ダーク・プレイス

DARK PLACES
脚本・監督 ジル・パケ=ブランネール
出演 シャーリーズ・セロン  クリスティナ・ヘンドリックス  クロエ・グレース・モレッツ  スターリング・ジェリンズ  ニコラス・ホルト  タイ・シェリダン  コリー・ストール  アンドレア・ロス
原作 ギリアン・フリン
撮影 バリー・アクロイド
編集 ダグラス・クライス  ビリー・フォックス
音楽 グレゴリー・トリピ
2015年作品 113分
好き度☆☆☆


シャーリーズを見る!

私は彼女に会いたいがためだけに、彼女の出演作品を見るのだ!
ほかのことは何も知らない。ただ、「ゴーン・ガール」の原作者が書いた本の映画化なのは、前もって知った。

シャーリーズ・セロンさんが演じるリビーは、子どもの頃に母親とふたりの姉を殺された。彼女は兄を犯人と証言。
リビーは現在、36歳。保険金や犯罪被害者の遺族への寄付金などで暮らしてきたが、それらも底をついてきている。

過去の事件を検証して解決しようとする団体から、出席の誘いが来る。ギャラは出るという。わずかでもお金が欲しい彼女は了承。
それを機に、自分自身でも事件のことを調べはじめるが…。

現在と過去を交互に見せる構成。
なかなか地味です。
シャーリーズも、キャップをかぶってジーンズで、というスタイルを通すので、色気を抑え気味。過去の出来事によって殻にこもった格好といえるのかもしれない。
若い頃の兄が出会う女性が、クロエ・グレース・モレッツさん。
童顔だけど大人びて、彼女の行動を見ていくうちに、悪い女ですかっ? と(笑)。
何が(笑)なのか、わかりませんが。

刑務所にいる兄と、少年時代の兄と、演じる俳優が違うのだけど、見かけが、ずいぶん異なる印象。心労で変わったのか!? と好意的に考えてみたが、やっぱり違うなー。整形した!?
なんで、この配役?

犯人が確定(?)するところは唐突で、なんで、わかったん?と自問自答してしまった。なにか証拠あったんだっけ?

若い頃の兄が、あんな疑い(殺人以外のね。)をかけられた理由も、よくわからない。

シャーリーズには、もちろん注目だが、彼女の少女時代を演じたスターリング・ジェリンズちゃんの可愛さも良い。可愛いというより、美人の類に入りそうだが。
調べてみてわかったけど、彼女は「ワールド・ウォー Z」「死霊館」、「最高の人生のつくり方」、「クーデター」、「死霊館 エンフィールド事件」などに出ているんですね!

これも後で知ったけど、監督が、私が大感動した映画「サラの鍵」をつくった人だったとは!
今作は、そこまでは(やっぱり)いかなかったなあ…。
「サラの鍵」のときは、監督の名前がジル・パケ=ブレネールなんだけど、今回は「ブランネール」と表記されている。どうしたもんじゃろのう…。




〔2016年6月26日(日) イオンシネマ 板橋〕


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