・アドベンチャー」に続く、パニック・アドベンチャー大作という認識がある作品だが。
テレビ画面で見たせいで迫力が減ったのかもしれないけれど、この当時、よく作ったなあとは思ったが、感動するまでは行かなかった。
ビル火事の原因は、結局、手抜き工事。安い電線を使っていて、ショートして発火。
そもそもですね、私は思いますよ、あんなに高い(高さ、高度のことね)ものを作って、どうするよ、と。背が高いから、すごいんでしょうか。偉いんでしょうか。
ビルの中間層で火災が起きるが、最上階で300名が出席するパーティが開かれていて…。
ビルの設計士のポール・ニューマンも救助に参加、消防士の隊長のスティーヴ・マックィーンと協力しながら、がんばります。
逃げ遅れた男女ふたりのエピソードには、オーマイガッ(ああ、神様)。
男の子、女の子を含む危険な脱出劇は、助かってくれ、と泣けてきます。
ジェニファー・ジョーンズとフレッド・アステアのふたりも印象に残る。
悪役はオーナー(ウィリアム・ホールデン)の娘婿リチャード・チェンバレンが一手に引き受けています(笑)。
のちに殺人事件の容疑者となったO・J・シンプソンは、保安係として、いい役。
ほかに、フェイ・ダナウェイ、スーザン・ブレイクリー、ロバート・ヴォーン、ロバート・ワグナー、スーザン・フラネリーなどが出演。
主題歌は、モーリン・マクガヴァンの“We May Never Love Like This Again”。(「ポセイドン・アドベンチャー」の“The Morning After”のほうが印象的だったけど。)〔2016・11・3(木)〕


断崖☆☆☆ヒッチコックにしては、さほど面白くない。
ネタばれ。ジョーン・フォンテインの恋する乙女ぶり、あいかわらずの二枚目で通すケイリー・グラント。メロドラマ調の前半。
グラントがフォンテインのことを「モンキーフェイス」と呼ぶが、そんなに猿顔じゃないし…まあ、親しみを込めた愛称なのだろうけれど。
結婚してみたら、男は文無しだった!? (調べとけよ…恋は盲目か!?)
仕事に就いても不祥事で辞めていたり、友人が具合が悪くなっても冷たい態度だったり。
ついには夫と一緒にヨーロッパへ向かった友人が客死。
お金に困った夫。妻の保険金。
疑念が広がり、例の有名な、白く光る牛乳のコップの場面。
深く考えなければハッピーエンド、疑問をもてば、そうとも限らない。
原作がどうなのかを調べてみたが、これは原作どおりのほうがよかったと思う。〔2017・7・15(日)〕


ダンケルク☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2017・9・9(土)〕

☆☆☆★2回目はユナイテッド・シネマ としまえんのIMAXで。多くの部分をIMAXカメラで撮影したという本作、IMAXで観たほうがいいよ的なことを、よく聞くので、どう違うかと思い、観てきた。結果、違いが分からず(苦笑)。
画面サイズも、画質も、あんまり気にしていないんだな自分! ということが分かりました!
ストーリーとしては、すでに見ているわけで新鮮でもなく、途中で眠くなり、兵士たちがオランダ船に乗り込むのを見た記憶がありません! 上映時間が短いなと感じたのは、多少寝ていたからかもしれません!
戦闘機の滑空シーンなど、セリフがないせいもあり、映像詩といえるような美しさもあります。
やがて沈没する船に向かって泳いでいく兵士に、見ている観客は心のなかで、沈没するんだから、そっちへ行ってもダメだよ、と言いたくなりますが、その兵士はその時点では助かりたい一心で、その船の状況は分かっていないわけです。そうした個々の主観が大事にされて作られているのが分かります。
不要と思える部分もなく、かなり削ぎ落とされて、締まった作品の印象も。〔2017・9・23(土)〕


ダンサー・イン・ザ・ダーク☆☆☆☆再見。これが最後の歌じゃない。母の決断を誰が責められるだろうか。〔2002・1・13(日)〕


ダンシング・ヒーロー☆☆☆★バズ・ラーマン監督の映画。バズ・ラーマンといえば、「ムーラン・ルージュ」。
この映画もやっぱり、なんというのか、はったりが強い。ギャグになりそうな、おおげさの一歩手前の微妙なところを綱渡りしながら、一方ではオーソドックスな展開を見せ、ラストの山場でカタルシスが爆発する。
なんといっても、楽しいのがいいのだ。
ダンス・ナンバーも「美しく青きドナウ」のクラシックから、「タイム・アフター・タイム」(オリジナルはシンディ・ローパーの歌)、そしてフラメンコまで楽しめる。(そういえば「ムーラン・ルージュ」でも、ポリスの「ロクサーヌ」がタンゴ・ナンバーになってたっけ。)
最初はまるで冴えない子のヒロインが、ラストにはすごく素敵になる。よくあるパターンだけど、それがいいんだって。
タラ・モーリスという女優さんなのだが、調べたら「ムーラン・ルージュ」にも出ていて、娼婦役となっていた。道端にいた、ちょい役かなあ?〔2004・2・11(水)〕


ダンス・レボリューション☆☆☆ジェシカちゃんの映画!
劇場未公開って、なんで!?
バーテンダーとして、またレコード店でも働きながら、青少年センターでヒップホップ・ダンスを教えているハニー。
機会のあるごとに、ダンスのオーディションを受ける毎日。
ある日、ビデオのディレクターに認められて、ミュージックビデオのバックダンサーに。
さらに、振り付けまで任されるようになるが…。
ジェシカちゃんの場合は、見るだけでも良し!
すいませんね、画像も彼女だけ。なんで、こんなに、かわゆいのか〜♪
親友との関係、ギャングの仲間に加わっている男の子との関係、床屋の彼氏との関係などを絡ませながら、ごきげんな音楽とダンスで魅せる。
ジェシカちゃん、自分で踊ってるし!
ラストのチャリティ公演に向かって、型通りの展開ではあるけれど、盛り上げてくれる。
公演の手作り感が、また、いいですね。
みんなが楽しんで喜んでいる場面というのは、観ていても最高に楽しいもの。
エンド・タイトルで Blaque(ブラック)の“I'm Good”が、ハニーの振り付けとして流れて(実際は、振り付け師による)、これは格好いい曲だった。
他にも、ジェイダキッス、ジェニュワイン、ショーン・デスマン、ミッシー・エリオット、トゥイートなどがカメオ出演。私は、誰が誰やら、あまり分からないけど…。
キッズ・ラッパーのリル・ロミオも大きな役で活躍。
大物振付師のローリー・アン・ギブソンは、ジェシカちゃんのライバルとして出演もしている。
はじめは、飛行機事故で2001年に亡くなったアリーヤの主演が考えられていたそうだが、ジェシカは立派に役柄をつとめている。〔2007・5・27(日)〕


男性の好きなスポーツ☆☆☆見た理由は、ただ、ひとつ。ハワード・ホークス監督だから。
こういう、おかしなタイトルの映画があることは知っていた。でも、スタッフ、キャストは、これまで全く知らなかった。
今回はじめて、ホークス監督作品だと知って、録画したのだった。
オープニングで、陽気な歌とともに、女性のいろんなスポーツ姿が映る。
ん? 男性のスポーツの映画じゃないの? 女性のほうが見ていてキレイだから、いいけど。
さてさて、どんな話が始まるかと見てみれば…。
釣り!?
オープニングの画像とは、まったく関係ないぞ。
釣り具店に勤め、釣りの本まで出している男が、釣り大会に出場することになる。
恋のドタバタも、当然のごとくにあり。
この彼女、誰だろう、と考えながら見ていたが分からず。
オープニングロールで名前を見逃していたから、エンドロールでポーラ・プレンティスさんか、ああ、名前は知っているけど、出演映画は見たことない女優さんだ、と。
たあいないけど憎めない、ような作品?
音楽が、ヘンリー・マンシーニ。
ロック・ハドソン、軽ーいロマンティックコメディ風な映画、けっこう出てるような気もする。…しかし、でかい男だな。(1メートル96だそうだ。)〔2017・6・4(日)〕


タンポポ☆☆☆★うまいラーメン屋ができるまでの話かと思ったら、たしかにそうだが、それだけじゃなかった。
いろいろな「食」に関する、メインストーリーと絡まないサイドストーリーがある。やたらセクシーなエピソードもあり、変なエピソードもあり、かなり奇妙な映画だった。
最後は、おっぱいを含む赤ちゃんの絵で終わる。
これが「食」の根本、始まり、というわけだ。〔2002・5・18(土)〕


チアーズ!☆☆☆高校のチアリーディング部のお話。チアの演技はすごいし、見てて楽しいけど、もっといっぱい見たかった。
主役のキルステン・ダンストより、ラテン系でちょっとジェシカ・アルバ似のエリザ・ダシュクという娘をチェック! 「バフィ/恋する十字架」に出てるって?〔2003・3・2(日)〕


チア☆ダン☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2017・3・11(土)〕


小さき勇者たち〜ガメラ〜☆☆☆ガメラ生誕40周年記念作。泣けるガメラ映画を目指したらしい。
私はガメラ好きである。昔のものはテレビで見たし、平成ガメラ3部作は映画館で観た。
今回のガメラは、見た目が変。
エンディングで「ケヅメリクガメは3年で70センチ以上」になるので、ちゃんと飼える人が飼ってください、みたいな注意書きが出るので、どうやら今度のガメラは、ケヅメリクガメ。
まだ子どもであるせいなのかもしれないが、なんだか可愛らしすぎるのだ。
怪獣というより、ぬいぐるみ。リアルじゃない。
でも、そんなに気にしないで見てはいた。
オープニングは、ギャオスと戦い、自爆してギャオスを道連れにし人間を救った、以前のガメラの姿が描かれる。
ギャオスは懐かしいねえ。でも、自爆とは。新しい話を作ってますね。
ガメラ好きに加えて、もうひとつ、夏帆さんが出ているのも、この映画を見た動機。
主人公の少年、富岡涼くんの隣の家に住む幼なじみ(?)の少女の役。
赤ちゃんガメラの飼育に関わったあとは、入院して手術を受けるという、たいした役ではないけど。
タイトルの「小さき勇者たち」(どうして「小さな」でないのだろう)というのは、子どもたちのことでした。
彼らがテレパシーのように感じあって、あることをするのが、唐突感がありながらも、泣けてしまう。
理屈は合わない。子どもは純粋だから…ですか?
ガメラの戦い方は、昔のシリーズでよくあった、やられながらも最後に逆転! 刺される前に本気出せよって感じ? あんたは馬場か猪木か?
もしも続きを作るときも、あの可愛らしいガメラなのかなあ? 大人になってリアルにならないかなあ?〔2008・5・6(火)〕


チーム★アメリカ/ワールドポリス☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2005・8・6(土)〕


チェンジリング☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・2・28(土)〕


地下鉄のザジ」☆☆ルイ・マル監督のコミカルな作品。というより、ギャグ満載な映画。ナンセンスなギャグ、シュールなギャグなど、個々のアイデアは面白いものもあるが、映画として見ると、面白くない。馬鹿馬鹿しいけど、笑える雰囲気じゃないんだなあ。
監督の資質が真面目で、コメディには向かないのじゃないか?
追いかけっこは、ドリフターズなどが、やりそうなネタだったりもする。〔2004・10・2(土)〕


地球へ2千万マイル☆☆★NHK-BSで、特撮の巨匠レイ・ハリーハウゼンの特集があったときの1本。
初めて観る映画だと思っていたが、観ているうちに、以前に観た記憶がよみがえってきた。たぶん、新潟にいたとき、学生の頃あたりに、夏休みSF映画特集みたいなもので観たのだ。
お話は…シシリーの海に宇宙船が墜落する。現地の子どもが、海岸に漂着した謎の標本を見つける。
実は宇宙船は、金星からの帰路で、重要な生物標本を持ちかえっていたのだ。ただひとり生き残った船長は、怪獣の行方を追うが…。
ゴジラ型の怪獣が暴れるだけなのだが、なんとも懐かしい味があるのだ。純朴な手作りSF映画。
東大のコロク教授という人が出てきた。コロクって、いったい…。
怪獣さん、ローマのコロッセウムも壊してます。おーい、誰か止めて〜。
しかも、この金星怪獣、象さんとも戦うのだ!
怪獣が動物園に収容されていたせいだろうが、象を対戦相手に持ってくるとは、びっくり。面白いねー。
教訓。未知の生物をどうにかしようなんて傲慢は、やめたほうがいい。
収拾がつかなくなって、結局、相手を殺さざるを得なくするような馬鹿なことをするのは、いつだって人間のほうなのだ。〔2005・8・29(月)〕


父親たちの星条旗☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2006・10・29(日)〕


血の伯爵夫人☆☆★ジュリー・デルピーが、監督・脚本・主演・音楽・共同製作!
劇場未公開。
エリザベート・バートリー(ジュリー・デルピー)は、未亡人となったあと、若い男と恋に落ちるが、男は彼女から離れてしまう。
そんなあるとき、侍女を折檻すると、彼女の血がエリザベートにかかり、その血をふき取った後の肌が美しくなったように感じられた。
衰える容姿を保つには、処女の血が効くのだと思い込んだ彼女は…。
16世紀、ハンガリー王国の貴族エリザベートは、残虐な殺人を続け、吸血鬼のモデルともされた。
「恋人までの距離(ディスタンス)」、「ビフォア・サンセット」などの、ジュリー・デルピーが熱演。〔2012・8・19(日)〕


ちはやふる -上の句-☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2016・3・27(日)〕


ちはやふる -下の句-☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2016・5・8(日)〕


チャーリーズ・エンジェル フルスロットル☆☆☆☆これは星4つか、1つかどっちかでしょう。ノリノリ全開、それこそフルスロットルでかっ飛ばすエンジェルたちの痛快さに、一緒に乗って楽しむかどうか。
観終わってから、なーんも残らない、その場でスカッと楽しむ映画。だから、そんなのくだらんという人は星1つかも。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2003・7・26(土)〕


チャーリーとチョコレート工場☆☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。日記「或る日の出来事」に書いた感想と同じ。〔2005.9・10(土)〕

☆☆☆☆★2回目、えーと、いつ観たんだっけ? 知らない? あ、知るわけないよね…。
では、秘密の日記を見てみましょう…23日だ。
そうそう。この日は、六本木ヒルズにある映画館に行ったのだった。日本で数館だけ、この映画でチョコレートの匂いを流す、という劇場。
入場口で、注意書きの書かれた紙切れを1枚もらう。劇場でチョコの香りを流すよ〜、ということが書いてある。カカオ・アレルギーの人は注意かな。
入場したとたんに、もうチョコレートの匂いがする。前回の香りが溜まっていたのだろうか。毎回、香りを流していたら、それが残っていても不思議はないよね。
映画が始まって、どこで匂いがしてくるかと思っていたのだが…チョコレート工場に入ったあたりで流れてくるかと思ったのだが…特別には香ってこなかったのだ。
座っていた場所が匂わない位置だったのか、すでにチョコレートの香りに包まれていて鼻が麻痺していたのか(笑)、劇場がケチして流さなかったのか(爆)、分からない。
ちょっと不満だった。
チャーリーの家の中では、チャーリーの両親の両親が、4人とも同居している。この、おじいちゃんたち、おばあちゃんたちが、いい味を出しているのだ。
チャーリーが、4人が寝ているベッドの真ん中へんに座っていたりするのも、なんか、いいよね。
あったかい家族。この映画、この家族の場面は、ほのぼのする。(チョコレート工場に行ってからは、そういう話じゃなくなるんだけどね。)
〔2005・9・23(金)〕


