死霊館 エンフィールド事件

THE CONJURING 2
監督 ジェームズ・ワン
出演 ヴェラ・ファーミガ  パトリック・ウィルソン  マディソン・ウルフ  フランシス・オコナー  ローレン・エスポジート  スターリング・ジェリンズ  パトリック・マコーリー  ベンジャミン・ヘイ  サイモン・マクバーニー  フランカ・ポテンテ  ジョセフ・ビシャラ
脚本 ケイリー・ヘイズ  チャド・ヘイズ  ジェームズ・ワン  デヴィッド・ジョンソン
撮影 ドン・バージェス
編集 カーク・M・モッリ
音楽 ジョセフ・ビシャラ
2016年 アメリカ作品 134分
好き度☆☆☆☆


いやはや、すんばらしいではないかいな!

こわいよー!
ドキドキさせる手練手管を知り尽くしていますね、この監督はっ!

ほんと、途中で目を逸(そ)らして休憩しようかと思ったほど。
心臓が悪い人が観るのは心配。

「死霊館」も素晴らしかったが、続編になっても、(より)見事な「怖ドキ」を提供してくれる。

本論?に入る前、別の事件の話から始まるのだが、もう、早くも、怖さ充分!
なんだよー、はじめっから、飛ばすなあ!

で、本論事件の主役のマディソン・ウルフちゃんが、かわいくて上手いのも、ポイント高し!
それに加えて、「ダーク・プレイス」のときに紹介済の、スターリング・ジェリンズちゃんも夫妻の娘の役で、ちょっとだけ出てきて華を添えるからねえ。

ホラーに美女、これ、決まりですからね。

娘たちが、こっくりさんみたいなので遊んだのは、事件のきっかけになったのかな?
お向かいさんが、逃げ込めて、かくまってくれる、いい人たちでよかった。

話を信じる信じない、どころの問題じゃなく、早い段階から、多くの人々の目の前で、ポルターガイスト現象が起きます!
だから、現象が起きたか起きないかではなく、心霊現象かトリックか、という論点になるんですね。

調査に当たったウォーレン夫妻。
やがて、夫婦愛もからんで、怒涛のエンディングへと、なだれこみます。
…ただ…最後の窓からのシーン、人形を使ったように見えたんですが、気のせい?
そこだけ、引っかかる。

あとで、実際のエンフィールド事件をネットで調べてみた。
長年つづいたポルターガイスト現象が、急に終わって、そのまま、らしいです。
映画のほうは、もう少し、はったりをきかせて面白そうにアレンジしましたね。

エンドロールで、音楽がジョセフ・ビシャラとあって、つぎにキャストで、悪い親分の役で同じ名前が出てきたので、びっくり。音楽担当者が出演もしてるの? 
ほかに「死霊館」などでも、怖いお方の役で出ていたようで、お好きなんですね…。
ま、「マルホランド・ドライブ」でも、作曲担当のアンジェロ・バダラメンティが出演してたし。

「パート3」ができるなら、このクオリティで、また、できたらいいなと、ちょっと期待しちゃいます。




〔2016年7月10日(日) イオンシネマ 板橋〕


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