行・列を指定して新しい配列を作成するTAKE関数・DROP関数の使い方:Excel関数


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更新:2024/11/03;作成:2022/9/5

TAKE関数の使い方 DROP関数の使い方
スピルで取り出した配列の1列を計算に利用する

配列から指定行・列を抜き取って新しい配列を得る
 テイク
=TAKE(array,rows,[columns])

TAKE関数の引数

TAKE関数で行数を指定する

TAKE関数で行数を負の値で指定する

TAKE関数で列数を指定する

TAKE関数で行数と列数を指定する

スピルで取り出した配列の1列を計算に利用する

  1. 下表のデータをテーブル「果物」に変換して、商品名と店名の重複しないデータを取り出します。
    B C D
    2 商品名 店名 数量
    3 みかん 鹿児島店 671
    4 りんご 霧島店 903
    5 みかん 霧島店 835
    6 みかん 指宿店 173
    7 りんご 鹿児島店 471
    8 りんご 霧島店 136
    9 みかん 鹿児島店 775
    10 りんご 指宿店 629
    11 みかん 霧島店 417
    12 みかん 鹿児島店 358
    13 りんご 指宿店 360
    14 りんご 鹿児島店 224
    15 みかん 指宿店 579
    16 りんご 鹿児島店 775
  2. F3セルに =SORT(UNIQUE(果物[[商品名]:[店名]]),2) と入力しています。
    UNIQUE関数で商品名と店名の重複しない組み合わせ取り出し、SORT関数で店名順に並べ替えています。
    この組み合わせの合計を計算します。
  3. H3セルに =SUMIFS(果物[数量],果物[商品名],F3:F8,果物[店名],G3:G8) と入力すると計算することができます。
    数式内に F3:F8,G3:G8 とセル範囲で入力していますので、ちょっとかっこが悪い・・・と思いませんか?
  4. そこで、TAKE関数を使って、H3セルに 
    =SUMIFS(果物[数量],果物[商品名],TAKE(F3#,,1),果物[店名],TAKE(F3#,,-1)) と入力します。
    ちょっとかっこよく見えませんか?
  5. この構造化参照の数式にすることで、見た目だけではなく、最終行以下に新たな組み合わせが出現しても、そのままの数式で計算ができるといったメリットもあります。

配列から指定行・列を削除して新しい配列を得る
 ドロップ
=DROP(array,rows,[columns])

DROP関数の引数

DROP関数で行数を指定する

DROP関数で行数を負の値で指定する

DROP関数で列数を指定する

DROP関数で行数と列数を指定する

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