チャイナタウン☆☆★ロマン・ポランスキー監督の傑作とも言われる映画だが、それほどとも思わなかった。ダムにかかわる疑惑を調べる私立探偵がジャック・ニコルソン。彼の鼻をナイフで切るチンピラ(じゃないかもしれないが)を、ポランスキー監督本人が楽しそうに(?)演じている。
マリリンの映画を監督もしている大物監督、しかも演技もこなすジョン・ヒューストンが重要な役で出演している。
先日亡くなったジェリー・ゴールドスミスが音楽担当。
ニコルソンが読んでいた競馬新聞のトップ記事は、最近映画にもなったシービスケットだった!〔2004・8・29(日)〕


チャイルドコール 呼声☆☆☆まさか…とはねえ。
(濱田岳みたいな)息子に暴力をふるう夫から逃れて、息子とふたり、新しいアパートに入ったノオミさん。
ノオミ・ラパスさん、こういう、精神的におどおどした役が似合う。…顔つきのせい?(ごめん!)
離れた部屋にいる子どもの様子も確かめたくて、子どもの周囲の音が自分のほうでも聞こえるベビーコールの機械を買う。
機械を買った店の男性店員が彼女を好きになって、彼女に接近、というか、結局、いろいろと巻き込まれていく。
機械が混線して争いごとの声が聞こえたり、息子が連れてきた友だちの様子が変だったり、ノオミさんの記憶があいまいになったり…。
悲しみのサスペンス。〔2014・11・1(土)〕


チューブ・テイルズ☆☆☆ロンドンの地下鉄(チューブ)で起きる、さまざまな出来事を9つのオムニバスで描く。ユアン・マクレガー、ジュード・ロウも監督で参加。日本の地下鉄風景と似ているところ、違うところが分かるのも面白い。〔2002・2・11(月)〕


超高速!参勤交代☆☆☆深キョンが出ているから見る! そうです。そんな私です。   
参勤交代で帰ってきたばかりで、すぐまた、しかも5日のうちに来いとは理不尽な!
権力をかさにきた暴政内閣の…あいや、老中めらには目にもの見せてくれるわっ!
わりとコミカルなシーンもあり、飽きずに見ましたけれど。
深キョンのおしごとメイクは、ちょっとオドロイタ。
首が真っ白。顔は肌色。そういうものだったのか、この時代。
おしごと抜けたあとはフツーになってたもんね。
お助け忍者の伊原剛志が、いちばん、めだってたかなあ。
この人いなければ参勤成功しなかったから。
しかし、あんなに、ずっと走れないと思うが。〔2015・9・26(土)〕


蝶々失踪事件☆☆★1947年作品。横溝正史の「蝶々殺人事件」が原作で、江戸川乱歩が「構成補導」(何だそりゃ)を担当した。
これは金田一じゃなくて、由利警部が解決する。
原作名にある「殺人」は、映画タイトルに使えなかったのだろうか。〔2004・9・11(土)〕


チョコレート☆☆☆☆人生はビター・チョコレートの味わい。ビリー・ボブ・ソーントンの抑制された演技。ハル・ベリー熱演。ラストが、とっても、いい。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2002・8・10(土)〕


沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇☆☆★ルース・レンデルの原作は気になりながら、まだ読んでいない。舞台をフランスに移した、クロード・シャブロル監督作品。サンドリーヌ・ポネール、イザベル・ユペール、ジャクリーン・ビセットが出演。〔2001・12・29(土)〕


ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間☆☆★かわいそうすぎて、もうやだ。
ローラ・パーマー役のシェリル・リーさんの美しさを眺めるしかない映画。
なぜなら、ストーリーはローラにとって最悪な悪夢みたいなものだから…。
春からWOWOWで放送された「ツイン・ピークス」のテレビシリーズは、すべて見終わった。
テレビシリーズの発端となったローラの殺人事件からさかのぼって、彼女の最期の日々がどんなものだったのかを描く。
だから、つらいのです!
しかも、テレビ版を見た人なら知っているとおり、犯人が、あの人だから、なおさら。
エンディングで、心は救われたような描写を入れてくれたのは、ありがたかったけど、それでも「亡くなっちゃったんだからね!」という気分なのは変えようがない。
テレビ版でのドナ役、ララ・フリン・ボイルは出演せず、代役の女優さんだったのは残念。ローラの友人の役柄だから重要どころなんだけど。〔2016・8・6(土)〕


ツォツィ☆☆☆★南アフリカの不良のガキの話というので、ほとんど興味がなかったが、香ん乃さんの評を読んでから、いつか見ようかな?とは思っていた。
ツォツィというのは、映画の中でも出てきたが、どうやら「不良」の意味らしい。
舞台になるのは、ヨハネスブルクの旧黒人居住区。看板を見ると英語が目立つが、公用語は11もあり、映画ではズールー語、コサ語、アフリカーンス語、英語が話されていたそうだ。
ツォツィ(プレスリー・チュエニヤハエ)は車を盗むが、後部座席に赤ん坊が乗っているのに気づく。
不幸な過去をもち、なぜ生きるのかを見出せないでいるような彼が、赤ん坊を抱えて、どう変わっていくか。
赤ちゃんは、もっと頻繁にミルクを飲まないといかんだろ? とツッコミを入れそうになったし、時々、赤ちゃんが人形なのが丸分かりだったが、それは、よしとしよう。
ラストは感動で泣けた。人間の愛と、更生(の始まり?)を描いた、いい映画。
原作は1960年代に書かれたもので、当時は、白人以外の人種を差別するアパルトヘイトが行なわれていた。映画は、時代を現代に置き換えた。
南アフリカの今を多少でも知ることができたのも収穫。
それと音楽。ノリのいいヒップホップ調。「クワイト」という独自のものらしい。
主役のプレスリー・チュエニヤハエをはじめとする俳優たちもよく、アカデミー賞外国語映画賞の受賞は納得できる。〔2008・3・16(日〕


月蒼くして☆☆★マギー・マクナマラとウィリアム・ホールデン、デヴィッド・ニーヴン、ドーン・アダムスの男女関係のお話。
ラブコメというほどコメディではないし、ニーヴンとアダムスは父娘なので四角関係でもない。
マギー・マクナマラのキャラクターがユニークで、素直で率直すぎるのでウブなのかと思ったら、ちゃんといろいろ分かっていたりする。
はっきり舞台劇と知れる、しゃべりで見せるストーリーですね。
オープニングに出た説明によると、舞台のほうも、本作の監督プレミンジャーが演出していたようだ。
マクナマラ嬢がマリリン(・モンローさん)・タイプかヘップバーン・タイプかと言ったら、かなりのヘップバーン・タイプだし、私はそれほど魅かれなかった…。
あまり面白くもなし。
当時のアメリカ映画にはヘイズ・コード(映画の検閲制度)があったが、「virgin(バージン)」「seduce(性的に誘惑する)」「mistress(愛人、情婦)」といった言葉を初めて使った映画だという。〔2009・11・28(土)〕


月に囚われた男☆☆☆ほとんど、ひとり芝居じゃないか〜。なんて節約な。(笑)
ダンカン・ジョーンズ監督、「ミッション:8ミニッツ」の2年前の作品。
彼の父親がデヴィッド・ボウイって。まあ。(「みっちょん」の記事で書かなかったはずだから、いま書く。)
月で、ひとりぼっちで仕事をしている男。
そうか! そういう仕組みね!
アイデア勝負の話である。
ケヴィン・スペイシーがコンピューターの声。
「2001年宇宙の旅」みたいに、コンピューターがクセモノかと想像しちゃうが。
ニコニコマークが感情を変えるのは面白かったね。〔2012・6・16(土)〕


月夜の宝石☆☆「月夜の宝石」とは、警察に追われる者のことである、と初めにクレジットが出る。ほほう。
コロンビア映画の製作。バルドー映画の人気が出てきたというわけか、アメリカ資本が乗ってきたわけだ。相手役にもスティーブン・ボイドが起用された。ボイドは、この翌年、ウィリアム・ワイラー監督の名作「ベン・ハー」に出演することになる。
「第三の男」(1949年)で最も名を知られているだろう女優、アリダ・ヴァリにも注目。バルドーと枕投げ?をして、はしゃぐあたりは、イメージ的に物珍しく感じられて見ものだ。
お話は男女の逃避行になっていくが、脚本が甘い。しかし、ロジェ・バディムらしいといえば、らしいのか? 妻のバルドーが綺麗に撮れれば、それでいいのか。
まず、けんかして彫像みたいなもので殴る場面。ありゃ、ふつう死ぬんじゃ…。像をなんとなく軽々と扱っているのも違和感あり。
バルドーが寝ているところに、いきなりキスする叔父。バルドーに怒られて逆ギレ。(^_^メ)
叔父と若者の敵対は、なにゆえ?(・・;)
逃げてきて、「川の流れが渦を巻いている」。画面には、穏やかな流れの川が…。(ーー;)
追ってきた一団が言う。「この流れを渡れるはずがない」…。(-_-)
ラストも強引。信じられない。ふつう、撃たないだろうが。白けます。(-_-メ)
撮影にアルマン・ティラール、音楽にジョルジュ・オーリック、と一流どころの名前は、あるのだが。〔2005・4・30(土)〕


つぐない☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・4・20(日)〕


つばさ☆☆☆★1927年アカデミー作品、技術効果賞を取っている。やはり名前は知っていたから、前から観たかった。
複葉機による戦闘場面が、かなりのもので、雲海の中を煙を吐きながら墜落していくシーンなど、どう撮ったのかと思った。
クララ・ボウは、たぶん初めて観たと思うが、可愛い。タレ目だし。やっぱりマリリン系だね。このあと「それ」(It)という映画に出て人気が爆発するのかな。
酔っ払った兵隊が、シャンペンの泡の幻をいろんなところに見てしまう、という場面は、けっこう変なユーモア感覚。
しかし戦争場面は、戦車なども登場して本格的。
戦場での無二の親友が恋敵でもある、というのは、後の映画でもよくあるパターン。戦場を背景にした恋と友情。
俳優になってまだ駆け出しのゲーリー・クーパーが出ているが、出たと思ったら、すぐに退場であった。〔2004・2・8(日)〕


妻は告白する☆☆☆☆雨に濡れそぼった姿のまま、男の会社に現れる女。   
足元にカメラが移ると、若尾文子さんはそのカメラを意識して、少し足を引く。人々の視線を受けての表情と仕草の微妙な反応。
名シーンといっていい。
忘れえぬ一場面は、その映画を宝物にする。
増村保造監督は「キネマ旬報」(1962年1月上旬号)で、こう語っている。
『日本の強固な結婚制度の被害者を描くことが、会社の要求するメロドラマのテーマになると考えた。結婚制度が強固なため、その中に縛られてなお人間としての純粋さを守ろうとすると、こうも気違いみたいになってしまうだろう――ということを描きたかったのです』(「若尾文子 “宿命の女”なればこそ」 ワイズ出版。以下、『 』内、同様)
私自身、もし自分がこの男の立場だったら、彼女の思いを受け止められるだろうか、と考えながら観ていた。
彼女が悪いのか。そうではないのか。どこまで信じられるのか。どう考えて判断を下すのか。
裁判中なのに男と会ったり、いっしょに海に行ったりして、心証よくないでしょ!と、こちらが心配したりして。
若尾さんによると、この映画の撮影時は、『…二十代の終わりで、娘役はもう無理。自分で、これが転機だと思ったわけでもないけれど、やっぱり、あれを次にいくためのステップにしたいと思ったんでしょうね。それで、変な言い方ですけど、脚本を抱いて寝てたの。初めてです、そんなことしたの。…』
大映のプロデューサーである藤井浩明は、増村監督が生涯追い求めたテーマは『日本的環境から自立しようとする女』だと言う。
それを考えると、この作品での監督の主張は、はっきりと、強烈に、わかる。
「若尾文子映画祭 青春」にて。角川シネマ新宿。〔2015・7・12(日)〕


妻二人☆☆☆★若尾文子さんと岡田茉莉子さん。妻二人でなくて、妻と元カノでしたね。   
「若尾文子映画祭 青春」にて8本目。角川シネマ新宿。
同日の昼間に観た「夜の罠」と同じく、偶然にも海外作家の原作もの。
パトリック・クエンティンの「二人の妻をもつ男」が元になっているというが、まったく知らない作家だった。今度読んでみようか。
同じ海外原作ものでも、「夜の罠」と違って、こちらは人間関係が込み入っていて、欲望や愛情がからまり、感情的にドラマティック。
もともとの原作の違いによるものなのか、脚本(新藤兼人)によるものなのかは、わからない。
若尾さんは、女性向け雑誌の出版社を、清く正しく美しく経営していこうと頑張る、社長の娘。
だが、たちの悪い男のために…という役。
妻でなく、元カノを演った作品も見てみたかったなと。元カノのほうが演じ得な役に思えるし。
しかし、なぜ「妻二人」? 原作が「二人の妻をもつ男」だからなのか?
元カノの岡田さんを「妻」ととらえるなら「心の妻」みたいなものか?(無理やり)〔2015・7・28(火)〕


つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2013・1・26(土)〕


Dearダニー 君へのうた☆☆☆☆ジョン・レノンの歌は流れるし、ドラマとしても、すごくよかった。
見ず嫌いだったというか、ジョンの曲が使われていることは、ちらっと噂で聞いた気もするが、聞き流していたのか。
それに、これは私にとっては決定的なことなのだが、タイトルで「Dear 〜」とつけて、そこに日本語がつづくのが超弩級に大・大嫌いなのだ。
映画の邦題に、ときどきあるのだ。ちょっと、いま調べて書いてみるから。
「Dear フランキー」「Dear フレンズ」が見つかった。まだ、なんかあったと思うけれど。タイトルの途中でいきなり英語で dear と入るのとか、なかったっけ。
幅を広げて、日本のドラマになると、「Dear ウーマン」「Dearママ」もある。
「Dear Danny」または「ディア・ダニー」ならば、いい。なぜ「Dear ダニー」なのだ。ふざけるのも大概にしてもらいたい。
しかも、つづくタイトルが「君へのうた」。「Dearダニー 君へのうた」なんて誰が見たいと思いますか。
そういうわけでも見ていなかった映画だが、素晴らしかった。
アル・パチーノ(大昔は、アル・パシーノだったはず)は渋くてかっこいいわ、アネット・ベニングさんとのラヴモーションの掛け合いは大人の余裕で粋だわで、見ていて心地が良い。
ジゼル・アイゼンバーグちゃんの多動性障害の娘役も、上手いし、かわいらしさ満点。
パチーノの若い彼女役のカタリーナ・キャスさんは、真正面からのオールヌード。画像は載せたいけれど、いつもいつも、なんてスケベなの!と言われるので今回は遠慮する。
パチーノが歌手の役で、早々に歌い出すものだから、えっ、歌えるんだ!? この映画で何曲も歌うの!? と驚いた。でも、結果、ほとんど歌わなかったが。
ジョン・レノンの歌はBGM的に流れて、「労働階級の英雄」「イマジン」「ビューティフル・ボーイ」「ラヴ」「インスタント・カーマ」など。
監督のダン・フォーゲルマン、調べてみると、「塔の上のラプンツェル」や「ラブ・アゲイン」の脚本家じゃないですか! 見ていないけど「カーズ」「ボルト」といったアニメの脚本も。
その彼の、初監督作品、しかも脚本も書いている。そりゃ、出来がよくても、うなずける。〔2016・9・27(火)〕


