荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜

A MILLION WAYS TO DIE IN THE WEST
監督 セス・マクファーレン
出演 セス・マクファーレン  シャーリーズ・セロン  アマンダ・セイフライド  サラ・シルヴァーマン  ジョヴァンニ・リビシ  リーアム・ニーソン  ニール・パトリック・ハリス
脚本 セス・マクファーレン  アレック・サルキン  ウェルズリー・ワイルド
撮影 マイケル・バレット
編集 ジェフ・フリーマン
音楽 ジョエル・マクニーリイ
2014年 アメリカ作品 114分
好き度☆☆☆★


シャーリーズ(・セロン嬢)に惚れ直した!

私の彼女のアマンダ(・セイフライド嬢)とシャーリーズが、ダブルで出演するというからには、どんな映画であろうと映画館に足を運ばねばいかん!というわけで。


音楽やタイトルロールの字体などは、まさしく正統な西部劇のムード
でも、つくって主演しているのが、「テッド」の人ですから。

下ネタ多い。
作り物とはいえ、下痢○を大っぴらに見せなければ、とってもよかったんだけどねえ…。客席でも「うわ゛あ」って声が上がったもんね。

主人公、拳銃の腕はまるでダメなのに、何度も決闘するはめになる。
シャーリーズは腕利きな姉御なので、彼に教えることになりますが。

銃の撃ち方を特訓、ふたりでしゃべっていて、彼がおかしなことを言うと、シャーリーズが笑う。
その笑い方が、マジに聞こえるんですよ。
ほんとに、おかしくて笑ってるみたい。なんかねえ、それが、すごくいいと思った。性格が出ちゃってるようで。

アマンダはあまり性格がよくない役で、よけいにシャーリーズのほうが魅力的になった。シャーリーズが主役級の役でもあったし。(追記:性格がよくないというより、まだ人を見る目がないというべきか。)
たとえば、「プロメテウス」とかよりも、はるかに、かわいくて素敵だったよ。

アマンダがらみのセリフに「自分探しの旅…」というのがあって、これって「マンマ・ミーア!」での彼女の役をパロディにしているんじゃないかと思いましたよ!
彼女の目の大きいのも、笑いに持っていかれてたし。
シャーリーズが、自分で巨乳っぽく言うシーンもあったね。アマンダのほうが大きいから、それはギャグです。

笑いどころも多い、楽しめる一作でした。
(テッドは出てこなかった。たぶん。)
(リーアム・ニーソンが悪の親分だけど、すごく恥ずかしいことになってます。笑)
(あの大人気だったSF映画のパロディに驚き笑う!)
(ユアン・マクレガーがサプライズ出演。観たときは知らなかったし、どこにいたか、わからなかった。)




〔2014年10月26日(日) TOHOシネマズ シャンテ2〕


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