シンクロナイズドモンスター

COLOSSAL
脚本・監督 ナチョ・ビガロンド
出演 アン・ハサウェイ  ジェイソン・サダイキス  ダン・スティーヴンス  オースティン・ストウェル  ティム・ブレイク・ネルソン  クリスティン・リー
撮影 エリック・クレス
編集 ベン・ボードゥイン  ルーク・ドゥーラン
音楽 ベアー・マクレアリー
2016年 カナダ・アメリカ・スペイン・韓国作品 109分
好き度☆☆★


アンちゃんである。

アンはアンでも、アン・ハサウェイさん。

「アトミック・ブロンド」(の、シャーリーズ・セロンさん)、「ノクターナル・アニマルズ」(の、エイミー・アダムスさん)と観て、有楽町からメトロ経由で渋谷に向かう。
今度は1時間以上も余裕があって、時間がもったいないとも思うのだが、本作を上演している映画館が少ないから仕方がない。

怪獣の動きにアンちゃんがシンクロしている、ということだけの事前知識。

仕事なしで飲んでダラダラの彼女が彼に愛想をつかされて、追い出され、地元に帰って幼馴染みがやっているバーで働くことに。

ソウルに怪獣が出現したニュースをテレビで見た彼女、彼女独特の仕草を怪獣がしているのに気づき、自分の動きと怪獣の動きが同じことを発見!
事態は、これだけにとどまらず…。

アイデアは、ちょっと面白いが、なんだか「もったり」している。
スキッと面白くない。 さえない。B級テイスト。

男どもが、ほぼクズだし。
なんで、そうなるかなー。
怪獣出現の理由づけは、一応してあって、彼女と幼馴染みの関係に関わってくる。
ラストの理屈は不明。

下手したら、DVDスルーだっただろう。売りは「アンちゃん」「怪獣とシンクロ」だけだし。

ソウルが怪獣の舞台ということは、韓国資本の映画なのねえ。それ以外に理由なし。
原題は、「どでかい」という意味。




〔2017年11月12日(日) ヒューマントラストシネマ渋谷〕


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