テッド2

TED 2
脚本・監督・声の出演 セス・マクファーレン
出演 マーク・ウォールバーグ  アマンダ・セイフライド  ジェシカ・バース  ジョヴァンニ・リビシ  モーガン・フリーマン  ジョン・スラッテリー  サム・J・ジョーンズ
撮影 マイケル・バレット
編集 ジェフ・フリーマン
音楽 ウォルター・マーフィ
2015年 アメリカ作品 116分
好き度☆☆☆★


クマ権、いや、テディベア権、いや、人権について、マジメな話にもなっていた。

私の彼女(アマンダ)が出演するので、観に行くよ、と約束してあった映画。
テッドは人間の女性と結婚、以下すったもんだなんだかんだあって、クマのぬいぐるみのテッドに「人権」はあるのか、それともテッドは「所有物」か? という裁判に。

弁護士に、わがアマンダが。
奥さん役のジェシカ・バースさんも、きれいです!
一方、テッドをつけ狙う男の暗躍も…(笑)

オープニングクレジットの画面が、往年のMGMミュージカルのバズビー・バークレー風巨大セットの再現。
テッドがそのなかで動き回るのが楽しい。
知らない人は「ザッツ・エンタテインメント」などを借りてきて見るといい。

前作「テッド」にも出てきた、フラッシュ・ゴードンも再登場!
大物ゲストが、テッドが働く店にやってきて、シリアルを買うシーンが、おかしい。このゲスト、エンドクレジット後にも現われるから、見逃がさないように!
テッドたちお得意の、映画「ロッキー」ネタは、知らないとおもしろくないけど…。

アマンダの歌が聴けたのはよかった。今さらながら、そうだった、ミュージカル映画の「マンマ・ミーア!」からの付き合いだったんだよなあと、思いを遥かにしたのであった。
彼女が歌うのは“Mean ol’ moon”という曲で、オリジナルらしい。作詞は監督自身だって!?

単発ネタで、いろいろ笑えたけど、2つ感心しないものがあった。
ひとつは、ジョギングしている人に向かって、ものを投げつけること。前作で何か恨みでもあったんだっけ?と考えてしまうが…。
それから、ラスト近くの、だましネタ。これは、そんなことはないだろうと思いながら観ているからいいけど、笑えることじゃない。
2人組がコミコン会場で、人々に暴行まがいのイタズラを繰り返していたのは腹が立ったが、最後にやっつけられてたみたいだから、それはまあいいとしよう。

アマンダは「荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜」でも、セス・マクファーレン監督と組んでいるから、常連さんになりつつあるのだろうか。
そういえば、ジョヴァンニ・リビシもそうだし、あの人も…。
アマンダ、今回は「ゴラム疑惑」という目にあっても、くじけずに頑張った。「荒野はつらいよ」でも、目が大きいのをネタにされていたし!(笑)

いま思いだしたけど、パソコンを破壊して、いやいや、まだまだ、これじゃダメだ、とか言って、ダイバーの格好までして、海のなかに捨てるシーン、あれは可笑しかった!
ほんのちょっとのシーンなのに、わざわざ、そこまで服装から道具から用意して撮影しているのが笑える。
「ジュラシック」シリーズを音楽でパロッたのもよかったなあ。
まー、こんな感じだったり、笑えるのは好きです。




〔2015年9月5日(土) ユナイテッド・シネマ としまえん〕


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