DOA/デッド・オア・アライブ☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2007・3・5(月)〕


ディープエンド・オブ・オーシャン☆☆☆★3歳のときに誘拐された子を、9年後に発見。再び家族に迎えるが、家庭のなかはぎくしゃくしてしまう。私の好きなミシェル・ファイファー主演。〔2002・1・12(土)〕


ディープ・ブルー☆☆☆知能が発達した巨大ザメが、人間を襲う。「ダイ・ハード2」「ロング・キス・グッドナイト」などアクション映画が得意な(というより専門か?)レニー・ハーリン監督の手慣れた演出。展開に意外性を持たせて工夫のあとがあり、退屈は感じなかった。〔2002・1・20(日)〕


テイク・ディス・ワルツ☆☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・8・18(土)〕


Disney's クリスマス・キャロル☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・11・14(土)〕


ディセント☆☆☆女6人で洞くつ探検。そこで起こったのは…というホラー映画。
スティーヴン・キングが選ぶ映画2006年度第5位。
中心人物となるサラ(シャウナ・マクドナルド)は、交通事故で夫と娘を亡くして傷心状態。
冒険好きな仲間たちは、今度の探検にも、励ましの意味も兼ねてサラを呼んだ。
だが、皆を引っ張って洞くつへ案内した女が、かなり自分勝手なヤツで…つまりは彼女のせいで悲劇は起きたことになる。
ディセントというのは「降りる」「急襲」といった意味があり、どっちも内容に合ってる。
地中深くの洞くつへ降りた6人。
ようやく体が抜けられる狭さの穴を通るシーンが、息苦しくて、しょうがなかった。
だいたい、あんな道が通路だっていうのは変でしょ。太った人、通れないし!
サラが引っ掛かってパニックになったところが、いちばん怖かった。
途中から新展開になるのが、いいのか悪いのかは、意見が分かれそう。
ああいう展開(ネタばらししません)にもっていかなかったら、6人だけの人間関係で話を作らなければならないので難しいけど、そのほうが面白かったかなとは思う。
弱々しかったサラが、生き残ろうと頑張る人に、変貌しているのが、すごい。
教訓としては、身勝手と領土侵犯と報復は、いけません。ということでしょうか。〔2009・1・31(土)〕


ディセント2☆☆☆「ディセント」が、なかなか面白かったので、続編をば。
生き残ったサラ(シャウナ・マクドナルド)が記憶喪失状態なのをいいことに(?)、こともあろうに再び洞窟へ一緒に連れていこうとする捜索隊。
記憶が戻ってたら、絶対に穴倉には入らんって。
安易に音でびっくりさせるのは、ちょっと止めてほしいなと思うが。(ガラスの心臓に悪いから。)
現場を見て、記憶がよみがえってくるサラ。生き残るには、どうすればいいか分かっているから、危機に果敢に立ち向かう。
サラの活躍は頼もしく力強い。
せっかく頑張って窮地を切り抜けたのに、次の瞬間、絶望という奈落の底に落ちる、というパターンが、いちばん可哀想でインパクトがあるわけだが、そんなことが少なくとも2度、3度。
前作で、怪物の正体はバレてるので、今回は出し惜しみせずに、わいわいと出るわ出るわ。いろんな意味で出血大サービス。
しかし、保安官、憎まれ役でした。怪物が音に反応するのを知らないとはいえ、無線で声を上げるし、状況を考えずにサラと手錠をつないだままだし。
びっくりなのは、「あの人」が登場したこと。
続編を面白くしようということで、いいんじゃないでしょうか。
ラストの、どんでん返しには、「なんてこったい!」。切ないです。
パート3で、ああ、あのときは、そうなったのか、よかった、と安心するかもしれないけど。〔2010・9・23(木)〕


ディック&ジェーン 復讐は最高!☆☆★「おかしな泥棒ディック&ジェーン」(1977年、ジェーン・フォンダ、ジョージ・シーガル主演、テッド・コチェフ監督)のリメイク。
オリジナルは観ていないので比べようはないが。
脚本に「40歳の童貞男」のジャッド・アパトウの名前があったので、ちょいと期待した。それに監督が「ギャラクシー・クエスト」のディーン・パリソットだし。ジム・キャリーは製作に加わっている。
けど、出来あがってみたら、それほどでもなかったかなー。
失業して、生活が苦しくなり、ついには…(ここは、ネタばれとして、ぼかしておこう)というのがメインストーリー。
復讐は、お偉いさんに対して、最後にやります。
奥さんのジェーン(ティア・レオーニ)が素晴らしい。ダンナが失業したら、奥さんはツンケンしがちだと思うのだが、彼女は全然そんなふうでない。素晴らしい!
ツンケンしたって、しょうがないんだよ。
私も、結婚するなら、こういう奥さんがいいです。
冷たくならないどころか、ノーテンキに近いかもしれないけど、でも、そっちのほうがいいな。
お話は道徳的に見て、いただけない部分があるけど、コメディ映画だから、まあ許せるでしょう。
失業というシビアな話が盛り込まれているので、なんだかカラッと笑うことが難しい。
2001年と2002年にそれぞれ倒産して、多くの失業者を出したエンロンとワールドコムのお偉いさんの名前がエンドロールに出てくるので、これをパロッたというか、批判している模様。
観たときに、まあまあ楽しめれば、いいんじゃないかと。
ティア・レオーニさんは、「ディープ・インパクト」(1998年)で主演してました。あと、私が記憶にあるのは「ジュラシック・パークV」(2001年)あたり。
ちょっと、ヒラリー・クリントンが入ってるような、お顔立ち? 美人かつ好感のもてる女優さん。
本作は、ジム・キャリーを、しっかり支えているティアのコンビネーションが命でしたね。〔2008・3・2(日)〕


デイブレイカー☆☆☆人類が吸血鬼病(?)になった未来。
どんどんヒトが吸血鬼になるもんだから、人間が減り、したがって人血も不足してくる、そんな設定。
イーサン・ホークは代用血液の開発を担当していて、いよいよ人体実験に取りかかる…。
アイデアは面白い。
終わってみれば、こんなもんか、というところでしょうか。
終わり方も、え、それで終わり?と感じてしまったし。あとは想像すればいいのかな?
病気の治療法は…ショック療法というか、まあ、こういうことでいいんじゃない? それもいいんじゃない? で決めた感もあり。(笑)
裏口が開いています、という警告は怖かったな〜。しかも、それが続くし!(ちゃんと閉めとけや〜)〔2012・2・5(日)〕


ティム・バートンのコープスブライド☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2005・10・22(土)〕


ティンカー・ベル☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・12・28(日)〕

☆☆☆☆Dlifeで放送されたものを録画して見た。
かわいくて、何度でも見るかも。
この作品では冬の世界を飛んでるけど、「ティンカー・ベルと輝く羽の秘密」では、冬へは行けない設定になっちゃってるよね。
それと、高速飛行の妖精は何の仕事なのかと思ってたけど、風を起こしたりして自然の力を生み出している、と了解です。
録画を保存しておくには、気象情報の字幕が、じゃまだなあ…。〔2014・8・10(日)〕

☆☆☆☆今回はWOWOWで吹替版をチェック。「忘却エンドロール」の宵乃さん主催「ブログDEロードショー 第2回春のファミリー企画」に参加。
第1作目をWOWOWで放送したということは、第2作目以降も、そのうちにやってくれそうな気がして、期待しています。字幕版、吹替版ともにお願いします。〔2016・4・25(月)〕


ティンカー・ベルと輝く羽の秘密☆☆☆☆ティンカー・ベル、春・秋・夏ときて、4作目は「冬」です。
今回もラブリーでキュートでビューティフルで、もー! ティンク(と仲間たち)大好きだ!
「冬」は、ティンクたちが仕事をしているところとは別の場所にある。
ティンクは「冬」に興味しんしんだが、暖かい季節の妖精には「冬」は寒すぎて、羽が凍って割れてしまうから行ってはいけないのだという。
それでも、好奇心いっぱいのティンクのこと。ちょっとだけ「冬」に入ってみたら、羽が不思議なことに輝きだした!
冬の妖精のひとりが「輝く羽」について知っているというので、ティンクは「冬」の世界に行くことに!
この先はネタばれしそうなので書かない。(予告編や、あらすじを見たら分かってしまうかも。)
「アナと雪の女王」などでも、ディズニーアニメの雪景色の美しさはおなじみだけど、本作は白銀の世界も、カラフルな春夏の世界も楽しめる。
ティンク自身も知らなかった秘密や、女王の秘密まで分かっちゃう。
エンドロールを見ていて驚いたのは、植物の妖精ロゼッタの声を、メーガン・ヒルティさんが演じていること!
前作までは違う人だったけど?
メーガンさんはテレビドラマ「SMASH」でマリリン・モンローさんを舞台で演じる役柄だったから、私にとっては特別な女優さんなのだ。
そういうわけで、ロゼッタがしゃべるところだけ、もう一回聞いてみた。
メーガンさんの普段の声より、かわいらしく、女らしく、発音しているような? ロゼッタの性格に合わせているんだなあと思います。
本作のディスクには映像特典で、ロゼッタが主役の短編が入っていて、彼女がいかに汚れるのが嫌いで、おしゃれさんなのかが分かる。ちなみに、この短編は吹替音声のみで、メーガンさんの声は聞けなくて残念なのだ。〔2014・6・7(土)〕

☆☆☆☆2回目は吹替版で観賞。記録のみ。〔2014・6・8(日)〕

☆☆☆☆3回目。
2時間以上の映画だったら、そうそう何回も見ていられないけど、70〜80分の映画なら気軽に見られる、ということもある。
レンタルしたブルーレイには23分ほどの短編「ピクシー・ホロウ・ゲームズ/妖精たちの祭典」が入っていて、こちらも3回目を見た。
この短編も、ひとつの記事にしていいわけだが、そういえば、と思い当たることがある。「アナと雪の女王」のときだって、毎回ミッキーの短編が同時上映されていたけれど、それについては記事にしてこなかったなあと。
かと思えば、「鷹の爪」同時上映の「古墳ギャルのコフィー」シリーズを記事にしていたりする…。
つまり、テキトーなのである! まあ、それでいいのだ。いいことにしよう。
記事にしないからといって、「ピクシー・ホロウ・ゲームズ/妖精たちの祭典」が面白くないということではない。ティンカー・ベルの友達のロゼッタが主役の楽しいお話だ。
ティンカー・ベル・シリーズがお好きなら、見る機会があれば、ぜひおすすめしたい。〔2014・6・10(火)〕


ティンカー・ベルと月の石☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・12・28(日)〕

☆☆☆★Dlifeで放送されたものを録画。
今回、妖精の粉の番人テレンスが、ティンク大好きになってるんですねえ。
聖なる杖をつくるティンクを手伝おうと、彼女のそばでウロチョロ。ティンクはテレンスが、うっとうしくなってきちゃいます。してほしくないことは、ちゃんと言わないとだめですね…。
ホタルのブレイズも元気にティンクの冒険に付き合います。いいパートナーですねー。〔2014・8・10(日)〕


ティンカー・ベルと流れ星の伝説☆☆☆☆これは、フォーンの物語でした。
フォーンは動物の妖精で、動物たちにいろんなことを教えて指導する。
彼女自身は、おてんばで、いたずらっ子、頭で考えるより先に感情で動くタイプ。
好奇心旺盛なのは、ティンク(ティンカー・ベル)と似ているよね。
好きだな〜、彼女の明るさ。
妖精の天敵である鷹(タカ)の子どもを、こっそり保護して騒動を起こしたり。
そんな騒ぎがあると、ピクシー・ホロウを守る役割の妖精たちも必要なわけで、今回は「護りの妖精」が登場。
リーダー格のニックスの声を演じるのは、ロザリオ・ドーソンさんだ!(知らなかったら、検索してくださいね〜!)
奇怪な鳴き声を聞きつけたフォーンは、森の中で、今まで見たこともない獣を見つける。
この獣とフォーンの交流、そして、この獣の正体は…? というお話。
最後は、だーだー泣いたよ…。
見終わってみて、もう少し、獣が可愛かったらよかったかな? とは思った。 
なんにしても、フォーン可愛い! ティンク可愛い! 妖精仲間みんな可愛い! だから、いい! 大好きだ!
何かのために必死でがんばる姿は美しいし、感動する。
この6作目発売時点で、コンプリートのボックスセットになっている。
本作が最終章と言われているが、ボックスセットになっちゃうと本当にそんな感じで、ちょっと、さみしいじゃないか!
もっと続けてくれてもいいじゃないか!
本作はティンクの出番が少なかったのは少し、さみしいからさ、ピーター・パンとの関係なんかも、やっていけばいいじゃん!
…でも、最初は4部作と言っていたから、しょうがないのか…。
フォーンの声は前作までと代わって、ジニファー・グッドウィンさんに。
なぜなのかと考えて、特典映像でフォーンが歌をうたってるから、もしかして、歌のうまい女優さんに代わったのか? なんてことも思った。
ロゼッタの声は、引き続き、メーガン・ヒルティさんですね!(マリリン・モンローさんのファンとしては、彼女を応援しなきゃいけないのです! 知らない方は…検索してみて! また検索かよ! 笑)〔2015・6・27(土)〕

☆☆☆☆1回目は吹替で、2回目は字幕で。今回は記録のみ。〔2015・6・28(日)〕


ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船☆☆☆☆そういうの、大好きだ!
なんだか「アナ雪」のなかの歌詞で聞いた気がするが、同じディズニーだから、いいでしょう。
このティンカー・ベルのシリーズは、どれも大好きだ!
今回の大きな特徴は、ほとんどの時間を、ティンクと仲間たちが集団で行動していること。
だから、みんなの出番がたくさんあって、その意味でも楽しい。
それから、新しく登場した妖精ザリーナ。やっぱり彼女も、かわいいです。
飛ぶための妖精の粉の番人の一員なんだけど、いろんな色の粉をつくってみようとしたり、好奇心旺盛なところは、ティンクに通じるところがある。
ザリーナという、いちばん最後のアルファベット、「Z」で始まる珍しい名前も、異端児めいたキャラ設定から決められたのではないだろうか。
大切な「青い粉」を海賊から取り戻すために、ティンクたちが大活躍。
なんと、海賊のひとりの声を、トム・ヒドルストンが担当、海賊仲間でうたう歌も披露。(…誰? と言われたら困るが、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」などのロキ役といえばいいですね?)
で、この海賊さんが、将来…なんですね!
妖精たちの能力が入れ替わってしまうのが、見どころのひとつ。
慣れない力を使う、みんなのドタバタがおもしろい。
大切なこと…友情、勇気、あきらめないこと…などを、さらりと盛り込みながら、楽しくて、かわいくて、しょうがない。
これからも1年に1本くらい、つくってくれるといいな〜。
妖精ロゼッタの声が、前作に引き続いてメーガン・ヒルティさんなのも、うれしい。〔2014・9・6(土)〕

