恋愛のゴールって何なのだろうか?
ある人は言うだろう。結婚だと。恋愛関係にある2人がそのまま何ごともなくその関係を続けて行ったとしたら、その先にあるものは一般的に考えてみたら、「結婚」だろう。僕はいま25歳になるが、付き合ったことがある女の子の中で、結婚しよう、結婚したいな、って真剣に思った子は今までに3人いた。初めに考えたのは中学生の時であった。早いかなあ??
当然ながら、別にだれでも良かったわけではない。それぞれに真剣であった。お互いにまだまだ社会的には認められない、学生、という身分ではあったが、将来のことについて真剣に語りあったし、言葉だけではなく真剣におつきあいもした。
また別の人は言うだろう。別れであると。恋愛関係にあった2人が理由こそ種々雑多であれ、結果的に別れてしまう、というケースは別段珍しくは無い。その別れが、愛情の消失、浮気・不倫、といった2人の間の問題によるものだけではなく、それ以外、パートナーとの死別、といった、自分の力ではどうすることもできないような理由から突然別れがくることもある。
さてここからが本題だ。恋愛にゴールなんてあるのか?ということだ。
僕の好きなさだまさしの歌の中で、感慨深いフレーズがある。
恋は必ず消えて行くと誰もが言うけれど、2通りの消え方があると思う。
1つは心が枯れていくこと。そしてもう1つは・・・。
愛というものに形を変えること。
相手に求め続けていくものが「恋」、奪うのが「恋」。
与え続けていくものが「愛」、変わらぬ「愛」。ここでもう1度考えてみよう。恋愛のゴールって何だろう、って。そして、そもそも恋愛にゴールなんて存在するのか、って。ここで大事なのは、それを一般的に当てはめるのか、当てはめないのか、という点だ。
愛する人、っていうのは居なくなって初めてその存在の大きさを知る、とは良く言われることだ。愛する人がいるだけで、毎日の生活に張りが生まれ、頑張って行こうというパワーの源になる。男ならその愛する人を守ってやろう、って思うだろう。それが正しい愛情の姿だと思う。
恋愛にゴールなんてないんだ。正確に言えば、共通のゴールなんて無いのだ。恋愛1つ1つにはゴールはあっても。そしてそのゴールはそれぞれ違って当然。何故、ここでこれを僕が書いたか。それは以下の言葉に尽きる。
ありったけの思いをあなたに投げ続けられたら・・・、それだけでいい。
あなたに出会えて、心から幸せです・・・。こう言えるような、充実した恋愛をして欲しい。後悔だけはして欲しくない。
もし、2人のことで悩んだり迷ったりしたら考えることだ。「その相手がもし居なくなったら・・・」と。