いやはや、
すんばらしいではないかいな!
こわいよー!
ドキドキさせる手練手管を知り尽くしていますね、この監督はっ!
ほんと、途中で目を逸(そ)らして休憩しようかと思ったほど。
心臓が悪い人が観るのは心配。
「死霊館」も素晴らしかったが、続編になっても、(より)見事な
「怖ドキ」を提供してくれる。
本論?に入る前、別の事件の話から始まるのだが、もう、早くも、怖さ充分!
なんだよー、はじめっから、飛ばすなあ!
で、本論事件の主役の
マディソン・ウルフちゃんが、かわいくて上手いのも、ポイント高し!
それに加えて、
「ダーク・プレイス」のときに紹介済の、
スターリング・ジェリンズちゃんも夫妻の娘の役で、ちょっとだけ出てきて華を添えるからねえ。
ホラーに美女、これ、決まりですからね。
娘たちが、こっくりさんみたいなので遊んだのは、事件のきっかけになったのかな?
お向かいさんが、逃げ込めて、かくまってくれる、いい人たちでよかった。
話を信じる信じない、どころの問題じゃなく、早い段階から、多くの人々の目の前で、ポルターガイスト現象が起きます!
だから、現象が起きたか起きないかではなく、
心霊現象かトリックか、という論点になるんですね。
調査に当たったウォーレン夫妻。
やがて、
夫婦愛もからんで、怒涛のエンディングへと、なだれこみます。
…ただ…最後の窓からのシーン、人形を使ったように見えたんですが、気のせい?
そこだけ、引っかかる。
あとで、実際のエンフィールド事件をネットで調べてみた。
長年つづいたポルターガイスト現象が、急に終わって、そのまま、らしいです。
映画のほうは、もう少し、はったりをきかせて面白そうにアレンジしましたね。
エンドロールで、音楽が
ジョセフ・ビシャラとあって、つぎにキャストで、悪い親分の役で同じ名前が出てきたので、びっくり。音楽担当者が出演もしてるの?
ほかに「死霊館」などでも、怖いお方の役で出ていたようで、お好きなんですね…。
ま、
「マルホランド・ドライブ」でも、作曲担当のアンジェロ・バダラメンティが出演してたし。
「パート3」ができるなら、このクオリティで、また、できたらいいなと、ちょっと期待しちゃいます。