☆☆☆☆2回目は日本語吹替で。〔2014・9・6(土)〕


ティンカー・ベルと妖精の家☆☆☆☆やっぱり大好きだ、ティンク!
以前の2作、「ティンカー・ベル」そして、「ティンカー・ベルと月の石」は劇場公開されて観に行った。
(マリリン・ファンとして触れずにはいられないこと…マリリン・モンローさんとティンカー・ベルの関係については、多少だが「ティンカー・ベル」の記事に記してある。)
この第3作は残念なことに映画館ではかからず、日本では2011年に発売されていたけど、レンタルするのが今頃になってしまった。
女の子が外で遊んでいた、妖精のためのドールハウスに興味をもって、中に入ったティンカー・ベル。(さすが、ものつくりの妖精!)
その子、リジーに見つかり、ハウスごと家に連れて帰られてしまう。
ティンクと一緒にいたヴィディアは、助けを呼ぶために仲間の妖精たちのもとへ急ぐ。
でも、リジーは妖精が大好きで、すぐにティンクは彼女と心を通わせていく…。
ティンクが女の子と仲良くなっていくのがいいよね!
人間にはティンクの言葉は鈴の音のようにしか聞こえないけど、ジェスチャーや影絵(!)なんかでコミュニケーション!
助けに来る妖精仲間の冒険も楽しい。
妖精は羽が水に濡れると飛べないから、雨の中、船をつくって出発するのだが、滝や川の難所が。
といっても妖精は小さいので、「川」は道路の水たまりだったりする。
それに、家に着いたら、大敵の猫に追いかけられたり。
ティンクが車を止めようとするところは、まるでアクション映画もの!
最後は、人間もフライング! 妖精の粉をかければ飛べるんだ。
夢のように楽しく、ニコニコしちゃうし、泣けてもくる。
ものを作ったり、直したりするのが仕事のティンク、父娘の仲も直しました。〔2014・5・24(土)〕

☆☆☆☆1回目は字幕で見たから、今度は吹替で見てみた。
もっとも記憶に残るシーンといったら、ティンクが人間につかまったことを仲間に知らせに戻るヴィディア。
雨の中、妖精は羽が濡れると飛べないのに、高速飛行が得意な彼女は意を決して飛び始めるのですよ。
雨粒を避けて飛ぶという、ウルトラCです!
到着直前に、雨に当たって墜落しちゃいますが…。
ティンクがつかまったのが自分のせいでもあるから、どうしても早く仲間に知らせなきゃという気持ちはあるけど、勇気のある、かっこいいシーンでした。
本作のディズニーのホームページを見ると、予告編にはあるけど、実際に見た作品にはなかったなあ、という場面が、けっこうある。
女の子がどうやってティンクをつかまえたか(女の子の性格も、ちょっと違うのかも?)、猫が妖精を追いかける方法、とか。
予告編を作ったあとで、脚本が変わっていったんでしょうか。
1回目の記事に載せた、猫がトランクの上で寝ているシーンも、実際にはなかったような?
早く、次の作品を借りようっと!
本作は夏でしたが、次は、冬のお話らしいです。〔2014・5・25(日)〕


デート&ナイト☆☆☆☆これ、おもしろい! あとで調べたら劇場未公開って…もったいない!
ある熟年(?)夫婦が、間違えられて悪者に追いかけられる話。
コメディ・タッチで、しかも夫婦愛のしんみりしたところも、ちょっとあって。とてもいいと思うよ。
なんの情報も知らずに録画を見始めて、え、主演がスティーヴ・カレル!? え、監督がショーン・レヴィ!? って驚いた。
最近、カレルの「ラブ・アゲイン」、レヴィの「リアル・スティール」という、おもしろい作品を観ていたからだ。
期待が高まった。
カレルの出演作はいくつか見ているが、妻役のティナ・フェイという女優さんは初めて。
これが、また、とっても達者な演技で、コメディばっちりの人だった! 注目!
あとで調べたら、「サタデー・ナイト・ライブ」の脚本チームに抜擢され、「30 ROCK/サーティー・ロック」というドラマに出て受賞多数、という才女。
この夫婦コンビのコメディ演技、おもしろいよ。
続編を見たい…いや、続いたらマンネリになるかな…。
マーク・ウォールバーグの鍛えた上半身も見られます。(見たい方、どうぞ。)
スティーヴ・カレルに「シャツ着ろよ」と言われてますが。(笑)
ちょっとだけしか出ないけど、若いカップル、なんと、ジェームズ・フランコとミラ・クニス!
いや、相変わらず、見てても気がつかない私ですけど! あとで調べて知るというパターン。
なんて豪華なカップル!
テンポもいいし、おもしろいし、88分ですっきり終わるし!
WOWOWでも、レンタルでもいいから、チェックしてみて。
「デート&ナイト」というタイトル、トム・クルーズ&キャメロン・ディアスの「ナイト&デイ」を真似したか。
原題は「デート・ナイト」。「デート&ナイト」じゃ意味が違う。
まあ、でも、おもしろい映画だから、間違えてでも見てもらいたい、と担当者が思ったのなら、それも分かる。
ほんと、おもしろいので、だまされたと思って見てね。(あ、もちろん面白いと思わない人もいるかもしれないので、あとで文句言われても困りますけど。)〔2012・1・29(日)〕


テキサス決死隊☆☆☆ウィリアム・ホールデン主演の西部劇。
泥棒3人組が追われてバラバラに逃げる。
ふとしたことからテキサスレンジャー(騎馬警察隊みたいなもの?)に採用された、その中の2人。もう1人は泥棒のままで、最後には対決になる。
かつての仲間が敵になってしまうところが、おもしろい。そこに恋愛もプラス。
泥棒がレンジャーになるというのは、とぼけた話だが、テンポよく話が進み、ホールデンと対するマクドナルド・ケリー(「疑惑の影」〔1942年〕、マリリンが端役で出ている「結婚しましょう」〔1951年〕など)も、三人組のリーダー役をしっかり演じているので、見応えがある。
ヒロインのモナ・フリーマン、はじめて見た。有名作では「女相続人」(1949年)に出ているらしい。
キング・ヴィダー監督、フレッド・マクマレー、ジーン・パーカー主演の1936年作が、カラーになったリメイク。〔2008・8・17(日)〕


テシス 次に私が殺される☆☆★「アザーズ」のアレハンドロ・アメナーバル監督の初長編映画。このとき23歳! 6歳で「ミツバチのささやき」に主演していたアナ・トレントが主役(この映画のときは29〜30歳)。誰が猟奇殺人ビデオ制作の犯人かというサスペンス。どうってことない作品だった。
スペインでも、テレビもビデオカメラもSONYだった。〔2002・6・22(土)〕


デス・プルーフ in グラインドハウス☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2007・9・11(火)〕


デス・レース☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・8・30(土)〕


テッド☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2013・2・3(日)〕


テッド2☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2015・9・5(土)〕


DEAD OR ALIVE 犯罪者☆☆☆★三池崇史監督のバイオレンス・やくざ・アクション。ここでのキレ具合が方向を変えると、「カタクリ家の幸福」になるんだなあ。女の殺し方が、とんでもないSMで、ぶっ飛んだ。〔2002・4・14(日)〕


デッド・カーム/戦慄の航海☆☆★ニコール・キッドマン飛躍のきっかけになったオーストラリア産の映画。サム・ニールが夫役。「タイタニック」でのローズの婚約者役ビリー・ゼーンが、ここでも悪役。やっぱりニコールはいいなあ。〔2002・2・9(土)〕


デッドコースター☆☆☆ああ、こわ。死ぬ運命にある人間に、いったい何が起きるのか危なくて観ていられない。
危ないよ、こりゃ、と思うことを次々と出してきて、やばいやばいとハラハラドキドキさせる。あー、いやだ。でも、目が離せなくて面白い。でも、2度は観たくない。
開巻の交通事故は迫力あり。この監督、「マトリックス リローデッド」でカーチェイス場面を監督したという話。ならば納得。
歯医者だって、それだけで痛そうでイヤだ!
「ファイナル・デスティネーション」の続編で、原題も「〜2」なのに、どうして「デッドコースター」にしたのか。「ファイナル・デスティネーション2」でいいのに。タイトルだけ見たら、続編だって気づかないじゃないの。〔2005・1・23(日)〕


デッドプール☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2016・6・12(日)〕


デビル☆☆☆★シャラマンだかシャマランのアイデアを別の監督でつくった作品。結構いける。
エレベーターに閉じ込められた5人が、ひとりずつ殺されていくという話。
5人のなかのひとりが悪魔で、そいつの仕業である、という推理がなされる。
誰かが殺されるときは暗くなるので、犯人が誰かは分からない。エレベーターみたいな至近距離内で、こんな目に遭ったら、たまらない!
でも、狙われた4人(ひとりが悪魔ならば)は、みんな悪いことをしていたという共通点が。
じゃあ、いい人なら大丈夫なんだ、この場合。よし、安心…できるかな…。
自殺者が出て、悪い気が満ち、悪魔を呼ぶ。
狭い箱の中で、お互いが疑心暗鬼になりつつ…シチュエーション・サスペンスとして面白い。
悔い改めよ、そうすれば、という救いの提示とか、何か運命的なもの、はシャラマンだかシャマランの根底にあるような気がする。今までの監督作品のすべてに、はっきりあったかどうかは、さっぱり思い出せないのだが(それじゃダメじゃん)、なんとなく。
オープニングの、意味深な逆さま風景空撮から始まって、すっきり、しゃっきり80分で終わっちゃうキレのよさは大歓迎。
もう最近、たいして面白くない場合に長々とやられると疲れるんですよ。(え、年のせい、と言ったのは、どなた?)
この、シャラマンだかシャマランが、自分のアイデア(原案)を別人に託して製作するプロジェクトが、あと何本かあるそうで、また面白いのをお願いしますね。〔2011・12・3(土)〕


デビルズ・バックボーン☆☆☆☆「パンズ・ラビリンス」(2006年)を監督したギレルモ・デル・トロの、2001年度作品。
これも、よかった。
人間の欲から起きる悲劇に、幽霊話のホラー風味を利かせる。少年たちが主人公の一部であり、また、彼らの演技が自然で、うまい。
「パンズ・ラビリンス」同様、スペイン内戦の頃を舞台にした話だ。
DVD特典に入っている予告編を見ると、ホラー映画のような宣伝をされているが、実際はホラーなだけではない。(とはいえ、けっこう怖い場面もある。)
たしかに幽霊は出てくる。しかも、ばっちりと、その姿を見せるのが、この映画の特徴。
頭の出血部分が煙が立ち昇るように漂っているところなど、幻想的な雰囲気がある。
物語は…。
スペイン内戦時、ひとりの男の子が人里離れた孤児院に連れて来られる。
少年は建物の窓に、ふと人影を見たように思うが、一瞬ののちには、それは消えていた。
彼が割り当てられたベッドは、行方不明になってしまった子が使っていたものだった。少年が寝ていると、不思議な出来事が…。
孤児院に住む人々のドラマが興味深い。
義足の女、不能の男、財産を狙う若者…。この場所に、見えない力で縛り付けられているかのような人間たち。
いちばんの主役ともいえる少年2人も含めて、キャラクターは、みな素晴らしくできていると思う。
たとえば、監督が、外見をパーフェクトな男であるように求めたという、エドゥアルド・ノリエガが演じる若者。
美しい外見と、内面の悪が際立って、見事だ。
ノリエガの役をファシストと考えて、スペイン内戦とダブらせて物語を考えることもできるし、少年の成長を描く話でもあり、幽霊話でもあり、なによりも、人間ドラマである。
たぶん、さまざまな象徴としての不発弾の存在も印象的。
私にとっては、とても魅力的な作品だ。
監督がDVDの解説で「ゴシック・ロマンス」について語っている。
ゴシックロマンスとは? 「屋根裏通信」・ゴシック小説の系譜のページを参考にしてみると、ゴシックはもともと建築の様式のことだが、「『暗黒の中世』への回顧的ロマンティシズム」につながり、「中世建築の廃墟への賛美であり、暗くおどろおどろしいが、一方でロマンティシズムをかきたてるイメージ」となる。
古典的ゴシック小説の定型では、「城への招待」 「予言、凶兆または危機」 「デモンの顕現」 「出口なき迷路」 「城の崩壊」とあるが、これは「デビルズ・バックボーン」に完全に当てはまる。
ジュラルメール・ファンタスティック映画祭では、国際批評家賞、特別審査員賞、若手審査員大賞(?)を受賞。
アムステルダム・ファンタジック映画祭では、Grand Prize of European Fantasy Film in Silverを受賞。
Fotogramas de Plata賞では、エドゥアルド・ノリエガが受賞。(映画“Visionarios”も受賞対象。)
MTVムービー・アワード(南米)受賞。
若手アーティスト賞では、フェルナンド・ティエルブが若手俳優賞を受賞。〔2007・10・13(土)〕


デブラ・ウィンガーを探して☆☆★女優ロザンナ・アークエットが、大勢の女優に、仕事や家庭のことをインタビューする。
自分が悩んでいる女優という仕事をしていくことについて、他の仲間に聞いてみたい、ということなのだ。
家庭と仕事の両立について、と最初は言っていたのに、ほとんどは女優の仕事のことの話になっている。
でも、多くの女優の声を映画にして世に出したことには、意味もあるだろう。
ウーピー・ゴールドバーグの話は面白いし、ジェーン・フォンダの、演技がうまくいったときの充実感の話にも引き込まれる。
他にロビン・ライト・ペン、ダイアン・レイン、シャロン・ストーン、ローラ・ダーン、メグ・ライアン、ホリー・ハンター、妹のパトリシア・アークエット、エマニュエル・べアール、そしてもちろん、デブラ・ウィンガーなどが、次々に登場する。〔2004・8・29(日)〕


デュエット☆☆☆★グウィネス・パルトロウがカラオケで「ベティ・デイビスの瞳」を歌ってると聞いていたので、観てみたいと思っていた。
監督は父親のブルース・パルトロウ。
賞金付きの「キャリオケ」(みたいに発音してね)を舞台に、父娘、男女のカップル、男の友人同士(と書くと変だが)の3組の生き方を描く。
ヒューイ・ルイスが歌がうまいのは当然だが、ちゃんと役者しているほうに驚く。
ポール・ジアマティ(顔はよく見る俳優。あとで調べたらティム・バートンの「猿の惑星」の奴隷商人役だった。そうか!)、マリア・ベロ(「コヨーテ・アグリー」に出ているらしいが未見)も歌が上手い。
ポールとアンドレ・ブラウアー(クレジットを見る限り、アンドレは吹替えらしい)のデュエットで、オーティス・レディングの歌で有名な“Try a Little Tenderness”は聴き応えあり。
マリア・ベロも、ボニー・レイットの“I Can't Make You Love Me”、ユーリズミックスの“Sweet Dreams”で聴かせる。
そして、グウィニス。ソフトに歌っていて、いいです。
キム・カーンズの“Bette Davis Eyes”をソロで、ヒューイ・ルイスとデュエットでスモーキー・ロビンソンの“Cruisin'”を、ベイビーフェイスとデュエットでテンプテーションズの“Just My Imagination”を歌っている。
歌も楽しめるし、ドラマもわりとちゃんと作ってある。
最初は散漫かと思ったが、だんだんまとまってきて、観る前は期待してなかっただけに、見なおしました。すまなかったよ。〔2003・2・8(土)〕


