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- クロス集計表の作成
更新:2025/9/22;作成2012/3/1
- 問題1:Sheet1に下表のデータがあります。Sheet2のクロス集計表を完成しなさい。 問題1の解答
- Sheet1のデータ
|
B |
C |
D |
2 |
販売先 |
商品名 |
販売額 |
3 |
井上商事 |
りんご |
52,000 |
4 |
上田青果 |
りんご |
65,000 |
5 |
井上商事 |
みかん |
78,000 |
6 |
上田青果 |
みかん |
43,000 |
7 |
井上商事 |
りんご |
45,000 |
8 |
上田青果 |
バナナ |
57,000 |
9 |
井上商事 |
バナナ |
49,000 |
10 |
上田青果 |
りんご |
80,000 |
- Sheet2の状態は下表の通りです。ピンクのセルに数式を入れて完成しなさい。
|
B |
C |
D |
E |
2 |
|
バナナ |
みかん |
りんご |
3 |
井上商事 |
|
|
|
4 |
上田青果 |
|
|
|
- 問題2:上記のSheet1のデータをピボットテーブルを使ってクロス集計表を作成しなさい。 問題2の解答
-
|
B |
C |
D |
E |
2 |
|
バナナ |
みかん |
りんご |
3 |
井上商事 |
49,000 |
78,000 |
97,000 |
4 |
上田青果 |
57,000 |
43,000 |
145,000 |
- PIVOTBY関数が2024/10から Excel for Microsoft365で使用できるようになりました。
詳細はPIVOTBY関数をご覧ください。
- =PIVOTBY(Sheet1!B3:B10,Sheet1!C3:C10,Sheet1!D3:D10,SUM,,0,,0) とするだけです。

- Excel for Microsoft365、Excel2021以降のバージョンではスピルが利用できます。
- Sheet2のC3セルに =SUMIFS(Sheet1!D3:D10,Sheet1!B3:B10,B3:B4,Sheet1!C3:C10,C2:E2) と入力します。
数式はC3セルにのみ入力しますので、絶対参照にせず、相対参照でOKです。
- なお、列項目や行項目もExcel for Microsoft365、Excel2021で使用できるUNIQUE関数とSORT関数で求めることができます。
B3セルには =SORT(UNIQUE(Sheet1!B3:B10)) と入力しています。
- C2セルには =TRANSPOSE( SORT(UNIQUE(Sheet1!C3:C10))) と入力しています。
- Excel for Microsoft365,Excel2024で使用できる新しい関数の TOROW関数を使うこともできます。
C2セルに =TOROW( SORT(UNIQUE(Sheet1!C3:C10))) と入力します。

- Excel2019以前のバージョンではSpillが利用できないので、こちらのような方法になります。
- 数式の例:2条件での合計はSUMIFS関数を使うことができます。(SUMIFS関数はExcel2007以降で使用することができます)
- 構文:SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲 1, 条件 1, [条件範囲 2, 条件 2], ...)
- SUMIFS関数の説明は SUMIFS関数 もご覧ください。
- C3:E4セルを選択します。
C3セルに =SUMIFS(Sheet1!$D$3:$D$10,Sheet1!$B$3:$B$10,$B3,Sheet1!$C$3:$C$10,C$2) と入力します。
[Ctrl]+[Enter]で入力を完了すると、選択していたセルに一気に数式が入力されます。
条件1の $B3 と条件2の C$2 は列または行の複合参照になります。(列または行の片方だけを固定します)
- C3セルだけに数式を入力した場合は、他のセルにオートフィルなどでこの数式をコピーして完成です。
- C3セルに関数の引数を使って入力する場合は、
合計対象範囲に Sheet1!$D$3:$D$10
条件範囲1に Sheet1!$B$3:$B$10 、条件1に $B3
条件範囲2に Sheet1!$C$3:$C$10 、条件2に C$2 と入力します。
- ピボットテーブルの作成例
- Sheet1のB2:D10セルを選択します。
- [挿入]タブの[ピボットテーブル]を実行します。

- テーブル/範囲には選択していた範囲が入力されているのを確認します。
既存のワークシートにチェックを入れ、場所にSheet2!B2 を指定しました。

- ピボットテーブルのフィールドリストで下図のように各フィールドを配置します。
クロス集計表ができました。
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