リョービ B-4000T
輪っか状のサンドペーパーがクルクル廻り、材料を削る機械です.
この機械、当工房内では使用頻度は1,2位を争っています。
これを使用しますとルーターでは難しい3次曲面が安全に、きれいに、手早く、かつ安定して制作できます(試作の場合、治具の制作をせずにこれで削りながら形状を検討しています)。下段写真のようにR-chair
type1やD-chair type1もこれで制作しています。
ちなみに本来であればこの機械水平にして使用するようなのですが、前社では垂直(200Vは通常垂直です)にして使用していたので無理やり立たせてました。
唯一の泣き所は使用するペーパーです。

ペーパーが切れなくなり、リョービ純正のペーパーに交換したら、つなぎ目の段差が激しくなっていました(2008年4月購入以降のもの)。材を押し当てるとガタッ!ガタッ!という振動が出ます。普通に削っていると面がボコボコになるのは必至。ゆえに振動に合わせ材の押し当てる力を加減する(というより“柳に風”という感じに振動を逃がすように押し当てるという方が正解でしょうかね…)特にシビアな削りをする時は左側のゴム製のシリンダーに押し当てています(右側は鉄製なのでダイレクトに振動がきます)。 |
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