デュラス 愛の最終章☆☆☆「愛人/ラマン」では少女だったデュラスの老年時代の、若い愛人との日々。
38歳年下の男に愛されて過ごしたのは、幸せなことだろう。
ジャンヌ・モローは、おばあちゃんになっても、素晴らしい。年をとっても衰えないパワー。表情を見ているだけでも素敵。これぞ女優だね。彼女の、かすれた感じの声は好きだな。
若すぎる男に対して、自分の心をどうしようもなくて、もどかしくて、素直になったり意地悪になったりするのは、よく分かる。
可愛いけど憎たらしくもなる彼女と付き合いながら、彼女が最期のときを迎えるまで、一緒についていた男も、偉い。〔2003・12・28(日)〕


テラビシアにかける橋☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・2・11(月)〕


天空の草原のナンサ☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2006・1・28(土)〕


10 クローバーフィールド・レーン☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2016・6・19(日)〕

☆☆☆☆2回目! ポイントカードでタダ観。イオンシネマ 板橋にて。
やっぱり、おもしろいよ!
ダクトについてですが、おでぶのグッドマンが通れる大きさに作っておかなければいけないのではないかと思いますね。彼ひとりしかいなかったら、修理のしようがないことになる。ダクトを作った人間も、そこは考えをめぐらせるべきだよね?〔2016・7・2(土)〕

☆☆☆☆WOWOWで吹替版を見てみた。
2016年マイベスト44で第1位に挙げた作品。
さすがに、当時から比べるとインパクトは落ちたが、おもしろいのは変わりない。
男の本心、正体は何なのか。
でも、やはり、最高なのは、終盤の、え、こんなことになるの!? ですね。
メアリー・エリザベス・ウィンステッドさん、サイコー!(サイコじゃないよ)
エンディングも、ほれぼれするわ、かっこよくて。〔2017・6・23(金)〕


天国と地獄☆☆☆★黒澤明監督の力作。三船敏郎、仲代達矢のほかにも、山崎努、名古屋章、加藤武、千秋実、菅井きん、西村晃、北村和夫などの若い姿が登場すると、おお!と思って見てしまう。
店のカツ丼、オムライス、チキンライスなんかが100円だった。製作は1963年。〔2002・8・31(土)〕


天国の口、終りの楽園。☆☆映画のラストを知って、そこから改めて観客が映画を思いかえすような作品ではないか。
その意味で、たとえば情報誌「TVTaro」の映画紹介はネタばれそのものだ。それはないでしょ、と言いたい。私は映画を観たあとに読んだからいいのだが。
でも、たいしたことはないよなと思えちゃう。
日本では、こういう映画はボカシばっかり入って、げんなりする。誰でも持ってるものを、いいかげん、隠さなくてもいいだろ、と思う。〔2004・2・22(日)〕


天使と悪魔☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・6・7(日)〕


天使にラブ・ソングを…☆☆☆★面白かった。やっぱり音楽系の映画って好きなんだ。楽しいもん。尼僧のノリノリコーラス隊、最高です。〔2002・2・9(土)〕


天使にラブ・ソングを 2☆☆☆★ローリン・ヒルはさすがに歌うまいね。ジェニファー・ラヴ・ヒューイットが出てたの見っけ! 学校で音楽を指導して大舞台へ、っていうのは、最近の「ミュージック・オブ・ハート」も同じだけど感動するパターン。〔2002・2・9(土)〕


電車男☆☆☆チョーもてなさそうなオタク青年が、ふとしたきっかけで女性と知り合って、恋愛が成就してしまう話。
夢のようだねー。もてない男にとって、夢のような展開だねー。
ほんとにあった話なのかどうか分からないほど。
でも、ともかく、チャンスをゲットした君は、偉い!
まずは、電車の中で、酔っ払いにカラまれた女性を助ける行動に出る、ということ。
これが強力。モテ度アップは間違いなしだよね!
しかも、この女性、エルメスさんが、とってもいいとこのお嬢様。性格いいし、偏見もない。
オタクの彼を演じるのが山田孝之だから、オタク・ファッションをやめて、格好に気を使ったら、まあ、かっこよくなっちゃった。本物の電車男さんは、どうだったんでしょう?
しかし、これじゃあ、恋愛に何の障害もないじゃない!?
それまでは秋葉原オタクで、彼女もいなかったから、弱気で自分はモテないんだ、と思いこんでて、そこだけがネックなわけだ。
まあまあ面白く観てきて…最後の彼の独白には、ちょっと感動してしまった。
それを優しく受け止める彼女ったら、なんて素晴らしいんだろうね。こんな女性と出逢いたいなあ。めったにいないだろうけどさ。
2チャンネルの掲示板に電車男が書き込んで、恋愛アドバイスや励ましを受ける。面白い文化。
私は2チャンネルって、ほとんど見たことがない。構造がどうなってるんだか分からないし、スレッドの見方も、いまひとつ、よく分からなかったりする。
「嫌われ松子の一生」の中谷美紀が主演なので観てみた、という面もあるが、彼女は、本作では優等生的なお嬢様の役で、無難にまとめたとしかいえないかな。
ラストの「ひとひねり」は面白い工夫で、よかった。
ところで、桜台駅って出てきたけど、これ西武池袋線なのかな?
それに、この電車男の、その後って、どうなったんだろう?〔2006・6・30(金)〕


デンジャラス・ビューティー☆☆☆★楽しかった!サンドラ・ブロックの本領発揮。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2001・7・1(日)〕


天井桟敷の人々☆☆☆☆映画のベスト10を選ぶと、1位にも挙げられることが多い名作。 
「午前十時の映画祭」、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて。
私自身も、歴代映画ベストを選ぶ本で、この映画に興味をもった。
初めて観たのは何と30年前のことで、観たという事実があるだけで内容はあまり理解していなかったと思う。
午前十時の映画祭で、2回目の観賞。こういう話なのかと、初めて観るのと同じようなものだった。
構図としては簡単にいえば、ひとりの女性を4人の男が好きになる、というもので、しっかりと面白くできている恋愛劇、人間ドラマ。
パントマイムを見せるバチスト(ジャン=ルイ・バロー)については、同じ劇団の娘に好かれているのに自分は他の女性に恋をしてしまい、しかし、その恋はうまくいかずに最後は最悪なことに…。
あそこで、ああすればよかった、今そんなことしちゃいけない、っていっても、裏目に出がちなのが人間、人生、ということでもある。
ほんと、いろんな連鎖もあって、うまくいかないときは、うまくいかないのです。
恋愛の苦しい面をたくさん見せながら、それが人生、生きる意味でもあるのかと。
ガランス(アルレッティ)が自分の人生を選択していくのにしたがって、周囲の男たちは勝手に、じたばたしているようにも見える。
やはり男は弱いのね。
この映画が作られたのは、第2次世界大戦時、ドイツ占領下のフランス。3年ちょっとの製作期間があったらしい。
そこが重要で、たとえ国は占領されても、映画の中では自由な精神を決して失わないぞ、というメッセージとパワーが大きな価値として輝きつづける。
ただ、今の時代に見ても、そのあたりの実感が薄いのは、仕方がないことだろう。
脚本はジャック・プレヴェール。しゃれた台詞のオンパレードともいえるシナリオを書いた。
気にしなければ、ただのセリフとして耳を通り過ぎていくのだろうが、注意していると、感心するようなセリフがポンポンと出てきている。
このへんも、名作といわれる理由のひとつに違いない。
ジャン=ルイ・バローが、パントマイムの白い顔のときは特に、SMAPの草gくん(ケータイだと「なぎ」の漢字が出ないようなので書いておくが「くさなぎ」くんです)のようにも見えて、ああ、日本で演じるなら、草gくんがやったらいいのかも、なんて考えながら観ていた。〔2010・4・24(土)〕


転々☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2007・11・11(日)〕


天然コケッコー☆☆☆★ああ、なんだか、ほのぼの幸せだったよ。
こんな、のんびりした空気の田舎…暮らしてみたいなあ。って、私の実家も、自然のなかなんだけど…夏帆ちゃんいないし。(爆)
キネマ旬報の年間ベストを選ぶ号でも、多くの人がこの映画の名前を挙げていたので、いつか見てみようと思っていた作品。
いやあ、こんなに、のどかで淡々とした、子どもたちの生活スケッチだったのか。
中学生と小学生合わせて7人しかいない、ひとつの学校。これだけ少ない人数だったら、仲良くしてないと、やっていけないだろうなあ。なんて考えるのは意地悪? 自然に仲良くなるかな。中学生は小さな子の世話をするしね。
人間の基本、みたいな素朴な暮らしを感じるんだよねえ。
膀胱炎になった子がいて、それが自分の言葉のせいだと責任を感じながら、お見舞いに行った夏帆ちゃん。
彼女を待っていたのは…。
このシーンは(も?)、いちばんよかったかも。あったかいなー。泣けるよ〜。
お祭り、バレンタイン、東京への修学旅行、彼の制服のボタンつけ…父の浮気?…。すべて、懐かしい思い出になる…かな?
夏帆ちゃんは日本アカデミー賞で新人俳優賞の1人に、第12回(2007年)日本インターネット映画大賞でも新人賞。当然ですね、これは。
私も、「小さき勇者たち〜ガメラ〜」、「うた魂(たま)♪」と、彼女の映画を見ています。かわいいです。
お祭りで、じわーっと泣いた場面も、よかった!
いつものパターンで、見たあとに調べて知ったこと。
夏帆ちゃんの1つ下の学年の友人2人のうちの1人が、柳英里紗さんだった! おかっぱの伊吹ちゃん役。
つい先日観た「グーグーだって猫である」に出ていたことで、私は初めて知った女優さんである。(彼女は、「グーグー」の特典メイキングDVDでもナレーションをしていた。)
子どもたちが主役の映画っていいよね…なんて思うのは、自分が年をとったせいなのだろうか…。
愛すべき映画っていう言葉に、ぴったりな。
こういうような思い出、つくりたかったなー。〔2008・9・27(土)〕


テンペスト☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2011・6・19(日)〕


トゥームレイダー☆☆☆見所はアンジェリーナのみ。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2001・10・7(日)〕


TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ☆☆★動物が芸達者だ。インコ、ザリガニ、アシカ、ワンコ、カマキリ…?
なんも考えずに見てれば、まあまあ。
一部、下品すぎ、バカすぎ。
いま朝ドラに出ているシシド・カフカさんなんかも出ていたと、あとで知った。公式HPでどの役か分かった。塗り塗りで顔わからん。
みうらじゅんは分かった。皆川猿時はくどい。
尾野真千子さんは、それっぽく見えなくて、すごい。
清野菜名さん、塗り塗りで顔わからん。
森川葵さんの右鼻横に、ほくろっぽいのがあるんだけど、宮沢りえさんに合わせたのか!と納得。〔2017・6・25(日)〕


東海道四谷怪談☆☆☆★「いえもんどの、よくも、このわたしに、どくをのましたな」
田宮伊右衛門の耳に、岩の恨み声が聞こえてきた…。
怪談映画の名作の呼び声が高い一作、にっぽんの夏、怪談の夏、ではないが、過ぎ行きつつある今年の夏に足跡を残すかのように、8月の末日に鑑賞してみる。
浪人の田宮伊右衛門(天知茂)、開巻早くも、人を斬ってしまう。
岩(若杉嘉津子)はお前には嫁にやらんと、岩の父親に断られ、ののしられて、かっとなった伊右衛門。
父親ばかりか、お付の者2人も斬る。しょっぱなから、これでは、後の悲劇もやむをえまいというもの。
なおも、下男の直助(江見俊太郎)なる小悪党にそそのかされ、深みにはまる伊右衛門。
夫婦となり、親の仇(かたき)を求めながら、江戸で貧乏暮らしの伊右衛門と岩。仇が実は、わが旦那さまとは、知るよしもない岩である。
伊右衛門は、仕官のために、ある家の娘(池内淳子)と一緒になろうとして、岩が邪魔になってくる。
そして、飲めば顔がただれて崩れる毒薬やら、あんまと岩との不義密通を仕組む悪だくみやら、と話は進んでいく。
毒を飲んだあとに髪をすくと、ごっそりと髪の毛が抜け落ちて血がしたたる「髪梳き」、戸板の裏表が引っ繰り返って、打ち付けられた、あんまと岩が交互に現われる「戸板返し」。歌舞伎でおなじみの名場面が。
ニヒルながら優柔不断、亡霊に翻弄され、最後は謝罪しながら死んでゆく浪人、伊右衛門を演じた天知茂、小悪党の江見俊太郎ともに、はまり役。
76分に凝縮された、やはり、怪談ものの傑作といっていいのだろう(他にあまり怪談を見ていないので比較できない)。
なんともいえない風格と味わいあり。〔2008・8・31(日)〕


道化死てるぜ!☆☆★見た自分が、どうかしてるぜ!(笑)
「どうかしてるぜ!」と読むのか「どうけしてるぜ!」なのか分からないけど、「どうけしてるぜ」とは普通は言わんだろ、ということで、リストでは「どうかしてるぜ」と扱いました。どうかしてるぜ。
子どもの誕生日パーティに呼ばれたピエロが、子どもたちのいたずらのせいで事故死。
6年後の誕生日パーティに、復活したピエロが現われ、復讐をとげようとする…。
怖くはない。
死に方が工夫あり。
ただし、ニャンコを殺したのは許せない!〔2014・11・27(木)〕


東京暗黒街・竹の家☆☆☆外国人が見るおかしな日本描写がある珍品で、国辱映画とさえ言われた、と聞いていて、観てみたかった映画。
はじめに、東京、横浜その他で撮影された、とナレーションが入る。
襲撃された汽車が止まっている、その背景に立派な富士山の景色! なんとも分かりやすいイメージ。
銭湯、子どもが「かごめかごめ」で遊ぶ風景、和服の女性、パチンコ店、片手に重箱を持って自転車に乗る出前の男、昔の街頭風景、大仏さん…。当時、外国人が見た日本の印象がつかめるような映像だ。噂で聞いたほどヘンなものでもないと思った。風呂が部屋の中にあったり、「竹の家」やら、細かいところの描写はおかしいところもあるが、全体にこんなものでしょう。
日本人の役を演じている人たちが、日本語のほうが英語なまりになっていたりするのは奇妙だが、それは彼らが日系アメリカ人だったりするせいか。
有名な日系俳優の早川雪舟さんも、すっかりアメリカに馴染んでしまっていたのか、日本語がたどたどしかったとは、初めて知った。英語は堂々たるうまさなのである。

ロバート・スタックといえば、この映画の後、テレビの「アンタッチャブル」でエリオット・ネスを演じたのが最も有名な役だろう。
そのスタックの相手役が山口淑子。日本人でありながら中国人女優「李香蘭」として脚光を浴びた経歴をもつ人である。私が彼女の映画を観るのは黒澤明監督の「醜聞(スキャンダル)」以来、2本目になる。
サミュエル・フラー監督の映画では、先日観た傑作「拾った女」で、女を殴る場面があったが、今回も同様。監督にそういう嗜好があるのか、それともハードボイルド味を出すのに、わざわざそんなことをしてるのだろうか。その点はあまり好きにはなれない。
フラー監督は本作で俳優として出演してもいるらしいが、日本人警官の役だったというのが面白い。
日本の女は殿方を喜ばせるように教えられるのです、というセリフがあり(実際そんなわけないのだが)、昔も今も、日本女性には猛反発を食らうに違いない(^_^;)
ラストはデパートの屋上の遊園地が舞台になるが、浅草の松屋デパートということである。当時の映像としては貴重なのではなかろうか。〔2005・5・20(金)〕


