DELTA コントラクターズソー&Tスクウェアフェンス 36-680
ノコ刃がテーブル面より出ていて材料を切るもので、一番登場回数の多い機械です。定盤が鋳造製で厳密に言えば多少の歪みはありますが、加工精度はかなり高いと思います。多少の調整作業はありますが、それは使用している中で行っていきます(例えば縦挽き用のガイドは僅かにノコ刃と平行になっていなかったのでエッジテープで調整してます)。
ホゾ(接合部)の加工はテノイングジグなるもので行います。材料を固定する部分は傾けることが出来るので加工範囲が広いです。

このようにホゾ加工をします

またノコ刃が傾く軸傾斜タイプなので加工も安全に正確に行えます(これと別のタイプで定盤が傾斜してナナメ切りをするタイプもありますが、あれはコワイです(-_-;)…)

ちなみに製造元のDELTA社では右傾斜と左傾斜どちらも用意しておりますが自分が使用するガイドに合わせて選択した方が良いかと思います。
このように作業面には材料を横切りをする時に使うゲージをすべらせるレールが掘り込まれています。

でっ、右傾斜の場合、どちらが安全かというと…

左側の方が安全です。
なぜなら右側に材料を置いて加工すると必要な材料が挟まった状態になります。左側の場合挟まれるのは不要な材料の方で必要な材料は無事になります。私は昔から左側のレールを使用して横切りをしていたので右傾斜を選択した次第です。
この機械一点だけ泣き所があるのですがそれも含めいくつかブログにて記事を掲載していますので参考までに紹介しておきます。
1.昇降盤の検討について
2.組み立てについて
3.使用感について
4.我流アダプターと純正鋸刃について
5.プーリーの緩みについて
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