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ローマ字入力にローマ字・かな対応表はいらない!【ひらがな→キー直接対応 表】

 ※この文書は要約済みです。要約前のだらだらな文章についてはromakanapaper.htmlに残しています。
 ※ 普通のローマ字表が必要な方は、細かな配慮が効いているWikipedia - ローマ字入力をどうぞ。
 ※一番小さな規模のローマ字表が必要な方は「ロー マ字入力によるタッチタイプ の為の簡易メモ」をご覧 ください。
 ※類似企画として【マウスだけでできる!ローマ字入力とかな入力の切 り替え方法 for windows】というページも作成済みです。
 ※タッチタイプの練習用には「かえで 式練習法」をお使いください。下記のシートは練習用の仕掛けを含んでいませ ん。

はじめに。

 このページは、「雑記/えもじなら べあそび(飛鳥 カナ配列で綴る、無変換な日記)」を通じて知ることとなった、多くの方からのご意見を元に作成しました。
 「ローマ字入力以外はいらない!」とか、「かな入力以外はいらない!」などという考えをお持ちの方は、それを捨ててからご覧頂くと解りやすくなるはずで す。

(2006年2月14日12:47:39、2006年 4月1日21:11:12要約)

「ローマ字表・ロー マ字綴りを使 わない」ローマ字入力という考え方を紙に書いてみた。

 ※タッチタイプの練習用には「かえで 式練習法」をお使いください。下記のシートは練習用の仕掛けを含んでいませ ん。


 この表は、PDF 形式とOpenOffice.org形式で公開していますので、紙に印刷して利用することができます


☆指の置き方について。

 まずはキーボードを見てください。文字は無視してかまいません…… どうせ見ながら入力はしないのですから。
 まずは、大きな「何も書いていないキー(スペースキー)」から見て2段上方にある、キーの凹みか凸みを探してください。該当するキーは2つあり ます。
 次に、左側の凹みか凸に左手の人差し指を、右側の凹みか凸に右手の人差し指を乗せてください。
 そして、ローマ字シートにあるように順に指を並べてキーへと置いてください。
 親指は「何も書いていないキー(スペース キー)」に添えてください。位置的には人差し指の真下とするほうが良いです(理由は 後述)
 この状態が基本となります。

 キーを打っていて「指を本来置くべき位置がわからなくなった」場合は、(人差し指の真下に親指を置いてい た場合は)親指の真上に人差し指を持ってきて、凹みか凸みを手探りで探すとすぐに探せていい感じです。
 このとき、「キーボードの文字を見て指を置く位置を探す」癖が付くと後できっと後悔しますの で、それはやめておいた方がいいと思います。
 「親指の上に人差し指」というルールさえ決めておけば、手探りでキーを探すのはそう難しい操作ではなくなります。

☆シートを使った入力方法について。

 では、実際に文字を入力してみましょう。
 文字は「ア段」「イ段」「ウ段」「エ段」「オ段」「ャ段」「ュ段」「ョ段」「っ」「他」に分かれています。

 ア行の「あ・い・う・え・お」の五文字は、それぞれの枠にある【②】を一回叩けば 出ます。
 「っ」は、「っ」枠内にある【っ】の後に【②】【③】と順に押せば出ます。
 「ん」は、「他」枠内にある該当キーを「2回」押せば出ます。
 「、。・」は、「他」枠内にある該当キーを押せば出ます。
 そのほかの文字は、それぞれの枠内にある該当キーを押してから、【②】【③】と順 に押せば出ます。【③】がない場合は、【②】まで押せば完了です。

 ちなみに、慣れてきたら「ひらがなが書かれたキーを2回押してから、【②】【③】を押す」という操作も試してみてください。
 こうすると、ひらがなの前に「っ」が付きます。

☆小書き文字の重要性について。
 
 なお、小書き文字の「ぁぃぅぇぉゃゅょっ」を出す方法はきちん と覚えておくことをお勧めします。
 というのも、(ローマ字綴りで覚えた方にお聞きいただければよく解ると思うのですが)意外と特殊なつづりというものは忘れてしまいやすく、ローマ字かな 入力 を習熟している方であっても綴りを度忘れしてしまうということがままあるからです。
 そういうときに、無理に打鍵順序を思い出そうとして時間を喰うよりは、そのまま小書き文字のみを単独で出す方が短時間で入力できる場合が結構多かったり するからです……実際、私は良く綴りを忘れて苦労しました(苦笑)。

