2000年のクリスマス。ミレニアム〜と冠していろいろなイベントが開催される。ミレニアムクリスマス結婚式、というイベントをこの前見かけた。冠はどうであれ結婚という儀式は今も昔も神聖なものである。
男は結婚に理想を求め、女は結婚に現実を見るという。この言葉、僕は男としての立場だが否定できない!(笑)そういう僕も理想を抱いているからだ。以前テレビドラマで「結婚の理想と現実」とかっていうものがあった。確か中村雅俊と田中美佐子が主演だったと思う。実はこのドラマは見てないのだが、こういうことから見ても結婚とは大問題に違い無い。結婚には大きく分けて2パターンある(と思う)。それが恋愛結婚であったりお見合い結婚であったりする。この違いを端的に表現した文を紹介しよう。
見合い結婚は相手の良い所も悪い所も結婚してから発見する。
恋愛結婚は相手の良い所も悪い所も発見してから結婚する。どういうことか?つまり、見合い結婚の場合は、お互いに良く知らないまま結婚するわけだから結婚した時点で相手に対する採点は0点。上がるしかないわけだ。
それと対照的に恋愛結婚では、全てを知ってから結婚する。つまり結婚した時点での相手に対する採点は100点。下がるしかないのだ!(笑)僕は恋愛結婚と見合い結婚のどちらが良いか、なんて言うつもりはサラサラない。理想は恋愛とは思うのだが……。結婚したいっていう人ならばお見合いはうってつけだ。同席した時点でお互いの目標が結婚にあるわけだから2人さえ盛り上がればスイスイと話は進む。恋愛の場合はそうも行かない。いざ結婚、となると尻込みしてしまうカップルだっているだろう。場合によっては両家の考え方の違いに巻き込まれてしまう恐れだってある。
うちの両親はお見合いの末に結婚した。子供から見てもめちゃめちゃ仲が良い。これはうらやましいことだ。僕もそういう人と結婚したいと思う。最近ハヤりの言葉(?)になってきたものに熟年離婚がある。子供が巣立って行って後に残されたのは夫婦2人きり。そこで初めて子育て以外には共通点がないということに気付き、疎遠になって離婚するというパターン。心身医学の立場からは、これを荷下ろし症候群とか巣立ち後症候群として位置付ける。いわゆる心身症というカテゴリーの中に入るのだ。
結婚するときは2人。途中子供ができることで家族は増える。しかし子供が独立すればまた2人に戻る。「結婚は2人だけの問題ではない」とはよく言われることだ。でも大いに2人の問題なのである。確かに家と家との結びつきではあるのだが、それを結び付けているのは他の何者でもない。当事者2人なのだ。
焦って結婚することはない、と思う。この人だ!と思った人ととことん一緒に居たいとどれだけ思えるか。恋愛であれ見合いであれ、つまるところはそういう所であろう。僕も大いに考えなければならない(自爆)
2000.12.25
-- 以下、追記。---
恋愛結婚を否定したわけでは決してない。僕の理想は恋愛結婚だからだ。一緒に居て楽しい人と、性格や価値観も同じような人と、にっこりかわいく笑える人と、恋に落ちることができたなら言うことは何もない。そういう人と知り合う1手段がお見合いって言いたかっただけ。確かに恋愛結婚は引き算だ、って上で述べた。これには賛否両論あるだろう。でも恋愛中にお互いに飾ることなく生身での付き合いが出来ていれば、その引き算によって引かれる点数は微々たるものだ。多少の行き違いは覚悟しなくてはならないだろうが、大した問題にはならぬハズ。問題になっても乗り越えられるハズ。松田聖子ではないが、要は付き合ってる人に対してビビっと来ることができたら、その相手を離してはいけない、ってこと。
もしそういう女性が俺の前に現れたら僕は絶対に離さない(と思う)よ!(*^^*ゞ
2000.12.29
Special thanx to solange
-- 以上、追記終わり。---