トウキョウソナタ☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・10・11(土)〕


塔の上のラプンツェル☆☆☆☆2011年公開作品を、いまごろ見てみて…すばらしいよ、ラプンツェル!   
少し前まで、ディズニーアニメなんて、おおむねのところ(例外はあるが)甘っちょろくて、くだらねーと小バカにしていた気分な私であったのだが、最近は全くそんなことはない!
たとえば、「ティンカー・ベル」のシリーズだとか、もちろん、「アナと雪の女王」関連とか、大好きすぎて、もー大変。
大人なのに、というのは当たらず、大人だからこそ、純粋に大切なものを確認できる感激があると思う。子どもの昔に気持ちが返れるようなところも貴重なのではないか。
なによりも、お話が、小難しくないのがいい。
ラプンツェルが、なぜ塔に閉じこもっているのか、映画を見て、やっと分かった。髪が長い理由も。
カメレオンのパスカル、白馬のマキシマス、このふたり(?)のキャラも効いている。
マキシマスなんて、乗り手がいなくても、単独で任務を遂行しようとするほどですからね!
じつは短編の「ラプンツェルのウェディング」を先にYouTubeで見ていて、結婚式というよりは、パスカルとマキシマスの指輪おっかけ騒動の話だったので、この「ふたり」は重要キャラなんだなあと知ってはいたのだ。
野外でのダンスは、ラプンツェルの生来の明るさが表に出てきた、躍動感のある、いいシーン。
それに続く、ランタンが空に舞うショットも美しい。
ラプンツェルって、ずっと、裸足(はだし)なんですね! 外に出ても、ですよ!
生まれてはじめて土を、草を、足で踏む感触、その喜び。
母にそむいて外に出た「後ろめたさ」と、外に出た「喜び」が、彼女に交互に押し寄せるところは笑いどころ!
…私も家では素足なので、仲間というか、ラプンツェルを彼女にしたいくらいです。(?)
フライパンは頼りになる武器なので、ぜひ手元に置いておきましょう。
2017年には、同じ声優さんでテレビシリーズが始まるようで、楽しみ。〔2015・10・11・(日)〕

☆☆☆☆2回目は吹替版で。   
ラプンツェルの声は、中川翔子さんなんですね! すごく上手いと思います!
歌の部分は小此木麻里さんが担当していましたが、中川さんの歌がダメということではなくて、よりよい吹替版をつくろうとするディズニー側の、オーディションなどによる判断のためでしょう。
母親のふりをしているゴーテルは、剣幸(つるぎみゆき)さん。
セリフまじりのような歌を聴いた瞬間から、これは、宝塚の方(に似合う歌いかた)じゃないかなあと思っていましたが、そのとおりでした。迫力満点。
私は彼女が主演した、マリリンを題材にした舞台を観たことがあるので(舞台「ノーマ・ジーンとマリリン・モンロー」)、他人とは思えません(笑)。
また、そのうち見たいなと思える、素敵な作品です。
フリン・ライダーと聞くと、不倫ライダー?(なんだそれ)と頭の中にクエスチョンマークが浮かびませんか?〔2015・10・12(月)〕


豆富小僧☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2011・5・5(木)〕


透明人間☆☆★貸していただいた録画DVDで、珍しく日本映画を見る。
1954年製作の、東宝の特撮映画だ。円谷英二が特撮を担当。
戦争での任務のために透明人間にされた男。
その存在が知られて、透明人間のふりをした強盗が横行する。顔に包帯を巻けばいいだけだから、真似するのも簡単なのだが。
キャバレーだかナイトクラブだかわからないけど「黒船」(笑)という店で、歌をうたう三條美紀さん。声と口が合ってない場面もあり。歌は吹き替え?
透明人間、服を着ていても透明だというのが、よく理解できないが。ピエロの服のときは透明じゃないのに。
人間がいないのに公衆電話の受話器が浮き上がって、ダイヤルが回るところが、いちばんビジュアル的にGOODだったと思う。
見えない敵に殴りかかって逆にやられる悪者たちは、ひとり芝居なわけだが、それを思うと笑える。だって、ひとりで回転したり、殴られるふりをしたり、ひっくり返ったりするんだから!
ラストは、石油タンク(?)に一発発砲しただけで大炎上! いいですねー。このアバウトさ。
当時の銀座のあたりの風景が興味深い。〔2010・3・28(日)〕


トゥモローランド☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2015・6・6(土)〕


トゥモロー・ワールド☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2006・12・2(土)〕


トゥルー・グリット☆☆☆少女が父親のかたき討ち。助っ人を雇って追跡の旅に出る…。
少女役の子が、意思が強そうで、好演。
でも、少女と助っ人の心のつながりとか、ぐっとくるものは、それほどない。
ラスト近くは、ちょっと感動するけど。
復讐の代償は何だったか。
同じシチュエーション、日本の江戸時代なんかでも可能じゃない?〔2012・7・22(日)〕


遠い空の向こうに☆☆☆★ソ連のスプートニクに感動し、ロケットを作ることに熱中する高校生。炭鉱で働く父との関係に悩みながら、自分の夢を追う姿が感動もの。〔2001・8・18(土)〕


トータル・リコール☆☆☆10年ぶりぐらいで観た。細かい内容は、ほとんど忘れていた。
キワモノ寄りでアクの強いヴァーホーベン監督は、かなり好き。
これは未来SFだが、窓がテレビになったり、一瞬で塗れる電子?マニキュアがあったり、人形みたいなロボット運転手のタクシーなど、面白い未来のアイテムが見られる。
シャロン・ストーン、ひさしぶりに見たな。〔2002・12・1(日)〕


トータル・リコール(2012年版)☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・8・29(水)〕


トールマン☆☆☆「ローズ・イン・タイドランド」で大好きなジョデル・フェルランドちゃんが出ていると聞いたので見てみたんだけど。
見ているうちに、なんかフレンチホラーのあれ、あの、ものすごい映画「マーターズ」っぽい雰囲気を感じたんですよ。
いや、これはホラーじゃないんだけど、雰囲気が。
そうしたら、あとで監督が、その「マーターズ」の人だって分かって、びっくり。こんなこと、あるんだー。
田舎の町で、子どもの失踪が絶えず、「トールマン」がさらっていくのだというウワサがささやかれ…。
主演はジェシカ・ビールさんでした。ジョデルちゃんは終盤に出番多し。
途中で、なんだこりゃ!? と(いろいろ)思ったけど、えっ、そういうこと!? と驚いて納得。この仕掛けはグッド。
未見の人の楽しみのために、深く掘り下げないことにする。
お話の印象としては、こんなこともあるかもしれないなあと。ちょっと極端だけど。〔2012・2・25(火)〕


ドクター・ストレンジ☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2017・2・18(土)〕


Dr.Tと女たち☆☆☆★ロバート・アルトマン監督が、周囲の女たちに悩まされる産婦人科医を、軽妙に、ユーモラスに描く快作。
医師にリチャード・ギア。その妻に、なんとファラ・フォーセット!昔の「チャーリーズ・エンジェル」テレビシリーズのアイドルだよー!
娘のひとりにケイト・ハドソン、その友人にリブ・タイラー。(ケイトなどと並ぶと、リブの体格の良さ?がよく分かったぞ)
女性陣は、ヘレン・ハント、ローラ・ダーンも出ている豪華さ。〔2003・5・3(土)〕


Dr.パルナサスの鏡☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2010・1・23(土)〕


時計じかけのオレンジ☆☆☆☆暴力性を無理やり矯正しても、それは改心ではないからね。
オープニングの、マルコム・マクドウェルのアップの表情。なんともいえず、不敵な面構え。片目の付けまつげも効いている。
前半の暴力的描写は唾棄すべきほどで、こいつ、相応な罰を受ければいい、とムカムカするのだが、捕まったあとは一転…。
「雨に唄えば」の曲が、こんなふうに使われるとは…。
レコード店に、同じキューブリック監督の「2001年宇宙の旅」のレコードが置いてあったり。女の子のしゃぶるキャンディの、エロいことったら!
看守の描写など大げさだったり、明らかに全体に皮肉があり、笑えるところがある。
…政治の世界の嫌らしさは、その権力ゆえに、個人の暴力の上を行くかもしれない。〔2014・3・15(土)〕


ドッグヴィル☆☆☆☆面白い! といっても、単純な意味ではない。まず、映画のセットがユニーク(すぎる)。そのことは映画紹介などで知っている人も多いと思うが。でも、舞台だと思えば、それほど変でもない。簡単な舞台装置なんだけど、壁すらないのだ、と思えばいい。
私は映画のセットの件と、ニコール・キッドマン、ポール・ベタニー、クロエ・セヴィニーが出ていること以外は、まったく何も知らずに観た。
そしたらまあ、観た後に調べたら、ええっ、あんなスターが出ていたの! と驚くばかり。しかも観ている間、気づかないなんて。
最初は、普通の映画とは違う雰囲気に、ちょっと疲れて、脳がマヒしてほんの少し眠気がきた。が、だんだん面白くなってくる。
変なセットにもすぐに慣れる。
まず思うのは、ナレーションが多い。ひょっとすると、本の読み聞かせのようでもある。とすると、これは恐ろしい大人の童話か。ナレーターが何と、ジョン・ハート(もちろん、後で知ったこと)。
ニコールはきれいにしていなくても、芯から美しい。「めぐりあう時間たち」を経て、まさに、演技者として充実していると思う。
彼女の役名はグレース。グレースという単語には、親切、慈悲といった意味もあるが、映画ではそれが皮肉な象徴に思えてくる。
そして、ラスト。これはすごい。思ってもみなかった展開。ああ、すっとした、という気持ちになるが、そういう自分を振りかえってみると、ぞっとする。
人間の本質を容赦なく引っ剥がして、まったく甘っちょろくない。
一見、過去のトリアー監督作品「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のラストほどショッキングではないが、ほんとに、人間っていったい…と考えさせられる。
私は好きだ。
いちおう舞台をアメリカの町ドッグヴィル(犬の町。意味深かも。)としているので、アメリカを批判している映画、と単純に怒る人がいるらしいが、浅はかな考え。これは人間全般に通用する話だ。
同時に撮影された「メイキング・オブ・ドッグヴィル」も観たくなった。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2004・3・6(土)〕


突撃隊☆☆☆★ぜんぜんヒーローじゃないが、その生き様がマックィーンにふさわしい、みたいに思える。
第2次大戦中、1944年、フランスのモンティニー。第1小隊第2分隊にリース(スティーヴ・マックィーン)が配属されてくる。
なにやら訳ありで、クールな雰囲気。ジープを盗んで大破させたとかで、問題児らしい。
兵隊たちは、もうすぐ帰国かと思いきや、前線へ送られる。やがて、小隊の大部分が一時、移動することになり、6名だけが前線を守るために残る。
6名だけだと敵に気づかれたら、攻撃を受けて全滅するのは必至だ…。
監督は、のちにクリント・イーストウッドと組んで有名になる、ドナルド(ドン)・シーゲル。
音楽が、レナード・ローゼンマンで、テレビシリーズ「コンバット」(私は大好き)と同時期のせいなのもあるのか、似たような曲調が聞こえてきて、なんだか、うれしい気分になった。
映画が白黒で、ヨーロッパ戦線の前線の戦いであるのも「コンバット」っぽい。
荒削り、ワイルド、未完成…そんなふうなのが、逆に人間くさいマックィーン。
ジェームズ・コバーンが共演。マックィーンとは、1960年の「荒野の七人」でも一緒だった。〔2016・10・5(水)〕


特攻大作戦☆☆☆そうそうたる(男くさい)スターたちが出演する、戦争アクション。
ノルマンディ上陸作戦に先立って、ドイツ将校をまとめて抹殺しようとする計画に、7人の男が選ばれた。
彼らは、軍で死刑などの重罪判決を受けた連中。どうせ死ぬ確率が高い任務なら、死んでもいいようなメンバーを使おうというアイデアには、戦争批判があるかもしれない。
7人の中には、チャールズ・ブロンソン、ジョン・カサヴェテス、ジム・ブラウン、テリー・サヴァラス、ドナルド・サザーランドがいる。みんな有名でしょ。当時から、そうだったかはわからないけど。
訓練の時期に反抗的で、いちばん目立ってたのが、ジョン・カサヴェテス。のちに監督としても活躍して、息子のニックも俳優兼監督。
作戦実行のあたりからは、チャールズ・ブロンソンが目立つ。リーダーとともに、敵陣に乗り込む役だしね。
連合国側の将校にも、リーダーのリー・マーヴィンほか、アーネスト・ボーグナイン、ロバート・ライアン、ジョージ・ケネディなど大物がいっぱい。
ぜいたくだ。
映画は、上官がリー・マーヴィンに作戦を説明するところから始まって、メンバーの訓練の場面もたっぷり。全長2時間半!
ドイツ将校たちが地下室に避難したところを閉じ込めてしまうのはいいが、女性たちまでいっしょに葬ってしまおうとするのが、アルドリッチ風か。
あの状況では仕方がないのだろう、戦争のリアルさ、非情。
テリー・サヴァラスが狂気にさらされて女性を殺すシーンもあったし。
生き残るメンバーが、終わってみると意外性がないように思えてしまった。
見ていて痛快でもないが、つまらなくもない。〔2010・1・31(日)〕


特攻野郎Aチーム THE MOVIE☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2010・8・31(火)〕


突然の訪問者☆☆★カップルの家に、昔の軍隊仲間2人がやってきて起こる緊張。
エリア・カザン監督、晩年の作品。(といっても、60歳ちょっとなのだが。)
息子のクリスが脚本を書き、製作も担当。撮影場所はカザンの別荘であるらしい。ということは、かなり内輪の手作り感?
劇場未公開。
2人の男は、ふと思いついて、昔の仲間の家に寄ってみたと女の前では言うが、2人と男との間には何か緊張感が漂う。
隣り近所の家は、すぐ近くにはない。若い女性はカップルの女ひとり、という状況の危険もある。
男と2人の仲間の過去の出来事は、女にも明かされ、やがて夜になるが…。
ベトナム戦争帰りの男たち。過去の残骸をひきずって、再び同じような悪を繰り返そうとする者もいるし、しない者もいるのだろう。
人間の感情とは難しいもの。恐ろしい面が出ると、こういうこともありうるんだよ、という話か。〔2010・8・21(土)〕


突然炎のごとく☆☆★絵の撮り方、つなぎ方がユニークだと思った。ストップモーションや、画面の切り取りなどが面白い。
ジャンヌ・モローの奔放さには、私なら、ついて行かない。というか、ついて行けない。
トリュフォー監督の名作とされるが、退屈だった。〔2004・7・31(土)〕


トップガン☆☆☆曲がノリノリだ!
F-14のフライトシーンも、かっこよい。ソ連のミグなんかと比べると、でかい。でも大小の差で空戦が多少わかりやすい。
メグ・ライアンさんが出ていることは知っていた。メグちゃん、23か24歳あたりか。まだ売れてない。「恋人たちの予感」の3年前。顔の感じも、まだスターじゃなく、ワキがあまい(?)ような。
でも、主役はケリー・マクギリスさんだ。(あ、トムクルもか!?)
ケリー、28歳あたりか。すでに前年「刑事ジョン・ブック/目撃者」で主役を張っている。
トムクルの同僚のアンソニー・エドワーズ、知らない人だったけど、役柄が大きい。
ヴァル・キルマー、ひと目で分かった。
ティム・ロビンズの名前があったが、どこにいたのか分からなかった。
トムクルは教官になって、続編ができるわけね。〔2017・7・23(日)〕


