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国道477号線を行く

08年6月21日

東近江市蒲生岡本町で国道477は2度カギ型に曲がる。この道は「御代参街道」とあり、名前の由来は判らないが、古い街道であったようだ。道標にはまた「八幡街道」の分岐点もあった

この町で古い瀟洒な洋館を見つけた。その名を

がり版伝承館

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これら建物群は旧堀井家住宅とある。堀井家は中世には近江源氏佐々木氏の家臣で、のち農商に転じ、近江商人となる。そして明治27年謄写版いわゆる「がり版」を発明したそうだ

がり版は僕らも学生時代にはお世話になったが、その時の製品名は「萬古」だったと記憶しているが。。。

それはさておき「がり版」で財を築いた明治後期の堀井家の建物群を「がり版伝承館」として今も残しているわけだ

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周辺は田園地帯で、田んぼの中を、単線のローカル線=近江鉄道が走っている。のどかな風景だ

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古い町並みには由緒ありげな地名が残っているものだ

途中に「鋳物師」なる地名がある

「三十坪(みそつ)」なる交差点で国道477号は左に曲がる

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日野町に入り、国道477号を少し逸れた所に、近江鉄道・日野駅があった

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