シャーリーズを見る!
私は
彼女に会いたいがためだけに、彼女の出演作品を見るのだ!
ほかのことは何も知らない。ただ、
「ゴーン・ガール」の原作者が書いた本の映画化なのは、前もって知った。
シャーリーズ・セロンさんが演じるリビーは、子どもの頃に母親とふたりの姉を殺された。彼女は兄を犯人と証言。
リビーは現在、36歳。保険金や犯罪被害者の遺族への寄付金などで暮らしてきたが、それらも底をついてきている。
過去の事件を検証して解決しようとする団体から、出席の誘いが来る。ギャラは出るという。わずかでもお金が欲しい彼女は了承。
それを機に、自分自身でも事件のことを調べはじめるが…。
現在と過去を交互に見せる構成。
なかなか
地味です。
シャーリーズも、キャップをかぶってジーンズで、というスタイルを通すので、色気を抑え気味。過去の出来事によって殻にこもった格好といえるのかもしれない。
若い頃の兄が出会う女性が、クロエ・グレース・モレッツさん。
童顔だけど大人びて、彼女の行動を見ていくうちに、悪い女ですかっ? と(笑)。
何が(笑)なのか、わかりませんが。
刑務所にいる兄と、少年時代の兄と、演じる俳優が違うのだけど、見かけが、ずいぶん異なる印象。心労で変わったのか!?
と好意的に考えてみたが、やっぱり違うなー。整形した!?
なんで、この配役?
犯人が確定(?)するところは
唐突で、なんで、わかったん?と自問自答してしまった。なにか証拠あったんだっけ?
若い頃の兄が、あんな疑い(殺人以外のね。)をかけられた理由も、よくわからない。
シャーリーズには、もちろん注目だが、彼女の少女時代を演じたスターリング・ジェリンズちゃんの可愛さも良い。可愛いというより、美人の類に入りそうだが。
調べてみてわかったけど、彼女は
「ワールド・ウォー Z」、
「死霊館」、「最高の人生のつくり方」、「クーデター」、「死霊館 エンフィールド事件」などに出ているんですね!
これも後で知ったけど、監督が、私が大感動した映画
「サラの鍵」をつくった人だったとは!
今作は、そこまでは(やっぱり)いかなかったなあ…。
「サラの鍵」のときは、監督の名前がジル・パケ=ブレネールなんだけど、今回は「ブランネール」と表記されている。どうしたもんじゃろのう…。