トップ・ハット☆☆☆同じコンビ作を、つづけて3作目の観賞のせいか、それほどおもしろく感じず…
曲は、アーヴィング・バーリン。
アステアが部屋の中でタップで踊って、階下のロジャースがうるさくて眠れず、文句を言いにくるのが、出会い。〔2016・8・7(日)〕


ドッペルゲンガー 憎悪の化身☆☆天晴れ(てんはれ、ではなく、あっぱれ、です。ご存知ですね? 誰に言ってんだ)! 楽しいB級映画。ドリュー・バリモア嬢、こんな作品、いまなら絶対出ないよね。乳出しシャワーシーンもあり、がんばっちょるよ。最後は、こりはモンスター映画かいっ!!と突っ込みを入れたくなる楽しさ。〔2002・3・3(日)〕


ドニー・ダーコ☆☆☆★不思議な映画。すべてが妄想のような出来事か。主人公は高校生。この頃の混沌とした不安定な気持ちを表現した青春ものといってもいいのかな。
不思議で異様な感じもあるので、カルト映画としての資格は充分。タイトルは主人公の名前だが、それからして、奇妙な響き。
ドリュー・バリモアが脚本を気に入って、製作と出演を兼ねている。
精神科の先生が、キャサリン・ロスだったなんて、気が付かなかった! というか、まだ映画に出ていたとは思わなかったよ。〔2003・10・25(土)〕


ドノバン珊瑚礁☆☆★深刻な理由もなく、けんかして、おもしろいのか?
リー・マーヴィンがポリネシアの島へ戻ってきて、ジョン・ウェインの店(たしか店名が「ドノバン珊瑚礁」)でけんかする。昔なにか因縁があったようだが、たいしたことではないようだし。
最後のほうでは、オーストラリア軍兵士も交えて、けんかする。殴り合って楽しいんだ? 
あらくれ西部劇にはよくあるシーンだが、西部劇の大御所ジョン・フォードとウェインが、力を抜いて映画を楽しく作ると、「けんか」なのか。
ただ、ひとつ注目は、オーストラリア兵が「ワルツィング・マチルダ」を歌うこと。本当に国を代表する歌なんだなあと、改めて思う。
父を訪ねてきた女性エリザベス・アレンとウェインの、やりとり。
すました感じのエリザベスが、海中にドボン、以下ヨレヨレは、コメディ仕様(?)で、よく頑張った女優根性。
家が和風で、ふたりの女中さんの名前が、ヨシ、コシ。ヨシはいいが、コシさんって、あんまりいないのでは?
中国人のことは理解できないよ、と笑いのネタにした風があるのは、東洋人に対する一部のアメリカンの意識を感じさせて、多少遺憾。
全体的にも、あまりおもしろくない。ジョン・フォードといえども、脚本は超えられないか。
ドロシー・ラムーア、メエ・マーシュ、シーザー・ロメロ、マルセル・ダリオ(マリリン主演の「紳士は金髪がお好き」で、判事役。本作では神父役)といった、名の知れた、なつかしい名前も。ジョン・ウェインの息子パトリックも、オーストラリア兵士の役で出ていたそう。
今回見たあとにノートに観賞期日を記録したら、1975年に一度見ていたことがわかって、えらく驚いた。まるっきり覚えていない。そのときも、おもしろくなかったから覚えていないのかもしれない。〔2017・3・28(火)〕


扉をたたく人☆☆☆★音楽に生きがいを見つけたり、人間同士の交流のお話で終わるのかと思ったら…。 
妻をなくした初老の教授。講義は1コマしか持っていない。ピアノを習っているが、その年になって楽器を覚えるのは無理と言われてしまう。ひどいねえ、先生。
ある偶然から、彼はシリア出身の若者と知り合う。若者がたたくジャンべというアフリカのドラムに興味をもった教授。
やがて、ジャンべ演奏の公園デビューに!
ここから話は急展開するが、それは書かないことにする。(書かないと感想を進めにくいし、他のブログなどを読めばわかっちゃうから、書いてもいいんだけどね。)
若者が不法滞在者で、シリア出身というのがポイント。
シリア(シリア・アラブ共和国)は、テロなどにからんだ関係で、アメリカにとっては印象はよくない国であるようだ。
9.11以降、アラブ系の人間には、厳しい目が注がれたりしているのだろうか。
教授にとっては好青年の友人でも、他人から見れば違うかもしれない。
無為に日々をすごしていた教授が、若者と出会い、ジャンべと出会い、生き生きとしてくる。
しかし、その友情の行き先は…。
若者の母親と教授の、ほんのり恋心が…? 的な部分も、とてもよい。
原題は「訪問者」で、教授の家に来た若者(と彼の母親)、アメリカに来たアラブ人、の二重の意味があるだろう。
これまで脇役で活躍してきたリチャード・ジェンキンスが渋く好演し、非アメリカ系の共演者たちが周りを固め、地味ながら引き締まった秀作といっていいと思う。〔2010・3・22(月)〕


Tommy トミー☆☆☆★この映画、「マリリン教」が登場する。先日マリリン・ファンのTさんが観たというのに刺激されて(最近、Tさんのニュースに影響されることが多いな)、私も、やっと観た。
ロック・グループ「ザ・フー」のギタリスト、ピート・タウンゼントによるロック・オペラ。1969年に発表された2枚組のアルバムだった。
それを、「ザ・フー」のボーカルであるロジャー・ダルトリーの主演で、ケン・ラッセル監督が映画化した。
サイケデリック(幻覚剤によって生ずる幻覚状態に似たさま。この状態を想起させる極彩色の絵・デザイン・服飾などについてもいう。=広辞苑より)で過剰でシュールな映像が、全編に流れるロック音楽に乗って、はじける。
キャンプでの歌など、なにかヘンな感じの曲もある。1970年代という時代の感覚なのだろうか。私は「ザ・フー」は、ほとんど聞いたことがないので、よく分からない。
マリリン教のシーンだが、三重苦の主人公の母親(アン=マーグレット)が、救いを求めて、教会にやってくるわけだ。
「七年目の浮気」のスカートふわりの格好のマリリン像を引っ張って歩く信者(巫女といったほうがいいか?)。彼女たちはマリリンのマスクをつけている。有名なギタリストのエリック・クラプトンが演じる教祖(?)がギターを弾いている。壁にはマリリンの写真が、たくさん。アンディ・ウォーホルのマリリンのイメージも。像に触れると霊験あらたか。だが、トミーは間違って、マリリン像を引っくり返して壊してしまう。
このシーン、本当に身体障害者の人たちが出演しているのだそうだ。監督が説明して頼んだらしい。
他の場面でも、素人のエキストラが大勢、出演している。
DVDに入っている監督のコメントによると、個人崇拝のカルトは偽りの宗教の一種であり、このマリリン・モンロー崇拝は、その象徴なのだという。
像のセットは2体作ってあって、ひとつは盗まれて高額で闇で売られたとか。(なんてこった!)
カトリックの教会にはマリリンの像はないけれど、美しい女性の像が、どこでも飾られていたので、それを発展させたのだ、とのこと。
母親役のアン=マーグレットは素晴らしい。彼女はこの映画で、ゴールデングローブ賞をとっている。私は彼女の映画は、ほとんど他に記憶がないが、歌も演技もイケてます。なかでも、噴出してくる缶詰の豆やチョコレートにまみれる場面は、圧倒的に凄いビジュアル。根性あります!
義父役のオリヴァー・リードも、悪党面がよくて怪演、いい味。
ティナ・ターナー、エルトン・ジョン、キース・ムーン(「ザ・フー」のドラマー)などのミュージシャンの出演も豪華だし、トミーの追っかけ少女サリー・シンプソンを演じた、監督の娘ヴィクトリア・ラッセル(当時11歳とか)も注目。
ジャック・ニコルソンが、ほんのちょっとの出演だが歌っているのも、見もの、聴きもの。トミーの母親を誘惑してます。
脳の前頭葉の一部を切り取るロボトミーを行なうと、凶暴な人間でも、おとなしくなるという。精神的な抑圧によって、見ること、聞くこと、話すことを止めたトミーの名前は、どこか、ロボトミーを連想させた。〔2006・11・18(土)〕


トライアル・アンド・エラー☆☆★ピーター・セラーズの法定弁護士とリチャード・アッテンボローの被告人が演じる、法廷の予行演習のシーンが、わりあい面白い。最後は皮肉なオチがある。〔2004・4・25(日)〕


ドライヴ☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・4・15(日)〕


ドラキュラ☆☆☆ブログ記事の「1994年に見た映画ベスト3 プラス9」で挙げてみた本作、チェックの意味でも再見してみた。
まあまあかな?
ゲイリー・オールドマンの、カメレオン俳優ぶりを発揮した、ドラキュラ「なりきり演技」は見もの。
今回は、ヒロイン・ミナ(ウィノナ・ライダー)の友人で、ドラキュラの餌食になる女性ルーシーを演じたサディ・フロストさんに注目。
一時、ジュード・ロウの奥さんだった人ですね。
本作では、ウィノナの代わりに(?)エロチック・シーン担当のような役回り。
ジョナサン(キアヌ・リーヴス)がドラキュラ伯爵に会うために列車の旅をしていると、空に「眼」が浮かぶところは、前回見たときも記憶に残った印象的な場面。
ほかには、ドラキュラ伯爵の影が左側に映っているのに、本人が右側から現れたり。(つまり影が勝手に動いていて、本体と一致しないときがあるということで、おもしろいイメージだ。)
などなど、全体的に、けれん味たっぷりに、幻想的で、凝った映像をつくっている。
(「けれん」とは、「ごまかし。はったり。」と辞書にはあるが、こういう奇抜で押しの強い映画は、私の好物ではある。)
その映像世界に浸って見ていればいい映画かな。
原作に忠実らしいのも、それはそれで、いいことだと思う。
イギリスにやってきたドラキュラは、亡き妻にそっくりなミナに惚れてしまう。これは、基本的にドラキュラの悲しく純粋なラブストーリーともいえる。
ドラキュラの宿敵ヴァン・ヘルシング教授(アンソニー・ホプキンス)が登場するのは、映画が始まって1時間にもなろうかというあたり。
ドラキュラとルーシーのシーンは、まるで○○○。
トム・ウェイツやモニカ・ベルッチさんも出ている。
アカデミー賞では、衣装デザイン賞(石岡瑛子さん)、メイクアップ賞、音響効果編集賞を受賞した。〔2012・5・27(日)〕


DRAGONBALL EVOLUTION☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・3・15(日)〕


ドラゴン・タトゥーの女☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2012・2・12(日)〕


トランスフォーマー☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2007・8・5(日)〕


トランスフォーマー/最後の騎士王☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2017・8・4(金)〕


トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2011・7・31(日)〕


トランスフォーマー/リベンジ☆☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2009・6・20日(土)〕


トランスフォーマー/ロストエイジ☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2014・8・9(土)〕


☆☆☆ダフネ・ドュ・モーリアが原作。ダフネというと、「お熱いのがお好き」で女装のジャック・レモンが名乗った名前を思い出す。トニー・カーティスがびっくりしてた。ダフネだなんて。
鳥が集団で襲ってきたら、どうしようもないだろうなあ。怖いです。
ヒロインの彼氏の母親役がジェシカ・タンディ。近々テレビで彼女が主演の名作「ドライビングMissデイジー」の放送があるが、その頃よりも若い彼女を見られた。やはり、上手い。〔2004・1・31(土)〕

☆☆☆☆TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて「午前十時の映画祭」。
鳥に襲われる恐怖を映画に仕立てたヒッチコック、さすがである。公開された1963年当時であれば、なおのこと特異な映画といえたのだろう。
背景に流れる、いわゆる映画音楽はない。
鳥の声や羽ばたきを電子音でも作り出して、不気味な効果を上げている。音の製作そのものにはタッチしていないようだが、ヒッチ作品にはおなじみのバーナード・ハーマンが監修。
テレビCMで見出されたというティッピ・ヘドレン。もちろん、ヒッチコック好みな金髪だ。(本作のあと、ヒッチコックは「マーニー」〔1964年〕にも彼女を起用している。)
彼女は、男(ロッド・テイラー)に少々やりこめられると、見てらっしゃいとばかりに逆襲(?)を企てる。
社長令嬢という役柄のせいもあるのだろうが、負けん気が強いというか。そのへんが可愛い、と思う男もいるのでしょうけれど。
この「逆襲」、というより、いたずら心イコール恋心へ…というわけだが、そんなやりとりが前半ずっと続く。
鳥の攻撃はないのか!?と思っていると、いきなり! 来るのである。まずは軽く。
教師役はスザンヌ・プレシェット。「恋愛専科」(1962年)などに出演した女優。
ブロンドじゃなくて黒髪のせいか、ヒッチコック映画ではヒロインにはなれないと最初から想像できそう…。結果も…でしたね。
母親役がジェシカ・タンディ。「ドライビングMissデイジー」(1989年)で、80歳にしてアカデミー主演女優賞をとった人。本作でも、いい味を出していますね。
そして娘役はヴェロニカ・カートライト。そうです、「エイリアン」(1979年)で女性乗組員ランバートを演じた女優さん。
ロッド・テイラーは最近の「イングロリアス・バスターズ」(2009年)でもチャーチルを演じているし、今になってみると、すごい配役だ。
予兆に続いて、後半になると、家、小学校、町…と襲われてくる。
ヒロインが集中して襲われるシーンは「サイコ」(1960年)ばりのサディスティックな恐ろしさがある。
襲う理由が分からないのは怖い。あいまいにしたせいで、いろいろと想像できるし、深みも出る。
ラストシーンも、なぜ○○できたのだろうか? と思っちゃうよね。〔2011・12・18(日)〕


ドリームガールズ☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。日記「或る日の出来事」に書いた文章と同じ。〔2007・2・17(土)〕


ドリームキャッチャー☆☆☆★スティーヴン・キング原作のホ…ホラー? SF? キングらしくて面白かった。
はじめは、超能力ものかと思った。
「SSDD」(“same shit, different day”「おんなじクソ、違う日」、つまり「同じクソったれな日の繰り返し」ということですね)が合言葉みたいになっている4人の友人たちが、雪の森の中の小屋に集まる。
彼らは、少年のときに、ある特殊な能力を授かった仲間。
小屋に集まって旧交をあたためて…ところが、ここから急展開に。
森の動物たちが大移動、何かから逃げている?
不気味な遭難者が助けられて小屋にやってくる…。
オナラやらトイレやらの下品な感じ、気持ち悪い○○、とうとう正体が! ああ、○○○○○話なのか!
そいつらの造形は、どうも、ありふれたもので、そういうイメージしかできないんかい! と言いたくもなるが。
少年たちの話のパートは「スタンド・バイ・ミー」な雰囲気も。
彼らの正義感には驚く。普通、助けないでしょ、なんて思うほうがイケナイのか。
モーガン・フリーマンや、トム・サイズモアも出演。
終わってみれば、女優さんは大きな役では全く出てきていなかった。女優で映画を見る私なのに…。
でも、けっこう面白かったよ。
記憶の倉庫に立てこもっているあたりとか、キングらしい発想がいろいろ。〔2012・3・18(日)〕