☆見ながら入力しなくても良い、ということについて。


 「わざわざローマ字綴りを覚える必要は無いんだ!」ということにお気づきいただけたならば嬉しいです。
 そのままこのシートを用いて練習すれば、「ローマ字綴りを覚え て、見ながらそれなりのスピードで入力できるようになるまでの時間と同じくらいの練習時間 で」キーボードを見ることなくタッチタイプで入力できるようになるはずです。
 ※タッチタイプの練習用には「かえで 式練習法」をお使いください。下記のシートは練習用の仕掛けを含んでいませ ん。

(2006年2月14日13:59:56、2006年4月1日21:11:12要約、2006年8月17日4:11:59練習法の案内変更)

このページ自体とローマ字表について。

 著作権は放棄しません。が、ご自由にお使いいただいてかまいません。
 極端な話、商用に使うことも拒絶しませんし、また許可も不要です。
 【ゆきうえぶ】のルールは、下記のただ一つのみです。  
複製/頒布/改変の自由を制限しない場合に限り、複 製/頒布/改変自由です

(2006年2月14日14:03:30)

他の練習方法について。

 「こんなうさんくさい方法なんて信じられねー!」という方は、以下を利用すると良いかも。
 【スピードアップをめざす人の ためのらくらくキーボード練習帳―タッチタイプから長文入力まで
 定評のある増田式練習方法。ネッ ト上では色々な利用方法で取り上げられています。

(2006年2月14日18:48:57)

多人数で共用する場合のヒント。

 多人数で共用する場合、毎回各人に説明して回るのは大変ですし、そもそも「説明しなければならない」時点で何かが間違っているように思います。また、説 明が本当に正しく伝わったかどうかを確認するための有効性確認を行うのは至難の業となる場面も多々あるため、結局は他の方法を用いるほうが簡単だったりも します。
 そこで、説明せずともシートとキーボードを一対一で対応できるように目印を付けて みる事をお勧めします。

 目印を付けるときのポイントは「既にタッチタイプできる人から見たら笑われるであろうくらいに派手なマーキングすること」でしょうか。色は赤もしくはス カイブルーの単一色として、色覚異常を持つ人に対してある程度の配慮をする方がよい かと思います
 例えば私自身は赤と緑黄色と橙色を識別するのが困難ですし、人は誰しも加齢に伴っ て「視界に黄色のフィルタが掛かる」(白と黄色の 区別が付かなくなる&濃青と黒の区別が付かなくな る、など)あたりなども考慮する必要があると思います。

 一例を掲示します。
 これはキートップを引き抜き、前から見える部分全面を赤の油性マジックでべた塗りし ました。
 文字を見てキーを探そうとする癖が出ないことを最優先にするなら ば、これくらい派手にする方が良さげです。
 英字部分は「ASDFJKL;」に、テンキー部分は「0456+」に、それぞれ着色しています。
 (数字部分の0と+にも着色するのは、それぞれ親指と小指を置くということを連想してもらうためでもあります。スペースバー変換と無変換にも着色するべきかもしれま せんが、ここでは省いています。)


 シートの色づけと対応させていますので、上手く使うと他の入力方法でも役立つかもしれません。


 つぎに、私自身にとっての自戒の意味を込めて。

 人間は加齢と共に段々と物覚えが悪くなってきます。
 若いときにタッチタイプを習得できればよいのですが、歳を取ってからタッチタイプを習得するのはそれなりに困難を伴いますし、一度覚えたことを忘れてし まう忘却現象も多々発現するようになります。
 そういう方を前にしたときに、絶対に「人を小馬鹿にするような発言・行動はしない」様にするべきだと思います。
 このシートを用いて説明するとき・聞かれたときには、どうか「可能な限り親切かつ 適切に、何度同じ事を聞かれたとしても省くことなく」回答する様にお願いいたします。
 そういった心遣いの有無もまた、人間の学習意欲を左右する非常に重要な要因となってきますので。

 より多くの方が「健康にタッチタイプで物事を記述できる」時代が来ることを期待しています。

(2006年2月16日0:00:55)

【余談】もっと簡単なも の・もっ と楽に入力できる方法はないのですか?

 色々あります……とりあえずリンクだけ列記しますので、興味がありましたらご覧ください。
 上記にあるような入力方法などを試してみると、色々発見があって面白いと思いま す。

 ちなみに、これを書いた奴(→私)がたどり着いた先は飛 鳥カナ配列だったりします。
 それと、W-ZERO3(キーボード付きPHS)ではローマ字入 力に我慢できず、結局は「秋月かな配 列」「CORONA 交互打鍵ローマ字」自作しました(苦笑)。
 「楽であること」の定義は人それぞれに異なるはずですので、結果として行き着く先もまた人によって異なると思います。
 ゆえに、より多くの方が快適に文字入力をできるようにするためには、より多くの入力方法が自由に使える環境が必要になるかと。

(2006年2月17日0:29:09、2006年 4月1日21:11:12要約)

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