ドリーム・クルーズ☆☆ホラー映画を得意とする監督13人が、それぞれメガホンをとった、テレビ用オムニバスシリーズ「マスターズ・オブ・ホラー」。
これは、シリーズ第2弾の中の1本。WOWOWで放送していたのを、誰が監督か、誰が主演かも知らずに録画しておいた。
朝、起きて、そのまま何となく観始めた。1時間だから、すぐ終わるし。
そうしたら、なんと、日本が舞台じゃないの。
しかも、木村佳乃さんみたいな人が出てきた。相手役の男は外国人で英語を話すので、それに合わせて彼女も英語。上手だ。
これ、木村さんだよなあ、と考えながら観ていると、今度は石橋凌が。以前にも、彼が英語を話す役柄を演じていたのを見た覚えがある。英語、得意なんだろうね。
そうそう、「THE JUON/呪怨」に出てたっけ。
そうこうしてる間に、3人は船に乗って沖へ。
そこで怖いことが…。
原作は鈴木光司。「リング」や「仄暗い水の底から」の原作者らしく、「水」を舞台にした怨念どろどろ世界が展開される。
でも…おばけは「リング」の貞子などと似たようなイメージで、新鮮味がない。
最後も、ありがちな結果に…。
映画館で公開もしたようで、そのときは88分のロングバージョン。私が観たのはテレビ用の59分。29分も何がプラスされているのだろうか。
59分がこの出来なら、削られた29分は、もっとたいしたことないはず…。まさか削られた部分が素晴らしい…ことはないよね?
木村佳乃さんの上手な英語が収穫! 佳乃ねえさん、もしかしてハリウッド進出、
狙ってない?〔2008・2・21(木)〕


ドリヴン☆☆☆カーレースの迫力! 日本ロケもあるぞ! え、スタローンが脚本を書いてるって? 「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2001・8・20(月)〕


トリコロール/青の愛☆☆☆クシシュトフ・キェシロフスキ監督の、フランス国旗の3色を基にした3部作を一気に観る。これは1作目。
ジュリエット・ビノシュが、事故で夫と娘を失った女性を演じる。
悲しみの深さが青っぽい画面に沁みていくよう。プールの青色、赤ちゃんネズミのエピソードなどが印象的。
ジュリエット・ビノシュの演技が見せる。〔2004・6・27(日)〕


トリコロール/赤の愛☆☆☆3部作の最終3作目。モデル役を演じるイレーヌ・ジャコブが主役。ジャン=ルイ・トランティニャンの初老の男との交流がメイン。
フランス国旗の白は博愛を表わすが、老女がビンを捨てるのをイレーヌが手伝ってあげる場面が象徴的。(老女がビンを捨てるシーンは3部作すべてにある。)
イレーヌ・ジャコブの美しさとともに、初老の男の心に生まれた人生への希望の光も大きなテーマなのではないかと思う。
ペットの犬、そして子犬が印象的。
ラストに3部作の主演者たちが出てくるのも面白い。〔2004・6・27(日)〕


トリコロール/白の愛☆☆☆シリーズ2作目。こちらは、男が主役。ジュリー・デルピーは脇役にすぎなかった。妻に捨てられた男が故郷のポーランドに戻って再起して、次にとった行動は、あっと驚くもの。なんと複雑な男心よ、というところか。
主役の男優がユーモラスで、その友人役の男優も個性的。
ラストは少し分かりにくかったが、なんと、「トリコロール/赤の愛」の中で、あ、今は、そうなってるのか?と分かるのである。
この「白の愛」の法廷シーンには、「青の愛」でビノシュが法廷を覗いていたシーンがちらりと出てくる。
こんなふうに3作の間には、つながりができている。〔2004・6・27(日)〕


TRICK トリック‐劇場版‐☆☆☆
テレビシリーズそのもの。じゅうぶんに楽しめるが、劇場でやるのだから、劇場ならではの何かスペシャルなものが欲しかった気がする。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2002・11・17(日)〕


トリック 劇場版 2☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2006・7・1(土)〕


トリック 劇場版 ラストステージ☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2014・1・13(月)〕


努力しないで出世する方法☆☆ブロードウェイ・ミュージカルの映画化。舞台オリジナル・キャストのロバート・モースやミシェル・リーがそのまま出演。
たいして面白くなかった。
努力しないで出世する方法が書かれた本を買った、窓拭きを仕事にしている男が、会社に入って、とんとん拍子に出世する。
2日で重役補佐あたりになるんだから、そりゃもう大変なものです。
でも、おべっか使って上役に気に入られるのが必要だから、私だったら無理っすね。
オフィスがカラフル、女性の服もカラフルにしてのミュージカル・ナンバーなどは見た目が楽しかった。
でも、記憶に残る曲はなし。
グラマーが取り柄、お尻を振って歩くと男がついていく、みたいなへディ・ラルー(モーリン・アーサー)が入社してきて、秘書になったりするのだが、これが一昔前の、マリリン(・モンローさん)の売り出し時代(1949〜1952年くらい)だったら、いかにも彼女に回ってきそうな役だなあ、彼女が演じたら、どんな映画になったかな、と思いながら見ていた。(ただし、薄っぺらな、見かけだけの役は、マリリン自身は嫌ったはず。)〔2009・7・19(日)〕


ドル☆☆★1938年作品。3組の夫婦のごたごた関係をコメディ風に。バーグマンは女優で、気が強く押しの強い性格の役。
中年の金持ちアメリカ人女性と医者の恋愛もある。〔2004・10・9(土)〕


トレーニング デイ☆☆☆★デンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を取った。麻薬捜査のためには、法を無視した汚いこともする。その徹底ぶりがすごい。捜査課新入りのイーサン・ホークとデンゼルの2人の考え方や行動の対立が全編の中心だが、2人ともなかなかいい。おもしろく観られた。〔2003・7・5(土)〕


トロイ☆☆☆タダ券をもらったがゆえに観たのだが、じゅうぶん面白かった。ギリシャ軍がトロイに攻め寄せていくだけの単純な話が、分かりやすくてよろしい。
ブラッド・ピットのアキレスはお見事な肉体美。エリック・バナとの一騎討ちは見せ場。
アガメムノンやら、オデッセウスやら、「トロイのヘレン」(そういう映画があった)やら、知ってる名前が出てきて面白かった。しかしアガメムノンって、この映画では強欲なだけの王様だったね…。
観ているうちに、あ、この王様ってば、ピーター・オトゥールじゃないか!と気づいた。彼が出てるというのは、どこかでかすかに聞いたことはあったのだが、あまり覚えていなかったのだ。見せ場ありましたねー、やっぱり。
そして、なんとジュリー・クリスティーも出ていたと後で知った。すると…あのお方がそうだったのか! うー、ぜいたくな。「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2004・6・26(土)〕


トロピック・サンダー/史上最低の作戦☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2008・11・29(土)〕


泥棒成金☆☆☆ヒッチコックの、犯罪やミステリー色は薄い、ロマンティック調映画。ケーリー・グラントとグレース・ケリー主演で、おしゃれに決めている。
屋根の上を黒猫がやってきて、去っていくと、宝石が盗まれている。そうやって、キャットという名の泥棒の仕事を表現するオープニングからして、おしゃれでユーモラス。
自動車の追っかけ場面もユーモアいっぱいだ。
いつも自分の映画に登場するヒッチコックだが、本作の登場の仕方は笑える。
でも、やっぱり、グレース・ケリーなのだ。最大の見所は、その美しさに尽きる。〔2004・1・25(日)〕

☆☆☆★14日に終了した「スクリーン・ビューティーズ」のうちの1本。 新宿ピカデリーにて。
つい先日、グレイス・ケリーさん主演の暗めのシリアスドラマ「喝采」を見たけれど、やっぱり彼女は華やかなほうが似合っているというのか、そのほうが見ていて嬉しいですからね。
映画が始まっても、すぐには彼女の出番がなくて、泣きながら観ていると(うそに決まってる)…来ました! 宝石いっぱい持っているらしい貴婦人! …の娘として登場。
母に奥手だと思われていたのに、ケイリー・グラントと2人になると、積極的にキッスだ! いかん! キスは私にとっておきなさい!(……)
ヒッチコックにしては、軽快なストーリーで、まさにグレイス・ケリー嬢を映画で輝かせるために、陽光きらめく南仏やらモナコやらで撮影した映画なのだろう。
かつての大泥棒が、自分の手口を使って泥棒してるヤツを捕まえようとする話。
フレンチな小娘ブリジット・オーベールちゃんと、グレイスさんのレディっぽさの対比がよろしい。
海水浴場で、小娘とケイリー・グラントが話していると、グレイスさんが泳いできて、言葉でやりあうところが楽しい。
小娘に嫉妬してる? みたいなグレイスお嬢さん。
グレイスさんの運転がスピードを出してカーブを切るもんだから、同乗のケイリー冷や冷や。
(後ろの車に)追われてるんでしょ?なーんて楽しそうに言うグレイスさんってば。うー、かわいい。
美女と画面上でデートできるというだけで、楽しい映画。〔2014・2・11(火)〕


どろろ」☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2007・2・10(土)〕


トロン:レガシー☆☆☆★「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2010・12・26(日)〕


トワイライト〜初恋〜☆☆☆大ヒットし、この映画のファンは、たくさんいる。
人気があるのも分かる、禁断の危うい純愛、女の子うっとり型青春映画。
アメリカのワシントン州フォークスは、雨が多い、人口3120人の小さな町。
この町に、警察署長の父と2人で住むことになったベラ(クリステン・スチュアート)は転校した高校で、ミステリアスな雰囲気のエドワード(ロバート・パティンソン)と出会う。
交通事故に遭う寸前で助けてくれたエドワードに、不思議な力があることを知ったベラ。ついに彼女は彼の正体を知るが、それでも2人の仲は深まっていく。
クリステン・スチュアートは色白で細身、いかにもエドワードの一族の好み?
2500万部以上売れたヤングアダルト小説が原作だけあって、女性には受けるでしょうねえ。
見た目が悪くない、やさしい男が、好きになってくれて、守ってくれるんだから、夢中になるよ。
添い寝までしてくれるんだよ。
相手に特別な能力(魅力)があったり、恋愛に障害があると、恋はいっそう盛り上がる。
後半は、悪者に狙われたベラを守るエドワードと彼の家族のお話に。
なかなか楽しめました。
ただいま、続編が上映中だけど、2作では終わらないんだろうなあ、きっと。〔2009・12・6(日)〕


トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1☆☆もはや、続編ゆえの興味しかないが。
ネタばれありそう。
今回は、ヴェラとエドワードの結婚式で30分、新婚旅行で30分。
エドワードと結婚するということは、ヴェラも吸血鬼になる?
旅行のあたりまでは、あまあまのカップルの、はずかしいくらいのラブロマンス編。
もー、ティーンを標的にしているとしか思えないな。
でなきゃ、パティンソン・ファンか。
後半は、妊娠して体調が悪化していくヴェラ。
見守る吸血鬼陣。
ヴェラの身に何かあったら(人間に害が及んだら)、ただじゃおかないという、人狼陣。…人狼って人間の味方だったんだっけ?
母と子の運命や、いかに!? ってところでしょうか。
途中で終わっているぶんを差し引いても、苦笑しつつ、つまんない。タイトルも、むやみに長いし。〔2013・3・30(土)〕


トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2☆☆☆集団対決が片づいて、あー、終わったなーという実感。
ヒロインのヴェラの子が「不滅の子」ではないかと思われて、脅威を感じたイタリアのヴァンパイア集団が襲いにくるわけですよ。
子どもの名前、変です。ヌレネズミ…ん? レネズミ。
助っ人を集めたもんだから、いろんな地域からバリエーションに富んだヴァンパイアが。
対決は面白かった。
子どもが赤ちゃんのときは不自然で、CGじゃないかと思うぞ。
赤ちゃんモデルがいなかったのか、わざと変にしたのか。
最後に、以前の作品に出た主なメンバーまで(?)、ひとりずつ紹介していくのは、集大成のラストらしくて、よかった。ジョデル・フェルランドちゃんなんて、前に出ていたんだ!? 
と思って調べてみたら「エクリプス」に出てる? えーと、見てないんじゃないかい?
いかん! それ、飛ばしちゃったよ! あとで見ておかないと…(苦笑)
いかにテキトーに、このシリーズを観賞しているか分かるね。
ちなみにジョデルちゃんは、「ローズ・イン・タイドランド」で忘れようったって忘れられない子です。〔2014・1・27(月)〕


どん底☆☆☆★「どうせ、はきだめだ」と言って、土手の下へごみを捨てる人たち。
その下の貧乏長屋に住んでいる人々の、どん底の生活。
ゴーリキーの原作を、小国英雄と黒澤明が脚色した。
カメラは、長屋と大家の家、その外側の狭い範囲から外へは出ない。舞台劇のような密度。
住人は、遊び人(三井弘次)、役者くずれ(藤原釜足)、泥棒(三船敏郎)、鋳掛屋(東野英治郎)とその女房(三好栄子)、夜鷹(根岸明美)、御家人くずれ(千秋実)…。
泥棒と大家の女房(山田五十鈴)は関係があるが、泥棒は女房の妹(香川京子)のほうに惚れている。
旅の途中のお遍路さん(左卜全)が、しばらく長屋に泊まることになり…。
2時間の間、飽きさせずに、さまざまな人間模様を見せるのは、さすが黒澤というべきか。
原作とは、だいぶ似たような脚本らしいから、原作の力も大きいだろう。
左卜全が、絶望感をもつ住人たちを励ます。どん底の住人たちに、人間らしい考え方や生き方、希望の芽をふりまく役柄か。
しかし、人殺しが起き、裁きの場に証言に立たなければならない心配が出てきたとたん、彼がとった行動は…。
いったい、このお遍路さんは何だったのか。解釈しようとすれば一筋縄では行かず、興味深い。
これは、見た者の考え方次第ではなかろうか。
本番と同じ衣装で、役者たちは何日もリハーサルしたという。
「役に、なりきる」ことを、監督は望んだのだろう。
監督は落語家を呼んで、役者たちに、長屋ものを題材にした落語まで聞かせたという。
そのかいもあって、もう、全員の演技に、隙がないというのか、見事に貧乏長屋の住人らしいのだ。
山田五十鈴の悪女ぶりは堂に入って凄みがあるし、三井弘次の、いまの生活に腹をくくって騒がないような遊び人もいい。酒に体をやられながら再起の夢を捨てず、哀れを誘う役者くずれの藤原釜足もよかった。
お遍路さんのセリフ。「いいかい、おめえさん、どんな人間でも大切にしてやんなきゃいけないよ。だってさ、わしらにゃそれが、どんな人間なのか、何をしに生まれてきたのか、何をしでかすのか、見当もつかねえんだからねえ。ひょっとしたら、その人間はわしらのため、世の中のために、どえれえ、いいことをしに生まれてきたのかもしれないではないか」
社会の底辺のような生活を描いて見せていき、主張がどこにあるのかはわかりづらいが、つらい生活のなかであっても負けずに生きていこう、ということだと私は解釈した。〔2008・9・28(日)〕


ドント・ブリーズ☆☆☆「映画感想/書くのは私だ」に感想あり。〔2017・1・9(月)〕


トンネル☆☆★ベルリンの壁の下を掘って、東から西に逃れようとする人々。実話という歴史の重さはある。盛り上がりがあまりなくて、つまらない。リアルで面白いという人もいるだろうけど。〔2004・8・22(日)〕